
ドコモユーザーに人気の光回線と言えば、ドコモ光が有名です。
2015年にサービスを開始してから、わずか3年~4年で契約者数が500万人を突破しました。
今は、携帯電話と自宅の光回線をセットにすることで、携帯電話料金が割引される光回線が多いですが、ドコモの携帯電話料金割引が適用されるのはドコモ光だけのため、非常に人気があります。
そんなドコモ光ですが、全国どんなエリアや建物でも利用することが出来るのか。
この記事では、ドコモ光の提供エリアや提供エリア確認方法・提供不可時の代替えサービスなどについて、詳しく解説をしていきます。

目次
ドコモ光の提供エリアはフレッツ光と全く同じ
ドコモ光は、いわゆる『光コラボレーションサービス』といって、NTT東日本・西日本が設置している光回線の設備をそのまま利用して提供されているサービスです。
簡単に言うと、NTT東日本と西日本から光回線の設備をレンタルして、自社ブランドの光回線(ドコモ光)として提供しているサービス。
光コラボレーションサービスには、他にソフトバンク光やビッグローブ光などがありますが、どの光コラボレーションサービスもNTT東日本と西日本の光回線の設備を使っているという点は変わりません。
NTT東日本や西日本が提供している有名な光回線と言えばフレッツ光ですが、ドコモ光をはじめとした光コラボレーションサービスの提供エリアはフレッツ光と全く同じです。

もともとNTT東日本と西日本が全国にフレッツ光の設備を構築していることから、光コラボレーションサービスも47都道府県のあらゆる地域で使うことが出来ます。
また、集合住宅の場合には建物に光回線の設備が導入されていないとマンションタイプを使うことが出来ませんが、一部の建物を除き、ほとんどの建物がこの光コラボレーションサービスに対応しています。
集合住宅で、もし「NTTの光回線の設備が入っていない」と言われた場合、他社の設備が入っている場合があります。
他社で光回線の設備を構築しているのは、KDDI(auひかり)や各電力会社の光回線、またはソネット(NURO光)といった会社です。
NTTの設備が入っていないと言われた場合、これらの会社の光回線の設備が入っている可能性が非常に高いです。

ドコモ光で提供エリアを確認する2つの方法
ドコモ光で提供エリアを確認する方法は2つあります。
1つ目は、NTT東日本・西日本のフレッツ光の提供エリア判定のページで確認すること。
ドコモ光はフレッツ光と全く同じサービスエリアでの提供のため、NTT東日本・西日本のフレッツ光公式サイトにて確認できます。
ドコモ光公式サイトのQ&Aにもその旨が記載されています。
【ドコモ光】
サービスエリアを教えてください。以下のとおりです。
■タイプA/タイプB/単独タイプ/ドコモ光ミニ
NTT東日本・西日本のフレッツ光提供エリアと同じです。
詳細なエリアは以下よりご確認ください。■タイプC
提携CATV(ケーブルテレビ)の提供エリアと同じです(一部エリアを除きます)。
詳細なエリアは、提携CATVのホームページをご確認ください。(参照:ドコモ光公式サイト)
下記のNTT東日本・西日本の公式サイトにて、提供エリア確認を行うことが出来ます。
どちらも住所を選択していくだけで、簡単にエリア検索が行えます。
まずはお住まいの都道府県をクリック
あとはお住まいの住所をクリックして選んでいくだけ
【西日本エリアの場合】
郵便番号を入れるか、都道府県から選択して次に進む(電話番号でも検索可能)
あとはお住まいの住所をクリックして選んでいくだけ
戸建てだけではなく、集合住宅でマンションタイプが使えるかどうかも、上記のページで確認できます。
何か途中でつまづいたりしなければ、提供エリア判定にかかる時間は数分程度です。
それともう1つの方法は、直接ドコモインフォメーションセンターに電話をして確認すること。
電話でも確認できますが、先ほど説明したネットで確認する(NTTのサイトで)よりも、オペレーターさんが対応する分、時間がかかります。
そのため、提供エリア判定をするのであれば、NTT東日本・西日本の公式サイトから行うほうがお勧めです。
ドコモインフォメーションセンターに電話して提供エリア判定を行う場合、そのまま申込みをすることを誘導されると思いますが、申込みはしないでください。
ドコモインフォメーションセンターからドコモ光を申込んでしまうと、かなり小さなキャンペーンしか適用されません。
代理店やプロバイダーが独自で行っているドコモ光の高額キャッシュバックを受け取ることが出来なくなってしまいます。
ドコモ光テレビオプションを使う場合には、提供エリアが異なるので注意

