
楽天モバイルのユーザー数が増加するにつれて、楽天ひかりの契約者数も増加傾向にあります。
ただ、「楽天モバイルを解約してしまった」という方や、「家族の大部分がauの携帯電話を利用している」という方にとって、楽天ひかりはあまりお勧めできません。
BBIQは、九州電力のグループ会社が提供しているサービスですが、九州エリアではかなり人気のある光回線です。
特に、auユーザーにはかなり人気があります。
この記事では、楽天ひかりからBBIQへの乗り換えを検討している方のために、そのメリットやデメリット・注意点や手続き方法について、詳しく解説をしていきます。

目次
楽天ひかりからBBIQに乗り換える3つのメリット
メリット① auスマートバリューが適用できる

楽天ひかりからBBIQへ乗り換える最大のメリットは、何と言っても『auスマートバリューを適用できる』という点にあります。
楽天ひかりは、楽天モバイルユーザーにとっては期間限定でお得になる光回線ですが、BBIQはauユーザーが毎月お得になる光回線です。
『auスマートバリュー』は、auの携帯電話と特定の光回線を利用した場合に適用される割引のサービスで、BBIQはこの『auスマートバリュー』に対応しています。
九州エリアで『auスマートバリュー』に対応しているのは、auひかり・BBIQの他は、いくつかのサービスしかありません。
『auスマートバリュー』を適用した場合、携帯電話1台あたり下記の割引が毎月発生します。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は1台あたりの割引額。家族も含め最大10台まで割引を適用可能。 | |
ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN) ~受付終了プラン~ 新auピタットプラン | 1GBまで ⇒割引対象外 1GB超~7GBまで ⇒永年550年割引 |
データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G テレビパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパック データMAX 4G LTE Netflixパック データMAX 4G LTE ~受付終了プラン~ auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 永年1,100円割引 |
ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで ⇒永年550円割引 |
~受付終了プラン~ auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | 2GBまで ⇒永年550円割引 2GB超~20GBまで ⇒永年1,100円割引 |
~受付終了プラン~ データ定額1 | 永年1,027円割引 |
~受付終了プラン~ データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラットcp | 永年1,027円割引 |
~受付終了プラン~ U18データ定額20 | 永年1,551円割引 |
~受付終了プラン~ データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | 2年間1,551円割引 3年目以降1,027円割引 |
~受付終了プラン データ定額10/13/30 | 2年間2,200円割引 3年目以降1,027円割引 |
~受付終了プラン データ定額1(ケータイ) | 2年間1,027円割引 3年目以降500円割引 |
~受付終了プラン データ定額2/3(ケータイ) | 永年1,027円割引 |
~受付終了プラン データ定額5/8(ケータイ) | 2年間1,551円割引 3年目以降1,027円割引 |
~受付終了プラン データ定額10/13(ケータイ) | 2年間2,200円割引 3年目以降1,027円割引 |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | 永年1,027円割引 |
タブレットプラン20 ~受付終了プラン LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | 永年1,100円割引 |
~受付終了プラン LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | 2年間1,551円割引 3年目以降1,027円割引 |
割引は1台の携帯電話だけではなく、家族も含めて最大10台の携帯電話にそれぞれ適用されます。
仮に、毎月1,100円の割引が発生するプランで、家族も含めて3台のau携帯を利用していた場合、毎月の割引額は3,300円にもなります。
この割引は、楽天ひかりを契約したままでは、適用することができません。
今は、利用している携帯電話と、その携帯電話がお得になる光回線をセットで組み合わせるのが一般的です。
auユーザーは、楽天ひかりから早めにBBIQへ乗り換えた方が、毎月の通信費がぐんと安くなる場合が多いです。

ちなみに、『auスマートバリュー』の割引は、“永年”の割引です!
利用している間は、毎月上記の割引がずっと発生します!

