
auユーザーに人気の光回線と言えばauひかりが有名ですが、それと同じぐらいビッグローブ光も人気があります。
auひかりの公式サイトでエリア検索をして『提供エリア外』だった場合、auひかりの公式サイトでも、お勧めの光回線としてビッグローブ光が表示されます。
それぐらい、KDDIもauひかりと同様に推奨しているサービスです。
ビッグローブ光は、いわゆる光コラボレーションと呼ばれるサービスで、NTT東日本・西日本のフレッツ光の設備をそのまま使って、プロバイダーとワンセットで提供されています。

この記事では、なぜビッグローブ光がauユーザーに人気があるのか、auひかりとビッグローブ光の共通点や違い、どちらがお勧めなのかという点について、詳しく解説をしていきます。

目次
auひかりとビッグローブ光の2つの共通点
auひかりとビッグローブ光の違いを説明していく前に、まずはこの2つの光回線で共通している点について、先に説明していきたいと思います。
共通点① auひかりもビッグローブ光も、どちらもauスマートバリューに対応

auひかりとビッグローブ光の共通点の1つ目として、どちらもauスマートバリューに対応しているという点をあげることが出来ます。
ビッグローブ光がauユーザーに人気がある一番の理由はこの点です。
auひかりが提供エリア外など何らかの理由で使えない場合でも、ビッグローブ光でauスマートバリューを適用できるということから、auユーザーの多くの方がビッグローブ光を利用しています。
auスマートバリューは、auの携帯電話と特定の光回線をセットで使うと発生する携帯電話料金割引の仕組みで、割引額がかなり大きいのが特徴です。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は1台あたりの割引額。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能。 | |
<新規受付中> スマホミニプラン 5G スマホミニプラン 4G | 永年550円割引 |
<新規受付終了> ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE 新auピタットプラン | 1GBまで ⇒割引対象外 1GB超~7GBまで ⇒永年550円割引 |
<新規受付中> 使い放題MAX 5G ALL STAR パック 使い放題MAX 5G テレビパック 使い放題MAX 5G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G Netflixパック 使い放題MAX 5G DAZNパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G 使い放題MAX 4G テレビパック 使い放題MAX 4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 4G Netflixパック 使い放題MAX 4G DAZNパック 使い放題MAX 4G | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G テレビパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパック データMAX 4G LTE Netflixパック データMAX 4G LTE auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで ⇒永年550円割引 |
<新規受付終了> auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | 2GBまで ⇒永年550円割引 2GB超~20GBまで ⇒永年1,100円割引 |
<新規受付終了> データ定額1 | 2年間1,027円割引 3年目以降は永年550円割引 |
<新規受付終了> データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラットcp | 永年1,027円割引 |
<新規受付終了> U18データ定額20 | 永年1,551円割引 |
<新規受付終了> データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額10/13/30 | 2年間2,200円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額1(ケータイ) | 2年間1,027円割引 3年目以降は永年550円割引 |
