
楽天ひかりは、楽天モバイルユーザーが期間限定でお得になる光回線です。
楽天ひかりでは、楽天モバイルユーザー限定で、インターネット料金が1年間無料になるキャンペーンを行っています。
ただ、意外と『携帯電話を楽天モバイルにした後に、再度携帯電話を他社に乗り換えた』という方が多いです。
携帯電話を楽天モバイルから他社に乗り換えた方は、自宅の光回線も他社に乗り換えるのがお勧めです。
特に、携帯電話を楽天モバイルからドコモに乗り換えた方は、光回線も楽天ひかりからドコモ光に乗り換えればかなりお得になる場合があります。
楽天ひかりからドコモ光への乗り換えは、基本的に工事も必要ありませんし、手続きも非常に簡単です。
この記事では、楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えるメリットやデメリット、注意点や手続き方法などについて、詳しく解説をしていきます。

目次
楽天ひかりからドコモ光への乗換えは、工事も必要なく簡単に乗り換えられる
光回線の乗り換えは、『手続きが面倒』とか『工事が必要』というイメージを持つ方が多いですが、楽天ひかりからドコモ光への乗り換えはかなり簡単です。
楽天ひかりもドコモ光も、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光の設備や端末を借りて提供されているサービスです。
こういった、NTT東日本・西日本の光回線の設備や端末を借りて提供されているサービスは、よく『光コラボレーションサービス』だとか『コラボ光』と呼ばれています。
この『光コラボレーションサービス』同士の乗り換えは、乗り換えても設備や端末が変わらないことから、『事業者変更』という手続きをとることで、工事不要で乗り換えることができます。
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
この『事業者変更』の手続きさえ行えば、楽天ひかりからドコモ光への乗り換えは、
- 工事不要で乗換えられる
- 光電話ルーターや回線終端装置といった端末も、今のものをそのまま継続利用できる
- 光電話の番号も同じ番号を継続できる
- 工事が必要ないため、乗り換えの費用を安く済ませられる(工事費用が発生しない)
と、びっくりするぐらい簡単に乗り換えることができます。
手続きも非常に簡単で、
- 楽天ひかりで『事業者変更承諾番号』を取得する(電話で簡単にできます)
- ドコモ光を申し込んで、『事業者変更承諾番号』を伝える
この二つだけです。
あとは、工事が必要ないことから、契約が自動で楽天ひかりからドコモ光に切り替わります。
この光コラボレーションサービスの『事業者変更』は、携帯電話で言えば、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)に仕組みは近いです。
注意点としては、楽天ひかりからドコモ光への乗り換えと同時に、『プラン変更(最大1ギガから最大10ギガのプランへ変更など)』をしてしまうと、工事が発生するということ。
この場合は工事費用も発生してしまいます。(キャンペーンで工事費用が無料になっていない場合)
ドコモ光は、最大1ギガのプラン以外に最大10ギガのプランもありますが、最大10ギガのプランは料金が非常に高いです。
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えるのであれば、最大1ギガのプランのまま、工事不要で乗り換えるのが無難です。

『光コラボレーションサービス』以外の光回線は、
- auひかり(KDDI独自の光回線の設備や端末を利用)
- NURO光(ソニーグループ独自の光回線の設備や端末を利用)
- 電力会社の光回線(電力会社独自の光回線の設備や端末を利用)
と、ごくわずかなサービスしかありません!

- 工事が必要
- 光電話の番号が変わることが多い(番号を継続できてもアナログ電話に一度番号を戻す手続きが必要)
- 利用している端末もガラリと変わる
- 手続きが大変
上記のように、ここまで簡単には乗り換えられません。

一度、楽天ひかりからドコモ光に乗り換えた後も、『光コラボレーションサービス』同士の乗り換えであれば、何度でも工事不要で乗換え可能です!
【補足】楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えると、光電話と地デジサービスの支払い先が変わる
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えても、光電話や地デジサービスは今まで通り継続利用できます。
サービスの名称は異なりますが、月額料金も全く変わらないですし、サービス内容も全く同じです。
(ドコモ光では、『ドコモ光電話(光電話)』と『ドコモ光テレビオプション(地デジサービス)』という名称で提供されています)
というのも、『光コラボレーションサービス』の光電話や地デジサービスは、NTTのフレッツ光の光電話とフレッツ・テレビのサービスを、そのまま借りて提供しているだけだからです。
ただ、楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えると、光電話と地デジサービスの支払い先が変更になります。
- 楽天ひかりの場合
⇒インターネット料金=楽天からの請求
⇒光電話と地デジサービス=NTT東日本・NTT西日本からの請求 - ドコモ光の場合
⇒インターネット料金・光電話・地デジサービス=全てドコモからの請求
楽天ひかりを利用している方は、インターネット料金と光電話・地デジサービスで、請求が二つに分かれていると思います。
ドコモ光に乗り換えた後は、全てまとめてドコモからの請求に変更になります。
今までよりも少し分かりやすくなると思います。

