auの携帯電話を利用している方に人気の光回線・auひかり。
auひかりは解約をすると様々な費用が発生する場合があり、それを避けるために、引越し時にそのまま『引越し』手続きをする方も多くいらっしゃいます。
でも、実際はいったん『解約』をして引越し先で『新規申込み』をしたほうがお得になるケースが多いです。
この記事では、auひかりを『引越し』ではなく『解約⇒新規申込み』をした場合に、どれぐらいお得になるのかという点について、戸建てと集合住宅に分けて詳しく解説をしていきます。
目次
戸建て住宅で利用している場合
ここから、auひかりを戸建て住宅で利用している場合に、『引越し』手続きをする場合と、『解約⇒新規申込み』で手続きをする場合でどちらがお得になるのか、詳しく説明していきます。
戸建て 『引越し』手続きをした場合にかかる費用
auひかりで『引越し』手続きを行った場合、引越し前の住所での違約金や工事費の残債(分割払いが残っている場合)、設備撤去費用などはモロモロ免除されます。
かかってくるのは、引越し先での工事料金のみです。
戸建ての場合は、41,250円(一括支払いか、35カ月の分割払いを選択できる)の費用が発生します。
戸建て 『解約⇒新規』申込みをした場合にかかる費用
auひかりを『引越し』で手続きした場合、『解約』に関する全ての費用が免除されますが、『解約⇒新規』申込みをした場合には、モロモロの費用がかかってきます。
auひかりの戸建てタイプを『解約』した場合にかかってくる費用は下記の通りです。
- 違約金
~2022年6月末までにauひかりを申し込んだ方=3年契約の『ずっとギガ得プラン』の場合は16,500円、2年契約の『ギガ得プラン』の場合は10,450円
~2022年7月1日以降にauひかりを申し込んだ方=3年契約の『ずっとギガ得プラン』の場合は4,730円、2年契約の『ギガ得プラン』の場合は4,460円
◎契約更新月とその翌月と翌々月の3カ月の間に解約した場合、違約金は発生しません。
それ以外の期間で解約をすると、上記の違約金が発生します。 - 工事費分割払いの残債
~工事費(41,250円)の分割払いにしている方で、分割払いがまだ終わっていない場合に必要です。
◎下記に該当する方は、工事費の分割払いの残債は発生しません。
・工事費を分割払いではなく、一括払いで支払い済みの方
・工事費を分割払いにしていても、auひかりを36カ月以上利用している方 - 設備撤去費用=31,680円
~2018年3月1日から2022年6月末までの間にauひかりを申し込んだ方
(設備撤去必須・設備撤去費用の支払い必須)
~2018年2月末までにauひかりを申し込んだ方と、2022年7月1日以降にauひかりを申し込んだ方
(設備を撤去するか残すか選択可能。設備を残す場合、設備撤去費用の支払いは必要ありません)
▲いつauひかりを契約したかで、解約時の設備撤去に関する契約内容が異なります。上記の通り、2018年3月1日から2022年6月末までの間にauひかりを申し込んだ方は、設備の撤去と設備撤去費用の支払いは必須です。
◎2018年2月末までにauひかりを契約した方と、2022年7月1日以降にauひかりを契約した方は、解約時に設備を撤去するか残しておくか選択できます。基本は設備をそのまま残しておく方が多いです。
設備を撤去せずに残しておく場合、設備撤去費用の支払いは必要ありません。
利用状況によって発生する費用は異なってきます。
ただ、『解約⇒新規』申込みをした場合には、それなりに大きなリターンを得ることが出来ます。
- 工事費無料キャンペーンで引越し先の工事費41,250円が実質無料
~工事費41,250円(月687円×60ヵ月払い)が、月額料金割引(月687円×60ヵ月割引)で相殺されます。 - 代理店から6万円~7万円前後のキャッシュバックがもらえる
auひかりで『引越し』手続きをした場合は、単純に引越し先の工事料金41,250円が発生するのみで、収支としてはマイナスです。
それに対して『解約⇒新規』で手続きをした場合には、解約費用があまり発生しない方に関しては、それ以上に大きなリターンが発生するため、収支としては大きなプラスになります。
解約費用があまり発生しない方に関しては、基本的には『引越し』手続きをするより、『解約⇒新規』申込みをしたほうがお得になることが多いです。
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集合住宅で利用している場合
次に、auひかりを集合住宅で利用している場合に、『引越し』手続きをする場合と、『解約⇒新規申込み』で手続きをする場合でどちらがお得になるのか、詳しく説明していきます。
