
2015年にNTT東日本と西日本が光回線の卸売りを始めて、様々な独自の光コラボレーションサービスが誕生しました。
ドコモ光やソフトバンク光・OCN光やビッグローブ光・ソネット光やニフティ光などがこれにあたりますが、光コラボレーションサービスは既に100種類以上あると言われています。
この光コラボレーションが始まる前は、光回線と言えばフレッツ光とauひかりが主流でした。
西日本エリアは電力会社の光回線も当時からありましたが、東日本エリアは、光回線と言えばフレッツ光かauひかりしか選択肢がないという地域も多くありました。
この記事では、長い歴史を誇るフレッツ光とauひかりについて、提供エリアの違いや月額料金の違い・キャンペーン等の違いを含めて、どちらがお得かという点について詳しく説明していきたいと思います。

目次
フレッツ光とauひかりの提供エリアの違い。提供可能な地域・集合住宅は圧倒的にフレッツ光のほうが上
フレッツ光とその設備を利用した光コラボレーションサービス(ドコモ光やソフトバンク光)は、提供エリアや使える建物が全く同じです。
その一方で、auひかりは一部でKDDI独自の光回線の設備を利用している為、フレッツ光とは提供できるエリアも利用できる集合住宅も異なります。
提供エリアの違い | 戸建て | マンション |
---|---|---|
フレッツ光 | 全国提供 ~提供エリアが圧倒的に広く、かなり人口が少ない地域でも利用できることがほとんど。 | 全国提供 ~利用できる集合住宅が圧倒的に多い。 |
auひかり | 東海エリアと近畿エリア以外に提供 ~提供エリア内であっても人口が少ない地域では利用できないことが多い。 | 全国提供 ~利用できる集合住宅はフレッツ光に比べると極端に少ない。 |
上記の通り、auひかりも提供エリアはかなり広いサービスですが、フレッツ光と比べると人口が少ない地域だと提供不可のことも多いです。
それに加えて、auひかりの集合住宅向けの設備が設置されている建物がかなり少ない為、マンションやアパートだと利用できないことがよくあります。
それに対して、NTT東日本・西日本に関しては、採算が取れない過疎地域などにも隅々まで光回線を張り巡らせている為、提供エリアや使える建物の数という点で比較すると、圧倒的にフレッツ光のほうが上です。

auスマートバリューや自宅セット割(UQモバイル)を適用させたい方は、光コラボレーションサービスのビッグローブ光やソネット光でもこれらの割引を適用させることが出来ますのでご参考まで!
ビッグローブ光公式サイト:ビッグローブ光
ソネット光公式サイト:【So-net 光 コラボ】
フレッツ光とauひかりの速度の違いは?
フレッツ光やNTTと同じ設備を利用した光コラボレーションサービスの速度は、最大1Gbpsです。
最大1Gbpsの速度だと、実測値の目安としては100Mbps~150Mbpsぐらいになりますが、普通にインターネットを使う分には全く問題のない速度です。
auひかりもフレッツ光も同じ最大1Gbpsのプラン以外に、一部地域限定で最大10Gbpsのサービスも提供しています。(auひかりは5Gbpsもあります)

