
NURO光が毎年提供エリアを拡大していく中で、他の光回線からNURO光に乗換える方が非常に多くなってきています。
NURO光の提供エリア | 都道府県 |
---|---|
北海道 | ー |
関東(1都6県) | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県 |
東海(4県) | 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県 |
関西(2府3県) | 大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県 |
九州(2県) | 福岡県・佐賀県 |
NURO光は数年前まで関東エリアでのみの提供でしたが、今は北海道・東海・関西・九州エリアでも利用可能です。
他の光回線からNURO光に乗換える方の理由は人それぞれですが、大部分の方はNURO光の『高速なインターネット』と『安い月額料金』に魅力を感じて乗換えるという方が多いようです。
今回の記事では、NURO光への乗換えの中でも非常に多くなっている『OCN光からNURO光への乗換え』について、そのメリットや注意点・お得な手続き方法などを詳しく解説していきます。

目次
OCN光を利用している方が持っている3つの不満点
他の光回線からNURO光へ乗換える方の理由は人それぞれですが、OCN光からNURO光に乗換える方の大部分は、下記のいづれかの点で、OCN光に不満をもっている方が非常に多いです。
- OCN光のインターネット速度に満足できない
- お得なセット割引(携帯電話料金割引など)が何も適用されない
- それなのに月額料金は決して安くない
まず先にお伝えしておきたいのは、OCN光からNURO光へ乗換えなかったとしても(他の光回線に乗り換えたとしても)、OCN光を使い続けるのはやめたほうがいいです。
OCN光はただ料金が高いだけで、他のメジャーな光回線(ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光・NURO光など)と比べてもお得な点は全くと言っていいほどないサービスです。
ここから、「なぜOCN光から他の光回線に乗り換えたほうがいいのか」、多くの方が抱えているOCN光の3つの不満点に関して簡単に説明していきます。
不満点① OCN光のインターネット速度に満足できない
OCN光は光コラボレーションサービスと言って、NTT東日本・西日本のフレッツ光の設備をそのまま利用する形で提供されています。
光コラボレーションサービスには、有名どころだと他にドコモ光やソフトバンク光・ビッグローブ光やソネット光などがありますが、OCN光はその中でも特に『インターネット速度が遅い』という声が非常に多い光回線です。
OCN光も他の光コラボレーションサービスも、利用している設備は全く同じです。(NTT東日本・西日本の設備を利用)
「同じ設備を使っているならどの光コラボレーションサービスもインターネット速度は同じでしょ?」
と感じる方もいらっしゃると思いますが、実際のインターネット速度は利用するプロバイダーによって大きく変わってきます。
OCN光のプロバイダーは名前の通りOCNですが、OCNは他のプロバイダーよりも通信制限が厳しいことで有名です。
NTTグループの会社が提供しているプロバイダーのため、利用していて安心感はありますが、インターネット速度を求める方にOCN光はあまりお勧めできません。

OCN光の最大速度は1GbpsでNURO光は最大2Gbpsですが、実際に出るインターネット速度は何倍もの差があります!
不満点② お得なセット割引(携帯電話料金割引など)が何も適用されない
今は、光回線と特定のサービス(携帯電話など)を組み合わせて使うと、何らかの料金割引が発生することが当たり前です。
例えば、
- ドコモ携帯×ドコモ光
- au携帯×auひかりもしくはビッグローブ光など
- ソフトバンク携帯×ソフトバンク光もしくはNURO光
⇒上記の組み合わせで利用した場合、携帯電話1台あたり平均1,000円×家族で利用している台数分が毎月割引されます。
家族で3台利用している場合は毎月3,000円の割引です。
上記のように、メジャーな光回線の場合には、特定の携帯電話と光回線をセットで使うことで、かなり大きな割引が毎月発生します。
OCN光にも上記のようなセット割引はあります。

