
OCN光はそれなりにユーザー数が多い人気のサービスです。
ただ、このサービス、実際はほとんどの方にとって全くお得なサービスではありません。
他社の光回線と比べて、インターネット料金は決して安いわけではありません。
加えて、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルなどの、大手の携帯電話会社の料金割引に対応していないのが致命的です。
それらの大手の携帯電話会社を利用している方は、料金割引に対応した光回線に乗り換えれば、今よりかなり毎月の通信費がお得になる場合がほとんどです。
この記事で解説をしていくソネット光は、auの料金割引である『auスマートバリュー』に対応しています。
家族も含めauの携帯を利用しているという方は、OCN光からソネットへ乗り換えれば、毎月かなりの料金割引が発生します。
乗り換えも非常に簡単で、工事も必要ありません。
この記事では、OCN光からソネット光へ乗り換えるメリットやデメリット、注意点や手続き方法について、詳しく解説をしていきます。

目次
OCN光からソネット光へは、工事不要・光電話の番号も変わらずに乗り換えられる
ご存知の方も多いと思いますが、OCN光もソネット光も、いわゆる『光コラボレーション』と呼ばれるサービスです。
『光コラボレーション』サービスは、NTT東日本・NTT西日本から光回線の設備や端末を借りて提供されているサービスで、フレッツ光と基本の仕組みは全く同じです。
この『光コラボレーション』サービスは、どのサービスも全く同じNTT東西の設備・端末を利用しているため、乗り換えても設備や端末が変わりません。
そのため、『事業者変更』という手続きをとることで、工事不要で乗り換えることができます。
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
『事業者変更』の内容・仕組みは、携帯電話で言えばMNP(モバイルナンバーポータビリティ)に近いです。
この『事業者変更』でOCN光からソネット光へ乗り換える場合、
- 工事不要で乗換えられる
- 光電話の番号もそのまま継続できる
- 光電話ルーターや回線終端装置などの基幹端末も、今利用しているものをそのまま継続利用できる
- 工事が必要ないことから工事費用が発生せず、乗り換えの費用が安く済む
と、かなり簡単に乗り換えられるようになっています。
簡単に言うと、『利用環境は変えずに契約だけを切り替える』イメージです。
また、手続き方法も非常に簡単で、
- OCN光で『事業者変更承諾番号』を取得する(電話で簡単にできます)
- ソネット光に取得した『事業者変更承諾番号』を伝える
これだけです。
あとは工事が必要ないため、OCN光からソネット光に契約が自動で切り替わるのを待つのみ。
契約が切り替わる日にOCN光は自動で解約されるため、個別に解約手続きをする必要もありません。

その場合は工事も必要ですし、光電話の番号を継続するためには、アナログ電話への番号ポータビリティの手続き等も必要です!
ここまで簡単に乗り換えられるのは、あくまでも同じNTTの設備を利用した『光コラボレーション』サービス同士だからです!

『光コラボレーション』サービスは全体で100種類以上のサービスが存在していますが、これに該当する光回線同士であれば、何度でも工事不要で乗り換えることができます。
OCN光からソネット光に乗り換えた後、再度『工事不要』で別の光回線に乗り換えることも可能です。
OCN光からソネット光に乗換える3つのメリット
メリット① auスマートバリューでau携帯電話料金が安くなる

