NURO光が毎年提供エリアを拡大していく中で、他の光回線からNURO光に乗換える方が非常に多くなってきています。
NURO光の提供エリア | 都道府県 |
---|---|
北海道 | ー |
関東(1都6県) | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県 |
東海(4県) | 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県 |
関西(2府3県) | 大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県 |
中国(県) | 広島県・岡山県 |
九州(2県) | 福岡県・佐賀県 |
NURO光は以前は関東エリアでのみの提供でしたが、今は北海道・東海・関西・中国・九州エリアでも利用可能です。
他の光回線からNURO光に乗換える方の理由は人それぞれですが、大部分の方は、NURO光の『高速なインターネット』と『安い月額料金』に魅力を感じて乗換えるという方が多いようです。
今回の記事では、NURO光への乗換えの中でも、特に乗り換える方が多い『OCN光からNURO光への乗換え』について、そのメリットや注意点・お得な手続き方法などを詳しく解説していきます。
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目次
OCN光を利用している方が持っている4つの不満点
他の光回線からNURO光へ乗換える方の理由は人それぞれですが、OCN光からNURO光に乗換える方の大部分は、下記のいづれかの点で、OCN光に不満をもっている方が非常に多いです。
- OCN光のインターネット速度に満足できない
- お得なセット割引(携帯電話料金の割引など)が何も適用されない
- dポイントの還元はあるが、還元ポイントが少なすぎる
- それなのにインターネットの月額料金が決して安くない
まず先にお伝えしておきたいのは、OCN光からNURO光へ乗換えなかったとしても(他の光回線に乗り換えたとしても)、OCN光を利用し続けるのはやめたほうがいいです。
OCN光はただインターネット料金が高いだけで、他のメジャーな光回線(ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光・NURO光など)と比べると、お得な点は全くと言っていいほどないサービスです。
ここから、「なぜOCN光から他の光回線に乗り換えたほうがいいのか」、多くの方が抱えているOCN光の3つの不満点に関して簡単に説明していきます。
不満点① OCN光のインターネット速度に満足できない
OCN光は光コラボレーションサービスと言って、NTT東日本・西日本のフレッツ光の設備を借りる形で提供されています。
光コラボレーションサービスは、有名どころだと他にドコモ光やソフトバンク光・ビッグローブ光やソネット光などがありますが、OCN光は、その中でも『インターネット速度が遅い』という声が多い光回線です。
OCN光も他の光コラボレーションサービスも、利用している設備は全く同じです。(NTT東日本・西日本の設備を利用)
「同じ設備を使っているならどの光コラボレーションサービスもインターネット速度は同じでしょ?」
と感じる方もいらっしゃると思いますが、実際のインターネット速度は利用するプロバイダーによって大きく変わってきます。
OCN光のプロバイダーは名前の通りOCNですが、OCNは、他のプロバイダーよりも通信制限が厳しいです。
OCNはNTTグループの会社が提供しているプロバイダーのため、利用していて安心感はあります。
ただ、インターネット速度を求める方に、OCN光はあまりお勧めできません。
OCN光の最大速度は1Gbpsですが、NURO光は最大2Gbpsです!
最大速度の違いだけではなく、実際に出るインターネット速度は何倍もの差があります!