OCN光と、格安SIMのOCNモバイルONEを組み合わせて使うと、毎月最大で1,000円(1台あたり200円×5台まで)安くなる『OCN光モバイル割』という割引です。
でも、OCN光でこの割引を適用している方は滅多にいません。
というのも、OCN光を利用している方の大部分は、格安SIMのOCNモバイルONEを利用していないからです。
ドコモやau・ソフトバンクの携帯電話を利用している方が、OCN光を利用し続けた場合、全く何の割引もなく、毎月数千円をドブに捨て続けていくことになります。
不満点③ それなのに月額料金は決して安くない
OCN光は、ほとんどの方がセット割引(OCNモバイルONEの割引)を適用できていないということを先ほど説明しました。
「でも、セット割引が適用されなくても、光回線の月額料金が安ければいいでしょ」
と感じる方もいらっしゃると思いますが、OCN光は他の大手の光回線と比べて、決して月額料金が安いわけではありません。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
OCN光 | 5,100円 | 3,600円 |
ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 |
auひかり | 4,900円 | 4,100円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
NURO光 | 4,743円 | 4,743円 |
備考 | NURO光にも集合住宅向けのプランはありますが、ほとんどの場合は戸建てと同じ料金タイプのプランになります。 |
戸建てで利用しているのか・集合住宅で利用しているのかという点や、サービスにより料金は異なってきますが、他の大手の光回線と月額料金はあまり変わりません。
ちなみに、ドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を、同じ会社で家族で3台利用している方が、下記の組み合わせで利用した場合、
- ドコモ携帯×ドコモ光
- au携帯×auひかりもしくはビッグローブ光など
- ソフトバンク携帯×ソフトバンク光もしくはNURO光
1台あたり平均1,000円×3台で、毎月3,000円の割引が発生するため、実質の料金差はこうなります。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
OCN光 | 5,100円 | 3,600円 |
ドコモ光 | 5,200円 -携帯料金3,000円割引 =実質2,200円 | 4,000円 -携帯料金3,000円割引 =実質1,000円 |
auひかり | 4,900円 -携帯料金3,000円割引 =実質1,900円 | 4,100円 -携帯料金3,000円割引 =実質1,100円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 -携帯料金3,000円割引 =実質2,200円 | 3,800円 -携帯料金3,000円割引 =実質800円 |
NURO光 | 4,743円 -携帯料金3,000円割引 =実質1,743円 | 4,743円 -携帯料金3,000円割引 =実質1,743円 |
備考 | NURO光にも集合住宅向けのプランはありますが、ほとんどの場合は戸建てと同じ料金タイプのプランになります。 |
もう比べるまでもないですね。
OCN光でドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を利用している方は、今すぐに乗り換えることを強くお勧めします。
仮に実質の料金が1ヵ月2,500円安くなった場合、1年で3万円、それを毎年損し続けていくことになります。
まとめ OCN光はOCNモバイルONEユーザー以外は利用する価値なし
ここまで、OCN光を利用している方が不満をもっている点について説明してきましたが、結論を言うと、OCN光をOCNモバイルONEユーザー以外が利用するメリットは全くないということです。
OCN光は、ただ単純にブランドネームがあるだけであって(知名度がある会社が提供しているだけ)、ほとんどの方にとっては何のお得な点もない光回線です。
特に、「ドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を利用しているのに光回線はOCN光を使っている」という方は、一度見直しを検討することをお勧めします。
ドコモユーザーならドコモ光、auユーザーならauひかり、ソフトバンクユーザーならソフトバンク光かNURO光にしておけば、大きな携帯電話料金の割引が発生するため、今よりもはるかに料金が安くなります。

OCN光からドコモ光・OCN光からソフトバンク光への乗換えに関しては、工事不要で簡単に切り替えが出来ます。
使っている機器も変わらず、簡単にいうと、今と環境は変わらずに『契約だけを切り替える』イメージです。
詳しくは、下記のページに乗換える手続き方法をまとめてありますので、乗換えを検討している方はぜひご参照ください。

