フレッツ光が全盛の時代に、長らくプロバイダー加入者数1位を保持してきたOCNですが、光コラボレーションサービのOCN光というサービスも提供しています。
OCN光は、利用者数こそ多いものの、お得な点がほとんどないと言っても良いサービスです。
OCN光を利用している方は、『フレッツ光より安くなる』と勧誘されて、フレッツ光から切り替えた方が多いのではないでしょうか。
確かにフレッツ光より安くなる場合が多いですが、ドコモやau・ソフトバンクの携帯電話を利用している方にとって、お得な点は何もありません。
それに対して、九州エリアで提供されているBBIQは、auユーザーがかなりお得になる光回線です。
この記事では、OCN光からBBIQに乗り換えるメリットやデメリット、注意点や手続き方法について、詳しく解説をしていきます。
目次
OCN光からBBIQに乗り換える4つのメリット
OCN光からBBIQへ乗り換えるメリットは、大きく分けると4つほどあります。
ここから、それらのメリットについて、1つずつ解説をしていきます。
メリット① auスマートバリューが適用できる
OCN光からBBIQに乗り換えるメリットはいくつかありますが、その中で最も大きいメリットが、『auスマートバリュー』を適用できるようになるという点です。
OCN光は、ドコモ・au・ソフトバンクといった、大手の携帯電話会社の料金割引に対応していません。
それに対して、BBIQはauの携帯電話料金の割引に対応しています。
九州エリアで、この『auスマートバリュー』に対応している光回線は、auひかり・BBIQ・数社の光コラボレーションサービスしかありません。
auユーザーがOCN光からBBIQに乗り換えると、携帯電話1台あたり、下記の割引を毎月受けることができます。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G auマネ活プラン 5G ALL STARパック2 auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P) auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック auマネ活プラン 5G with Amazonプライム auマネ活プラン 5G/4G | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
スマホミニプラン 5G/4G | 翌月から 永年550円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> 使い放題MAX 5G ALL STARパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G/4G LTE ドラマ・バラエティパック データMAX 5G/4G LTE Netflixパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G/4G LTE auデータMAXプランPro auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20N auフラットプラン20 auフラットプラン7プラスN auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE 新auピタットプラン | データ容量 1GB超~7GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE(s) | データ容量 2GB超~20GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~2GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプラン auピタットプラン(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 ※auピタットプラン(シンプル)でデータ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプランN(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10/13/30 | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1 | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10(ケータイ)/13(ケータイ) | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5(ケータイ)/8(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2(ケータイ)/3(ケータイ) | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> タブレットプラン20 | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
割引額は、利用している携帯電話のプランにより異なります。
この割引は契約者だけではなく、家族も含めて最大10台の携帯電話にそれぞれ適用されます。
仮に、毎月の割引額が1,100円発生するプランで、家族も含めて3台auの携帯電話を利用していた場合、毎月の割引額は3,300円にもなります。
この割引は、OCN光を契約したままだと適用することができません。
OCN光は、『お得になる割引がほとんどなく、インターネット料金も他社と比べると高額』というのが実態のサービスです。
auユーザーは、OCN光からBBIQに乗り換えて、auスマートバリューを適用した方がどう考えてもお得です。
BBIQをしている間は、上記の割引がずっと続きます!
それは、『光電話(月額550円)の契約』です。
光電話を利用しない方でも、auスマートバリューの割引額が大きくなる場合は、光電話を契約しておいた方がお得です。
どちらも基本的なプランだと月額550円です!