ただ、料金の支払い先だけが変更になります!
楽天ひかりからドコモ光に乗換える3つのメリット
メリット① 家族も含めてドコモの携帯電話料金が大きく割引される
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換える最大のメリットは、なんと言っても『ドコモ光セット割を適用できる』という点にあります。
ドコモの携帯電話を利用している方がドコモ光を契約すると、携帯電話料金から下記の割引が毎月発生します。
ドコモ光 新プランで利用の場合の割引額 (ギガホ・ギガライト) |
|
---|---|
下記は1台あたりの割引額です。ファミリー割引グループを組んでいる場合は、下記の割引が全台に入ります。(ギガホで3台利用なら毎月3,300円) | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
5Gギガホプレミアム | 1,100円 |
5Gギガホ | 1,100円 |
ギガホプレミア | 1,100円 |
ギガホ | 1,100円 |
5ギガライト/ギガライト <ステップ4:~7GB> | 1,100円 |
5ギガライト/ギガライト <ステップ3:~5GB> | 1,100円 |
5ギガライト/ギガライト <ステップ2:~3GB> | 550円 |
5ギガライト/ギガライト <ステップ1:~1GB> | - |
この割引は携帯電話1台分だけではなく、家族も含め最大20台のドコモの携帯電話にそれぞれ適用されます。(離れて過ごしている家族も適用可能)
仮に、毎月1,100円の割引が発生するプランで、家族で4台ドコモの携帯電話を利用していた場合、毎月の割引額は4,400円にもなります。
しかも、この割引は期間限定ではなく永年の割引です。(割引が毎月ずっと続きます)
この割引は、楽天ひかりを契約したままでは一切適用することができません。
『家族でドコモの携帯電話を利用しているのに、自宅の光回線は楽天ひかりを利用している』という方は、この割引を毎月ムダにしてしまっている状況です。
先ほどもお伝えした通り、楽天ひかりからドコモ光へは、『工事不要』で簡単に乗り越えることができます。
ドコモユーザーの方は、この割引を無駄にしないためにも、早めに楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えるのがお勧めです。

家族でドコモの携帯電話を利用している場合、料金面を見れば、絶対的にドコモ光がお勧めです!
メリット② 無線ルーターが無料で使えるようになる(プロバイダーによる)
楽天ひかりでは、自宅で利用する無線ルーターを有料(レンタル)で提供しています。
レンタル料金は、NTT東日本エリアで月額330円、西日本エリアで月額110円です。
有料レンタルで利用しない場合は、ご自身で市販の無線ルーターを準備するしかありません。
それに対して、ドコモ光では多くのプロバイダーで無線ルーターを無料レンタルで提供しています。
ドコモ光本体では無料で提供していませんが、プロバイダー側が無料のレンタル機器を送付してくれるため、自宅のWi-Fi環境を無料で構築することが可能です。
無線ルーターを無料で提供しているプロバイダーは、GMOとくとくBB・@nifty・ぷらら・OCN・BIGLOBEなどの大手のプロバイダーです。
全てのプロバイダーが無料で無線ルーターを提供しているわけではありませんが、大手のプロバイダーを利用すれば、無線ルーターを無料で利用できるというのもドコモ光のメリットの1つです。

どのプロバイダーを利用するかによって、ドコモ光のキャンペーンや無料で使えるオプションサービスなどが異なってきます!
どのプロバイダーを選んでいいかわからない場合は、GMOとくとくBBなどの大手のプロバイダーを選んでおくのが無難です!
メリット③ dカードGOLDやその他のお得な還元でさらにお得になる

