楽天ひかりは、楽天モバイルユーザーが期間限定でお得になる光回線です。
楽天ひかりでは、楽天モバイルユーザー限定で、1年間インターネット料金が無料になるキャンペーンを実施しています。
ただ、『携帯電話を楽天モバイルにしたものの、その後他社に乗り換えた』という方が多くいらっしゃいます。
携帯電話を楽天モバイルから他社に乗り換えた場合、楽天ひかりを継続利用するメリットはほとんどありません。
携帯電話を楽天モバイルからauに乗り換えた場合は、自宅の光回線をauひかりに乗り換えるのはかなりお勧めです。
auひかりに乗り換えれば、『auスマートバリュー』で携帯電話料金がお得になります。
この記事では、楽天ひかりからauひかりへ乗り換えるメリットやデメリット、注意点や手続き方法などについて、詳しく解説をしていきます。
目次
楽天ひかりとauひかりのインターネット料金はそこまで大きくは変わらない
楽天ひかりとauひかりのインターネット料金はそこまで大きく変わりません。
下記の表をご確認ください。
auひかり | 楽天ひかり | |
---|---|---|
速度 | 最大1Gbps | 最大1Gbps |
戸建て | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 | 5,280円 |
マンション | 4,000円~5,000円 ※建物により異なる | 4,180円 |
光電話 | 550円 | 550円 |
その他 | (無線ルーター無料 ※auユーザーのみ) | (無線ルーター有料) |
戸建ての場合、auひかりは『ずっとギガ得プラン』を利用した場合、1年ごとに料金が安くなる仕組みになっています。
1年目と2年目こそ、楽天ひかりよりも若干料金が高くなりますが、3年目以降は約100円高くなるぐらいで、ほとんど料金差はなくなります。
集合住宅の場合、楽天ひかりのマンションタイプは一律料金です。
それに対して、auひかりは建物により料金が異なります。
お住まいの建物によっては、今より高くなる場合もあれば、逆に安くなる場合もあります。
auひかりのマンションタイプの料金は、平均が4,500円ぐらいなので、今より少し料金は高くなると考えておいた方が無難です。
ただ、auの携帯を利用している方がauひかりに乗り換えれば、『auスマートバリュー』で大きな携帯電話料金の割引を受けることができます。
この割引を含めると、『光回線の料金+携帯電話の料金』のトータルの通信費で見た場合、今より安くなる場合がほとんどです。
楽天ひかりからauひかりへ乗り換える4つのメリット
メリット① auスマートバリューを適用できる
楽天ひかりからauひかりに乗り換えるメリットは色々とありますが、なんといっても、最大のメリットは『auスマートバリューを適用できる』という点にあります。
auスマートバリューは、auの携帯電話を利用している方が、特定の光回線を利用した場合にだけ適用される割引です。
auスマートバリューを適用した場合、携帯電話の料金から、毎月下記の割引を受けることができます。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G auマネ活プラン 5G ALL STARパック2 auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P) auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック auマネ活プラン 5G with Amazonプライム auマネ活プラン 5G/4G | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
スマホミニプラン 5G/4G | 翌月から 永年550円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> 使い放題MAX 5G ALL STARパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G/4G LTE ドラマ・バラエティパック データMAX 5G/4G LTE Netflixパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G/4G LTE auデータMAXプランPro auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20N auフラットプラン20 auフラットプラン7プラスN auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE 新auピタットプラン | データ容量 1GB超~7GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE(s) | データ容量 2GB超~20GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~2GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプラン auピタットプラン(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 ※auピタットプラン(シンプル)でデータ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプランN(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10/13/30 | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1 | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10(ケータイ)/13(ケータイ) | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5(ケータイ)/8(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2(ケータイ)/3(ケータイ) | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> タブレットプラン20 | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
割引額は利用している携帯電話のプランにより異なりますが、この割引は1台だけではなく、家族も含めて最大10台の携帯電話にそれぞれ適用することが可能です。
例えば、毎月1,100円の割引が発生するプランで家族で3台auの携帯電話を利用していた場合、毎月の割引額は3,300円にもなります。
しかも、ほとんどのプランでは、『永年』の割引です。
auの携帯電話とauひかりを組み合わせて利用している間は、この割引が毎月永久に続くことになります。
この割引は、楽天ひかりにしたままでは、一切適用することができません。
違う言い方をすると、auの携帯電話を利用しているのに楽天ひかりを利用しているのは、この割引を毎月捨ててしまっているようなものです。
家族も含めauの携帯電話をメインで利用している方は、早めにauひかりでauスマートバリューを適用することを強くお勧めします。
ドコモの携帯電話を利用しているならドコモ光・ソフトバンクの携帯電話を利用しているならソフトバンク光にすれば、同じように大きな携帯電話料金の割引を受けることができます!