不満点② お得なセット割引(携帯電話料金の割引など)が何も適用されない
今は、光回線と特定のサービス(携帯電話など)を組み合わせて使うと、何らかの料金割引が発生することが当たり前です。
例えば、
- ドコモ携帯×ドコモ光
- au携帯×auひかりもしくはビッグローブ光など
- ソフトバンク携帯×ソフトバンク光もしくはNURO光
⇒上記の組み合わせで利用した場合、携帯電話1台あたり平均1,100円×家族で利用している台数分が、毎月割引されます。
家族で3台利用している場合は、平均で毎月3,300円の割引になります。
上記のように、メジャーな光回線の場合には、特定の携帯電話と光回線をセットで使うことで、かなり大きな割引が毎月発生します。
OCN光にも上記のようなセット割引はあります。
OCN光だと、格安SIMのOCNモバイルONEを組み合わせて使うと、毎月最大で1,100円(1台あたり220円×5台まで)安くなる『OCN光モバイル割』という割引です。
でも、OCN光でこの割引を適用している方はほとんどいません。
というのも、OCN光を利用している方の大部分は、格安SIMのOCNモバイルONEを利用していないからです。
ドコモやau・ソフトバンクの携帯電話を利用している方がOCN光を利用し続けた場合、他の光回線にしておけば発生するはずの割引を、毎月ムダにしていくことになります。
不満点③ dポイントの還元が少なすぎる(OCNアカウントとdアカウントを連携している場合)
OCNのアカウントとdアカウントを連携している場合、OCNサービスの月額料金の支払いで、税抜き100円あたり1ポイントのdポイントが付与されます。
OCN光に関しては、具体的には下記の通りです。
- OCN光のインターネット料金
~戸建て=税抜き5,100円(税込5,610円)⇒51ポイント
~集合住宅=税抜き3,600円(税込3,960円)⇒36ポイント - ひかり電話
~基本プラン=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
~アドバンスプラン=税抜き1,500円(税込1,650円)⇒15ポイント - その他のオプションサービス
~リモートサポートサービス=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
※税抜きの金額で100円あたり1ポイントが毎月還元されます。
恐らく、多くの方がインターネット+ひかり電話(基本プラン)を契約していると思いますが、それだと戸建てで毎月56ポイント・集合住宅で毎月41ポイントにしかなりません。
dポイントは1ポイント1円換算でお買い物などに利用できますが、金額で言えば、お得になるのは毎月40円~50円分ぐらいです。
はっきり言って金額的にほとんど無視していいレベルの還元です。
NURO光に乗り換えるメリットと比べれば、ゴミみたいなレベルの還元にしかなりません。
不満点④ それなのにインターネットの月額料金は決して安くない
OCN光は、ほとんどの方がセット割引(OCNモバイルONEの割引)を適用できていない・dポイントの還元も極めて少ないということを先ほど説明しました。
「でも、セット割引が適用されなくても、ポイント還元が少なくても光回線の月額料金が安ければいいでしょ」
と感じる方もいらっしゃると思いますが、OCN光は他の大手の光回線と比べて、決して月額料金が安いわけではありません。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
OCN光 | 5,610円 | 3,960円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
auひかり | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 | 4,510円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
NURO光 | 5,200円 | 5,200円 |
備考 | NURO光にも集合住宅向けのプランはありますが、ほとんどの場合は戸建てと同じ料金タイプのプランになります。 |
戸建てで利用しているのか・集合住宅で利用しているのかという点や、サービスにより料金は異なってきますが、他の大手の光回線とインターネット料金はほとんど変わりません。
ちなみに、ドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を、同じ会社で家族で3台利用している方が、下記の組み合わせで利用した場合、
- ドコモ携帯×ドコモ光
- au携帯×auひかりもしくはビッグローブ光など
- ソフトバンク携帯×ソフトバンク光もしくはNURO光
1台あたり平均1,100円×3台で、毎月3,300円の割引が発生するため、実質の料金差はこうなります。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
OCN光 | 5,610円 | 3,960円 |
ドコモ光 | 5,720円 -携帯料金3,300円割引 =実質2,420円 | 4,400円 -携帯料金3,300円割引 =実質1,100円 |
auひかり | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 -携帯料金3,300円割引 =実質2,090円(3年目以降) | 4,510円 -携帯料金3,300円割引 =実質1,210円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 -携帯料金3,300円割引 =実質2,420円 | 4,180円 -携帯料金3,300円割引 =実質880円 |
NURO光 | 5,200円 -携帯料金3,300円割引 =実質1,900円 | 5,200円 -携帯料金3,300円割引 =実質1,900円 |