楽天モバイルは、もともとが安い料金で提供されています。
auの料金プランはそれほど安い料金プランではないため、『auスマートバリュー』と組み合わせて、料金を下げるのがお勧めです。
メリット② 無線ルーター+セキュリティソフト5台分が無料で使えるようになる

楽天ひかりで自宅で無線ルーターを利用する場合、市販の無線ルーターを購入するか、もしくは楽天ひかりの有料のサービスを利用する必要があります。
それに対して、BBIQは無線ルーターを無料レンタルで提供しています。
BBIQで無線ルーターを無料で利用できるのは、光電話を利用している方に限られますが、光電話を利用する場合は永年無料です。
無料レンタルのため、市販のルーターを購入する場合と違って、故障した時も無料で交換対応可能です。
(市販の無線ルーターは、無料の保証期間が過ぎると有料での修理対応になります)
また、BBIQでは、なんとセキュリティソフトも無料で提供しています。

セキュリティソフトは『BBIQ トータルセキュリティ』というサービスで、パソコンであればWindowsとMAC、スマートフォンやタブレットであればAndroidとiOSで利用可能です。
しかも、1台無料というわけではなく、なんと5台まで無料で利用可能。
パソコン・スマートフォン・タブレット合わせて、家族で5台以下という場合は、このセキュリティソフトだけで全台をカバーすることができます。
楽天ひかりの場合、同じようなサービスだと、『スーパーセキュリティマルチプラットフォーム』というサービスがありますが、3台しか利用できずに月額385円です。
楽天ひかりと比べた時に、
- 無線ルーターを無料で利用できる
- セキュリティソフト5台分を無料で利用できる
というのも、BBIQのメリットの1つです。
メリット③ BBIQのインターネット代理店のキャンペーンで少しお得になる
楽天ひかりからBBIQに乗り換える3つ目のメリットとして、『キャッシュバックを受け取れる』というメリットもあります。
BBIQを公式サイトから申し込んでしまうと、キャッシュバックを受け取ることは出来ません。
ただ、代理店から申し込みをすると、代理店独自のキャッシュバックを受け取ることができます。
BBIQの代理店が行っているキャッシュバックは、それなりに金額も大きいです。
楽天ひかりを解約した際に、違約金などが発生したとしても、逆にキャッシュバックでお得になる場合もあります。

『NEXT』は、様々な光回線でキャッシュバックを行っている代理店で、キャッシュバック還元率100%を誇る優良代理店でもあります!

- キャッシュバックを受け取るのに面倒な手続きが必要
- 指定された時期に手続きをしないと、キャッシュバックが無効になる
上記のような仕組みにしている代理店がほとんどです。
『NEXT』は、そういった手続きは一切不要でキャッシュバックを振り込んでくれるので、かなりお勧めできる代理店です。
楽天ひかりからBBIQに乗り換える3つのデメリット
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えは、メリットばかりあるわけではありません。
デメリットも存在しています。
デメリットは、大きなものだと3つあります。
デメリット① インターネット+光電話の月額料金が2年目以降高くなる
楽天ひかりからBBIQへ乗り換える1つ目のデメリットとして、『インターネット料金が高くなる』という点をあげることができます。
楽天ひかりは、他の光回線と比べてもインターネット料金がかなり安いです。
BBIQは、インターネット料金が高いというわけではないですが、楽天ひかりと比べると少し料金が高めです。
- 楽天ひかり=5,280円
- BBIQ=1年目:4,400円、2年目~:5,500円
※光電話はどちらも月額550円です。
※BBIQは九電セット割等の割引などは含めていません。
戸建ての場合、1年目はBBIQの方が約900円安く利用することができますが、2年目以降はインターネット料金が約200円高くなります。
ただ、BBIQは無線ルーターとセキュリティソフト(5台分)を無料で利用できるため、戸建ての場合はそこまで割高になるというわけではありません。
(むしろ、セキュリティソフト5台まで無料で利用できることを考えると、逆に安くなります)
集合住宅にお住まいの場合は注意が必要です。
- 楽天ひかり=4,180円
- BBIQ(4階建て以上)※利用している建物により料金が異なります。
=1年目:3,410円~5,280円、2年目~:4,510円~6,380円 - BBIQ(3階建て以下)
=1年目:5,280円、2年目~:6,380円
※光電話はどちらも月額550円です。
※BBIQは九電セット割等の割引などは含めていません。
楽天ひかりは、集合住宅のプランが1つしかありませんが、BBIQは3階建て以下なのか、4階建て以上なのかで料金が分かれます。
建物により料金が異なりますが、4階建て以上でも、2年目以降は今すぐよりインターネット料金がグンと高くなります。
お住まいの建物によっては、毎月2千円近く高くなる場合も。
3階建て以下の建物の場合、1年目でも料金は今より1,100円高くなり、2年目以降は2,200円高くなります。
『auスマートバリュー』で、インターネット料金が高くなる以上に携帯電話料金の割引が発生する場合はいいですが、それ以外の場合は正直あまりお勧めできません。