OCN光からソネット光に乗り換える最大のメリットは、何と言っても『auスマートバリューを適用できる』という点にあります。
先述した通り、OCN光はドコモ・au・ソフトバンク・UQモバイル・ワイモバイルなどの、最も利用者が多い携帯電話料金の割引には対応していません。
それに対して、ソネット光はauの携帯電話料金の割引である『auスマートバリュー』に対応しています。
auの携帯電話を利用している方がソネット光に乗り換えた場合、毎月下記の割引を受けることができます。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は1台あたりの割引額。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能。 | |
<新規受付中> スマホミニプラン 5G スマホミニプラン 4G | 永年550円割引 |
<新規受付終了> ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE 新auピタットプラン | 1GBまで ⇒割引対象外 1GB超~7GBまで ⇒永年550円割引 |
<新規受付中> 使い放題MAX 5G ALL STAR パック 使い放題MAX 5G テレビパック 使い放題MAX 5G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G Netflixパック 使い放題MAX 5G DAZNパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G 使い放題MAX 4G テレビパック 使い放題MAX 4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 4G Netflixパック 使い放題MAX 4G DAZNパック 使い放題MAX 4G | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G テレビパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G データMAX 4G LTE テレビパック データMAX 4G LTE Netflixパック データMAX 4G LTE auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20 auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで ⇒永年550円割引 |
<新規受付終了> auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | 2GBまで ⇒永年550円割引 2GB超~20GBまで ⇒永年1,100円割引 |
<新規受付終了> データ定額1 | 2年間1,027円割引 3年目以降は永年550円割引 |
<新規受付終了> データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラットcp | 永年1,027円割引 |
<新規受付終了> U18データ定額20 | 永年1,551円割引 |
<新規受付終了> データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額10/13/30 | 2年間2,200円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額1(ケータイ) | 2年間1,027円割引 3年目以降は永年550円割引 |
<新規受付終了> データ定額2/3(ケータイ) | 永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額5/8(ケータイ) | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付終了> データ定額10/13(ケータイ) | 2年間2,200円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
<新規受付中> タブレットプラン20 <新規受付終了> LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | 永年1,100円割引 |
<新規受付終了> LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | 2年間1,551円割引 3年目以降は永年1,027円割引 |
この割引は、auの携帯電話1台だけではなく、家族も含めて最大10台の携帯電話にそれぞれ適用されます。
仮に、毎月の割引額が1,100円のプランで、家族で3台auの携帯電話を利用していた場合、毎月の割引額は3,300円にものぼります。
『家族でメインでauの携帯電話を利用している』という方が自宅の光回線をOCN光にしておくのは、この割引を毎月ムダにしてしまっている状況です。
何度もお伝えしますが、OCN光は、ほとんどの方にとって全くお得な光回線ではありません。
今は、利用している携帯電話に合わせて光回線を契約するのが一般的です。
そうすることで、上記の『auスマートバリュー』のような料金の割引が発生し、毎月の通信費を一番安くすることができるからです。
auの携帯電話を利用している方は、早めにOCN光から『auスマートバリュー』を適用できる光回線に乗り換えておくのがお勧めです。

- auひかり
- 光コラボレーションサービス(ソネット光以外だとビッグローブ光・ニフティ光)
- (西日本限定)電力会社が提供している光回線
があります!
この中で、OCN光から工事不要で乗り換えられるのは、光コラボレーションサービスだけです!

単純に「auスマートバリューを適用したい」というだけなら、光コラボレーションサービスへの乗り換えが一番簡単です。
インターネットの最大速度も1ギガのまま変わりません。
メリット② 無線ルーターだけではなく、セキュリティソフトが無料で使える
OCN光からソネット光に乗り換える2つ目のメリットとして、『無線ルーターだけではなく、セキュリティソフトを無料で利用できる』という点をあげることができます。
OCN光では、無線ルーターは無料ですが、セキュリティソフトは有料です。
- 無線ルーター=無料でレンタル可能
- セキュリティソフト=マイセキュア(5台)550円、ウイルスバスタークラウド627円など
ソネット光では、下記の高速の無線ルーターを無料で利用することができます。

市販で購入してもそれなりの金額がする無線ルーターです。
よほど無線が届きづらいような環境でなければ、快適に利用できるスペックになっています。
加えて、ソネット光ではセキュリティソフトも無料で利用可能です。