備考 | NURO光にも集合住宅向けのプランはありますが、ほとんどの場合は戸建てと同じ料金タイプのプランになります。 |
もう比べるまでもないですね。
OCN光でドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を利用している方は、早めにに乗り換えることを強くお勧めします。
仮に実質の料金が1ヵ月2,500円安くなった場合、1年ごとに3万円もお得になります。
まとめ OCN光はOCNモバイルONEユーザー以外は利用する価値なし
ここまで、OCN光を利用している方が不満をもっている点について説明してきましたが、結論を言うと、OCN光をOCNモバイルONEユーザー以外が利用するメリットは全くありません。
OCN光は、ただ単純にブランドネームがあるだけであって(知名度がある会社が提供しているだけ)、ほとんどの方にとっては何のお得な点もない光回線です。
特に、「ドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を利用しているのに光回線はOCN光を使っている」という方は、一度他の光回線を検討することをお勧めします。
ドコモユーザーならドコモ光、auユーザーならauひかり、ソフトバンクユーザーならソフトバンク光かNURO光にしておけば、大きな携帯電話料金の割引が発生するため、今よりはるかに通信費が安くなります。
OCN光からドコモ光・OCN光からソフトバンク光への乗換えに関しては、工事不要で簡単に切り替えが出来ます。
使っている機器も変わらず、簡単にいうと、今と環境は変わらずに『契約だけを切り替える』イメージです。
詳しくは、下記のページに乗換える手続き方法をまとめてありますので、乗換えを検討している方はぜひご参照ください。
OCN光からNURO光に乗換える4つのメリット
OCN光からNURO光への乗換えは、基本的にメリットばかりで、デメリットと呼べるようなものはほとんどありません。
というのも、NURO光は超高速のインターネットで、インターネットの月額料金も安く、キャンペーンも大きいからです。
ほとんどの方にとってお得にならない・ただインターネット料金が高いだけのOCN光とは何もかもレベルが違います。
OCN光からNURO光に乗換える大きなメリットは4つほどありますが、これらのメリットについて、ここから1つずつ詳しく説明していきます。
メリット① インターネットが速くなる
OCN光の基本的なプランのインターネットの最大速度は1Gbpsです。
それに対して、NURO光の最大速度は2Gbpsと、OCN光と比べると2倍の速度になっています。
そして、最大速度だけではなく、実際にインターネットを使った時に出る“実測値”に関しても、平均するとNURO光のほうが倍以上の速度が出ることが多いです。
実際に、OCN光とNURO光を利用している方が、インターネット速度を計測した結果は下記のサイトで見ることが出来ます。
実測値の平均だと、OCN光が平均で150Mbps~200Mbps、NURO光が平均で400Mbps~500Mbps前後ぐらいです。
OCN光は光コラボレーションサービスのため、NTT東日本・西日本の光回線の設備をそのまま利用しているだけですが、NURO光は独自の設備を構築して超高速インターネットを実現しています。
NURO光は、超高速のインターネットを安い料金で利用できることを売りにしたサービスです。
インターネット速度という点において、OCN光とは比べものになりません。
OCN光からNURO光に乗り換えた場合、ほとんどのケースでインターネットが速くなると考えて間違いありません。
メリット② 月額料金が安くなる(光電話も安くなる場合あり)
OCN光からNURO光に乗り換えた場合、毎月のインターネットの月額料金は、戸建ての場合かなり安くなります。
OCN光とNURO光の月額料金の違いを記載したのが下記の表です。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
OCN光 (最大1Gbps) | 5,610円 【光電話がある場合】 +550円 | 3,960円 【光電話がある場合】 +550円 |
NURO光 (最大2Gbps) | 5,200円 【光電話がある場合】 北海道・関東エリアは+550円 それ以外のエリアは+330円 | 5,200円 【光電話がある場合】 北海道・関東エリアは+550円 それ以外のエリアは+330円 |
備考 | NURO光にも集合住宅向けのプランはありますが、ほとんどの場合は戸建てと同じ料金タイプのプランになります。 |
上記の表を見てお分かりの通り、戸建ての場合は約400円、NURO光のほうが月額料金が安くなります。
また、光電話も北海道・関東以外のエリア(東海・関西・中国・九州エリア)の場合には、月額330円で利用できるため、OCN光より毎月220円安くなります。
戸建ての場合には、OCN光よりもインターネットが速くなって・毎月の料金も安くなると、基本的にメリットしかありません。
集合住宅の場合には、インターネットが速くなる分、毎月の料金が約1,200円高くなりますが、NURO光では無料で自宅の無線ルーターを利用することが出来ます。
それも含めたとしても、料金自体は少し高くなります。
NURO光にも、集合住宅の場合は、戸建てよりも安い料金で使える『NURO光 for マンション』というサービスがあります。
インターネット速度は戸建てと同じ最大2Gbpsなのにも関わらず、月額料金が2,090円~2,750円(マンション・アパートの規模により異なる)と、破格の安値で使えるサービスです。
ただ、これを利用する為には、お住まいの住宅に集合住宅向けの設備が導入されていなければなりません。
現段階では導入されている建物があまり多くない為、ほとんどの方は戸建てと全く同じ速度・料金のタイプでの導入になります。
でも、後から『NURO光 for マンション』が建物で使えるようになった場合は、戸建てタイプから激安の『NURO光 for マンション』へプラン変更することが出来ます!