BBIQは戸建ての方にはお勧めですが、集合住宅の場合、そこまでお勧めできる光回線ではありません!

デメリット② キャンペーンで料金が割引されている間は乗り換えると損をする場合がある
楽天ひかりは、かなり前から『インターネット料金が1年無料』になるキャンペーンを行っています。(楽天モバイルユーザー限定で、インターネット料金が1年無料)
このキャンペーンを適用している方で、まだ楽天ひかりを契約してから1年たっていない場合は、光電話の料金などを支払っていても、インターネット料金は発生していないはずです。
このキャンペーンが適用されている間は、BBIQへの乗り換えはお勧めできません。
今乗り換えてしまうのは非常にもったいないです。
1年が経過すると無料キャンペーンが終了し、2年目以降は通常料金が発生してくるため、乗り換えるなら2年目以降がお勧めです。

ただ、その場合は、1年間インターネット料金から2,200円の割引が適用されています!
楽天モバイルユーザーではない方でも、乗り換えるのはこの割引が終了する2年目以降がお勧めです!
デメリット③ 楽天ポイント+1倍の付与がなくなる

楽天ひかりを利用している場合、楽天市場でのお買い物の際に、楽天ポイントが+1倍で付与されます。
通常は、商品の税抜き価格100円で1ポイントですが、楽天ひかりの契約者は倍の2ポイントが付与されています。
楽天市場であまりお買い物をしない方にとっては、大したデメリットではありません。
ただ、楽天市場でかなりヘビーにお買い物をするという方にとっては、この+1倍のポイント付与がなくなるという点も、デメリットの1つかなと思います。

楽天ひかりからBBIQに乗り換える前に確認すべき4つの注意点
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えでは、デメリットとまでは言えないものの、注意しなければいけない点が4つほどあります。
ここから、それらの注意点について、1つずつ解説をしていきます。
注意点① 楽天ひかりからBBIQへの乗り換えは工事が必要
今は、工事をせずに乗り換えられる光回線が非常に多くなってきています。
具体的には、下記の光回線です。
- フレッツ光から光コラボレーションサービスへの乗り換え
(例:フレッツ光⇒ドコモ光、フレッツ光⇒ソフトバンクなど) - 光コラボレーションサービス同士の乗り換え
(例:ドコモ光⇒ソフトバンク光、楽天ひかり⇒ビッグローブ光など)
※光コラボレーションサービスの種類
~ドコモ光、ソフトバンク光、OCN光、ぷらら光、ビッグローブ光、ソネット光など100種類以上あります。
これらのサービスであれば、工事をすることなく利用する光回線を乗り換えれます。
ただ、それが出来るのは、これらのサービスが全て『NTT』の光回線の設備は端末を利用しているからです。
楽天ひかりは、NTT西日本の光回線の設備を利用した光コラボレーションサービスです。
それに対して、BBIQは九州電力の光回線の設備を利用したサービスです。
設備が変わる光回線の乗り換えは、必ず工事が必要になります。
楽天ひかりからBBIQへは、基本的に必ず立ち会いが必要な工事が発生します。