<新規受付終了> データ定額2/3(ケータイ) | 永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額5/8(ケータイ) | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額10/13(ケータイ) | 2年間2,200円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付中> タブレットプラン20 <新規受付終了> LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
上記は携帯電話1台あたりの割引額ですが、上記の割引が家族も含めて最大10台までそれぞれ適用されます。
例えば、家族でauの携帯電話を4台・5台利用している方が、auひかりやビッグローブ光を利用した場合、auスマートバリューで光回線の月額料金以上の割引が発生するなんていうこともざらにあります。
もちろん割引は期間限定ではないため(利用している携帯電話のプランにもよる)、auの携帯電話と特定の光回線をセットで使い続けている限り、毎月上記の割引が発生します。
auスマートバリューを適用できる光回線は、auひかりとビッグローブ光以外にもいくつかありますが、その中でもかなり人気が高いのがこの2つの光回線です。
ただ、auひかりやビッグローブ光でauスマートバリューを適用させるには、1つだけ条件があります。
それは、光電話を契約する必要があるということ。
光電話を契約しないとauスマートバリューを適用させることは出来ません。
auひかりもビッグローブ光も、光電話は月額550円で利用できますので、この点での料金面の差はありません。
料金面で差が出てくるのは、インターネットの月額料金や無料で使えるサービスの有無・またはキャッシュバックなどのキャンペーンの面です。
共通点② インターネットはどちらも最大1Gbpsと高速・v6プラスにも対応
基本的なプランのインターネットの最大速度は、auひかりもビッグローブ光もどちらも最大1Gbpsです。
それに加えて、どちらの光回線も『v6プラス』という高速インターネット接続に対応しています。
この『v6プラス』は簡単に言うと、これまでの接続方式だと、光回線でインターネットを利用する方が増えるような時間帯(夜間など)は、通信量が急増してインターネット速度が低下するということが頻繁に起きていました。
それを解消したのがこの『v6プラス』という接続方式で、インターネット利用者が大幅に増える時間帯でも、安定した速度でインターネットが利用できるようになりました。
この『v6プラス』は、auひかりでもビッグローブ光でも標準(無料)で利用することが出来ます。
auひかりはもともと「ネットが速い」と評判でしたが、ビッグローブ光に関しては、この『v6プラス』を導入する前は「ネットが遅い」という口コミも多くありました。
ただ、この『v6プラス』を導入してから、ビッグローブ光のネット速度に関する評判はかなり良くなってきています。
今は、この2つの光回線でインターネット速度という面で、そこまで大きな違いはないと考えて問題ないと思います。

ただ、これらの高速プランを利用できるのは一部のエリア限定です。
それに加え、最大1Gbpsのプランよりも料金が高くなってしまうため、利用するのはあまり現実的ではありません。
普通にインターネットを利用する分には、最大1Gbpsのプランで十分に高速です。
auひかりとビッグローブ光の5つの違い
ここから、auひかりとビッグローブ光で大きく違う点について、解説をしていきたいと思います。
この違う部分で、「auひかりとビッグローブ光のどちらにしたほうがいいのか」という点が、人によって分かれてくると思いますので、最後までお読みいただければと思います。
違い① 月額料金や初期費用の違い
まずはauひかりとビッグローブの月額料金や初期費用などに関する違いです。
戸建てで利用する場合と、集合住宅で利用する場合とで、それぞれ料金面が変わってくるため、別々に記載していきます。
戸建てで利用する場合の違い
戸建てで利用する場合の料金面の違いを一覧にしたのが下記の表です。
戸建ての場合 | auひかり | ビッグローブ光 |
---|---|---|
最大速度 | ||
月額料金 ※プロバイダー料金込み | 1年目:6,160円 2年目:6,050円 3年目~:5,940円 ※光電話の料金(550円)込み | 6,028円 ※光電話の料金(550円)込み |
携帯電話料金割引 | ||
無料で使えるサービス | ●無線ルーターが無料 (auスマートバリュー適用時) | ●無線ルーターは12ヵ月間のみ無料(それ以降は月550円) |
初期費用 | ●工事費実質無料 | ●工事費は申し込み先により有料の場合と無料の場合とで別れる (有料の場合は、それ以上にお得になるキャッシュバックあり) |
違約金 | (3年契約)更新月とその翌月と翌々月以外の解約で4,730円 | (3年契約)更新月とその翌月と翌々月以外の解約で4,230円 |
auひかりとビッグローブ光で月額料金の部分にそこまで大きな違いはありません。