ドコモ光には、『ドコモ光セット割』以外にドコモユーザーだけがお得になるdポイントプログラムがたくさんあります。
その内の一つが、『dカードゴールド』によるdポイントの還元です。
ドコモの携帯電話料金やドコモ光の料金をdカードゴールドで支払うと、毎月利用料金(税抜き)の10%分がdポイントとして還元されます。
仮に、
- 家族で3台携帯電話を利用していて携帯電話料金が合計2万円
- ドコモ光が5千円(光電話などのオプションサービス料金を含む)
dカードGOLD1年会費が11,000円かかりますが、それ以上のdポイントが戻ってくる方は、加入しておいた方がお得です。
他にも様々なdポイント還元のプログラムがありますが、携帯電話料金の割引である『ドコモ光セット割』に、これらのdポイントの還元をプラスすると、ドコモユーザーはかなりお得になることがほとんどです。

ドコモ光の公式サイトでは、新規加入特典としてdポイントを還元するキャンペーンを行っています!
ただ、『dポイントよりもキャッシュバック(現金)がいい』という方は、代理店のホームページからドコモ光を申し込む方がお勧めです!

一方で、代理店のホームページからドコモ光を申し込んだ場合、キャンペーンは『現金(銀行振込み)』で還元されます。
還元される金額は、代理店の方が少し高額です。
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換える3つのデメリット
デメリット① インターネットの月額料金が少し高くなる
楽天ひかりからドコモ光への乗り換えは、いくつかのデメリットも存在しています。
デメリットの一つ目として挙げられるのが、『インターネット料金が若干高くなってしまう』という点です。
ドコモ光は『ドコモ光セット割』で携帯電話料金が安くなる分、インターネット料金はそこまで安い設定になっていません。
それに対して、楽天ひかりは楽天モバイルの携帯電話料金が安くなるような割引はありません。
ただ、その分インターネット料金がそれなりに安い料金設定になっています。
- 楽天ひかり=戸建て:5,280円、集合住宅:4,180円
(自宅で使う無線ルーターは有料) - ドコモ光=戸建て:5,720円、集合住宅:4,400円
(プロバイダーにより自宅で使う無線ルーターは無料)
※光電話はどちらも月額550円です。
※ドコモ光は利用者が多いタイプAのプロバイダーを利用した場合の料金です。
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えると、
- 戸建ての場合は440円
- 集合住宅の場合は220円
今より月額料金が高くなります。
ドコモ光は、大手のプロバイダーを利用すると無線ルーターを無料で利用できるというメリットもありますが、それでも少し高くなってしまう感じです。
ただ、『ドコモ光セット割』でそれ以上にドコモの携帯電話料金から割引が入る場合、トータルで見ればドコモユーザーはドコモ光に乗り換えた方がお得になります。

大手の携帯電話会社を利用している場合、ドコモ光のように携帯電話料金が大きく割引される光回線にすれば、『携帯電話料金+光回線』のトータルの通信費が大きく変わってきます!

特に家族で複数台、同じ会社の携帯電話を利用している場合、これらの割引額がかなり大きいため、光回線の数百円の料金差だけを比較しても何も意味はありません。
楽天ひかりを利用してお得になるのは、楽天モバイルユーザーだけです。
デメリット② キャンペーンで料金が割引されている間は乗り換えると損をする場合がある
楽天ひかりは、以前から楽天モバイルユーザー限定で『楽天ひかりのインターネット料金が1年間無料』になるキャンペーンを行っています。
まだ、楽天ひかりを契約してから1年が経過していない方は、このキャンペーンが適用されている状態だと思います。
ちなみに、途中で携帯電話を楽天モバイルからドコモへ乗り換えたとしても、この楽天ひかりの1年無料キャンペーンは継続されます。
このキャンペーンが適用されている間に、楽天ひかりから別の光回線へ乗り換えるのはお勧めしません。
どうせ1年間無料で使えるのであれば、1年間は無料で使い切って、2年目以降に乗り換えるのがお勧めです。
ちなみに、このキャンペーンが適用されている方の場合、楽天ひかりの契約期間は36ヶ月(3年契約)か、24カ月(2年契約)のどちらかになっています。
違約金を支払わずに解約するには、違約金が発生しない期間(契約期間の更新月とその翌月と翌々月の間)までは継続利用しなければいけません。
そこまで利用しない場合は必ず違約金が発生します。
どうせ今解約をしても1年無料で使い切った後に解約をしても、違約金が発生するのであれば、楽天ひかりを1年間無料で使い切って、違約金の分を少しでもカバーしておいた方がお得です。

楽天ひかりで違約金が発生したとしても、ドコモ光の代理店が行なっている新規加入特典のキャッシュバックで回収可能です!
むしろ、キャッシュバックで逆にお得になる場合が多いです!