メリット② 戸建ての場合、1年間はインターネット料金が安くなる
OCN光からBBIQへ乗り換える2つ目のメリットとして、『戸建ての場合は、1年間インターネット料金が安くなる』という点をあげることができます。
戸建てで、OCN光とBBIQを使う場合のインターネット料金は下記の通りです。
- OCN光=5,610円
- BBIQ=1年目:4,400円、2年目~:5,500円
※光電話はどちらも月額550円です。
※BBIQの料金に、『九電グループまとめてあんしん割』などの独自割引は含めていません。それらの割引を含めると、もう少し安くなります。
1年目は割引が適用されて、今より千円以上安くなります。
2年目以降も安くはなりますが、少しだけ安くなる感じです。
ちなみに、上記にも記載した通り、BBIQの料金に『九電グループまとめてあんしん割』などの割引は含めていません。
BBIQは、九州電力のグループ会社が提供している光回線です。
そのため、自宅の電力会社を、新電力などではなく九州電力にすれば、上記の料金からさらに割引が入ります。
『九電グループまとめてあんしん割』を適用する場合は、上記の料金から毎月330円の割引が入るため、もう少し安く利用できます。
メリット③ 無線ルーターだけではなく、セキュリティソフト5台分も無料で使えるようになる
自宅で利用する無線ルーターは、OCN光でも無料で利用することができます。
BBIQもそこは同じで、BBIQでは、光電話を契約すると無線ルーターを無料で利用することができます。(光電話のルーターに無線ルーターの機能が内蔵されている)
さらに、それだけではなく、BBIQはセキュリティソフト(5台分)も無料で利用することができます。
セキュリティソフトは、『BBIQ トータルセキュリティ』というサービスで、パソコンであればWindows・Mac、スマートフォンやタブレットであればAndroid・iOSにも対応しています。
無料で利用できる台数は、パソコン・スマートフォン・タブレットを合わせて5台分です。
OCN光では、セキュリティソフトを無料で提供はしていません。
同じく5台利用できるセキュリティソフトを、OCN光でオプションサービスとして契約する場合、『マイセキュア5台ライセンス』というサービスで月額550円必要です。
この、『無線ルーターだけではなく、セキュリティソフトを無料で利用できる』というのも、OCN光からBBIQへ乗り換えるメリットの1つです。
メリット④ BBIQのインターネット代理店のキャンペーンで少しお得になる
OCN光からBBIQへの乗り換えでは、乗り換えの費用が発生してきます。
BBIQの開通費用はそこまで大きな金額ではありません。
ただ、OCN光を解約した際に違約金などが発生すると、それなりの費用が発生する場合があります。
その場合でも、そこまで心配をする必要はありません。
というのも、BBIQを代理店から申し込みすると、大きなキャッシュバックを受け取ることができるからです。
そのキャッシュバックを受け取れば、出費はほとんど回収できます。
OCN光で違約金などが発生しない場合は、むしろキャッシュバックでお得になります。
BBIQの公式サイトでも独自のキャンペーンを行なっていますが、お得になる金額は1万円前後です!
代理店のキャッシュバックはそれよりはるかに高額なため、BBIQを申し込むなら代理店からの申し込みがお勧めです!
OCN光からBBIQに乗り換える3つのデメリット
OCN光からBBIQへの乗り換えは、メリットばかりあるわけではありません。
いくつかのデメリットも存在しています。
デメリット① 集合住宅の場合、インターネット+光電話の月額料金が2年目以降高くなる
BBIQは、戸建てのインターネット料金はそれなりに安いですが、集合住宅のインターネット料金はかなり高めです。
OCN光とBBIQを、集合住宅で利用した場合の料金は下記の通りです。
- OCN光=3,960円
- BBIQ(4階建て以上)※利用している建物により料金が異なります。
=1年目:3,410円~5,280円、2年目~:4,510円~6,380円 - BBIQ(3階建て以下)
=1年目:5,280円、2年目~:6,380円
※光電話はどちらも月額550円です。
※BBIQの料金に『九電グループまとめてあんしん割』などの独自割引は含めていません。それらの割引を含めると、もう少し安くなります。
OCN光は集合住宅(マンションタイプ)で料金が一律ですが、BBIQは、4階建て以上の建物なのか・3階建て以下の建物なのかで料金が大きく分かれます。
3階建て以下の建物の場合、びっくりするぐらい料金が高くなります。
割引が適用される1年目でもOCN光より千円以上高くなり、2年目以降は2千円以上も料金が高くなります。
4階建て以上の場合は、利用している建物により料金が異なりますが、それでもOCN光よりは高額です。
集合住宅にお住まいの方は、正直あまりBBIQへの乗り換えはお勧めできません。
auスマートバリューを適用したいだけなら、auスマートバリューに対応した他の安い光回線を利用する方がお勧めです。
どのサービスも、集合住宅で使う場合は、BBIQより安い料金設定になっています!