セキュリティソフトは、『S-SAFE』という総合セキュリティソフトで、パソコンであればWindows・MAC、スマートフォンやタブレットであればAndroid・iOSに対応しています。
インターネットバンキングなどのプロテクションや、子供向けに有害コンテンツを排除したり(フィルター)、いろいろな機能が使えて、なんと7台まで無料で利用することができます。
7台まで利用できるのであれば、家族全員のスマートフォンやパソコンにインストールしても、この『S-SAFE』だけでおさまる場合も多いと思います。
セキュリティソフトは、家族で個々に契約していたり、複数のライセンスを利用している場合、それなりの料金・費用が発生します。
それを考えると、この『7台までセキュリティソフトを無料で利用できる』という点は、ソネット光の大きなメリットの一つです。
メリット③ ソネット光のキャンペーンでさらにお得に
OCN光からソネット光へ乗り換える3つ目のメリットとして、『キャンペーンでお得になる』という点を挙げることができます。
ソネット光は、昔からかなり大きなキャンペーンを行っています。
他の光回線は、他社光コラボレーションサービスからの事業者変更の場合、1万円前後と少ないキャッシュバックしか行なっていないサービスが多いです。
それに対して、ソネット光は他社光コラボレーションサービスからの事業者変更でも、4万円前後のかなり大きなキャンペーンを行っています。
OCN光からソネット光への乗り換えで、費用を心配される方もいらっしゃると思いますが、このキャンペーンを適用すれば、逆にお得になる場合がほとんどです。

他の光回線の場合、一般的に公式サイトよりも代理店のキャッシュバックの方が大きい場合が多いです!
ただ、ソネット光に関しては、公式サイトがかなり大きなキャンペーンを行っているため、申し込むならソネット光の公式サイトからがお勧めです!
OCN光からソネット光に乗り換える3つのデメリット
デメリット① OCNモバイルONEのセット割引が適用できなくなる

OCN光からソネット光への乗り換えは、メリットばかりではなく、いくつかのデメリットも存在しています。
先述した通り、ソネット光はauの携帯電話料金の割引に対応しています。
それに対して、OCN光は格安SIMの『OCNモバイルONE』の割引に対応しています。
割引額は、OCNモバイルONEの携帯電話1台あたり毎月220円です。(家族も含め最大5台まで)
OCN光からソネット光に乗り換えると、この割引は一切適用できなくなります。
「OCNモバイルONEを契約していない」という方は、このデメリットを気にする必要は全くありません。
ただ、例えば、「家族全体で、auの携帯電話が1台・他は全てOCNモバイルONEを利用している」というような場合、ソネット光に乗り換えると、逆に通信費が高くなってしまう場合があります。
ソネット光は、あくまでも『家族も含め、auの携帯電話をメインで利用している』方にお勧めの光回線です。
家族全員がOCNモバイルONEを利用しているような場合には、乗り換えずにOCN光のままにしておいた方が無難です。
デメリット② インターネットの月額料金が高くなる(ただし、無線ルーターだけではなく、セキュリティソフトが無料)
OCN光からソネット光に乗り換えると、今より毎月のインターネット料金が今高くなります。
下記の表をご確認ください。
料金 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
ソネット光 | 6,138円 (無線ルーター無料) (セキュリティソフト7台分無料) | 4,928円 (無線ルーター無料) (セキュリティソフト7台分無料) |
OCN光 | 5,610円 (無線ルーター無料) | 3,960円 (無線ルーター無料) |
乗り換えると、戸建てにお住まいの場合は約500円、集合住宅にお住まいの場合は約1,000円、今よりインターネット料金が高くなります。
ソネット光は無線ルーターだけではなく、セキュリティソフトも無料で利用できますが、違う言い方をすると、セキュリティソフト込みの月額料金になっています。
auスマートバリューを適用できる他の光コラボレーションサービスは、無線ルーターもセキュリティソフトも有料です。
ただ、その分、ソネット光よりもインターネット料金が安く設定されています。
『auスマートバリューを適用したい』という方であっても、『無線ルーターとセキュリティソフトは自前のものを利用したい』という方に関しては、ソネット光はあまりお勧めできません。
その場合は、無線ルーターとセキュリティソフトの料金が込みになっていない光回線を選ぶ方がお勧めです。