違ってくるのが、無線ルーターの部分です。
auひかりは無線ルーターが永年無料なのに対して、ビッグローブ光は無料で利用できる期間が決まっています。
無線ルーターを自前で持っているという方は特に気にする部分ではありませんが、無線ルーターを「レンタルで使いたい」という方や「まだ準備していない」という方は、この部分でauひかりのほうがお得になります。
それに加えて、キャンペーンに関しては後ほど詳しく説明しますが、auひかりは代理店から申し込みをすると、ビッグローブ光が行っているキャッシュバックよりもさらに大きな金額を受け取ることが出来ます。
- 月額料金はどちらも大して変わらない
- 無線ルーターはauひかりのみ永年無料
- キャッシュバックの金額はauひかりのほうが、圧倒的に大きい
これらの点をトータルで見ると、戸建ての場合にはauひかりのほうがお勧めです。
集合住宅で利用する場合の違い
次に集合住宅の場合の違いを一覧にしたのが下記の表です。
集合住宅の場合 | auひかり | ビッグローブ光 |
---|---|---|
最大速度 | ||
月額料金 ※プロバイダー料金込み | 平均で4,500円~5,000円 ※光電話の料金(550円)込み (auひかりは建物により料金が若干異なります) | 4,928円 ※光電話の料金(550円)込み |
携帯電話料金割引 | ||
無料で使えるサービス | ●無線ルーターが無料 (auスマートバリュー適用時) | ●無線ルーターは12ヵ月間のみ無料(それ以降は月550円) |
初期費用 | ●工事費実質無料 | ●工事費は申し込み先により有料の場合と無料の場合とで別れる (有料の場合は、それ以上にお得になるキャッシュバックあり) |
違約金 | 基本的に発生しない ※おうちトラブルサポート込みの『お得プランA』を利用していない場合 | (3年契約)更新月とその翌月と翌々月以外の解約で3,360円 |
集合住宅の場合も、auひかりとビッグローブ光で月額料金に大きな違いはありません。
違いがあるのが、無線ルーターの部分と違約金です。
無線ルーターに関しては、auひかりが永年無料で使えるのに対し、ビッグローブ光は無料で使える期間が決まっています。
それに加えて、後ほど詳しく説明しますが、キャッシュバック等のキャンペーンはauひかりの方が大きいです。
auひかりとビッグローブ光を比較すると、
- 月額料金は大きくは変わらない
- 無線ルーターはauひかりのみ永年で無料
- キャッシュバック等のキャンペーンはauひかりの方が大きい
マンションタイプの場合も、これらの点からauひかりにしておくほうがお勧めです。
違い② キャッシュバックやキャンペーンの違い
auひかりとビッグローブ光では、キャッシュバックやキャンペーンに大きな違いがあります。
まずは、auひかりを代理店から通して申込んだ場合のキャッシュバックなどのキャンペーンです。
【公式キャンペーン】
- 工事費無料!(実質0円)
- 高速無線ルーターレンタルが永年無料!(auスマートバリュー適用の方)
- 他社から乗換えで、他社光回線の解約金を最大5万5千円還元!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック最大7万2千円!
~インターネットと光電話の申し込みだけで7万2千円!(他のオプションサービスの申し込みは不要)
~振り込み時期も他の代理店よりかなり早い!
次に、ビッグローブ光を同じく代理店から申込んだ場合のキャンペーンです。
auひかりを代理店から申し込んだ場合、工事費無料キャンペーンを適用できることに加えて、キャッシュバックの金額もauひかりのほうが大きくなります。
ビッグローブ光を代理店から申し込んだ場合、キャッシュバックは高額になりますが、工事費無料キャンペーンは適用されません。(工事費は無派遣工事なら2,200円ですが、派遣工事の場合は1万5千円から2万円は支払いが必要です)
さらに、他社光回線からの乗り換えの際は、auひかりのみ解約費用を補填するキャンペーンを行っています。
月額料金やこういったキャッシュバックなどをトータルで考えると、単純に新規申込みをする場合はauひかりのほうがお得な場合がほとんどです。
違い③ 利用できるプロバイダーの違い
ビッグローブ光はその名前の通りで、光回線もプロバイダーもビッグローブからの提供になります。
そのため、プロバイダーもビッグローブ一択で、他のプロバイダーを利用することは出来ません。
それに対して、auひかりは主に8つのプロバイダーから利用するプロバイダーを選択することが出来ます。
GMOとくとくBB・So-net・BIGLOBE・@nifty・TCOM・AsahiNet・DTI・au one netの8つ。
どのプロバイダーを選んでも基本料金は変わりません。
【サービスの違い】
※スマホの場合、横にスクロールして見ることが出来ます。