戸建てで利用する場合、インターネット料金は各社そこまで変わりません。
ただ、無線ルーターやセキュリティソフトも無料で使えることを考えると、戸建ての場合は他社より安い料金で利用することができます。
デメリット② OCNモバイルONEのセット割引が適用されなくなる
BBIQはauの携帯電話料金の割引に対応していますが、OCN光は格安SIMの『OCNモバイルONE』の割引に対応しています。
OCN光とOCNモバイルONEはセットで利用すると、OCNモバイルONE1台あたり毎月220円の割引が発生します。(最大で5台まで)
この割引は、OCN光からBBIQに乗り換えると適用できなくなります。
例えば、
- 家族で4台携帯電話を利用
⇒内、auの携帯電話は1台
⇒内、OCNモバイルONEを3台利用
auの携帯電話1台からはauスマートバリューで割引が発生しますが、OCNモバイルONE3台分の割引が発生しなくなってしまいます。
『携帯電話は家族でOCNモバイルONEをメインで利用している』という方は、そのままOCN光にしておく方が無難です。
デメリット③ dポイントの還元がなくなる(OCNアカウントとdアカウントを連携している場合)
OCNはドコモのdポイントと連携しています。
OCN光を利用していて、dアカウントと連携の手続きをしている場合、毎月各サービスごとに、税抜きで100円の支払いあたり1ポイントが還元されています。
- OCN光のインターネット料金
~戸建て=税抜き5,100円(税込5,610円)⇒51ポイント
~集合住宅=税抜き3,600円(税込3,960円)⇒36ポイント - ひかり電話
~基本プラン=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
~アドバンスプラン=税抜き1,500円(税込1,650円)⇒15ポイント - その他のオプションサービス
~リモートサポートサービス=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
※税抜きの金額で100円あたり1ポイントが毎月還元されます。
還元されるポイントはかなり小さいです。
例えば、『インターネット+光電話(基本プラン)』を利用している場合、
- 戸建てで毎月56ポイント=インターネットで51ポイント+光電話で5ポイント
- 集合住宅で毎月41ポイント=インターネットで36ポイント+光電話で5ポイント
dポイントは1ポイント1円換算で利用できますが、上記のように、毎月40円~60円分ぐらいしかお得になりません。
OCN光を解約すると、このdポイント付与はなくなりますが、そこまで気にするようなデメリットではないと思います。
特に戸建ての場合は、OCN光よりBBIQの方が、初めの1年間はインターネットを千円以上安く利用できます。
2年目以降も少し安くなります。
加えて、BBIQでは無線ルーターだけではなく、セキュリティソフトも無料で利用可能です。(OCN光はセキュリティソフトは有料です)
どう考えても、OCN光のこんなちっぽけなdポイントの還元より、それらのメリットの方が大きいです。
OCN光からBBIQに乗り換える前に確認すべき3つの注意点
OCN光からBBIQへの乗り換えでは、デメリットとまでは言えないものの、事前に把握しておきたい注意点がいくつかあります。
注意点① OCN光からBBIQへの乗り換えは工事が必要
今は、『工事不要』で乗り換えられる光回線が非常に多くなっています。
一部例をあげると、
- OCN光からフレッツ光への乗り換え
- OCN光からビッグローブ光への乗り換え
- ドコモ光からソフトバンク光への乗り換え
これらが工事不要で乗換えられるのは、『光コラボレーションサービス』といって、全てNTTからフレッツ光の設備は端末を借りて提供されているサービスだからです。
『フレッツ光⇔光コラボレーションサービス』の間や、『光コラボレーションサービス同士の乗り換え』に関しては、乗り換えても設備や端末がNTTのまま変わりません。
OCN光はこのNTTの設備を使った光コラボレーションサービスですが、BBIQは九州電力の独自の設備で提供されているサービスです。
OCN光からBBIQへの乗り換えは、設備や端末が『NTT⇒九州電力』と変更になります。
そのため、OCN光からBBIQへの乗り換えは、必ず工事が必要です。
なお、工事に関しては、立会いが必要な工事になります。
BBIQは、初期費用がかなり安く設定されています!