メリット③ キャッシュバック等のキャンペーンでお得になる
OCN光はあまりお得なキャンペーンは行っていません。
時々、期間限定で少額のキャンペーンを行ているぐらいです。
それに対して、NURO光はかなり大きなキャンペーンを公式サイトで継続して行っています。
現在、NURO光が公式サイトで行っているキャンペーンは下記の通りです。
【参考:NURO光が公式サイトで行っているキャンペーン情報】
- 工事費4万4千円が実質無料
- 戸建て・集合住宅ともに新規申し込みキャッシュバックで4万5千円
(光電話や他のオプションサービス申込なしでも4万5千円)
(集合住宅の場合は、NURO光 for マンション以外) - 【他社インターネットからの乗り換え限定】解約費用負担として最大6万円キャッシュバック増額
- オプションサービス申し込みで最大2万円キャッシュバック増額
~ひかりTV for NURO=1万2千円
~NURO でんき=6千円
~NURO ガス=2千円
OCN光からNURO光へ乗換えた場合、乗換えに伴う費用はかかってきますが、ほとんどの方はNURO光の工事費無料キャンペーンやキャッシュバックでむしろお得になります。
OCN光からNURO光への乗換えでは、費用面の心配をする必要は一切ありません。
メリット④ 『おうち割 光セット』でソフトバンクの携帯電話料金が安くなる
これは、ソフトバンクの携帯電話を利用している方限定のメリットになりますが、NURO光はソフトバンクの『おうち割 光セット』に対応しています。
『おうち割 光セット』に関しては、ソフトバンクの携帯電話を利用している方がNURO光を契約した場合、ソフトバンクの携帯電話料金が1台あたり約1,100円、毎月安くなるという割引です。
家族も含めて最大10台の携帯電話に割引を適用することが出来るため、ソフトバンクの携帯電話を家族で3台利用している場合には、平均で毎月3,300円の料金割引が発生します。
現在、OCN光でソフトバンクの携帯電話を使っているという方は、NURO光に乗換えることで、
- インターネットが速くなる
- 毎月のインターネット・固定電話の月額料金が安くなる
ことに加えて、携帯電話料金も割引されるという大きなメリットがあります。
OCN光からNURO光に乗換えるデメリット
ここまで、OCN光からNURO光に乗換えるメリットについて、詳しく説明してきました。
では逆に、OCN光からNURO光に乗換えるデメリットは何かあるのかと言えば、デメリットは全くと言っていいほどありません。
何度も言いますが、OCN光は、
- インターネット速度は光回線の平均ぐらいで速いわけではない
- インターネットの月額料金は他の光回線と比べても安くない
- セット割引がほとんどの方に適用されない(OCNモバイルONEユーザーのみ)
- お得なキャンペーンはほとんど行っていない
OCN光を契約している方は、『ネームバリューがあるから(OCNが有名なプロバイダーだから)契約してしまった』とか、『フレッツ光より安くなるから』という理由だけで契約してしまったという方がほとんどです。
でも実態は、OCN光を利用していて、知らずに損をしている方は山の数ほどいても、得をしている方はほんのごく一握りの方しかいないというのが現実です。
OCN光からNURO光に乗換えるデメリットがあるとすれば、現在OCNモバイルONEでセット割引を適用している方の場合は、そのセット割引がなくなってしまうという点だけです。
OCNモバイルONE以外の携帯電話会社を利用している方は、このデメリットを気にする必要はありません。
OCN光からNURO光への乗換えを特にお勧めできるのはどんな方?