BBIQの工事費を含めた初期費用は、かなり安い設定になっています!
注意点② プロバイダーは変わる(メールアドレスも変わる)
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えで、プロバイダーは必ず変更になります。
楽天ひかりのプロバイダーは『楽天ブロードバンド』ですが、BBIQのプロバイダーはそのまま『BBIQ』です。
プロバイダーが変われば、利用できるメールアドレスも変更になります。
楽天ひかりでは、『●●●@gol.com』というメールアドレスを、10個まで無料で利用することができました。
それに対して、BBIQでは、『●●●@(サブドメイン).bbiq.jp』というメールアドレスをで5つまで無料で利用することができます。
6個目からは、1アドレスあたり月額220円と有料ですが、最大10個まで追加可能です。
(無料5つ+有料5つで最大10個まで)
ちなみに、乗り換えた後に、楽天ひかりで利用していたメールアドレスを残す方法はありません。
他のプロバイダーだと、メールアドレスのみ利用できるプランがあったりしますが、楽天ひかりの場合はそういった方法も取れません。
乗り換えに伴って、メールアドレスが変わるということは覚えておきましょう。

今は、プロバイダーのメールアドレスよりも、Gmailなどのフリーメールアドレスを利用するのが一般的です!

要するに、メールアドレスを利用するには、ずっと費用を払ってプロバイダーを契約していなければいけないということです。
それに対して、Gmailなどのフリーメールアドレスは、プロバイダーや光回線を乗り換えても、ずっと継続して利用することができます。
注意点③ 光電話の番号は変わる場合がある
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えで、光電話の番号は、変わる場合と変わらない場合があります。
具体的には、下記の通りです。
- 楽天ひかりの光電話で新しく番号を取得している場合
⇒乗り換えに伴って100%番号は変わる - 楽天ひかりの光電話でアナログ電話の番号を継続して利用している場合
⇒アナログ戻しをすれば同じ番号のまま乗換え可能
⇒アナログ戻しをしない場合は番号は変わる
下記の場合、必ず番号は変更になります。
- 楽天ひかりの光電話で新しく番号を取得している場合
- フレッツ光や他社光コラボレーションサービスの光電話で新しく取得した番号を、楽天ひかりでも継続利用している場合
光電話で新しく取得した番号は、“光電話の事業者が変わる乗り換え”の場合、継続できません。
フレッツ光⇔楽天ひかりの乗り換えや、他社光コラボレーションサービス⇔楽天ひかりの乗り換えの場合は継続可能です。
これができるのは、これらの全てのサービスが、NTTの光電話のサービスを利用しているからです。
楽天ひかりはNTTの光電話のサービスを利用していますが、BBIQはBBIQ独自の光電話のサービスを提供しています。
光電話の事業者が変更になるため、楽天ひかりからBBIQへ、直接番号ポータビリティをする方法はありません。
それに対して、アナログ電話で利用していた番号を楽天ひかりでも継続している場合は、同じ番号のままBBIQへ乗り換えることができます。
この場合は、よく『アナログ戻し』と呼ばれる手続きが必要で、
- 楽天ひかりからアナログ電話番号ポータビリティ
- アナログ電話からBBIQの光電話へ番号ポータビリティ
この2段階の番号ポータビリティが必要です。
『楽天ひかりの光電話⇒BBIQの光電話』へ直接の番号ポータビリティはできませんが、
- 『楽天ひかりの光電話⇒アナログ電話』
- 『アナログ電話⇒BBIQの光電話』
この間では、番号ポータビリティが可能になっています。
この『アナログ戻し』の手続きをする場合、通常の乗り換えにかかる費用以外に、別途1万円前後の費用が発生します。
そのため、「番号が変わっても問題ない」という場合は、乗り換えに伴って、番号を変えてしまう方がお勧めです。

「おかけになった電話番号は番号が変わりました。新しい番号は●●●番です」
というようなガイダンスを無料で流すことができます!
このガイダンスを流せば、電話をかけてきた方に、番号が変わったことをお知らせすることは可能です!