これらの1Gbpsを超えるサービスに関しては、関東の一部地域でかつ戸建てタイプのみの提供ですが、5Gbpsのプランであれば、キャンペーンで1Gbpsと同じ料金で利用することができます。
最大10Gbpsのサービスは1Gbpsのプランよりも月額料金が上がってしまうということと、最大1Gbpsや5Gbpsの速度で満足できる方がほとんどだと思いますので、このプランはあまりお勧めできません。
auひかりの場合は、最大5Gbpsが利用できるなら5Gbpsで、利用できない場合は1Gbpsのプランを選んでおけば間違いありません。
auひかりで使うプランが最大1Gbpsのプランだった場合、速度という面でフレッツ光とauひかりに違いはありません。
【公式キャンペーン】
- 工事費無料!(実質0円)
- 高速無線ルーターレンタルが永年無料!(auスマートバリュー適用の方)
- 他社から乗換えで、他社光回線の解約金を最大5万5千円還元!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック最大7万2千円!
~インターネットと光電話の申し込みだけで7万2千円!(他のオプションサービスの申し込みは不要)
~振り込み時期も他の代理店よりかなり早い!
フレッツ光とauひかりの月額料金や初期費用の違いは?コスパはauひかりのほうが圧倒的にお得!
フレッツ光は東日本エリアと西日本エリアで月額料金が違いますが、月額料金や初期費用をauひかりと比べると圧倒的にauひかりのほうがお得です。
月額料金の違い | 初期費用の違い | |
---|---|---|
auひかり | 【戸建て】 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 【マンション】 4,000円~5,000円 (建物により異なります) ●auひかりはプロバイダー込みの料金です | 【戸建て】 登録料3,300円 工事費41,250円⇒工事費実質無料キャンペーン実施中 【マンション】 登録料3,300円 工事費33,000円⇒工事費実質無料キャンペーン実施中 |
フレッツ光(東日本) | 【戸建て】5,500円+ISP料金 【マンション】 プランミニ=4,675円+ISP プラン1=4,015+ISP プラン2=3,575円+ISP ▲他の光回線と違い、別にISP契約(別料金)必須 | 【戸建て】 契約料880円 工事料:派遣工事19,800円もしくは無派遣工事2,200円 【マンション】 契約料880円 工事料:派遣工事16,500円もしくは無派遣工事2,200円 |
フレッツ光(西日本) | 【戸建て】5,940円+ISP料金 【マンション】 プランミニ=4,950円+ISP プラン1=4,070円+ISP プラン2=3,520円+ISP ▲他の光回線と違い、別にISP契約(別料金)必須 | 【戸建て】 契約料880円 工事料:派遣工事19,800円もしくは無派遣工事2,200円 【マンション】 契約料880円 工事料:派遣工事16,500円もしくは無派遣工事2,200円 |
月額料金に関しては、auひかりがプロバイダー料金があらかじめ込みの料金になっているのに対して、フレッツ光はプロバイダー料金が別に必要になってくる為、その分でauひかりのほうがお得になります。
プロバイダーによって月額料金は違いますが大体1,000円前後のことが多い為、フレッツ光を利用した場合はちょうど1,000円ちょっとauひかりより高くなるような感じです。
初期費用に関しても、auひかりは工事費実質無料キャンペーンを行っている為、かかる費用は登録料の3,300円のみとかなりお得になっています。
それに対して、フレッツ光は契約料+工事費用のどちらもかかってくる為、auひかりよりも初期費用が高額になることがほとんどです。
フレッツ光とauひかりのセット割引の違いは?auとUQモバイルの携帯電話料金がかなりお得に!
今は、光回線と別のサービスをセットで契約することで、光回線以外の何らかのサービスの料金が安くなるセット割引があるのが一般的です。
例えば、ドコモの携帯電話を利用している方がドコモ光にすれば、ドコモの携帯電話料金が割引されます。
ソフトバンクやワイモバイルの携帯電話ユーザーがソフトバンク光にすれば、同様に携帯電話料金が割引されます。
フレッツ光には、こういった独自のセット割引というものは一切何もありません。
それに対して、auひかりは、auスマートバリューや自宅セット割(UQモバイル)という携帯電話料金割引に対応しています。
auスマートバリューは、auの携帯電話利用者がauひかりを使うことで適用される割引で、auの携帯電話料金から1台あたり毎月平均1,100円、家族も含めて最大10台まで割引を適用することが出来ます。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は1台あたりの割引額。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能。 | |
<新規受付中> スマホミニプラン 5G スマホミニプラン 4G | 永年550円割引 |
<新規受付終了> ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE 新auピタットプラン | 1GBまで ⇒割引対象外 1GB超~7GBまで ⇒永年550円割引 |
<新規受付中> 使い放題MAX 5G ALL STAR パック 使い放題MAX 5G テレビパック 使い放題MAX 5G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G Netflixパック 使い放題MAX 5G DAZNパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G 使い放題MAX 4G テレビパック 使い放題MAX 4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 4G Netflixパック 使い放題MAX 4G DAZNパック 使い放題MAX 4G | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G テレビパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパック データMAX 4G LTE Netflixパック データMAX 4G LTE auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで ⇒永年550円割引 |
<新規受付終了> auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | 2GBまで ⇒永年550円割引 2GB超~20GBまで ⇒永年1,100円割引 |
<新規受付終了> データ定額1 | 2年間1,027円割引 3年目以降は永年550円割引 |
<新規受付終了> データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラットcp | 永年1,027円割引 |
<新規受付終了> U18データ定額20 | 永年1,551円割引 |
<新規受付終了> データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額10/13/30 | 2年間2,200円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額1(ケータイ) | 2年間1,027円割引 3年目以降は永年550円割引 |
<新規受付終了> データ定額2/3(ケータイ) | 永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額5/8(ケータイ) | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額10/13(ケータイ) | 2年間2,200円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付中> タブレットプラン20 <新規受付終了> LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
例えば、家族で4台auの携帯電話を利用している場合は、毎月4,400円の携帯電話料金割引が発生すると。
家族で利用している携帯電話台数によっては、光回線の月額料金以上の割引が毎月はいることもある為、auユーザーの方はauひかりにしておくことを強くお勧めします。
また、自宅セット割(UQモバイル)もかなり高額の割引が発生します。
自宅セット割(UQモバイル)の割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は1台あたりの割引額。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能。 | |
くりこしプランL +5G | 永年858円割引 |
くりこしプランM +5G | 永年638円割引 |
くりこしプランS +5G | 永年638円割引 |
auスマートバリューと自宅セット割(UQモバイル)は併用可能になっていて、家族の分も含め、合わせて最大10台の携帯電話から割引が適用されます。