デメリット③ 楽天ポイント+1倍の付与がなくなる

楽天ひかりを契約している場合、楽天市場でのお買い物で楽天ポイントが+1倍で付与されます。
楽天ポイントは通常、税抜きの商品価格100円あたり1ポイントです。
ただ、楽天ひかりを契約していると+1倍のポイントになるため、税抜きの商品価格100円あたり2ポイントが付与されます。
(これ以外にも、楽天カードで支払いをする場合等でポイント付与率は変わります)
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えると、この+1倍の楽天ポイントの付与は適用されなくなります。
ちなみに、ドコモ光でプロバイダーを『楽天ブロードバンド』にしても、この+1倍のポイント付与は発生しません。
ただ、この楽天ひかりの+1倍で増えるポイントは、楽天市場で1万円お買い物をしたとしても+100ポイント分にしかなりません。
5万円お買い物したとしても、たったプラス500ポイント分です。
この+1倍の付与がなくなったとしても、ドコモユーザーの方は、ドコモ光で携帯電話料金の割引を適用した方がお得になる場合がほとんどだと思います。

楽天市場を利用している方でも、毎月10万円お買い物をしても1ヶ月1,000ポイント分多くなるだけです!
ドコモ光で毎月1,000円以上の携帯電話料金の割引が発生するのであれば、そちらの方がお得です!
楽天ひかりからドコモ光への乗り換えがお勧めの方とは
この記事ではここまで、楽天ひかりからドコモ光へ乗り換えるメリットやデメリットについて説明してきましたが、乗り換えがお勧めなのは下記に該当する方です。
- 家族で複数台ドコモの携帯電話を利用している方
- 楽天ひかりのインターネット料金が1年無料になるキャンペーンが終わっている方(楽天モバイルユーザー限定)
ここまで何度も説明してきた通り、ドコモ光はドコモユーザーがお得になる光回線です。
特に、家族で複数台ドコモの携帯を利用している場合、毎月の通信費が一番お得になるのは圧倒的にドコモ光です。
その場合、『ドコモ光セット割』で、毎月数千円以上の割引が入る場合がほとんどです。
ドコモユーザーが楽天ひかりを利用していても、全くお得になる点はありません。
ただ、楽天ひかりの1年無料キャンペーンを適用している方は、楽天ひかりを1年無料で使い切った後に乗り換えた方が無難です。
楽天ひかりからドコモ光へは、工事不要で簡単に乗り換えることができます。
『携帯電話はドコモ×光回線は楽天ひかり』というアンマッチの状況になっている方は、一度契約内容を見直してみることをお勧めします。
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換える前に確認しておくべき注意点
楽天ひかりからドコモ光への乗り換えでは、デメリットとまでは呼べないものの、注意すべき点が一つあります。
それは、『ドコモ光でどのプロバイダーを利用するのか』という点です。
楽天ひかりはプロバイダーが一体型のため、『楽天ブロードバンド』以外のプロバイダーを利用することはできませんでした。
それに対して、ドコモ光では下記のプロバイダーの中から利用するプロバイダーを選ぶことができます。

【タイプA】月額料金=戸建て:5,720円、マンション:4,400円
ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、BIGLOBE、andline、タイガースnet、エディオンネット、エキサイト、hi-ho、SIS、iC-net、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、@ネスク、TikiTiki