ここまで、OCN光からNURO光に乗換えるメリットやデメリットについて説明してきましたが、OCN光からNURO光への乗り換えが特にお勧めの方は下記の通りです。
- ソフトバンクユーザーの方
- 自宅のインターネットをより高速にしたい方
ソフトバンクユーザーの方は、OCN光からNURO光に乗換えることで、『おうち割 光セット』を適用できるようになります。
毎月ソフトバンクの携帯電話料金が大きく割引されるようになり、なおかつインターネットも劇的に速くなると、大きなメリットしかありません。
そして、ソフトバンクユーザーではなくても、自宅のインターネットを高速にしたいという方は、NURO光への乗換えがお勧めです。
NURO光はドコモやauの携帯電話料金割引には対応していませんが、ドコモやauユーザーの方でもNURO光に乗換える方は非常に多くいらっしゃいます。
その理由は、NURO光のインターネット速度が他の光回線よりも圧倒的に高速だからです。
しかも、戸建ての場合、インターネット料金はOCN光よりも安くなります。
自宅のインターネットをより快適にしたいという方は、ソフトバンクユーザーではなくても、OCN光からNURO光へ乗換えることをお勧めします。
OCN光からNURO光への乗換えで事前に注意しておくべき3つのポイント
OCN光からNURO光への乗換えは多くのメリットがありますが、申込みをする前に、事前に注意しておくべきポイントが3つほどあります。
これはあくまでも、『事前に注意しておくべきポイント』というレベルのものであって、デメリットと言うほどのものでもありません。
ただ、OCN光からNURO光への乗換えを検討している方は、スムーズに乗り換える為にも、これらのポイントを事前にチェックしておくことをお勧めします。
ポイント① NURO光は開通まで時間がかかる
NURO光は、申込みをしてから開通するまで、他の光回線よりも長い期間が必要になります。
というのも、NURO光は他の光回線にはない超高速のインターネットを実現するため、独自の設備を構築・導入しているからです。
他の一般的な光回線の場合は、一度の工事だけで開通しますが、NURO光の場合は工事が2回必要(宅内工事+屋外工事)です。
まず、1回目の宅内工事では、NURO光を提供しているソネット(ソニーグループでインターネットサービスを提供している会社)が、自宅内にNURO光を使う為の設備を導入します。
申込みからこの1回目の宅内工事が終わるまでの期間は、平均で2週間程度です。
次に、2回目の屋外工事で、NTTの工事業者が最寄りの電柱から自宅まで、光ファイバーを引きこむ工事を行います。(2回目の工事はソネットではなく、NTTの工事業者が実施する)
こちらも、1回目の工事完了から2回目の屋外工事が終わるまでの期間は、平均で2週間程度かかります。
トータルで見ると、NURO光は申込みをしてから開通するまで1ヵ月近い期間が必要になります。
他の光回線と比べると、開通までの期間がちょっと長いです。
それに対して、OCN光は解約を申込んでから最短で1週間前後でサービスを止めることが出来ます。
ここで注意しなければいけないのが、NURO光が開通する前に(開通まで約1ヵ月)、OCN光の解約工事が終わってしまうと(最短1週間)、インターネットや電話が使えない期間が出てしまうという点です。
絶対に「インターネットや電話が使えない期間を出したくない」という場合には、NURO光の2回目の開通工事が終わってからか、NURO光の2回目の工事日が決まってから、OCN光の解約工事を申込むのが一番安全です。
ポイント② NURO光への乗換えでプロバイダーは必ず変わる
OCN光のプロバイダーはOCNですが、NURO光のプロバイダーはソネット(So-net)です。
OCN光からNURO光に乗換えると、プロバイダーがOCNからソネットに変更になります。
このプロバイダー変更に伴って、OCNで利用していたメールアドレスは使えなくなります。
OCNで、メールアドレスのみ継続して利用できる『バリュープラン』に変更して、メールアドレスを継続するということは出来ます。
ただ、メールアドレスを継続する為だけに、このプランに変更するのはあまりお勧めできません。
というのも、OCNの『バリュープラン』に加入した場合、月額費用として毎月275円も支払い続けなければならないからです。
そんなムダな費用を払うぐらいなら、GmailやLiveMailなどのフリーメールアドレスなどに切り替えることをお勧めします。
今はGmailやiCloudメールなどを利用する方が多いため、プロバイダーのメールアドレスを利用する方はかなり少なくなってきています。
ちなみに、そういった背景もあってか、NURO光ではメールアドレスの提供は行っていません。
ポイント③ 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがある
OCN光からNURO光への乗換えに伴って、光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがあります。
光電話の番号を変えずに継続できるのは、下記の条件を満たした場合だけです。
(要するに、もともとアナログ電話の番号を光電話でも継続してずっと使っている場合)
この場合には、下記の手続きを取ることで、OCN光からNURO光へ光電話の番号を変えずに継続することが出来ます。
- まず初めに、NTT東日本・西日本に申込みをして、OCNの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティを申請(アナログ復活)
※この手続きは電話加入権をお持ちでなくても可能です。
- 次に、NURO光の申込み時にアナログ電話からNURO光電話へ番号ポータビリティを申請
簡単に言うと、間にアナログ電話を介して、『OCN光電話⇒アナログ電話⇒NURO光電話』と番号ポータビリティをすれば、電話番号を変えずに移行できると。
なぜ、こんなに面倒な手続きが必要なのかというと、
- そもそも、『OCN光電話からNURO光電話』へは直接番号ポータビリティが出来ない仕組みになっている
- ただし、『OCN光電話⇒アナログ電話』『アナログ電話⇒NURO光電話』へは番号ポータビリティが出来る
少しややこしいですね。
ちなみに、現在利用している光電話の番号が、アナログ電話から継続利用している番号ではなく、光電話で新しく取得した番号であった場合は、乗換えに伴って番号が必ず変わります。
光電話で新しく取得した番号は、光電話専用番号と言って、『光電話でしか利用できない番号』になっています。
『光電話でしか利用できない番号』になっている場合、先ほど記載したように、アナログ電話を間に介して番号ポータビリティをするということが出来ません。(光電話でしか利用できない番号のため、アナログ電話へ番号ポータビリティができない)
そして、『OCN光電話からNURO光電話』へ直接番号ポータビリティをすることもできません。
要するに、その場合は『アナログ戻し』すら出来ず、電話番号を継続する方法が一切ないので、必ず番号が変わるということです。
OCN光からNURO光乗換えにかかる全費用
OCN光からNURO光への乗換えで、乗換え費用を心配する必要は一切ありません。
というのも、乗換えに伴って費用は発生するものの、それ以上にNURO光のキャンペーンが大きいからです。
OCN光からNURO光への乗換えでは、主に下記2つの費用がかかってきます。
- OCN光の解約に関する費用
- NURO光の開通に関する費用
このうち、OCN光の解約に伴って発生する費用は下記の通りです。
NURO光では、新規申し込み分のキャッシュバックに加えて、他社光回線からの乗り換えの場合は、解約費用を最大2万円までキャッシュバックで補填してくれるキャンペーンを行っています。
- 解約金
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=2年契約で、11,000円
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=2年契約で、3,600円
※違約金は、いつOCN光を申し込みしたかで金額が異なります。
◎2年契約の自動更新で、更新月の当月・翌月・翌々月以外の解約で発生。この3カ月の間に解約する場合は発生しません。
- 工事費分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)を分割払いにしている方
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=30カ月の分割払い
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=20カ月の分割払い
◎下記に該当する方は工事費分割払いの残債は発生しません。
・工事費を一括払いで支払い済みの方
・工事費の分割払いの期間が終わっている方
・派遣工事ではなく、無派遣工事で開通された方
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつOCN光を申し込みしたかで異なります。
解約金や工事費の残債が発生するかどうかは、人それぞれ契約状況により異なります。
次に、NURO光の開通に関する費用は下記の通りです。
- 契約事務手数料=3,300円
- 【無料】工事費=実質無料(44,000円の工事費が無料)
~工事費は36カ月の分割払いが発生しますが、全く同額の月額料金割引が発生する為、工事費は実質無料になります。
キャンペーンで無料になる部分を除くと、どちらも合わせて必要になってくる費用は下記の3つです。
- 解約金
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=2年契約で、11,000円