OCN光からNURO光に乗換える5つのメリット
OCN光からNURO光への乗換えは、基本的にメリットばかりで、デメリットと呼べるようなものはほとんどありません。
というのも、NURO光は超高速のインターネットで、月額料金も安く、キャンペーンも大きいからです。
ほとんどの方にとってお得にならない・ただ料金が高いだけのOCN光とは何もかもレベルが違います。
OCN光からNURO光に乗換える大きなメリットは5つほどありますが、これらのメリットについて、ここから1つずつ詳しく説明していきます。
メリット① インターネットが劇的に速くなる
OCN光のインターネットの最大速度は1Gbpsです。
それに対して、NURO光の最大速度は2Gbpsと、約2倍の速度になっています。
そして、最大速度だけではなく、実際にインターネットを使った時に出る“実測値”に関しても、平均するとNURO光のほうが倍以上の速度が出ることが多いです。
実際に、OCN光とNURO光を利用している方が、インターネット速度を計測した結果は下記のサイトで見ることが出来ます。
実測値の平均だと、OCN光が平均で150Mbps~200Mbps、NURO光が平均で300Mbps~500Mbps前後ぐらいです。
OCN光は光コラボレーションサービスのため、NTT東日本・西日本の光回線の設備をそのまま利用しているだけですが、NURO光は独自の設備を構築して超高速インターネットを実現しています。

NURO光は公式サイトで『世界最速』と宣伝している通り、“超高速のインターネット”を売りにしたサービスです。
インターネット速度という点において、OCN光とは比べものになりません。
OCN光からNURO光に乗り換えた場合、ほとんどのケースでインターネットが劇的に速くなると考えて間違いありません。
メリット② 月額料金が安くなる(光電話も安くなる場合あり)
OCN光からNURO光に乗り換えた場合、毎月の月額料金は、戸建ての場合かなり安くなります。
OCN光とNURO光の月額料金の違いを記載したのが下記の表です。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
OCN光 (最大1Gbps) | 5,100円 【光電話がある場合】 +500円 | 3,600円 【光電話がある場合】 +500円 |
NURO光 (最大2Gbps) | 4,743円 【光電話がある場合】 北海道・関東エリアは+500円 それ以外のエリアは+300円 | 4,743円 【光電話がある場合】 北海道・関東エリアは+500円 それ以外のエリアは+300円 |
備考 | NURO光にも集合住宅向けのプランはありますが、ほとんどの場合は戸建てと同じ料金タイプのプランになります。 |
上記の表を見てお分かりの通り、戸建ての場合は約400円、NURO光のほうが月額料金が安くなります。
また、光電話も北海道・関東以外のエリア(東海・関西・九州エリア)の場合には、月額300円で利用できるため、OCN光より毎月200円安くなります。
戸建ての場合には、OCN光よりもインターネットが劇的に速くなって・毎月の料金も安くなると、基本的にメリットしかありません。
集合住宅の場合には、インターネットが速くなる分、毎月の料金が約1,100円高くなりますが、NURO光では無料で自宅の無線ルーターとセキュリティソフト(5台版)を利用することが出来ます。
それも含めると、そこまで大きな差はありません。
NURO光にも、集合住宅の場合は、戸建てよりも安い料金で使える『NURO光 for マンション』というサービスがあります。

インターネット速度は戸建てと同じ最大2Gbpsなのにも関わらず、月額料金が1,900円~2,500円(マンション・アパートの規模により異なる)と、破格の安値で使えるサービスです。
ただ、これを利用する為には、お住まいの住宅に集合住宅向けの設備が導入されていなければなりません。
現段階では導入されている建物があまり多くない為、ほとんどの方は『NURO光 マンションミニ』というプランで、戸建てと全く同じ速度・料金のタイプでの導入になります。

でも、後から『NURO光 for マンション』が建物で使えるようになった場合は、『NURO光 マンションミニ』から激安の『NURO光 for マンション』へプラン変更することが出来ます!
メリット③ 自宅の無線ルーターとセキュリティソフトが無料で使える
OCN光とNURO光を比べた場合、料金面で月額料金の違い以外に違うところがもう1点あります。
それは、NURO光の場合には、自宅で使う高速の無線ルーターとセキュリティソフト(5台版)が無料で使えるという点です。