ただ、auの携帯電話を利用している方が楽天ひかりを利用するのは、完全にアンマッチの状態です。
何もお得になる点はありません。
メリット② auひかりのキャッシュバックやキャンペーンでお得になる
楽天ひかりからauひかりに乗り換えると、キャンペーンでかなりの金額がお得になります。
auひかりは、auショップや公式サイトから申し込みをしてしまうと、かなり小さなキャッシュバックしか受け取ることができません。(最大で2万円程度)
ただ、多くの方が申し込みをしている代理店から申し込みをすれば、かなりの金額のキャッシュバックを受け取ることができます。
【公式キャンペーン】
- 工事費無料!(実質0円)
- 高速無線ルーターレンタルが永年無料!(auスマートバリュー適用の方)
- 他社から乗換えで、他社光回線の解約金を最大5万円還元!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック最大7万2千円!
~インターネットと光電話の申し込みだけで7万2千円!(他のオプションサービスの申し込みは不要)
~振り込み時期も他の代理店よりかなり早い!
auひかりは、公式キャンペーンとして、『工事費が実質無料になるキャンペーン』や『他社違約金を還元してくれるキャンペーン』を実施しています。
代理店から申し込みをすると、それに上乗せをして高額のキャッシュバックを受け取ることが可能です。
この『キャンペーンでかなりお得になる』というのも、楽天ひかりからauひかりに乗り換えるメリットの1つです。
ただ、auひかりは、他社光回線の違約金を全額キャッシュバックしてくれるため、費用面の心配をする必要はありません!
そこに加えて、代理店からかなり大きなキャッシュバックを受け取れるため、費用がかかるどころか、逆にお得になります!
メリット③ 【エリア限定】最大5ギガのプランが最大1ギガのプランと同じ料金で利用できる
楽天ひかりのインターネット速度は最大1ギガです。
auひかりも基本は1ギガですが、1ギガのプラン以外に、5ギガと10ギガのプランもあります。
5ギガと10ギガのプランは、利用できるのが東京・神奈川・千葉・埼玉の戸建て住宅に限定されていますが、この地域にお住まいの方は、かなりラッキーです。
というのが、auスマートバリューを適用される方に関しては、最大5ギガの超高速インターネットを最大1ギガと同じ料金で利用することができるようになっています。
本来は、最大1ギガよりも最大5ギガのインターネット料金の方が高額です。
ただ、auスマートバリューを適用される方は、キャンペーンでずっと最大1ギガと同じ料金で5ギガのプランを利用可能です。
この地域の戸建て住宅にお住まいの方は、間違えて最大1ギガのプランで申し込みをしないよう、注意するようにしてください。
最大5ギガのプランを利用できないエリアにお住まいの方でも、インターネット速度に関して、心配をする必要はまずありません!
メリット④ auユーザーなら自宅の無線ルーターを無料でレンタルできる
楽天ひかりで、自宅で利用する無線ルーターをレンタルする場合、東日本エリアだと月額330円・西日本エリアだと月額110円のレンタル料金が発生します。
このレンタル料金を払うのが嫌だという場合は、市販の無線ルーターを自前で購入する以外、方法はありません。
それに対して、auひかりでは、無線ルーターを無料レンタルで提供しています。(auスマートバリューを適用する方限定)
本来はレンタル料金が月額550円必要になるサービスですが、『auスマートバリューを適用する方』は、ずっと無料で利用可能です。
しかも、『無料レンタル』のため、故障しても無料で交換対応も可能です!