フレッツ光とauひかりのキャッシュバックやキャンペーンの違いは?
光回線を新規で申し込んだ場合、主に下記の2つのキャッシュバックやキャンペーンを受けることが出来ます。
- 光回線の公式キャンペーン
- 代理店やプロバイダー等で独自に実施しているキャッシュバック等のキャンペーン
auひかりを申込んだ時に受けられるキャッシュバックやキャンペーンは、公式キャンペーンと代理店キャンペーンを合わせるとかなり豊富で、auひかりを優良代理店から申込むと下記のキャンペーンを受けることが出来ます。
【公式キャンペーン】
- 工事費無料!(実質0円)
- 高速無線ルーターレンタルが永年無料!(auスマートバリュー適用の方)
- 他社から乗換えで、他社光回線の解約金を最大5万5千円還元!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック最大7万2千円!
~インターネットと光電話の申し込みだけで7万2千円!(他のオプションサービスの申し込みは不要)
~振り込み時期も他の代理店よりかなり早い!
それに対して、フレッツ光は現在代理店でもキャッシュバックはほとんど行っていません。
加えて、公式キャンペーンもごく少額の月額割引キャンペーンしか行っていません。
昔は、家電量販店やプロバイダー・代理店等からフレッツ光を申込むとキャッシュバックを受け取ることが出来ましたが、フレッツ光のキャッシュバックに関して、今はほとんど壊滅している状態です。
加えて、フレッツ光の公式キャンペーンもごくごく少額の月額割引キャンペーン等があるだけで、工事費無料キャンペーンやその他のお得なキャンペーンはほとんどが終了している状況です。
これらのキャンペーンという点からも、フレッツ光はお勧めできません。
【結論】フレッツ光にするぐらいなら絶対的にauひかりがお勧め
この記事ではここまで、フレッツ光とauひかりを様々な点で比較してきましたが、最後に全てを1つの表にまとめてみます。
auひかり | フレッツ光 | |
---|---|---|
提供エリア | フレッツ光より狭い。集合住宅ではマンションタイプを利用できないことが多い。 | 全国の隅々まで網羅して提供。集合住宅でマンションタイプを利用できることが多い |
速度 | 最大1Gbps | 最大1Gbps |
月額料金 | プロバイダー料金が必要ない為、フレッツ光より月1,000円ほど安い | プロバイダー料金が別に必要な為、高い。 |
セット割引 | au携帯電話料金割引のauスマートバリューに対応 | 全く何もなし |
キャッシュバック・キャンペーン | 高額のキャッシュバック+工事費無料キャンペーンや様々なキャンペーンあり | キャッシュバックなし。加えてキャンペーンはごく一部の少額なものしかない。 |
フレッツ光がauひかりに勝っている点と言えば、提供エリアがauひかりよりも広いという点だけで、月額料金・セット割引・キャンペーンという部分で、フレッツ光は全くお勧めできる要素がありません。
キャッシュバックやキャンペーンもほとんど終了してしまったフレッツ光を申込むぐらいであれば、どちらにしようか迷っている方は、auひかりを申込むことを強くお勧めします。
【WEB代理店独自キャッシュバック】auひかりを申込むなら優良代理店からの申込みがお勧め!
auひかりは、主に下記の3つの申込み先から新規申込みをすることが出来ますが、どこから申込むかで受けられるキャッシュバックの額が変わってきます。
- auひかり公式サイト・auショップ
- auひかりプロバイダーの公式サイト
- 【お勧め】auひかりの代理店
このうち、auひかり公式サイトやauショップでauひかりを申込んでしまうと、1万円前後のキャッシュバックしか受け取ることが出来ません。
auひかりのプロバイダーのサイト(ビッグローブやソネット)からauひかりを申込むことも出来ますが、プロバイダーのサイトから申込んだ場合にはキャッシュバックを振りこんでくれる時期がかなり遅いといったことや、工事費実質無料キャンペーンが適用されない場合がある為、こちらもお勧めできません。
代理店からの申込みがキャッシュバック額という面でもお勧めですが、代理店の中にはお勧めできる代理店とお勧めできない代理店があります。
お勧めできる代理店の特徴は下記の通りです。
- キャッシュバックの申請手続きが不要。申込後の折り返し電話で口座番号を聞かれる為、口頭で伝えるのみ
- キャッシュバックの大部分の振込みが早い
- キャッシュバック還元率が100%
上記のような優良代理店は、『キャッシュバックを確実にもらえる』ような仕組みを取っています。
それに対して、お勧めできない代理店は下記のような特徴があります。
- キャッシュバックの申請手続きが必要。開通から●ヵ月後の1日~月末までの間にユーザー自身から申請しないとキャッシュバックが無効になる
- キャッシュバックの振込が開通から1年後や2年以上と遅い
- キャッシュバック還元率が40%程度(60%近い方が手続きを忘れてキャッシュバックを無効にされてしまっている)
確実にキャッシュバックを還元してくれる代理店がある一方で、こうして『ユーザーが特定期間中に申告するのを忘れるとキャッシュバックを無効にする』という、あえてキャッシュバックを受け取らせないようにしている悪質な代理店も存在しています。
auひかりの優良代理店と言えば、株式会社NNコミュニケーションズという会社が有名ですが、確実に高額のキャッシュバックを受け取るなら、下記のような優良代理店から申込みすることを強くお勧めします。
auひかりのお得なキャッシュバック徹底比較!

- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!