無線は最大1.3Gbpsの高速無線LAN、セキュリティソフトは『カスペルスキー』の総合セキュリティソフト(5台版)を無料で使うことが出来ます。
OCN光の場合はどちらも有料です。(無線が月額300円・セキュリティソフトは月額500円)
先ほど、戸建ての場合はNURO光のほうが約400円ほど月額料金が安くなり、集合住宅の場合にはNURO光のほうが約1,100円ほど毎月の料金が高くなるという説明をしました。
でも、実際はこの無線とセキュリティソフトが使える点も含めると、
- 戸建ての場合は、毎月の料金が約400円安くなり、なおかつ無線とセキュリティソフトが無料で使える
- 集合住宅の場合は、毎月の料金が約1,100円高くなるが、無線とセキュリティソフトが無料で使える点を考慮するとそこまでの料金差はない
こうなります。
それに加えて、OCN光からNURO光に切り替えた場合、インターネットが圧倒的に速くなることを考えると、集合住宅で少し料金が高くなってしまったとしまっても、OCN光からNURO光に乗換えるメリットは多いにあります。
メリット④ キャッシュバック等のキャンペーンでお得になる
OCN光はもうかなり長い間、びっくりするぐらい何のキャンペーンも行っていません。
それに対して、NURO光はかなり大きなキャンペーンを公式サイトで継続して行っています。
現在、NURO光が公式サイトで行っているキャンペーンは下記の通りです。
【参考:NURO光が公式サイトで行っているキャンペーン情報】
- 新規申込みで45,000円キャッシュバック!
- さらに工事費40,000万円も月額割引で実質無料!
- 設定サポートも今なら無料!
- 高速の宅内WiFiを無料で利用可能!
- 5台まで使えるセキュリティソフトも無料で利用可能!
OCN光からNURO光へ乗換えた場合、乗換えに伴う費用はかかってきますが、ほとんどの方はNURO光の工事費無料キャンペーンやキャッシュバックでむしろお得になります。
OCN光からNURO光への乗換えでは、費用面の心配をする必要は一切ありません。

メリット⑤ 『おうち割 光セット』でソフトバンク携帯電話料金が安くなる
これは、ソフトバンクの携帯電話を利用している方限定のメリットになりますが、NURO光はソフトバンクの『おうち割 光セット』に対応しています。

『おうち割 光セット』に関しては、ソフトバンクの携帯電話を利用している方がNURO光を契約した場合、ソフトバンクの携帯電話料金が1台あたり約1,000円、毎月安くなるという割引です。
家族も含めて最大10台まで適用することが出来るため、ソフトバンクの携帯電話を家族で3台利用している場合には、毎月3,000円の料金割引が発生します。
現在、OCN光でソフトバンクの携帯電話を使っているという方は、NURO光に乗換えることで、
- インターネットが劇的に速くなる
- 毎月のインターネット・固定電話の月額料金が安くなる
ことに加えて、携帯電話料金も割引されるという大きなメリットがあります。
OCN光からNURO光に乗換えるデメリット
ここまで、OCN光からNURO光に乗換えるメリットについて、詳しく説明してきました。
では逆に、OCN光からNURO光に乗換えるデメリットは何かあるのかと言えば、デメリットは全くと言っていいほどありません。
何度も言いますが、OCN光は、
- インターネット速度は光回線の平均ぐらいで速いわけではない
- 月額料金は他の光回線と比べても安くない
- セット割引がほとんどの方に適用されない(OCNモバイルONEユーザーのみ)
- お得なキャンペーンは全く行っていない
と、ほとんどの方にとって『全くお得な点がない』光回線です。
OCN光を契約している方は、『ネームバリューがあるから(OCNが有名なプロバイダーだから)契約してしまった』とか、『フレッツ光より安くなるから』という理由だけで契約してしまったという方がほとんどです。
でも、実態は、OCN光を利用していて、知らずに損をしている方は山の数ほどいても、得をしている方はほんのごく一握りの方しかいないというのが現実です。
OCN光からNURO光に乗換えるデメリットがあるとすれば、現在OCNモバイルONEでセット割引を適用している方の場合は、そのセット割引がなくなってしまうという点だけです。
でも、そもそも、『OCN光を利用しているが携帯電話会社はOCNモバイルONE以外を使っている』という方がほとんどの為、OCNモバイルONE以外の携帯電話を利用している方は、このデメリットを気にする必要はありません。
OCN光からNURO光への乗換えを特にお勧めできるのはどんな方?
ここまで、OCN光からNURO光に乗換えるメリットやデメリットについて説明してきましたが、OCN光からNURO光への乗り換えが特にお勧めの方は下記の通りです。
ソフトバンクユーザーの方は、OCN光からNURO光に乗換えることで『おうち割 光セット』を適用できるようになります。
毎月ソフトバンクの携帯電話料金が大きく割引されるようになり、なおかつインターネットも劇的に速くなると、大きなメリットしかありません。
そして、ソフトバンクユーザーではなくても、自宅のインターネットを高速にしたいという方はNURO光への乗換えがお勧めです。
NURO光はドコモやauの携帯電話料金割引には対応していませんが、ドコモやauユーザーの方でもNURO光に乗換える方は非常に多くいらっしゃいます。
その理由は、NURO光のインターネット速度が他の光回線よりも圧倒的に高速だからです。
自宅のインターネットをより快適にしたいという方は、ソフトバンクユーザーではなくても、OCN光からNURO光へ乗換えることをお勧めします。
OCN光からNURO光への乗換えで事前に注意しておくべき3つのポイント
OCN光からNURO光への乗換えは多くのメリットがありますが、申込みをする前に、事前に注意しておくべきポイントが3つほどあります。
これはあくまでも『事前に注意しておくべきポイント』というレベルのものであって、デメリットと言うほどのものでもありません。
ただ、OCN光からNURO光への乗換えを検討している方は、スムーズに乗り換える為にも、これらのポイントを必ず事前にチェックしておくことをお勧めします。
ポイント① NURO光は開通まで時間がかかる
NURO光は、申込みをしてから開通するまで、他の光回線よりも長い期間が必要になります。
というのも、NURO光は他の光回線にはない超高速のインターネットを実現するため、独自の設備を構築・導入しているからです。
他の一般的な光回線の場合は、一度の工事だけで開通しますが、NURO光の場合は工事が2回必要(宅内工事+屋外工事)です。