メーカー保証期間はあっても1年程度です。
auひかりでauスマートバリューを適用する方は、無料レンタルの無線ルーターを利用する方が安心です。
楽天ひかりからauひかりへ乗り換える2つのデメリット
デメリット① キャンペーンで料金が割引されている間は乗り換えると損をする場合がある
auユーザーは楽天ひかりからauひかりに乗り換えた方がお得になりますが、乗り換える時期を先延ばしした方が良い場合もあります。
楽天ひかりは、かなり前から、『楽天モバイルユーザー限定で楽天ひかりのインターネット料金が1年間無料』になるキャンペーンを行っています。
このキャンペーンが適用されている間に乗り換えるのは、あまりお勧めできません。
せっかく、キャンペーンでインターネット料金を1年間無料で使えているのであれば、乗り換えるなら無料期間が終わる2年目以降がお勧めです。
楽天ひかりのキャンペーンを使い切る前に乗り換えてしまうのは、ちょっともったいないです。
ただ、その場合、インターネット料金が1年間・毎月約2千円割引されるキャンペーンが適用されていると思います!
そのキャンペーンが適用されている場合も、乗り換えるなら割引が終わる2年目以降がお勧めです!
デメリット② 楽天ポイント+1倍の付与がなくなる
これは楽天市場でお買い物をされる方限定ですが、楽天ひかりを契約していると、楽天市場でのポイント付与が+1倍になります。
通常は、税抜きの商品価格100円あたり1ポイントです。
ただ、楽天ひかりを契約しているとプラス1倍になるため、税抜きの商品価格100円あたり2ポイント付与されます。(他にも、楽天カードでの支払いなどでポイント付与率は変わってきます)
楽天ひかりからauひかりへ乗り換えると、この+1倍のポイント付与は付かなくなります。
ただ、仮に楽天市場で毎月1万円お買い物したとしても、この+1倍の特典で増えるのは毎月100ポイント分だけです。
auの携帯電話を利用している方は、auひかりでauスマートバリューを適用した方が、よりお得になると思います。
楽天モバイルユーザーが楽天ひかりを利用してお得になるのは、インターネット料金が割引されるキャンペーンの間だけです!
楽天ひかりからauひかりへ乗り換える前に確認すべき3つの注意点
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えでは、デメリットとまでは呼べないものの、注意しなければいけない点がいくつかあります。
乗り換えるかどうかを判断するにあたっては、この注意点も含めて検討してみることをお勧めします。
注意点① 楽天ひかりとauひかりでは光回線の設備が異なるため、工事が必要
楽天ひかりからドコモ光やソフトバンク光などの光回線へは、『工事不要』で乗り換えることができます。
楽天ひかりもドコモ光もソフトバンク光も、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光の設備や端末を借りて提供されている、いわゆる『光コラボレーションサービス』です。
この『光コラボレーションサービス』を提供している楽天やドコモやソフトバンクや他の事業者も、NTT東日本やNTT西日本に光回線を使う料金を払った上で、設備を借りてサービスを提供しているのが実態です。
この『光コラボレーションサービス』同士の乗り換えは、乗り換えても設備や端末はNTTのまま変わりません。このことから、乗り換えても工事が発生しません。
ただ、auひかりは、NTTの設備ではなくKDDIが独自に構築した光回線の設備や端末を利用しています。
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えは、設備・端末が『NTTからKDDI』に変更になるため、必ず工事が必要です。
なお、工事は、基本的に立会いが必要な派遣工事が必要になります。
『光コラボレーションサービス』以外で、独自の光回線の設備や端末を用いて提供されているのは、auひかりやNURO光など、ごく一部のサービスしかありません!