【タイプB】月額料金=戸建て:5,940円、マンション:4,620円
OCN、@TCOM、TNC、AsahiNet、WAKWAK、ちゃんぷるネット
【参考リンク】
ドコモ光公式サイト プロバイダー一覧
プロバイダーによる細かな違いに関しては、こちらのドコモ光公式が発行しているPDFデータでご確認ください。
ドコモ光でも『楽天ブロードバンド』をプロバイダーとして利用することはできます。
ただ、楽天ブロードバンドをプロバイダーとして利用するのは全くお勧めできません。
お勧めできない理由は下記の通りです。
- ドコモ光で楽天ブロードバンドを利用しても、楽天ポイントがプラスで増えるような特典がない(以前はありましたが今はありません)
- キャンペーンをほぼ行っていない(他のプロバイダーだとセキュリティソフト等が長期間無料で使えるキャンペーンを行っている)
- 無線ルーターが有料(大手のプロバイダーは無料で提供している)
ドコモ光で楽天ブロードバンドをプロバイダーとして利用するメリットは、全くと言っていいほどありません。
現実として、ドコモ光で楽天ブロードバンドはあまり人気がありません。
昔は、『ドコモ光で楽天ブロードバンドを利用すると楽天ポイントが増える』というメリットがありましたが、サービスの改悪でそれも途中からなくなりました。
ほとんどの方は、『GMOとくとくBB・ぷらら・BIGLOBE』等の大手のプロバイダーを利用しています。
その中でも特に申し込む方が多いのは、『GMOとくとくBB』というプロバイダーです。
楽天ブロードバンドと比較すると、GMOとくとくBBは下記の点でお勧めです。
- インターネットが高速で、速度保証を行っている(もし快適に利用できる速度が出なかった場合、速度が改善するまで毎月ポイントバックあり)
- キャッシュバックやセキュリティソフト1年無料など、キャンペーンが色々ある
- 高機能の無線ルーターを永久に無料で利用できる
ドコモ光のプロバイダーにおいて、楽天ブロードバンドとGMOとくとくBBとでは、何もかもが違います。
恐らく、楽天はドコモ光のプロバイダー事業には大した力を入れていないのだと思います。
ちなみに、楽天ひかりでは、『●●●@gol.com』のメールアドレスを無料で利用できてたと思いますが、このメールアドレスは今後使えなくなります。
ドコモ光で契約する新しいプロバイダーのメールアドレスを利用するか、もしくはGmailなどへの移行が必要です。

というのも、Gmailなどのフリーメールアドレスが普及したことで、わざわざプロバイダーのメールアドレスを利用する必要性がなくなってきたからです!
携帯電話でキャリアメールを利用する方が少なくなってきているのと同じです!

要するに、メールアドレスを使い続けるためには、そのプロバイダーを契約し続ける・料金を支払い続ける必要があるということです。
個人の方がプロバイダーのメールアドレスを利用するのは、メリットよりもデメリットの方が大きいと思います。

でも今、そういったサービスはほぼありません!
法人ではなく個人で利用する分には、わざわざ契約に縛られるプロバイダーのメールアドレスより、無料で使えるフリーメールアドレスで十分です!
楽天ひかりからドコモ光への乗り換えでかかる全費用
楽天ひかりからドコモ光への乗り換えでは、下記の二つの費用が必要になります。
- 楽天ひかりの解約費用
- ドコモ光の開通費用
まず、楽天ひかりの解約費用に関しては下記の通りです。
- 違約金
~2022年6月末までに楽天ひかりを申し込みした方=36カ月契約で、戸建て・集合住宅ともに10,450円
~2022年7月1日以降に楽天ひかりを申し込みした方=24カ月契約で、戸建てが5,280円・集合住宅が4,180円
◎契約更新月とその翌月と翌々月に解約をする場合は違約金は発生しません。
※いつ楽天ひかりを申し込みしたかで契約期間と違約金の金額は異なります。契約更新月とその翌月と翌々月以外の期間に解約をすると違約金が発生します。
- 工事費の分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)・無派遣工事費(2,200円)
~2022年6月末までに楽天ひかりを申し込みした方=36カ月の分割払い
~2022年7月1日以降に楽天ひかりを申し込みした方=24カ月の分割払い
◎工事費無料キャンペーンで楽天ひかりを開通した方や、工事費の分割払いが終わっている方は支払いはありません。
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつ楽天ひかりを申し込みしたかで異なります。
※一般的に事業者変更で乗り換える場合、『事業者変更承諾番号』を発行する手数料が必要になります。
ただ、楽天ひかりの場合は、公式サイトや重要事項説明書にもこの費用の記載がないため恐らく必要ありません。
楽天ひかりの契約期間は、申し込んだ時期によって、36ヶ月(3年契約)か24カ月(2年契約)のどちらかになりますが、そう長い期間利用している方は少ないと思います。
それを考えると、違約金は支払いが発生すると考えておいたほうが無難です。
もう1つの派遣工事費の残債に関しては、支払いが発生しない方が多いと思います。
楽天ひかりは、かなり長く新規工事費が無料になるキャンペーンを行っていました。
このキャンペーンを適用して楽天ひかりを契約した方は、工事費の残債の支払いはありません。
ただ、このあたりは人それぞれ契約状況が異なります。
解約した場合にいくら支払いが必要になるのか、一度、楽天ひかりのサポートセンターに問い合わせしてみることをお勧めします。
次に、ドコモ光を開通させるのに必要な費用は下記の通りです。
- 契約事務手数料=3,300円
『事業者変更』で楽天ひかりからドコモ光へ乗り換える場合、乗り換えと同時にプラン変更(1ギガから10ギガに速度変更など)をしなければ、工事が発生しません。
工事が発生しないことから、工事費用の支払いも発生しません。
ドコモ光を開通させるために必要な費用は、契約事務手数料の3,300円のみです。
そこに対して、ドコモ光を人気の代理店NNコミュニケーションズから申し込みをすると、下記のキャンペーンを適用することができます。
【ドコモ光の公式キャンペーン】
- dカードGOLD申込みで最大11,000円分のdポイント還元あり!
【代理店NNコミュニケーションズのキャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック42,000円!
他社のキャッシュバックと違い、
~オプションサービスの加入不要!
~キャッシュバックの手続き一切必要なし!
~振り込みはドコモ光が開通した翌月末と高速! - dポイント2千ポイントプレゼント!
- その他、無線ルーター無料などプロバイダー独自の特典も多数あり!
楽天ひかりで違約金しか発生しない方は、このキャッシュバックで乗り換え費用の全額を回収可能です。
楽天ひかりで工事費の支払いも発生する方に関しては、このキャッシュバックだけだと、少し損をしてしまう場合があります。
ただ、ドコモの携帯電話を利用している方は、毎月発生する『ドコモ光セット割』の料金割引ですぐに元が取れると思います。