So-net | BIGLOBE | @nifty | GMOとくとくBB | @TCOM | AsahiNet | DTI | au one net | |
無料アドレス数 | 最大4アドレス | 最大5アドレス | 1アドレス | 最大15アドレス | 1アドレス | 最大6アドレス | 1アドレス | 最大5アドレス |
メールボックスの容量 | 無制限 | 5GBまで無料 | 5GBまで無料 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 5GBまで無料 | 5GBまで無料 |
ホームぺージの容量 | 10MBまで無料 | 100MBまで無料 | 4GBで660円/月 | ― | 20MBまで無料 | 100MBまで無料 | 100MBまで無料 | ー |
総合セキュリティサービス | 550円/月 | 418円/月 | 550円/月 | 550円/月 | 539円/月 | 550円/月 | 提供なし | 330円/月 |
リモートサポート | 330円/月 | 522円/月 | 550円/月 | ー | 550円/月 | ― | 無料 | 500円/月 |
出張サポート | 無料 | 無料 | 有料 | 2,200円~ | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 |
キャッシュバックやキャンペーン | 大きい | 大きい | 大きい | 大きい | なし | なし | 少しだけ | 少しだけ |
【料金の支払い方法の違い】
※スマホの場合、横にスクロールして見ることが出来ます。
So-net | BIGLOBE | @nifty | GMOとくとくBB | @TCOM | AsahiNet | DTI | au one net | |
口座振替え | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 〇 |
クレジットカード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
窓口払い | × | × | × | × | × | × | × | 440円の手数料が必要 |
KDDIまとめて請求 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※注意=口座振替えの場合は、毎月220円の振替え手数料が必要になります。
auひかりでも、プロバイダーとしてビッグローブを利用することも出来ますが、ビッグローブ以外のプロバイダーを利用したいという方に関しては、ビッグローブ光よりもauひかりのほうがお勧めです。
違い④ フレッツ光や光コラボレーションサービスからの転用・事業者変更の可否の違い
現在フレッツ光や光コラボレーションサービスを利用している方に関しては、ビッグローブ光への切替えであれば、“転用”・“事業者変更”と言って、工事不要・機器の変更も不要・電話番号の変更も不要で、契約だけをビッグローブ光に切り替えることが出来ます。
転用の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続できます |
フレッツ光の違約金 | 発生しません |
転用にかかる費用 | 手数料の数千円のみ |
手続き方法 | ①NTT東西のWEBサイトもしくは電話の手続きで『転用承諾番号』を取得 ②その『転用承諾番号』をもって、光コラボに申込むのみ |
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
転用や事業者変更とは何なのか簡単に説明すると、インターネットの利用環境は全てそのままの状態で、契約だけをフレッツ光や光コラボレーションサービスからビッグローブ光に切り替える手続きのことです。
工事不要で光回線を乗り換えることができますし、光電話の番号も自動で継続されます。
加えて、工事自体が発生しないため、切り替えにかかる費用も契約事務手数料しかかかりません。
これが出来るのは、ビッグローブ光がフレッツ光や光コラボレーションサービスと全く同じ設備をそのまま利用しているためで、フレッツ光や光コラボレーションサービスからauひかりへの切替えの場合には、この手続きを取ることは出来ません。
auひかりはKDDIの独自の光回線の設備を用いているため、フレッツ光や光コラボレーションサービスからauひかりへの切替えの場合には、『現在の光回線の解約⇒auひかりの新規申込み』の手続きが必要になります。
解約⇒新規だと、当然のことながら、設備も変更になり工事が発生、電話番号が変わってしまうことも多くあります。
フレッツ光や光コラボレーションサービスを利用している方で、乗換えに伴って、工事不要で乗り換えたいという場合や電話番号を変えたくないという場合には、auひかりよりもビッグローブ光のほうがお勧めです。
違い④ 光回線の引越し時の工事料金の違い