まず、1回目の宅内工事では、NURO光を提供しているソネット(ソニーグループでインターネットサービスを提供している会社)が、自宅内にNURO光を使う為の設備を導入します。
申込みからこの1回目の宅内工事が終わるまでの期間は、平均で2週間程度です。
次に、2回目の屋外工事で、NTTの工事業者が最寄りの電柱から自宅まで、光ファイバーを引きこむ工事を行います。
(2回目の工事はソネットではなく、NTTの工事業者が実施する)
こちらも、1回目の工事完了から2回目の屋外工事が終わるまでの期間は、平均で2週間程度かかります。
トータルで見ると、NURO光は申込みをしてから実際に開通するまで1ヵ月近い期間が必要になります。
他の光回線と比べると、開通までの期間がちょっと長めですね。
それに対して、OCN光は解約を申込んでから最短で1週間前後でサービスを止めることが出来ます。
ここで注意なのが、NURO光が開通する前に(開通まで約1ヵ月)、OCN光の解約工事が終わってしまうと(最短1週間)、インターネットや電話が使えない期間が出てしまうという点です。
絶対に「インターネットや電話が使えない期間を出したくない」という場合には、NURO光の2回目の開通工事が終わってからOCN光の解約工事を申込むのが一番安全です。
ポイント② NURO光への乗換えでプロバイダーは必ず変わる