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=2年契約で、3,600円
※違約金は、いつOCN光を申し込みしたかで金額が異なります。
◎2年契約の自動更新で、更新月の当月・翌月・翌々月以外の解約で発生。この3カ月の間に解約する場合は発生しません。
- OCN光の工事費分割払いの残債=最大16,500円
- NURO光の契約事務手数料=3,300円
工事費の分割払いが全て残っているという方は滅多にいませんが、仮に全額残っていたとしても、全て合わせて約3万円です。
NURO光を公式サイトから申込むと、それ以上に大きな金額のキャッシュバックを受けることが出来ます。
- 工事費4万4千円が実質無料
- 戸建て・集合住宅ともに新規申し込みキャッシュバックで4万5千円
(光電話や他のオプションサービス申込なしでも4万5千円)
(集合住宅の場合は、NURO光 for マンション以外) - 【他社インターネットからの乗り換え限定】解約費用負担として最大6万円キャッシュバック増額
- オプションサービス申し込みで最大2万円キャッシュバック増額
~ひかりTV for NURO=1万2千円
~NURO でんき=6千円
~NURO ガス=2千円
OCN光からNURO光への乗換えで、「費用の心配は一切いらない」といったのは、このためです。
どれぐらいお得になるのかは、OCN光の違約金が発生するのかどうか・工事費残債がどれぐらい残っているのかという点で、人それぞれ変わってきます。
でも、少なくてもNURO光のキャッシュバック額を考えると、マイナスになることはまずないはずです。
OCN光からNURO光へスムーズに乗り換える手続き方法
OCN光からNURO光へ乗換える手続き方法に関しては、光電話の番号を継続しない場合と継続する場合とで変わってきます。
まずは、『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法です。
- まずは先にNURO光を申込む(工事が2回必要)
申込み先はこちら=NURO 光
- 1回目の工事が完了し、NURO光の2回目の工事の日程を決める
~工事が2回必要な為、最後の開通工事日がわかるのは1回目の工事が終わった後になります。 - NURO光の2回目の開通工事日が決まったら、OCN光の解約を申込む
光電話の番号を継続しない場合の手続きに関しては、これだけです。
特に注意点はありませんが、強いてあげるとすれば、NURO光は他の光回線よりも開通まで時間がかかります。(開通まで平均1ヵ月)
そのため、インターネットが使えない期間を出さない為には、NURO光の開通工事が終わってからか、NURO光の2回目の工事日が決まってからOCN光の解約工事を申込む、というのが一番無難な方法です。
次に、『光電話の番号を継続して乗り換える場合』の手続き方法を説明します。
- まずは先にNTT東日本・西日本に連絡をし、OCN光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティをする(アナログ戻し)
~これをしないと、同じ番号のままNURO光へは移行できません - 次にNURO光を申込む(工事が2回必要)
申込み先はこちら=NURO 光
~この時に同時に、アナログ電話⇒NURO光電話へ番号ポータビリティを申請します - 1回目の工事が完了し、NURO光の2回目の工事の日程を決める
~工事が2回必要な為、最後の開通工事日がわかるのは1回目の工事が終わった後になります。 - NURO光の2回目の開通工事日が決まったら、OCN光の解約を申込む
こちらも特に大きな注意点はありませんが、光電話の番号を継続する場合には、まず先にNTT東日本・西日本でアナログ電話を復活させる手続きが必要になります。(電話加入権がなくてもアナログへの番号ポータビリティは可能です)
光電話の番号を継続しない場合と比べると、このアナログ電話への番号ポータビリティが必要な分、開通納期がプラス1週間ぐらい必要になります。
まとめ
この記事ではここまで、OCN光からNURO光への乗換えに伴うメリットや手続き方法について、詳しく説明をしてきました。
最後に結論としていえるのは、OCN光を使っている方は早めに他の光回線に乗り換えた方がいいということ。
OCN光は他の大手の光回線と比べると、料金的なメリットが何もありません。
OCN光は、あくまでも、格安SIMのOCNモバイルONEを利用している方だけがお得になる光回線です。
特に戸建ての場合は、OCN光からNURO光に乗り換えると、毎月のインターネット料金が安くなって・なおかつインターネット速度も高速になります。
光回線の乗換えは面倒だと感じる部分もあると思いますが、大きなメリットがある場合は早めに乗り換えておくのがお勧めです。
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