この『光コラボレーションサービス』同士は、何度でも工事不要で乗り換えることができます。
「工事不要で気楽に光回線を乗り換えたい」という方は、auひかりにしない方が良い場合もあります。
注意点② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えで、光電話の番号は、変わる場合と変わらずに継続できる場合とがあります。
具体的には下記の通りです。
- 光電話で新しく番号を取得している場合
⇒乗り換えに伴って100%番号は変わる - 光電話でアナログ電話の番号を継続して利用している場合
⇒アナログ戻しをすれば同じ番号のまま乗換え可能
⇒アナログ戻しをしない場合は番号は変わる
少しややこしいですが、楽天ひかりの光電話は、NTTが提供しているものをそのまま利用しているため、提供事業主はNTTです。
それに対して、auひかりの光電話の提供事業主はKDDIです。
提供事業主が異なる光回線の乗換えの場合、光電話の番号を直接番号ポータビリティすることはできません。
電話サービスの提供事業主が異なっても、携帯電話はMNPのように簡単に番号ポータビリティができる仕組みがありますが、光回線にはそういった仕組みがありません。
この場合、光電話から番号ポータビリティができるのは、『アナログ電話との間のみ』になります。
もし、楽天ひかりでアナログ電話から利用している番号を継続利用している場合、下記の手順を踏めば、番号を変えずにauひかりに乗り換えることは可能です。
- 楽天ひかりの光電話(NTT提供)から、アナログ電話へ番号ポータビリティ
- アナログ電話から、auひかりの光電話(KDDI提供)へ番号ポータビリティ
この方法を取る場合、アナログ電話の番号ポータビリティの費用として、別途1万円前後の費用が発生することがほとんどです。
そのため、「乗り換えに伴って番号変えてもいい」という方は、アナログ戻しはせずに、auひかりで新しい番号を取得する方がお勧めです。
ちなみに、アナログ電話の番号を継続利用しているわけではなく、光電話で新しく取得した番号を利用している場合、上記の方法は取れません。
光電話で新しく取得した番号は、『光電話専用番号』といって、光電話でしか利用ができない番号になっているため、上記のアナログ戻しの手続きを行うことができません。
それに加えて、光電話同士での番号ポータビリティもできないため、その場合は、乗り換えに伴って必ず番号が変更になります。
「おかけになった電話番号は現在お繋ぎできません。新しい番号は●●番です。」
というようなガイダンスを無料で流すことができます!
このガイダンスを流せば、電話をかけてきた方に、新しい番号を伝えることはできます!
楽天ひかり・ドコモ光・ソフトバンク光などの光コラボレーションサービスは、全て光電話の提供事業主がNTTになっています。
乗り換えても提供事業主が変わらないことから、光電話の番号が変わることはありません。
光回線を乗り換えても、光電話はNTTの提供のままです!
『事業者変更』という簡単な手続きを取るだけで、電話番号は自動で継続されます!
注意点③ プロバイダーは変わる・メールアドレスも変わる
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えで、利用しているプロバイダーは必ず変更になります。
楽天ひかりのプロバイダーは、『楽天ブロードバンド』です。
それに対して、auひかりでは下記のプロバイダーの中から、利用するプロバイダーを選ぶことができます。
大部分の方は、So-netやBIGLOBEなどの、大手のプロバイダーにする方が多いです。
プロバイダーが変われば、利用できるメールアドレスも変更になります。
楽天ひかりでは、『●●●@gol.com』というメールアドレスを10個まで無料で利用することができました。
このメールアドレスは、auひかりに乗り換えた段階で利用できなくなります。
他の光回線の場合は、メールアドレスだけ継続できるプランがあったりしますが、楽天ひかりにはそういったプランはありません。
もし、楽天ひかりで『●●●@gol.com』のメールアドレスを利用して、いろいろなサービスにそのアドレスで登録をしている場合、登録メールアドレスの変更手続きが必要です。
というのも、プロバイダーのメールアドレスは、『そのプロバイダーを契約している間でしか利用できない』という大きなデメリットがあるからです!