大体どのプロバイダーや代理店も、2万円前後のキャッシュバックを行っています!

他のところは、キャッシュバックの手続きが必要で、手続きが漏れるとキャッシュバックを無効にされてしまうリスクがあります。
楽天ひかりからドコモ光に乗り換える手続き方法
楽天ひかりからドコモ光へ乗り換える、具体的な手続き方法は下記の通りです。
- (転出)楽天ひかりで事業者変更承諾番号を取得(電話で申し込み)
楽天ひかりカスタマーセンター:0120-987-300
営業時間:9:00-18:00(年中無休) - (転入)ドコモ光をお得な代理店サイトから申し込む
〜お勧めの申し込み先はこちら:ドコモ光キャッシュバックキャンペーン
手続き方法としては、一般的な『事業者変更』の手続きを踏むだけです。
やり方は携帯電話のMNPとほとんど同じで、『事業者変更』に必要な『事業者変更承諾番号』を楽天ひかりで取得して、ドコモ光を申し込むだけ。
代理店NNコミュニケーションズのWeb申し込みフォームで、『事業者変更承諾番号』と必要な事項を入力すれば、申し込み手続きは完了です。
ちなみに、代理店NNコミュニケーションズのホームページからWeb申込をすると、後から必ず申し込み確認の電話連絡があります。
この時にキャッシュバックを振り込んでもらう口座を聞かれるため、それに答えれば、手続きは終わりです。
光回線の乗り換えで昔よくあったような、番号ポータビリティの手続きなどは一切必要ありませんし、光電話の番号はドコモ光に自動で引き継がれます。
あとは、工事が必要ないため、『いつ契約を楽天ひかりからドコモ光に切り替えるのか』担当者と調整が必要です。
契約が切替わる日に楽天ひかりは自動で解約されるため、個別に楽天ひかりの解約手続きを行う必要もありません。

期限は『事業者変更承諾番号の取得日も含めて15日間』です!
期限が切れると取り直しが必要なため、早めに手続きを済ませておくのがお勧めです!

大元の光電話ルーターや回線終端装置は変わりませんが、GMOとくとくBBでは、自宅で利用する無線ルーターを無料で提供しています。
この無線ルーターを使う場合、こルーターでWi-Fiを受信する子機の設定が必要になります。(スマホやタブレット、パソコンなど)
【まとめ】ドコモユーザーにとって楽天ひかりは利用価値がほとんどない
この記事ではここまで、楽天ひかりからドコモ光へ乗り換える詳細について説明をしてきました。
最後に結論として言えるのは、ドコモユーザーが楽天ひかりを利用しても全くお得ではないということ。
お得ではないどころか、ドコモ光で適用できる『ドコモ光セット割』の携帯電話料金の割引を、毎月ムダにしてしまっている状況です。
楽天ひかりの1年無料キャンペーンが適用されている間の乗り換えはお勧めできませんが、そうでない場合は、ドコモユーザーは早めにドコモ光に乗り換えておいた方がお得です。

- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!