固定電話を契約していても、連絡は携帯電話で取り合っているという方が非常に多いです。
番号が変わっても問題ないという方は、費用をかけないためにも番号を変えてしまう方がお勧めです。
注意点④ BBIQは短期解約した場合の解約費用が高いので、短期利用には向かない
BBIQは、短期利用した場合の解約金がかなり高いです。
そのため、短期利用になる可能性がある場合は、BBIQを契約するのはあまりお勧めできません。
BBIQを短期利用で解約すると、下記の解約費用が発生します。
- (必須)撤去工事費=5,500円
- 利用プランの違約金(下記のどのプランに加入しているかで額が異なる)
基本的に必須ですが、下記に該当する場合は撤去工事費はかかりません。
~マンション[棟内LAN方式]で利用している場合
~2009年11月30日以前にBBIQを申込んだ方の場合
【通常プラン(最低利用期間2年)を利用している場合】
※24ヵ月以上利用していれば、違約金は発生しません
12ヵ月未満:27,060円
12ヵ月以上18ヵ月未満:22,000円
18ヵ月以上24ヵ月未満:11,000円
【BBIQつづけて割(3年約束タイプ)を利用している場合】
※3年ごとの契約更新月+翌月に解約すれば、違約金は発生しません
12ヵ月未満:27,500円
12ヵ月以上~24ヵ月未満:22,000円
24ヵ月以上~36ヵ月未満:16,500円
(契約更新月)36ヵ月目+37ヵ月目:無料
38ヵ月以上~72ヵ月未満:13,750円
(契約更新月)72ヵ月目+73ヵ月目:無料
74ヵ月目以上~:11,000円
(契約更新月)108ヵ月目+109ヵ月目:無料
【BBIQつづけて割(5年約束タイプ)を利用している場合】
※初めの契約更新月は60ヵ月目とその翌月、それ以降は36ヵ月ごとに契約更新月が来ます。
契約更新月+翌月に解約すれば、違約金は発生しません。
12ヵ月未満:33,000円
12ヵ月以上~24ヵ月未満:27,500円
24ヵ月以上~60ヵ月未満:22,000円
(契約更新月)60ヵ月目+61ヵ月目:無料
62ヵ月以上~96ヵ月未満:16,500円
(契約更新月)96ヵ月目+97ヵ月目:無料
98ヵ月以上~132ヵ月未満:13,750円
(契約更新月)132ヵ月目+133ヵ月目:無料
134ヵ月以上~:11,000円
(契約更新月)168ヵ月目+169ヵ月目:無料
どのプランを契約するかで解約の費用は変わってきますが、仮に1年未満で解約をした場合、2万円~3万円の費用がかかってくる場合が多いです。
そのため、短期解約になる可能性がある方で、単純にauスマートバリューを適用したいだけなら、光コラボへの『事業者変更』がお勧めです。
楽天ひかりは、NTTの設備を利用した光コラボレーションサービスです。
同じように、NTTの設備を利用した光コラボレーションサービスへの乗り換えであれば、工事不要・光電話の番号の変更も不要で乗り換えることができます。(光コラボレーションサービス同士であれば、乗り換えても光電話の番号は自動で引き継がれます)
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
『事業者変更』の手続きはかなり簡単で、
- まず、楽天ひかりで『事業者変更承諾番号』を取得する
- 乗り換えたい光コラボレーションサービスに申し込みをする(この時に、取得した『事業者変更承諾番号』を伝える)
この二つの手続きだけです。
あとは、工事もなく、光電話の番号も変わらず、あっという間に乗り換えが完了します。
単純にauスマートバリューを適用したいだけなら、auスマートバリューに対応した光コラボレーションサービスであるビッグローブ光がお勧めです。
ビッグローブ光のインターネット料金は、戸建て5,478円・集合4,378円で、解約金は11,900円のみです。
短期解約をすると違約金は発生しますが、BBIQの3万円近くにもなる違約金よりはまだマシです。
速度も、楽天ひかりと変わらず、最大1ギガで利用できます。

楽天ひかりとビッグローブ光のように、NTTのフレッツ光の設備をそのまま使って提供されているサービス同士であれば、利用する端末(回線終端装置や光電話ルータ)も変わりません!