昔は一部にフリーメールアドレスだと登録できないサービスがありましたが、今そういったサービスはほぼ存在していません。
わざわざ、『プロバイダーを契約している間でしか利用できない』メールアドレスを利用するメリットはほとんどありません。
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えがお勧めの方とは
ここまで、楽天ひかりからauひかりに乗り換えるメリットやデメリット・注意点について説明をしてきましたが、乗り換えをお勧めできるのは下記に該当する方です。
- auスマートバリューを適用したい
- 工事が必要になってもいい
- 光電話の番号が変わってもいい
上記のすべてに当てはまる方は、auひかりへの乗り換えがお勧めです。
逆に、上記の全てに当てはまらないという方は、auひかりへの乗り換えはあまりお勧めできません。
単純に『auスマートバリューを適用したい』という方の場合は、楽天ひかりと同じ光コラボレーションサービスのビッグローブ光がお勧めです。
ビッグローブ光は、インターネット料金が3年プランで戸建てが5,478円、集合住宅が4,378円で利用できるサービスです。
光電話の料金は、楽天ひかりと同じく月額550円です。
楽天ひかりからビッグローブ光へは、『事業者変更』という手続きをとることで、かなり簡単に乗り換えることができます。
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
楽天ひかりからビッグローブ光への乗り換えは、auひかりへ乗り換える場合とは、色々な点が異なってきます。
- auスマートバリューを適用したい
⇒ビッグローブ光でもauひかりと同じように適用可能
- 工事が発生するのはイヤだ
⇒ビッグローブ光は、楽天ひかりと同じNTTの設備を利用しているため、工事不要で乗り換え可能
- 光電話の番号が変わるのはイヤだ
⇒ビッグローブ光なら電話番号は変えずに乗り換え可能。アナログ戻しも不要
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えは、利用する光回線の設備が、『NTT⇒KDDI』に変更になるため少し複雑です。
それに対して、ビッグローブ光は、楽天ひかりと全く同じNTTの設備を利用しているため、乗り換えても工事が発生しません。
それに、光電話の番号も『事業者変更』の申請をするだけで、自動で継続されます。
また、工事が発生しないことから工事費の支払いも発生せず、初期費用もかなり安く済みます。
ビッグローブ光はキャンペーンも非常に大きく、多くのauユーザーに選ばれている光回線です。
「ビッグローブ光をより詳しく知りたい」という方は、下記のビッグローブ光の公式サイトをご確認ください。
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えでかかる全費用
楽天ひかりからauひかりへの乗り換えでは、下記の二つの費用が必要になります。
- 楽天ひかりの解約に関する費用
- auひかりの開通に関する費用
auひかりは代理店を通して申し込むと、かなり大きなキャンペーンを適用できますので、費用面はほとんど心配いりません。
まずは、楽天ひかりの解約に関する費用は、下記の通りです。
- (auひかりの違約金負担キャンペーンで実質無料)違約金
~2022年6月末までに楽天ひかりを申し込みした方=36カ月契約で、戸建て・集合住宅ともに10,450円
~2022年7月1日以降に楽天ひかりを申し込みした方=24カ月契約で、戸建てが5,280円・集合住宅が4,180円
◎違約金が発生しても、後ほどauひかり公式が行っている違約金負担キャンペーンで全額キャッシュバックされます。
※違約金は、いつ楽天ひかりを申し込みしたかで、契約期間と違約金の金額が異なります。契約更新月とその翌月と翌々月に解約をする場合は違約金は発生しませんが、それ以外の期間に解約をすると違約金が発生します。
- 工事費の分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)・無派遣工事費(2,200円)
~2022年6月末までに楽天ひかりを申し込みした方=36カ月の分割払い
~2022年7月1日以降に楽天ひかりを申し込みした方=24カ月の分割払い
◎工事費無料キャンペーンで楽天ひかりを開通した方や、工事費の分割払いが終わっている方は支払いはありません。
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつ楽天ひかりを申し込みしたかで異なります。
楽天ひかりの違約金は、解約するタイミングによって、発生する場合もあれば発生しない場合もあります。
ただ、発生したとしても、auひかりのキャンペーンで後ほど全額キャッシュバックで返金されるため、実質的な費用負担はありません。
工事費の分割払いに関しては、楽天ひかりで、
- 工事費無料キャンペーンを適用しているかどうか
- 分割払いが終わっているかどうか
で変わってきます。
楽天ひかりは、工事費無料キャンペーンを長く行ってきたため、工事費の支払いが発生しない方が多いと思います。
仮に、工事費の残債の支払いが発生したとしても、auひかりのキャンペーン・代理店のキャッシュバックで全額回収可能です。
次に、auひかりを開通させるために必要な費用は、下記の通りです。
- 契約事務手数料=3,300円
- 【実質無料】工事費=戸建て:41,250円、集合住宅:33,000円
~戸建ての場合は35ヵ月の分割払い、集合住宅の場合は24カ月の分割払いが発生しますが、キャンペーンで同じ金額がインターネット料金から割引されるため、工事費は実質かかりません。
工事費はキャンペーンで実質無料になります。
auひかりを開通させるのに必要な費用は、実質、契約事務手数料の3,300円のみです。
そこに対して、auひかりをお勧めの代理店から申し込めば、下記のキャッシュバックを受け取ることができます。
【公式キャンペーン】
- 工事費無料!(実質0円)
- 高速無線ルーターレンタルが永年無料!(auスマートバリュー適用の方)
- 他社から乗換えで、他社光回線の解約金を最大5万円還元!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック最大7万2千円!
