
過去に光回線を申込んだ方で、光回線の事業者側から「住所の登録がない」と言われたことがある方もいらっしゃると思います。
光回線の事業者側で住所の登録がされていない場合、下記の手順を踏むことになる為、開通まで非常に時間がかかる場合が多いです。
- まずは事業者側で住所の登録手続き
- 事業者側でご自宅の開通工事前に、アクセス工事(自宅近くの電柱まで光ファイバーを敷設)が必要になったり、現地調査などが別途必要になる場合あり
- それらが完了次第、ようやく自宅の開通工事日が決まる
住所の登録がない場合、平均すると開通まで一カ月~二カ月近くはかかるのが一般的です。
ただ、業者側から「住所の登録がない」と言われたにも関わらず、実際には住所の登録があって、開通までムダに長い期間をかけてしまったということが多く発生しています。
この記事では、そういったことが起きないよう、業者側から「住所の登録がない」と言われた時に、確認すべき点を説明していきます。

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目次
新築ではないのに、光回線の事業者側で住所がヒットしないということは実はよくある
新築でもなく昔からある建物なのに、光回線を申込んだら「住所の登録がない」と言われてしまった…
これ、実はこの業界だとよく起こることの1つです。
なぜこういうことが起きるのかというと、光回線の事業者側がもっている住所の情報が、実際の住所の情報と異なることが多い為。
例えば、お住まいの住所で下記のようなことが過去に起こっていたとします。
- 区画整理等で番地が変わった
- 市区町村の合併等に伴い、住所が変わった
- 集合住宅の名称が途中で変わった
過去に上記のようなことがあって住所や建物名などが途中で変わっていた場合、光回線の事業者側は住所が変わる前の情報しか持っていないことが多い為、「住所の登録がない」と言われてしまうのです。
その為、時間がかかる住所登録の申請を出す前に、まず上記のように途中で住所や建物名が変わっていないかを確認して、光回線の事業者にその住所を伝えることが大切です。
新築の建物ではない場合、以前の住所を伝えればほとんどのケースで「住所登録あり」と判断されて、早い期間での開通工事が可能になります。

書類の送付先だけ現在の正しい住所にすれば、光回線の登録住所は過去の住所のままで問題ない
先ほど説明したように、新築ではない場合、過去の住所を調べて伝えれば「住所登録あり」と判断されて解決することがほとんどです。
ただ、中には「過去の住所で光回線を登録(申込み)してもいいのか」と、不安に感じる方もいらっしゃると思います。
結論をいうと、書類の送付先だけを今の正しい住所で登録しておけば、過去の住所で光回線を申込んでも全く問題ありません。
もともと光回線の事業者側が独自の住所のデータベースをもっているのは、その場所の設備がどうなっているのかを確認する為にもっているだけで、その住所の番地が古いままなのか正しい番地なのかというのはどうでもいいことです。
過去の住所を伝えてもダメなら、開通まで一カ月はかかることを覚悟しましょう
「住所登録がない」と言われた場合、まずはその住所で過去に番地や建物名などが変わっていないかを調べて、それで住所登録がヒットすれば問題ないのですが、それでも「住所登録なし」と判断されてしまうことがあります。
その時には、光回線の事業者側に住所登録の手続きを勧めてもらう以外に方法はありません。
その場合には開通まで長い期間がかかることが多い為、最低でも一カ月は開通できないと考えていたほうが無難です。
私も固定通信サービスの営業を10年ほど行って2,000件近い光回線のお申込をいただいてきましたが、住所登録がない場合、平均すると一カ月から二カ月は開通までかかることが多いです。
最長だと「電柱をたてる必要がある」とのことで半年かかったこともあります。
もし「ネットが使えない期間がそんなに出るのは待てない」という方は、光回線が開通するまでの代替手段(ADSLやモバイルなど)を準備しておくことをお勧めします。
既にほとんどのADSLサービスが新規申込み受付を終了していますが、まだ申込みを受付けていた『Yahoo!BB ADSL』や『GMOとくとくBB ADSL』も2019年2月28日で新規申込み受付を終了しました。
今、申込みができるADSLサービスはほぼありません。

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