乗り換えの難易度だけで言えば、楽天ひかりからBBIQへ乗り換えるよりも非常に簡単です。
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えがお勧めの方とは
ここまで、楽天ひかりからBBIQへ乗り換えるメリットやデメリット・注意点などについて、説明をしてきました。
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えがお勧めの方は、下記に該当する方です。
- 家族でauの携帯を利用している方
- 戸建てにお住まいの方(集合住宅はBBIQは料金高いのであまりお勧めできません)
- BBIQを長期利用される方
- 楽天ひかりの料金割引キャンペーンの適用が既に終了している方
特に、戸建てにお住まいで、家族でauの携帯をメインで利用している方に関しては、乗り換えると『auスマートバリュー』で携帯電話料金がグンと安くなります。
集合住宅にお住まいの方は、『auスマートバリュー』で携帯電話料金が安くなっても、インターネット料金がグンと高くなってしまう可能性があるため、そこまではお勧めできません。
それと、ドコモやソフトバンクの携帯を利用している方に関しては、基本通りに、
- ドコモの携帯電話をお使いならドコモ光
(ドコモの携帯電話料金が安くなります) - ソフトバンクの携帯電話をお使いならソフトバンク光かNURO光
(『おうち割 光セット』でソフトバンクの携帯電話料金が安くなります)
上記の光回線にしておくのがお勧めです。
BBIQは、あくまでもauの携帯を利用している方がお得になる光回線のため、組み合わせを間違えないよう、注意が必要です。
ドコモやソフトバンクの携帯電話を利用している方がBBIQを利用しても、何もお得になる点はありません。
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えでかかる全費用
楽天ひかりからBBIQへの乗り換えでは、下記の2つの費用が必要になります。
- 楽天ひかりの解約費用
- BBIQの開通費用
楽天ひかりを解約した際に発生する費用は、下記の通りです。
- 違約金=10,450円
- 工事費の分割払いの残債
~楽天ひかりは3年契約(36カ月)の自動更新です。無料解約申請期間は、『開通月を1カ月目として36カ月~38カ月の間』です。この期間以外に解約の申請をすると、違約金が発生します。
◎工事費無料キャンペーンで楽天ひかりを開通した方や、工事費の分割払いが終わっている方は支払いはありません。
~派遣工事で開通した場合=工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)は36カ月の分割払いです。まだ支払いが終わってない分がれば、支払いが必要です。
~無派遣工事で開通した場合=工事費(2,200円)は36カ月の分割払いです。まだ支払いが終わっていない分がれば、支払いが必要です。
違約金は、無料で解約できる3ヶ月の間(36ヶ月目~38ヶ月目)に申請をすれば発生しません。
ただ、その期間に必ずしも解約できない場合が多いと思いますので、違約金の支払いは発生すると考えておいた方が無難です。
工事費の分割払いの残債に関しては、人によって発生するかどうかも金額も異なってきます。
立会いが不要な無派遣工事で開通している方は、工事費の残債が発生したとしても、2,000円も行かない方がほとんどだと思います。
仮に、立会いが必要な派遣工事で開通をして、工事費の残債が残っていたとしても、そこまで費用の心配をする必要はありません。
BBIQの代理店のキャッシュバックでほぼ回収できます。
次に、BBIQを開通させるために必要な費用は下記の通りです。
- 契約事務手数料=880円
- 工事費=平日に工事で2,200円、土日に工事で5,500円
契約事務手数料と工事費を合わせると、
- 平日に工事を行う方=3,080円
- 土日に工事を行う方=6,380円
上記の通りです。
楽天ひかりの解約費用+BBIQの開通費用に対して、BBIQをお勧めの代理店から申し込みをすれば、下記のキャッシュバックを受け取ることができます。
-
【公式キャンペーン】
- 新規加入割引で初期費用まとめて3,080円だけ!(平日に開通工事をする場合)
- 加入翌月から11ヵ月1,100円の月額料金割引あり!
- 無料の訪問設定サポートあり!
- 代理店から最大3万円キャッシュバック!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
1人1人かかってくる費用は違うと思いますが、上記のキャッシュバックを受け取れば、費用が多くかかった場合でも、ほとんどの金額を回収できると思います。
仮に、『楽天ひかりで工事費の残債の支払いがなかった』という方に関しては、出費よりもキャッシュバックで収入の方が大きくなるはずです。
光回線の乗り換えは、それなりに費用が発生してくるため、代理店のお得なキャッシュバックを活用することをお勧めします。

