
光回線の移転手続きをする時にまっさきに決めたいのが工事日と電話番号ですよね。
光回線の移転を依頼する時に「こんなオプションサービスもありますので利用してみませんか?」など、業者に工事日と電話番号以外の話を延々とされることもありますが、工事日と電話番号さえ決まってしまえばあとは正直どうでもいいところ。
この記事では、引越しで電話番号が変わる場合と変わらない場合がなぜ出てくるのか、番号の仕組みを解説していきます。

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目次
光電話の番号は大きく分けると2つの種類に別れる。それに伴って引越す地域により番号が変わるかが決まる
光電話の番号は大きく分けると2つの種類に分けることができます。
- アナログ電話の番号=アナログから光電話に番号ポータビリティして利用している番号
- 光電話の専用番号=光電話で新しく取得した番号
この2つ、同じ光電話の番号であっても実は番号帯が全く違うこと、それに伴い引越しをする際に番号が変わる場合と変わらない場合が異なってきます。
例:03-●●●●-1234
⇒アナログの電話番号と光電話専用番号だと、●●●●の箇所の番号が違う。

アナログ電話の番号を光電話で利用している場合、引越しで町が変われば番号も基本は変わる
もともとアナログの電話番号を光電話に番号ポータビリティして継続利用している場合、この番号は基本的に町単位で整備されている電話交換局というところで管理されています。
この電話交換局の収容地域から外れた場所に移転した場合、つまり現在住んでいる町から違う町名の番地に引越した場合、基本的に番号が変わります。
※町をまたいで電話交換局が整備されていることもまれにありますので、確実に番号が変わるというわけではありません。
それに対して光電話の専用番号帯を利用している場合は、番号が変わるかどうかの基準が全く異なってきます。
光電話の専用番号を利用している場合、基本的に同じ市内での引越しなら番号は変わらない
アナログの電話番号を光電話で利用している場合と違い、光電話の専用番号を利用している場合は、同じ市内での引越しであれば基本的に番号は変わりません。
アナログの電話番号が基本的に町単位(電話交換局単位)で管理されているのに対し、光電話の専用番号は市内統一で使えるように整備されているからです。
当然のことながら市外への引越しや県外への引越しをする場合は電話番号は変わってしまいますが、同じ市内であれば番号が変わらないのが光電話の専用番号帯の嬉しいところ。
どちらにしても番号が変わる場合は光電話の専用番号帯になる
アナログの番号を光電話で継続して利用している場合でも、光電話の専用番号を利用している場合でも、どちらにしても引越しで番号が変わる場合には、光電話の専用番号に統一されます。
光回線の移転を申込んで番号が変わる場合は、業者側から3つ~5つの新しい番号の候補を提示されるので、その中から利用する番号を1つ選ぶことになります。
提示される番号は全て光電話専用の番号帯のものです。

新しい光電話の専用番号は、以前誰かが利用していた番号を割り振られることが多い
固定電話の番号数には限るがある為、移転で新しい光電話の番号を取得する場合、その番号は以前誰かが利用していた番号である可能性が高いです。
一般的に以前の方が番号の利用をやめて1年から数年たった番号を業者側が提示してくるので、その中から利用する番号を選ぶことになります。
個人の方が新しく移転先で番号を取得する場合、以前法人が利用していた番号を割り振られることはほとんどありません。
これは、以前法人が利用していた番号を個人の方に割り振ってしまうと、以前利用していた法人あての電話やFAXが届いたりトラブルになることが多い為。
「ほとんど」ないと言ったのは、原則ルールとして個人の方には以前法人が利用していた番号を割り振らないというルールがあるにも関わらず、オペレータが気がつかずに法人の番号を割り振ってしまう場合があるからです。
万が一、新しい電話番号で何らかのトラブルが起きた場合は番号を変えることも出来ますので、光回線の事業者に相談することをお勧めします。

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