集合住宅 『引越し』手続きをした場合にかかる費用
集合住宅の場合も戸建てと同様に、『引越し』手続きを行った場合には、引越し前の住所での違約金や工事費の残債(分割払いが残っている場合)は全て免除されます。
支払いが発生するのは、引越し先の工事料金のみです。
集合住宅の場合は、33,000円(一括支払いか、24ヵ月の分割払いを選択できる)の費用が発生します。
集合住宅 『解約⇒新規』申込みをした場合にかかる費用
集合住宅で『引越し』手続きをした場合には、単純に引越し先の工事料金(33,000円)の支払いが発生するだけです。
それに対して、『解約⇒新規』で申込みをした場合には、『解約にかかる費用』がかかるものの、『新規』申込みで工事費無料キャンペーン+6万円~7万円前後のキャッシュバックが適用されます。
しかも、マンションタイプの場合には、『解約』に関する費用が一切発生しない場合が圧倒的に多いため、『新規』申込み分がまるまるお得になるという方が非常に多くいらっしゃいます。
auひかりのマンションタイプをいったん『解約』する場合にかかってくる費用は下記の通りです。
- 違約金:「お得プラン」というプランにしていない限り発生しない為、ほとんどの方は必要ありません
~「お得プラン」は、おうちトラブルサポートといったサービスがセットになっている2年契約のプランです。
~「お得プラン」を契約している方は、2022年6月末までに契約した方は7,700円・2022年7月以降に契約した方は2,290円の違約金が発生します。
◎下記の場合、違約金は発生しません。
・お得プランではなく、ほとんどの方が加入している「標準プラン」で契約している場合は違約金は発生しません。
・お得プランを利用していても、契約更新月とその翌月・翌々月に解約をした場合は違約金は発生しません。 - 設備撤去費用はマンションタイプの場合かかりません
- 工事費分割払いの残債
~工事費(33,000円)の分割払いが終わっていない場合に発生します。工事費の支払いは月1,375円×24ヵ月間(2年間)です。
◎auひかりを25カ月以上利用している方は工事費残債の支払いは発生しません。
上記を見ていただくとお分かりになる通り、まず違約金は『お得プラン』という契約にしていなければ発生しません。
ほとんどの方は『お得プラン』ではない、標準のプランにしていると思います。
それに加えて、工事費の残債も2年以上利用していれば残っていないため、2年以上利用している方で標準プランで利用している方は、解約に関する費用は一切発生しません。
そして、auひかりを代理店を通して新規申込みをすれば、工事費無料キャンペーン+高額キャッシュバックを受け取ることが出来ます。
- 工事費無料キャンペーンで引越し先の工事費33,000円が実質無料
~工事費30,000円(24ヵ月の分割払い)が、月額料金割引で相殺されます。 - 代理店から6万円~7万円前後のキャッシュバックがもらえる
auひかりのマンションタイプで『引越し』手続きをしてしまうと、引越し先の工事料金を支払う必要があるため、工事料金33,000円がマイナスになるだけです。
それに対して、『解約⇒新規』で申し込んだ場合には、工事費は実質無料、それに加えて高額のキャッシュバックを受け取ることが出来ます。
集合住宅の場合は、『引越し』手続きをするより、『解約⇒新規』申込みをしたほうがお得です。
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まとめ
ここまで、auひかりで『引越し』手続きをする場合と『解約⇒新規』申込みをする場合との金額の違いを説明してきました。
戸建ての場合は解約した際にどれぐらいの費用が発生するかで、『解約⇒新規』申し込みをしたほうがいいケースと、通常の『引越し』手続きをしたほうがいいケースで別れてきます。
解約費用があまり発生しない場合は、『解約⇒新規』申し込みをしたほうがお得になります。
集合住宅の場合は、移転をするなら『解約⇒新規』申込みをしたほうがお得になる場合が圧倒的に多いです。
既にauひかりのプロバイダーに『引越し』手続きを申込んでしまった方もいらっしゃると思いますが、工事前であれば『引越し』手続きはキャンセルできます。
auひかりを移転させるなら、『引越し』手続きではなく、『解約⇒新規』でよりお得に移転させるほうがお勧めです。
補足
ここから3点ほど、『解約⇒新規』申込みをする場合の補足事項を説明します。
解約⇒新規の場合、電話番号は継続できない
auひかりを移転させる場合、金額的には『引越し』手続きをするよりも『解約⇒新規』申込みをするほうがお得になる場合が多いですが、その場合、電話番号は継続できません。