BBIQの公式サイトでも、【公式サイト独自】のキャンペーンは行なっていますが、金額は代理店よりもはるかに下です!
上記の費用以外に『アナログ戻し(光電話⇔アナログ電話で番号ポータビリティ)』が必要なため、NTTで1万円前後の費用が発生してしまうケースがほとんどです。
あまり固定電話を使っていないのであれば、光回線の乗り換えに伴って、番号を変えてしまう方が今は多いです。
番号が変わっても、『おかけになった電話番号は現在おつなぎできません。新しい番号は●●番です』というアナウンスは無料で流せます。
楽天ひかりからBBIQに乗り換える手続き方法
楽天ひかりからBBIQへ乗り換える手続き方法は、光電話の番号を『継続しない場合』と『継続する場合』とで異なります。
光電話の番号を『継続しない場合』の手続き方法は、下記の通りです。
- BBIQを代理店のホームページから申し込み
- 楽天ひかりを解約申し込み
- auショップかau総合案内でauスマートバリューを申し込み
⇒お得なキャッシュバック申し込みはこちら:BBIQキャンペーン
BBIQは、申し込みをしてから開通工事まで大体3週間ぐらいかかります。(もう少し長い期間かかる場合もあります)
先に楽天ひかりの解約工事日を決めてからBBIQを申し込んでしまうと、楽天ひかりの解約工事日までに、BBIQの開通が間に合わない可能性が出てきます。
そうなると、インターネットや光電話が使えない期間が発生してきます。
これを避けるためには、まず先に、BBIQの開通工事日を決めてから、楽天ひかりの解約を申し込むのが無難です。
あと、auユーザーの方は、『auスマートバリュー』の申し込みも忘れずにするようにしてください。
『auスマートバリュー』は自動で適用されるわけではありません。
次に、光電話の番号を『継続する場合』の手続き方法は、下記の通りです。
- (アナログ戻し)NTT西日本に連絡をして、楽天ひかりの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティ
- BBIQを代理店のホームページから申し込み(同時にアナログ電話からBBIQの光電話へ番号ポータビリティを申請)
- 楽天ひかりを解約申し込み
- auショップかau総合案内でauスマートバリューを申し込み
⇒お得なキャッシュバック申し込みはこちら:BBIQキャンペーン
光電話の番号を継続する場合は、『アナログ戻し』の手続きが別途必要になります。
『楽天ひかりの光電話⇒BBIQの光電話』へ直接の番号ポータビリティはできないため、『楽天ひかりの光電話⇒アナログ電話⇒BBIQの光電話』と、アナログ電話をはさんで、2段階で番号ポータビリティをする方法です。
この時に、絶対にやってはいけないことが1つあります。
それは、『楽天ひかりの光電話からアナログ電話に番号ポータビリティが完了する前に、楽天ひかりの解約工事を行ってしまう』こと。
これをやってしまうと、楽天ひかりの解約工事の際に番号が廃止されてしまい、光電話の番号を継続することができません。
必ず事前に、楽天ひかりの光電話からアナログ電話番号ポータビリティを終わらせておくようにしましょう。

その場合は、BBIQの担当者に『光電話の番号を継続したい』旨を伝えて、相談しながら進めていくようにして下さい!

電話加入権が必要ないプランで、アナログ電話に番号ポータビリティをすればいいだけです。
NTTで言えば、『加入電話ライトプラン』というサービスがそれにあたります。
【まとめ】九州エリアのauユーザーが楽天ひかりを使う価値はほとんどない
ここまで、楽天ひかりからBBIQへ乗り換える詳細を説明してきました。
最後に結論として言えるのは、『auの携帯をメインで利用している方が、楽天ひかりを利用する価値はない』ということ。
楽天ひかりとauの携帯を組み合わせて利用しても、何一つお得になる事はありません。
楽天ひかりは、あくまでも楽天モバイルユーザーが期間限定でお得になる光回線です。
auの携帯電話を利用しているのであれば、『auスマートバリュー』に対応したBBIQへ、早めに乗り換える方がお勧めです。
BBIQのお得なキャッシュバック徹底比較!
公式&代理店キャッシュバックどこがお勧め!?

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- au携帯料金の割引あり!
- ソフトバンク携帯料金の割引あり!
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