OCN光のプロバイダーはOCNですが、NURO光のプロバイダーはソネット(So-net)です。
OCN光からNURO光に乗換えると、プロバイダーがOCNからソネットに変更になります。
このプロバイダー変更に伴って、OCNで利用していたメールアドレスは使えなくなります。
OCNで、メールアドレスのみ継続して利用できる『バリュープラン』に変更して、メールアドレスを継続するということは出来ます。
ただ、メールアドレスを継続する為だけに、このプランに変更するのはあまりお勧めできません。
というのも、OCNの『バリュープラン』に加入した場合、月額費用として毎月250円も支払い続けなければならないからです。
そんなムダな費用を払うぐらいなら、思い切ってソネットで新しいメールアドレスを利用するか、もしくはGmailやLiveMailなどのフリーメールアドレスなどに切り替えることをお勧めします。
ポイント③ 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがある
OCN光からNURO光への乗換えに伴って、光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがあります。
光電話の番号を変えずに継続できるのは、下記の条件を満たした場合だけです。
今利用している光電話の番号が、もともとアナログ電話から番号ポータビリティをして利用している番号である場合
(要するに、もともとアナログ電話の番号を光電話でも継続してずっと使っている場合)
この場合には、下記の手続きを取ることで、OCN光からNURO光へ光電話の番号を変えずに継続することが出来ます。
- まず初めに、NTT東日本・西日本に申込みをして、OCNの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティを申請(アナログ復活)
- 次に、NURO光の申込み時にアナログ電話からNURO光電話へ番号ポータビリティを申請
※この手続きは電話加入権をお持ちでなくても可能です。
簡単に言うと、間にアナログ電話を介して、『OCN光電話⇒アナログ電話⇒NURO光電話』と番号ポータビリティをすれば、電話番号を変えずに移行できると。
なぜ、こんなに面倒な手続きが必要なのかというと、
- そもそも、『OCN光電話からNURO光電話』へは直接番号ポータビリティが出来ない仕組みになっている
- ただし、『OCN光電話⇒アナログ電話』『アナログ電話⇒NURO光電話』へは番号ポータビリティが出来る
という仕組みになっているからです。
まぁややこしいですね。
ちなみに、現在利用している光電話の番号が、アナログ電話から継続利用している番号ではなく、光電話で新しく取得した番号であった場合は、乗換えに伴って番号が必ず変わります。
光電話で新しく取得した番号は、光電話専用番号と言って、『光電話でしか利用できない番号』になっているからです。
『光電話でしか利用できない番号』になっている場合、先ほど記載したように、アナログ電話を間に介して番号ポータビリティをするということが出来ません。
要するに、その場合は『アナログ戻し』すら出来ず、番号を継続する方法が一切ないので、必ず番号が変わるということです。
OCN光からNURO光乗換えにかかる全費用
OCN光からNURO光への乗換えで、乗換え費用を心配する必要は一切ありません。
というのも、乗換えに伴って費用は発生するものの、それ以上にNURO光のキャンペーンが大きいからです。
OCN光からNURO光への乗換えでは、主に下記2つの費用がかかってきます。
- OCN光の解約に関する費用
- NURO光の開通に関する費用
このうち、OCN光の解約に伴って発生する費用は下記の通りです。
- 違約金=11,000円
- 工事費分割払いの残債=最大15,000円
~OCN光の違約金に関しては、auひかりが全額負担してくれるキャンペーンを行っています。
~派遣工事で開通し、工事費の分割払いが終わっていない場合に支払いが必要になります。
(無派遣工事で開通した場合や、工事費の支払いが終わっている場合は必要ありません)
~戸建てだと500円×30ヵ月払い、マンションだと400円×30ヵ月払いの残り月数分が工事費の残債です。
次に、NURO光の開通に関する費用は下記の通りです。
- 契約事務手数料=3,000円
- 【無料】工事費=実質無料(40,000円の工事費が無料)
~工事費として30ヵ月×1,334円の分割払い(計40,000円)が発生しますが、全く同額の月額料金割引が発生する為(月額料金から30ヵ月×1,334円の割引)、工事費は実質無料になります。
キャンペーンで無料になる部分を除くと、どちらも合わせて必要になってくる費用は下記の3つです。
- OCN光の違約金=11,000円
- OCN光の工事費分割払いの残債=最大15,000円
- NURO光の契約事務手数料=3,000円
~OCN光の違約金に関しては、auひかりが全額負担してくれるキャンペーンを行っています。