もともと電話番号が変わる引越し(市外や県外へ引越し)であれば問題ないと思いますが、電話番号が変わらない地域への引越しでも、基本的には電話番号は変更になります。
どうしても電話番号を変えたくないという方は、あまりお得ではありませんが、ご利用のプロバイダーへ『引越し』手続きを申込むようにしましょう。
解約⇒新規の場合でもプロバイダーは継続可能
auひかりはプロバイダーとセットで提供されているサービスですが、『解約⇒新規』申込みを行った場合でも、現在利用しているプロバイダーを継続することは出来ます。
ただ、メールアドレスに関しては、継続できる場合と継続できない場合とがプロバイダーによって異なります。
そのままの契約内容で継続できるかどうかは、『解約⇒新規』申込みをする前に、事前に利用中のプロバイダーに相談するようにして下さい。
引越し時にかかる費用は、プロバイダーにより異なる
auひかりでは、主に下記の8つのプロバイダーを利用することが出来ますが、引越し時に違約金などを免除してくれるかどうかというのは、プロバイダーにより異なります。
GMOとくとくBB・So-net・BIGLOBE・@nifty・TCOM・AsahiNet・DTI・au one netの8つ。
どのプロバイダーを選んでも基本料金は変わりません。
【サービスの違い】
※スマホの場合、横にスクロールして見ることが出来ます。
So-net | BIGLOBE | @nifty | GMOとくとくBB | @TCOM | AsahiNet | DTI | au one net | |
無料アドレス数 | 最大4アドレス | 最大5アドレス | 1アドレス | 最大15アドレス | 1アドレス | 最大6アドレス | 1アドレス | 最大5アドレス |
メールボックスの容量 | 無制限 | 5GBまで無料 | 5GBまで無料 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 5GBまで無料 | 5GBまで無料 |
ホームぺージの容量 | 10MBまで無料 | 100MBまで無料 | 4GBで660円/月 | ― | 20MBまで無料 | 100MBまで無料 | 100MBまで無料 | ー |
総合セキュリティサービス | 550円/月 | 418円/月 | 550円/月 | 550円/月 | 539円/月 | 550円/月 | 提供なし | 330円/月 |
リモートサポート | 330円/月 | 522円/月 | 550円/月 | ー | 550円/月 | ― | 無料 | 500円/月 |
出張サポート | 無料 | 無料 | 有料 | 2,200円~ | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 |
キャッシュバックやキャンペーン | 大きい | 大きい | 大きい | 大きい | なし | なし | 少しだけ | 少しだけ |
【料金の支払い方法の違い】
※スマホの場合、横にスクロールして見ることが出来ます。
So-net | BIGLOBE | @nifty | GMOとくとくBB | @TCOM | AsahiNet | DTI | au one net | |
口座振替え | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 〇 |
クレジットカード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
窓口払い | × | × | × | × | × | × | × | 440円の手数料が必要 |
KDDIまとめて請求 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※注意=口座振替えの場合は、毎月220円の振替え手数料が必要になります。
先ほど説明した通り、ほとんどのプロバイダーでは、引越し前の住所での費用を全額免除⇒引越し先の工事料金のみが発生するということ多いです。
ただ、プロバイダーによっては引越し前の住所での違約金などが免除されない場合もあるので、この点は事前に利用中のプロバイダーに確認することをお勧めします。
KDDIに連絡しても『プロバイダーに連絡してください』と断られてしまうだけなので、ご注意ください!
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auひかりで『引越し』『解約⇒新規』それぞれにかかる費用を比較した記事です。