ビッグローブ光は、ソネット光とは違い、セキュリティソフトや無線ルーターは別料金になっています!
その分、インターネット料金が戸建てで5,478円・集合住宅で4,378円と、ソネット光より安く利用できます!
デメリット③ dポイントの還元がなくなる(OCNアカウントとdアカウントを連携している場合)

これはOCN光に限った話しではないですが、OCNの各サービスを利用すると、ドコモのdポイントの還元を受けることができます。
還元ポイントは、OCNのサービス料金の支払い金額で、税抜き100円あたり1ポイントです。
OCN光を利用している場合、下記のdポイントの還元が毎月発生します。
- OCN光のインターネット料金
~戸建て=税抜き5,100円(税込5,610円)⇒51ポイント
~集合住宅=税抜き3,600円(税込3,960円)⇒36ポイント - ひかり電話
~基本プラン=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
~アドバンスプラン=税抜き1,500円(税込1,650円)⇒15ポイント - その他のオプションサービス
~リモートサポートサービス=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
※税抜きの金額で100円あたり1ポイントが毎月還元されます。
このdポイントの還元は、OCN光からソネット光に乗り換えると適用されなくなります。
ただ、OCN光を利用していて還元されるポイントは、かなり少額です。
例えば、OCN光でインターネットと光電話(月額550円)を利用している場合、
- 戸建てで毎月56ポイント=インターネットで51ポイント+光電話で5ポイント
- 集合住宅で毎月41ポイント=インターネットで36ポイント+光電話で5ポイント
たったこれぐらいのポイントしか還元されません。
dポイントは、1ポイントあたり1円換算でお買い物に利用することができますが、還元されるのは毎月35円~60円程度です。
auの携帯電話を利用している方は、ソネット光で毎月『auスマートバリュー』の割引を受けた方がはるかにお得です。

OCN光は、他の大手の光回線と比べた時に、強く強調できるセールスポイントがほとんどありません!
他に強調できる部分がないから、このdポイントの還元を強く強調しているだけです!
【まとめ】OCN光からソネット光への乗り換えがお勧めの方とは
ここまで、OCN光からソネット光に乗り換えるメリットやデメリットについて説明をしてきましたが、乗り換えをお勧めできるのは下記に該当する方です。
- 家族でauの携帯を利用している方
- 無線ルーターもセキュリティソフトも無料レンタルで使いたい方
上記のどちらにも該当するという方は、ソネット光への乗り換えはかなりお勧めです。
ただ、auスマートバリューを適用したいという方でも、『無線ルーターとセキュリティソフトは自前で用意したい』という方に関しては、ソネット光はお勧めできません。
その場合は、同じ光コラボレーションサービスでauスマートバリューに対応している『ビッグローブ光』の方がお勧めです。
ソネット光は、無線ルーターとセキュリティソフトが込みの料金になっているため、インターネット料金は戸建てで6,138円・集合住宅で4,928円と高めです。
それに対して、ビッグローブ光は無線ルーターとセキュリティソフトを無料で利用することはできません。
ただ、インターネット料金は戸建てで5,478円、集合住宅で4,378円と、ソネット光よりもかなり安い料金で利用することができます。
ソネット光と同じく、新規加入した場合のキャンペーンもかなり大きいです。
ビッグローブ光もソネット光と同じ光コラボレーションサービスのため、OCN光から工事不要で乗換えられます。
ビッグローブ光に関してより詳しく知りたいという方は、下記のビッグローブ公式サイトをご確認ください。
OCN光からソネット光への乗り換えで注意しておくべきポイント
OCN光からソネット光への乗り換えでは、デメリットとまでは呼べないものの、1つ注意点があります。
それは、『プロバイダーが必ず変わる』という点です。
OCN光もソネット光も、プロバイダーが一体になったサービスです。
OCN光からソネット光に乗り換えると、利用するプロバイダーが『OCNからソネット』に変更になります。
プロバイダーが変われば、利用できるメールアドレスも変更になります。
ソネット光では、『●●●@(サブドメイン).so-net.ne.jp』というメールアドレスを利用することができます。
OCN光では、『●●●@(サブドメイン).ocn.ne.jp』というメールアドレスを利用できていたと思いますが、乗り換えに伴ってこのメールアドレスは利用できなくなります。
より厳密にいうのであれば、メールアドレスだけ利用できるプランに変更すれば継続利用することはできます。
OCNでメールアドレスを残すには、『OCNバリュープラン(月額275円)』にプラン変更が必要です。
メールアドレスを利用するためだけに、毎月275円・年間で3,300円も支払い続けていく価値が本当にあるのかどうか。
どのプロバイダーも『メールアドレスを無料で利用できる』と宣伝していますが、そのメールアドレスを利用できるのは『そのプロバイダーを契約している間だけ』という大きなデメリットがあります。
『メールアドレスが変わるのは嫌だ』という場合は、そのプロバイダーと永久に契約を続けて、永久に料金を支払い続けなければなりません。
今は、Gmailなどのフリーメールアドレスを利用する方が多いため、プロバイダーのメールアドレスを利用する方はかなり少なくなってきています。
『絶対にプロバイダーのメールアドレスを利用したい』という強い希望がなければ、これを機にフリーメールアドレスに移行しておく方が無難です。