~インターネットと光電話の申し込みだけで7万2千円!(他のオプションサービスの申し込みは不要)
~振り込み時期も他の代理店よりかなり早い!
このキャッシュバックを適用すれば、乗り換えで発生する出費よりも、収入の方が多くなるはずです。
お勧めの代理店では6万~7万円のキャッシュバックを行なっていますが、auひかりを公式サイトやauショップから申し込んでしまうと、1万円~2万円のキャッシュバックしか受け取ることができません。
auひかりを申し込むのであれば、より大きなキャッシュバックを適用できるインターネット代理店からの申し込みがお勧めです。
楽天ひかりからauひかりへ乗り換える手続き方法
楽天ひかりからauひかりへ乗り換える手続き方法は、光電話の番号を継続しない場合と継続する場合とで異なります。
光電話の番号を継続しない場合の手続き方法は、下記の通りです。
- auひかりをお得なインターネット代理店から申し込み
~申し込みはこちらがお勧め:【auひかりキャンペーン】
- 楽天ひかりを解約申し込み
~楽天ひかりの解約手続きはこちら:楽天ひかりの退会ページ
- auスマートバリューを申し込み
auひかりは申し込みから開通まで、平均で1ヶ月程度はかかります。(それ以上かかる場合もあります)
auひかりの開通工事日を決める前に楽天ひかりを解約してしまうと、インターネットが使えない期間が発生する可能性があります。
そのため、『インターネットが使えない期間が出ると困る』という方は、先にauひかりを申し込んでおくほうが無難です。
次に、光電話の番号を継続する場合の手続き方法は、下記の通りです。
- まず先に、NTT東日本・NTT西日本に連絡をし、楽天ひかりの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティ
- auひかりをお得なインターネット代理店から申し込み(同時にアナログ電話からauひかりの光電話へ番号ポータビリティを申請)
~申し込みはこちらがお勧め:【auひかりキャンペーン】
- 楽天ひかりを解約申し込み
~楽天ひかりの解約手続きはこちら:楽天ひかりの退会ページ
- auスマートバリューを申し込み
楽天ひかりからauひかりへ番号を継続するためには、必ず、
- 楽天ひかりの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティ
- アナログ電話からauひかりの光電話へ番号ポータビリティ
上記のように、『楽天ひかり⇒アナログ電話⇒auひかり』と、間にアナログ電話をはさんで番号ポータビリティをする必要があります。
この光電話の番号を継続する場合、絶対にやってはいけないことが1つだけあります。
それは、『楽天ひかりの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティが完了する前に、楽天ひかりの解約工事を行なってしまう』こと。
これをしてしまうと、楽天ひかりの解約工事の際に、光電話の番号が廃止されてしまうため、どうやっても番号を継続することができなくなります。
必ず、事前に楽天ひかりの光電話からアナログ電話へ番号移行しておくことは忘れないようにしましょう。
【参考】auスマートバリューの申し込み方法について
auの携帯電話を利用している方は、auひかりを申し込んだ後に、auスマートバリューの申し込みも必要です。
auスマートバリューの申込方法は下記の通りです。
- インターネット上で行う(My au)
- 電話で申込む
~au携帯からなら:局番なしの157、それ以外からなら:0077-7-111
- auショップに来店して申込む
インターネット・電話・auショップと、どこから申し込みをしても大丈夫です。
このauスマートバリューの手続きを忘れてしまう方が、意外と多くいらっしゃいます。
手続きを忘れてしまうと、その間に発生するはずだった割引を単純に損してしまうだけなので、auひかりを申し込んだら早めにauスマートバリューも手続きをしておく方が無難です。
【まとめ】auユーザーはできるだけ早く楽天ひかりから乗り換えを
この記事では、楽天ひかりからauひかりへ乗り換える詳細を説明してきました。
最後に結論として言えるのは、auの携帯電話を利用している方は、早めにauひかりかauスマートバリューが適用できる光回線へ乗り換えた方がいいということ。
何より、auスマートバリューの割引を適用していないのは、あまりにも、もったいないです。
auユーザーにとって、楽天ひかりは全くお得なサービスではありません。
光回線の乗り換えは面倒かもしれませんが、楽天モバイルからauに携帯電話を乗り換えた方は、光回線も早めに見直ししておく方が無難です。
auひかりのお得なキャッシュバック徹底比較!
- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!