ドコモ光には、一般的に皆さんが使っている定額制のサービスと、二段階定額のドコモ光ミニというサービスがあります。
ドコモ光で、どれだけインターネットを使っても料金が変わらない、定額制プランの月額料金は月5,720円(戸建てでタイプAのプロバイダー)です。
それと比べると、ドコモ光ミニで利用した場合、月の通信量が1,200MB以下なら定額制よりも安くなる場合がありますが、1,200MBまで行くと月に6,270円と逆に定額制よりも高くなってしまいます。
このドコモ光ミニ、ドコモ光の公式ホームぺージでは下記のような文言を使って説明しています。
「ドコモ光ミニ」は、あまり使わない月は安く、たくさん使う月は定額になる、戸建て向けの2段階定額サービスです。
出典:ドコモ光公式サイト
このドコモ光公式サイトの説明分、“あまり使わない月は安く、たくさん使う月は定額になる”という記載、はっきり言うと間違いです。
正しくは、“全く使わない月は安く(パソコンも一切起動しない)、少しでも使ったら定額制のプランより高くなる”です。
今回の記事では、このドコモ光ミニをお勧めしない理由と、唯一利用したほうがメリットがあるケースを解説していきます。
目次
ドコモ光ミニを全くお勧めしない理由
これまで固定通信サービスの営業の仕事をしてきた中で、光回線の切り替えのご相談などを多くのお客様から受けてきました。
その中で、ドコモ光ミニと全く同じ通信量やサービス内容を提供している、NTT東日本・西日本の二段階定額サービス・フレッツ光ライトというサービスを利用しているお客様も中にはいらっしゃいました。
光回線の切換えをご提案する前に必ず現在どれぐらいの通信料金が発生しているのか確認を取りますが、このドコモ光ミニと全く同じサービス内容のフレッツ光ライトを利用していたお客様の通信料金は全員が共通する部分がありました。
大体100人ほどでしょうか。
フレッツ光ライトを利用していたお客様の、ほぼ全員がきっちりと上限値の通信量を越えて6,270円の回線料金を請求されていたのです。
1人も上限以下というお客様はいませんでした。
これは恐らく、申込みをした当時は「ネットを少ししか使わない」と思っていても、実際にネットを利用してみると使い方が大きく変わるのが原因になっていると思います。
買い物から音楽のダウンロードや何から何まで今はインターネットで出来てしまう時代ですからね。
ドコモ光ミニを利用した場合、少しでもネットを利用すれば間違いなく定額制より高くなる
改めてドコモ光の定額制のプランと二段階定額のドコモ光ミニの料金を記載します。
- ドコモ光定額制…5,720円(完全定額) ※プロバイダー料金込み
- ドコモ光ミニ…2,970円~6,270円(通信量により異なる) ※プロバイダー料金別
ドコモ光ミニで、通信量の上限値(1,200MB)を超えたら、定額制よりも毎月の料金が550円高くなります。
しかも、ドコモ光ミニはプロバイダー料金が別です。
その為、プロバイダー料金が1,000円だとするとその分もさらに高くなってしまう計算です。
「では上限値まで使わなければいいのでは?」と考える方もいらっしゃるとは思いますが、はっきり言います。
少しでもネットを使えば、間違いなく上限値以上の通信量を利用します。
上限値を越さないのは、例えば長期で旅行して1ヵ月まるまる不在だったというような場合だけです。
1ヵ月もパソコンを利用していると、ネットを利用しなくても、OSのアップデートやセキュリティソフトのアップデート等、何かしらの大きな通信量が発生するイベントが必ず発生します。
もうその段階でアウトだと思ってください。
その為、こちらも改めて記載しますが、ドコモ光公式サイトの下記の説明は誤りです。
- 公式サイトの説明:「ドコモ光ミニ」は、あまり使わない月は安く、たくさん使う月は定額になる、戸建て向けの2段階定額サービスです。
↓
- 正しくは:全く使わない月は安く(パソコンも起動しない)、少しでも使ったら上限額に達する(定額制のプランより高くなる)
その為、「ネットは少ししか使わない」と考えている方でも、はじめから定額制にしておいたほうがいいですよ!
ドコモ光ミニを使ったほうが良い唯一のケース
ドコモ光ミニを利用したほうがいい唯一のケースは、上記にも記載した通り、“全く一か月まるまるインターネットを使わない”状態が続く場合です。
例えば、Aさんというと方が、一人暮らしでドコモ光の定額制を引いていたとします。
Aさんが急遽、会社の短期間の異動命令で半年~1年月間自宅を離れることになりました。
「自宅にいないけどネットの契約はどうすればいいの?」と思いますよね。
解約したらまた新規で申し込まないといけないですし、違約金も発生してしまう。
こういった場合に、利用中の定額制のプランからドコモ光ミニに一時的に品目変更をして、使わない期間の料金を安くしておくと。
それぐらいしかドコモ光ミニを利用したほうがいいケースはありません。
要するに、“全くネットを使わない期間が長く続く・かつ解約はしたくない”というような時に、一時的に料金を下げる為ぐらいにしかドコモ光ミニを利用するメリットはありません。
ドコモ光定額制⇒ミニへの変更は、工事は発生しませんが手数料が3,300円かかります。
ミニ⇒定額制に戻す場合もさらに手数料がかかります。
定額制からミニにして抑えられる料金のトータル額と、発生する手数料の額を見比べて、手数料のほうが大きくなるようなら、定額制のままにしておいたほうが無難です。
毎月少しでもネットを使うという方は、ドコモ光ミニよりもタイプAの定額プランがお勧め
ここまで説明してきた通り、ドコモ光ミニは『少しでも』ネットを使うと定額プランよりも毎月の料金が高くなってしまうプランです。
また、プロバイダー料金も別に必要になる為、『少し』でもネットを使う方はドコモ光ミニよりもドコモ光の定額制プランにしたほうが毎月1,500円以上安く利用することが出来ます。
『少し』でもネットを利用するという方にお勧めなのが、ドコモ光の2年契約のタイプAでの契約です。
下記にドコモ光×優良代理店で実施しているキャンペーン情報を載せておきますのでご参考まで。
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