メールアドレスを仕事で使ったりしない場合は、フリーメールアドレスを利用して困ることはまずありません!
OCN光からソネット光への乗り換えでかかる全費用
OCN光からソネット光への乗り換えでは、下記の二つの費用が必要になります。
- OCN光の解約費用
- ソネット光の開通費用
まず、OCN光の解約に関する費用は下記の通りです。
- 事業者変更承諾番号の発行手数料(転出)=3,300円
~OCN光からビッグローブ光へ『事業者変更』をするには、まずはOCN光で事業者変更承諾番号を発行する必要があります。
- 解約金
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=2年契約で、11,000円
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=2年契約で、3,600円
※違約金は、いつOCN光を申し込みしたかで金額が異なります。
◎2年契約の自動更新で、更新月の当月・翌月・翌々月以外の解約で発生。この3カ月の間に解約する場合は発生しません。
- 工事費分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)を分割払いにしている方
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=30カ月の分割払い
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=20カ月の分割払い
◎下記に該当する方は工事費分割払いの残債は発生しません。
・工事費を一括払いで支払い済みの方
・工事費の分割払いの期間が終わっている方
・派遣工事ではなく、無派遣工事で開通された方
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつOCN光を申し込みしたかで異なります
OCN光から他社の光コラボレーションサービスへ乗り換える場合、必ずOCN光で『事業者変更承諾番号』を取得する必要があります。
これを取得する手数料の3,300円の支払いは必須です。
違約金は、いつ解約をするのかで発生するのかどうかが異なってきます。
派遣工事費の分割払いの残債に関しては、無派遣工事で開通した方や、派遣工事で一括で支払っている方は支払いはありません。
あくまでも、『派遣工事で開通』して、『工事費を分割払い中』の方が対象です。
違約金と工事費の残債に関しては、人それぞれ発生するかどうかが異なってくるため、一度OCNのカスタマーサポートで確認することをお勧めします。
ただ、仮に『事業者変更承諾番号の手数料+違約金+工事費の残債』全てが発生したとしても、そこまで心配をする必要はありません。
ソネット光の公式サイトのキャンペーンで、ほぼ回収可能です。
次に、ソネット光を開通させるために必要な費用は下記の通りです。
- (転入)契約事務手数料=3,500円
何度もお伝えしている通り、『事業者変更』でOCN光からソネット光へ乗り換える場合、工事が発生しません。(乗り換えと同時にプラン変更をする場合は工事が必要になる場合があります。)
工事が必要ないため、工事費用の支払いが発生しません。
ソネット光を開通させるのに必要な費用は、契約事務手数料の3,500円のみです。
そこに対して、ソネット光を公式サイトから申し込むと、下記のキャンペーンを適用することができます。
- 事業者変更・転用の申し込みでキャッシュバック4万円!
~新規申し込みの場合6万円
~事業者変更・転用の場合は4万円 - V6プラス対応の高速WiFiルーター(月額440円)が永年無料!
- セキュリティソフト(7台版)永年無料!
- 訪問設定サポート無料!
このキャンペーンを適用すれば、OCN光からソネット光へ乗り換える費用の全額を回収できるはずです。
OCN光で違約金や工事費の支払いがない場合、費用を回収できるどころか、かなりのプラス収支になると思います。
ソネット光はキャンペーンがかなり頻繁に変わります。
過去のキャンペーンと比べても、今はかなりお得なキャンペーンを実施しています。
OCN光からソネット光への乗り換えを検討している方は、このキャンペーンが実施されている今のうちに申し込んでおくのがお勧めです。
OCN光からソネット光へスムーズに乗り換える手続き方法
OCN光からソネット光へ乗り換える具体的な手続き方法は、下記の通りです。
- 【転出】OCN光で事業者変更承諾番号を取得する
~0120-506-506(OCNのサポートセンター)で取得できます。
- 【転入】ソネット光の公式サイトから事業者変更を申し込む(auスマートバリューも一緒に申し込み可能)
~申し込みは公式サイトからがお勧め:【So-net 光 コラボ】
携帯電話で言うMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の手続き方法と、基本的に同じです。
OCN光で他社に移行するための『事業者変更承諾番号』を取得し、あとはソネット光をWEB申し込みするだけ。
ソネット光の公式サイトで、新規申し込みのボタンを押すと、『事業者変更』という項目が出てきます。
それをクリックすると『事業者変更承諾番号』の欄が出てくるので、そこに取得した番号を入力。
あとは、残りの必要事項を入力していくだけです。
WEB申し込みに慣れている方なら、あっという間に終わります。
申し込みが完了すると、後ほどソネットから『契約の切り替え日』の連絡が来ます。
工事が必要ないため、この日に契約が自動でOCN光からソネット光に切り替わります。
OCN光はこの日に自動で解約されるため、解約の手続きをする必要はありません。