注意点② プロバイダーは変わる(メールアドレスも変わる)
OCN光からBBIQへの乗り換えで、プロバイダーは必ず変更になります。
OCN光のプロバイダーはOCNですが、BBIQはプロバイダー一体型で提供されています。
BBIQで、プロバイダーとしてOCNを利用することはできません。
プロバイダーが変われば、利用できるメールアドレスも変わります。
OCN光では、『●●●@(サブドメイン).ocn.ne.jp』というメールアドレスを、1つ無料で利用することができました。
BBIQでは、『●●●@(サブドメイン).bbiq.jp』というメールアドレスを、5つまで無料で利用することができます。
6個目からは、1アドレスあたり月額220円で、最大10個まで追加可能です。(無料5つ+有料5つ)
BBIQに乗り換えると、OCNの『●●●@(サブドメイン).ocn.ne.jp』というメールアドレスは、基本的に利用できなくなります。
ただ、どうしても「OCNのメールアドレスを使い続けたい」という方も、中にはいらっしゃると思います。
その場合、『OCNバリュープラン(月額275円)』というプランに変更すれば、OCNのメールアドレスを継続して利用することは可能です。
プロバイダーのメールアドレスは、そのプロバイダーを契約している間でしか利用できません!
要するに、プロバイダーのメールアドレスを利用するのであれば、そのプロバイダーにずっと料金を支払い続けなければいけないということです!
キャリアメールも、携帯電話会社を変更すると利用できなくなります。
現在、このキャリアメールに関しても、利用者がどんどん少なくなってきてます。
でも今は、フリーメールアドレスで利用できないサービスは、ほとんど存在していません!
今回、乗り換えに伴ってメールアドレスが変更になる方は、フリーメールアドレスの利用も検討してみることをお勧めします!
注意点③ 光電話の番号は変わる場合がある
OCN光からBBIQへの乗り換えで、光電話の番号は、継続できる場合と継続できない場合とがあります。
具体的には、下記のパターンにより変わってきます。
- OCN光の光電話で新しく番号を取得している場合
⇒乗り換えに伴って100%番号は変わる - OCN光の光電話でアナログ電話の番号を継続して利用している場合
⇒アナログ戻しをすれば同じ番号のまま乗換え可能
⇒アナログ戻しをしない場合は番号は変わる
OCN光の『光電話で新しく番号を取得』している場合や、フレッツ光の『光電話で新しく取得した番号』をOCN光でも継続利用している場合、BBIQへの乗り換えで必ず番号は変更になります。
他社の『光電話で取得した番号』を、BBIQに持ち込むことはできません。
BBIQへ番号を継続できるのは、『アナログ電話で取得した番号』を、OCN光で継続利用している場合に限ります。
ただ、この場合も、『OCN光の光電話⇒BBIQの光電話』へ、ダイレクトに番号ポータビリティをすることはできません。
必ず、間にアナログ電話をはさんで、番号ポータビリティをする必要があります。
- OCN光の光電話⇒アナログ電話⇒BBIQの光電話と、2段階で番号ポータビリティをする
~先に、OCN光の光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティ
~後ほど、アナログ電話からBBIQの光電話へ番号ポータビリティ
こういったアナログ電話をはさんで番号ポータビリティをする方法は、よく『アナログ戻し』と呼ばれています。
この『アナログ戻し』をするには、1万円前後の費用が必要になります。
そのため、『乗り換えに伴って電話番号が変わってもいい』という方は、アナログ戻しはせずに、番号を変えてしまうことをお勧めします。
『おかけになった電話番号は、番号が変わりました。新しい番号は、●●番です。』
というようなガイダンスを無料で流すことができます!