auひかりとビッグローブ光では、引越しをする際の工事料金に違いがあります。
auひかりは引越しをするたびに、戸建てなら41,250円・マンションなら37,500円の工事費が発生します。(ただし、時期によってはキャンペーンで移転工事費が割引になっている場合あり)
引越しが多い方の場合は、バカに出来ない金額ですよね。
それに対して、ビッグローブ光は何度引越しをしても、引越しに関わる工事料金は発生しません。

キャンペーンで特定の時期だけ「引越しの工事費用無料」としている光回線は他にもありますが、キャンペーンではなく、ビッグローブ光は何度でも無料です。
そのため、引越しが多い方はauひかりよりもビッグローブ光のほうがお勧めです。
【注意】auひかりとビッグローブ光では、利用可能なエリアや建物が違う
auひかりとビッグローブ光では、利用している光回線の設備が異なります。
auひかりはKDDIの独自設備を利用、ビッグローブ光はNTT東日本・西日本のフレッツ光の設備を利用しています。
この設備の違いにより、auひかりとビッグローブ光では、利用できるエリアや建物も異なっています。
提供エリアの違い | auひかり | 各光コラボレーションサービス(ソネット光プラス・ビッグローブ光・ニフティ光) |
---|---|---|
戸建ての場合 | 東海・関西エリアを除いて提供 ~提供している都道府県であっても、人口が少ない地域は使えないことが多い | 全国提供 ~人口が少ない地域でもほとんどのエリアをカバー |
マンションの場合 | 全国提供 ~使える建物は光コラボよりも圧倒的に少ない | 全国提供 ~使える建物が圧倒的に多い |
auひかりよりもビッグローブ光のほうが、より多くのエリア・建物で利用することが出来ます。
違う言い方をすると、ビッグローブ光はフレッツ光の設備を利用しているため、フレッツ光が利用できるエリア・建物であれば、どこでも利用できるということです。
それに対して、auひかりは、思っている以上に利用できるエリアや建物が少ないため、もしまだ提供エリア確認をされていない方は、下記の公式サイトより一度エリア判定をしてみることをお勧めします。
仮に、auひかりが『提供不可』であった場合、選択肢としてはビッグローブ光にするという選択肢しかありません。
まとめ auひかりとビッグローブ光ではどちらがお勧めか
ここまで、auひかりとビッグローブ光の共通点や異なる点をいろいろと説明してきました。
最後にケースバイケースでどちらの光回線にしたほうがいいのか、パターンごとに簡単にまとめていきます。
- auひかりが提供可能な場合=auひかり
~auひかりが提供可能なエリア・建物なのであれば、基本的にauひかりにしておくのがお勧めです。
月額料金はauひかりもビッグローブ光も大きくは変わりませんが、auひかりのみ『無線ルーターが永年無料で利用できる』ということ、および『キャッシュバック額やキャンペーンがビッグローブ光よりも圧倒的に大きい』からです。
- auひかりが提供不可の場合=ビッグローブ光
~auひかりが提供不可の場合、ビッグローブ光がお勧めです。auひかりが提供不可のエリア・建物でも、ほとんどのケースでビッグローブ光なら利用することが出来ます。
- 【例外】フレッツ光や光コラボレーションサービスから切り替える場合=ビッグローブ光
~フレッツ光や光コラボレーションサービスから切り替える場合には、『転用』・『事業者変更』の手続きで、工事不要・機器の変更も不要・電話番号の変更も不要で切り替えられるビッグローブ光がお勧めです。工事費用も発生しないことから、費用もかなり安く済みます。
- 【例外】引越しが多い方の場合=ビッグローブ光
~引越しが多い方の場合には、引越しの工事料金が何度でも無料になるビッグローブ光のほうがお勧めです。auひかりの場合には、引越しをする度に戸建てなら41,250円・マンションなら37,500円の工事費がかかってしまいます。(ただし、時期によって移転工事費の割引を行っている場合はあります)
auひかりとビッグローブ光の「どちらにしようか」迷ってしまった場合には、上記の考え方で選んでおくのが一番無難かなと思います。
どちらも月額料金はほとんど変わりませんが、キャッシュバック等のキャンペーンや無線ルーターの部分でauひかりのほうがお得です。
ただし、ビッグローブ光は、『フレッツ光や光コラボレーションサービスから工事不要・光電話の番号もそのもままで乗り換えられること』および『引越しの工事費用が何度でも無料』という独自のお得なポイントがあるため、その時にはビッグローブ光のほうがお勧めです。
下記に、それぞれの光回線でお得なキャッシュバックを行っている代理店のサイトを記載してありますので、興味がある方はそちらでキャッシュバックキャンペーンを確認してみて下さい。
ビッグローブ光のお得なキャッシュバック徹底比較!

- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!