工事費の分割払いが全て残っているという方は滅多にいませんが、仮に全額残っていたとしても、全て合わせて最大で29,000円です。
NURO光を公式サイトから申込むと、それ以上に大きな金額のキャッシュバックを受けることが出来ます。
OCN光からNURO光への乗換えで、「費用の心配は一切いらない」といったのは、このためです。
どれぐらいお得になるのかは、OCN光の違約金が発生するのかどうか・工事費残債がどれぐらい残っているのかという点で、人それぞれ変わってきます。
でも、少なくてもNURO光のキャッシュバック額を考えると、マイナスになることはまずないはずです。
OCN光からNURO光へスムーズに乗り換える手続き方法
OCN光からNURO光へ乗換える手続き方法に関しては、光電話の番号を継続しない場合とする場合とで変わってきます。
まずは、『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法です。
- まずは先にNURO光を申込む(工事が2回必要)
- NURO光の2回目の工事の日程が決まるまで待つ
- NURO光の2回目の開通工事日が決まったら、OCN光の解約を申込む
申込み先はこちら=NURO 光
~工事が2回必要な為、最後の開通工事日がわかるのは1回目の工事が終わった後になります。
光電話の番号を継続しない場合の手続きに関しては、これだけです。
特に注意点はありませんが、強いてあげるとすれば、NURO光は他の光回線よりも開通まで時間がかかるという点です。
(開通まで平均1ヵ月)
そのため、インターネットが使えない期間を出さない為に、NURO光の開通工事が終わってからOCN光の解約工事を申込むというのが一番無難な方法です。
次に、『光電話の番号を継続して乗り換える場合』の手続き方法を説明します。
- まずは先にNTT東日本・西日本に連絡をし、OCN光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティをする(アナログ戻し)
- 次にNURO光を申込む(工事が2回必要)
- NURO光の2回目の工事の日程が決まるまで待つ
- NURO光の2回目の開通工事日が決まったら、OCN光の解約を申込む
~これをしないと、同じ番号のままNURO光へは移行できません
申込み先はこちら=NURO 光
~この時に同時に、アナログ電話⇒NURO光電話へ番号ポータビリティを申請します
~工事が2回必要な為、最後の開通工事日がわかるのは1回目の工事が終わった後になります。
こちらも特に大きな注意点はありませんが、光電話の番号を継続する場合には、まず先にNTT東日本・西日本でアナログ電話を復活させる手続きが必要になります。
(電話加入権がなくてもアナログへの番号ポータビリティは可能です)
光電話の番号を継続しない場合と比べると、このアナログ電話への番号ポータビリティが必要な分、開通納期がプラス1週間ぐらい必要になります。
【注意】NURO光のキャッシュバックは公式サイトから申込むのが一番無難
NURO光を申込んでキャッシュバックを受け取るには、『公式サイト』以外に『代理店』から申込みをする方法もありますが、代理店の中には優良な代理店と悪質な代理店とが混在しています。
ちなみに、この中で、『悪質な代理店』から申込んでしまった場合、公式サイトや優良な代理店から申込んだ場合と比べて、キャッシュバックを受け取れる可能性は極めて低くなります。
悪質な代理店を見分ける方法は簡単で、公式サイトや他の代理店の平均よりも『明らかに額が違う高額なキャッシュバックを宣伝している』代理店はほとんど真っ黒だと考えていただいて間違いありません。
こういった代理店は、高額なキャッシュバックをちらつかせているだけで、キャンペーンの中身をよく見てみると、
- 実際はキャッシュバック額が高額なわけではなく、ほとんどの方が適用できない条件をつけて高額にしている
- キャッシュバックの申請を極めて複雑にしていて、申請が漏れるとキャッシュバックが無効になる仕組みにしている
という特徴があります。
キャッシュバックをほぼ確実に受け取れる『NURO光公式サイト』や『優良代理店』の現在のキャッシュバック額の相場は、3万5千円前後です。
それに対して、悪質な代理店は「8万円キャッシュバック!」「最大11万円還元!」などと、ありもしない高額なキャッシュバックを宣伝しておきながら、ほとんどの方が受け取れない仕組みにしています。
NURO光を申込んでキャッシュバックを受け取るのであれば、ほぼ確実に受け取れる公式サイトや優良代理店から申込みすることを強くお勧めします。
NURO光のお得なキャッシュバック徹底比較!
公式&代理店キャッシュバックどこがお勧め!?

- ドコモ携帯料金の割引あり!
- au携帯料金の割引あり!
- ソフトバンク携帯料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!