OCN光からソネット光に契約が切り替わる日以降に、一度だけ
- スマートフォンやパソコンなどのWi-Fiの受信設定
- 各端末へのセキュリティソフトのインストール
上記の設定が必要です!

その番号に電話で確認してみるようにしてください。
それと、auの携帯電話を利用している方は、auスマートバリューの申し込みも忘れずにするようにしてください。
これを忘れてしまうと、手続きをするまでauの携帯電話料金の割引が発生しません。
【まとめ】auユーザーは、OCN光からソネット光へ早めに乗り換えるのがお勧め
この記事では、OCN光からソネット光へ乗り換える詳細について説明をしてきました。
最後に結論として言えるのは、auの携帯電話を利用している方は早めにOCN光から乗り越えた方がいいということ。
auの携帯電話を利用している方が自宅の光回線をOCN光にしているのは、かなりもったいないです。
『auスマートバリュー』で発生しているはずの、毎月数千円・年間で数万円以上の割引をムダにしてしまっている可能性があります。
特に家族でauの携帯を利用している方は、とんでもない金額を無駄にしてしまっている可能性が高いです。
冒頭でも説明しましたが、OCN光は、ほとんどの方にとって全くお得な光回線ではありません。
OCN光から光コラボレーションサービスへの乗り換えは工事が必要ありませんので、今からでも契約を見直しておくことをお勧めします。
ソネット光のお得なキャッシュバック徹底比較!

- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!