このガイダンスを流せば、電話をかけてきた方に、新しい番号を伝えることは可能です!
電話番号を変えたくないという方は、そもそも、BBIQへの乗り換えはあまりお勧めできません。
OCN光と同じ『光コラボレーションサービス』への乗り換えであれば、電話番号が変わることはありません。
OCN光からBBIQへの乗り換えがお勧めの方とは
ここまで、OCN光からBBIQへ乗り換えるメリットやデメリットについて説明をしてきました。
乗り換えがお勧めなのは、下記に該当する方です。
- 家族でauの携帯を利用している方
- 戸建てにお住まいの方(集合住宅の場合は、インターネット料金がかなり高くなる場合があるので注意)
BBIQは、auユーザー向けの光回線のため、ドコモやソフトバンクの携帯電話を利用している方には、あまりお勧めできません。
また、集合住宅の場合は、インターネット料金がかなり高額になってしまうため、他のサービスの方がお勧めです。
戸建ての場合は、auスマートバリューに対応した他の光回線よりも、比較的安い料金で利用することができます。
OCN光からBBIQへの乗り換えでかかる全費用
OCN光からBBIQへの乗り換えでは、下記の2つの費用が必要になります。
- OCN光の解約費用
- BBIQの開通費用
OCN光の解約に必要な費用は、下記の通りです。
- 解約金
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=2年契約で、11,000円
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=2年契約で、3,600円
※違約金は、いつOCN光を申し込みしたかで金額が異なります。
◎2年契約の自動更新で、更新月の当月・翌月・翌々月以外の解約で発生。この3カ月の間に解約する場合は発生しません。
- 工事費分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)を分割払いにしている方
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=30カ月の分割払い
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=20カ月の分割払い
◎下記に該当する方は工事費分割払いの残債は発生しません。
・工事費を一括払いで支払い済みの方
・工事費の分割払いの期間が終わっている方
・派遣工事ではなく、無派遣工事で開通された方
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつOCN光を申し込みしたかで異なります。
解約金に関しては、人それぞれいつ解約をするのかで、支払いが必要になるのかどうかが変わってきます。
工事費の残債も同様です。
この点は、一度OCNのカスタマーサポートに連絡をして、確認してみることをお勧めします。
ただ、それなりの費用がかかったとしても、代理店のキャッシュバックを使えば、大部分は回収可能です。
次に、BBIQの開通に必要な費用は、下記の通りです。
- 契約事務手数料=880円
- 工事費=キャンペーンで実質無料 ※土日祝日に工事を行う場合は3,300円
~工事費39,600円は、戸建てが月1,100円×36カ月・集合住宅が1,650円×24カ月の分割払いになりますが、全く同じ金額がインターネットの月額料金から割引されて、実質無料になります。
契約事務手数料は必須で発生しますが、工事費は土日祝日に工事を行わない場合、実質無料になります。
これらの出費に対して、BBIQをお得な代理店から申し込めば、下記のキャッシュバックを受け取ることができます。
【公式キャンペーン】
- 工事費実質無料キャンペーン実施中!(土日祝日に工事する場合は3,300円必要です)
- インターネット料金が初月無料!
- 加入翌月から、ホームタイプは11ヵ月×1,430円、マンションタイプは11カ月×1,1100円の月額料金割引あり!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- 代理店から最大3万円キャッシュバック!