ドコモ光では、自宅にテレビのアンテナを立てずに地デジ・BS・CSを視聴できる、『光テレビオプション(月額825円)』というサービスを提供しています。
ドコモ光自体は47都道府県全てに提供していますが、ドコモ光テレビオプションを利用できる都道府県は、下記の27の都道府県に限定されています。
- 東日本エリアの場合
~東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、福島県、北海道の各一部
(詳しい提供エリアはこちらでご確認ください)
- 西日本エリアの場合
~大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、広島県、岡山県、香川県、徳島県、福岡県、佐賀県の各一部
(詳しい提供エリアはこちらでご確認ください)
そして、上記の提供エリアであっても、マンションタイプの場合には使える建物と使えない建物とに分かれています。
- 東日本エリアの場合
~光配線方式(最大1Gbps)の建物のみ利用可能
~最大100MbpsのVDSL方式やLAN配線方式の場合は利用不可
- 西日本エリアの場合
~西日本エリアはマンションタイプでは利用不可
これらの提供エリアや提供可能な建物をまとめたのが下記の表です。
ドコモ光テレビオプション | 東日本エリア | 西日本エリア |
---|---|---|
利用可能な都道府県 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、福島県、北海道の各一部 (詳しい提供エリアはこちらでご確認ください) | 大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、広島県、岡山県、香川県、徳島県、福岡県、佐賀県の各一部 (詳しい提供エリアはこちらでご確認ください) |
戸建てタイプの利用可否 | 可能 (TV何台でも可) | 可能 (TV何台でも可) |
マンションタイプの利用可否 | 光配線方式のみ可能 (TV接続1台のみ) | 不可 |
ドコモ光自体(インターネットや電話サービス)は提供可能でも、この『光テレビオプション』は使えないという場合がかなり多くありますので、この点は注意が必要です。

NTTぷららという会社が提供しているサービスです。
ドコモ光が提供可能だった場合のお勧めの申込み先
実際に提供エリア判定をしてみて、ドコモ光が提供可だった場合、ドコモショップやドコモ光公式サイト・ドコモインフォメーションセンターから申込みをするのはお勧めできません。
先述した通り、これらの申込み先からドコモ光を申込んでしまうと、かなり小さなキャンペーンしか適用されないからです。
特定のプロバイダーや代理店のホームぺージから申込みをすると、かなり高額のキャンペーンが適用されます。
- ドコモ光公式キャンペーン
- プロバイダーor代理店独自のキャッシュバックなどのキャンペーン
どこから申込んでも、ドコモ光自体の契約内容は変わりません。
それであれば、プロバイダーや代理店から申込んでお得なキャッシュバックを受け取ることをお勧めします。
下記のページに、キャッシュバックを行っているプロバイダーや代理店の情報をまとめてありますので、詳細を確認される方はそちらでご確認ください。
ドコモ光が提供不可だった場合に利用できる可能性がある光回線
提供エリア判定をして、もしドコモ光が提供不可だった場合、同じくNTT東日本・西日本の設備を利用している下記のサービスは利用できません。
+
光コラボレーションサービス全て(100種類以上あり)
~ソフトバンク光、ビッグローブ光、ニフティ光、ソネット光、OCN光、エキサイト光、DTI光、DMM光…など
ドコモ光が提供不可でも利用できる光回線があるとすれば、それは、NTT東日本・西日本の設備を利用した光回線ではなく、独自の光回線の設備を利用しているサービスだけです。
提供エリア | お得な代理店サイト URL |
|
---|---|---|
auひかり (KDDIの設備) | 【戸建て】東海・関西エリアを除いて提供 【マンション】全国提供 | 【auひかりキャンペーン】![]() |
NURO光 (ソネットの設備) | 北海道・関東・東海・関西エリア・中国・九州エリアで提供 | NURO 光![]() |
コミュファ光 (中部電力系の設備) | 東海エリアで提供 | 【コミュファ光キャンペーン】![]() |
eo光 (関西電力系の設備) | 関西エリアで提供 | EO光![]() |
メガ・エッグ (中国電力系の設備) | 中国エリアで提供 | MEGA EGG![]() |
ピカラ光 (四国電力系の設備) | 四国エリアで提供 | ピカラ光![]() |
BBIQ (九州電力系の設備) | 九州エリアで提供 | BBIQキャンペーン![]() |
戸建てタイプの場合には、NTT東日本・西日本の光回線が、上記の光回線よりも一番広提供エリアが広いです。
そのため、上記の光回線でも『提供エリア外』という判定が出ることが多いと思います。
ただ、マンションタイプ(集合住宅)の場合には、上記の光回線の設備が建物に入っていて、NTT東日本・西日本の設備が入っていないという建物が多くあります。
マンションの共用部分のスペースの関係で、先にどこかの事業者が設備を導入していると、後から来た事業者が設備を導入できないことがあるからです。
マンションタイプでドコモ光が提供不可だった場合には、上記の光回線ならマンションタイプが使えるのかどうか、一度チェックしてみて下さい。
ドコモ光も他の光回線も全て提供不可なら、モバイル系サービスを利用するしかない
ドコモ光も先ほど記載した光回線も全て提供不可だった場合、あと考えられるのは、モバイル系サービスを利用するということです。
自宅メインで使うモバイル系サービスだと、ソフトバンクエアーなどがあげられます。

ソフトバンクエアーは、インターネット速度こそ光回線より遅いものの、それなりに高速のインターネットを利用できます。
また、料金も光回線とほとんど同じで、データ通信量の制限もありません。
ソフトバンクエアー | 機器分割払い時 | 機器レンタル時 |
---|---|---|
月額料金 | 5,368円 (機器代金は実質0円だが、36ヵ月以内の解約で機種代金が発生) | 5,907円 (レンタル費用含む) |
初期費用 | 契約事務手数料3,300円 | |
解約時の違約金 | ●2年間の定期契約で契約満了月以外の解約は10,450円の違約金が必要 ●機器代金(59,400円)の分割払い(36ヵ月払い)が終わっていない場合は、その残債も発生 | ●2年間の定期契約で契約満了月以外の解約は10,450円の違約金が必要 |
光回線とは違って工事が不要で使えるのも特徴の1つです。
モバイル系サービスには、他にWiMAX(ワイマックス)もありますが、WiMAXは3日間で10GBの通信量を使ってしまうと、そのたびに速度制限が入ります。
それも含めると、WiMAX(ワイマックス)はあまり光回線のような使い方は出来ません。
ソフトバンクエアーも光回線同様に、代理店でお得なキャッシュバックを行っています。
もし、全ての光回線が提供不可だった場合には、下記の代理店のページでキャンペーン内容を確認してみて下さい。
【公式キャンペーン】
- 月額料金割引キャンペーン
~59歳以下の方=月額料金から、月2,090円×12ヵ月割引
~60歳以上の方=月額料金から、月2,288円×24ヵ月割引 - 他社回線からの乗り換えの場合、違約金を最大10万円キャッシュバック!
- スマホを他社からソフトバンクに乗り換えると、スマホ違約金相当額(10,450円)を月1,045円×10ヵ月・月額料金として割引
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック3万5千円(オプション申し込みは不要)

- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!