(ホームタイプ3万円・マンションタイプ2万円)
これはあくまでも、BBIQを代理店から申し込んだ場合のキャッシュバックです。
BBIQを、公式サイトから申し込んでしまうと、代理店よりかなり少額のキャンペーンしか適用することができません。
光回線の乗り換えは、それなりの費用が発生してきます。
乗り換えの費用を回収するためにも、申し込みをするのであれば、お得な代理店からの申し込みがお勧めです。
上記の費用以外に『アナログ戻し(光電話⇔アナログ電話で番号ポータビリティ)』が必要なため、NTTで1万円前後の費用が発生してしまうケースがほとんどです。
あまり固定電話を使っていないのであれば、光回線の乗り換えに伴って、番号を変えてしまう方が今は多いです。
番号が変わっても、『おかけになった電話番号は現在おつなぎできません。新しい番号は●●番です』というアナウンスは無料で流せます。
OCN光からBBIQに乗り換える手続き方法
OCN光からBBIQへ乗り換える手続き方法は、光電話の番号を継続しない場合と継続する場合とで異なります。
光電話の番号を継続しない場合の手続き方法は、下記の通りです。
- BBIQを代理店のホームページから申し込み
⇒お得なキャッシュバック申し込みはこちら:BBIQキャンペーン
- OCN光を解約申し込み
~OCN光の解約はこちらから:OCN光公式サイト 解約Q&A
- auショップかau総合案内でauスマートバリューを申し込み
BBIQは、申し込みから開通まで、目安として3週間から1カ月程度は必要になります。
どれぐらいでBBIQの開通工事ができるかは、申し込み状況や地域により異なるため、申し込みをしてみないと分かりません。
それと、申し込みをしてみたら、『BBIQが利用できない建物だった』という可能性もゼロではありません。
BBIQの開通工事日が決まる前に、OCN光の解約工事日を決めてしまうと、BBIQが開通する前にOCN光が使えなくなってしまう場合があります。
そうなると、インターネットや光電話が利用できない期間が発生してしまうと。
それを避けるためには、まず先にBBIQを申し込んで、先に開通工事日を決める方が無難です。
次に、光電話の番号を継続する場合(アナログ戻しをする場合)の手続き方法です。
- (アナログ戻し)NTT西日本に連絡をして、OCN光の光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティ
- BBIQを代理店のホームページから申し込み(同時にアナログ電話からBBIQの光電話へ番号ポータビリティを申請)
⇒お得なキャッシュバック申し込みはこちら:BBIQキャンペーン
- OCN光を解約申し込み
~OCN光の解約はこちらから:OCN光公式サイト 解約Q&A
- auショップかau総合案内でauスマートバリューを申し込み
光電話の番号を継続する場合、まず先にNTT西日本に連絡をし、OCN光の光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティをしておく必要があります。
この際に、電話加入権は必要ありません。
電話加入権がなければ、電話加入権が必要のないプランで番号ポータビリティをすればいいだけです。
その後の流れは、光電話の番号を継続しない場合の流れと特に変わりません。
光電話の番号を継続する場合、絶対にやってはいけない注意点が1つだけあります。
それは、『OCN光の光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティが完了する前に、OCN光の解約工事を行ってしまう』ということ。
これをしてしまうと、OCN光の解約工事の際に電話番号が廃止されてしまい、番号を復活させることができなくなってしまいます。
アナログ戻しをする場合は、『必ず先にアナログ電話への番号ポータビリティを完了させておく』ということだけ、注意するようにしましょう。
その場合は、BBIQの担当者に『電話番号を継続したい』旨を伝えれば、担当者が説明してくれます!
アナログ電話への番号ポータビリティが完了したら、担当者の方でBBIQの光電話への番号ポータビリティの手続きをしてくれるため、その方が安心かもしれません。
【まとめ】九州エリアのauユーザーでOCN光を使っている方は乗り換えがお勧め
この記事ではここまで、OCN光からBBIQへ乗り換える詳細について、説明をしてきました。
最後に結論として言えるのは、『auユーザーがOCN光を利用していても、何もお得にならない』ということ。
OCN光は、ドコモやau・ソフトバンクの携帯を利用している方にとって、全くお得な光回線ではありません。
何もお得な割引が発生せず、ただインターネット料金が高いだけのサービスです。
auユーザーは、auスマートバリューが適用できるBBIQへ早めに乗り換えるのがお勧めです。
BBIQは、集合住宅の場合はインターネット料金が高額なためあまりお勧めできません。
ただ、戸建てにお住まいでauスマートバリューを適用したい方には、かなりお勧めの光回線です。
BBIQのお得なキャッシュバック徹底比較!
- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!