OCNと言えばプロバイダーとしてかなり有名ですが、その知名度からか、OCNが提供している光回線・『OCN光』に加入している方が非常に多くいらっしゃいます。
ただ、このOCN光に関しては、知名度があるというだけで、他の光回線よりもお得な点が全くないサービスです。
OCN光を使い続ければ使い続けるほど、他の光回線を使う場合と比べて、かなりの金額を損している方が非常に多くいらっしゃるのが現実です。
OCN光に加入した後に、『お得ではない』ことに気がついて、OCN光からドコモ光やauひかり・ソフトバンク光・NURO光などの有名な光回線に乗り換える方が非常に多いです。
この記事では、その中でも特に乗り換える方が多い、OCN光からソフトバンク光に乗り換える場合の手順や注意点などについて、詳しく解説をしています。
目次
OCN光が全くお得ではない2つの理由
OCN光に加入している方は、もともとフレッツ光×プロバイダーOCNという形で利用していて、そのままOCN光を契約したという方が多いのではないでしょうか。
この時に、恐らくOCNや代理店などから、下記のようなことを言われていると思います。
要するに、「フレッツ光より安くなりますよ」と。
この言葉、実は全くお得ではない光回線を提案しなければいけない時に、営業マンがよく使う言葉です。
ちなみに、他のどの光回線も、基本的には『フレッツ光より安いのが当たり前』です。
フレッツ光と、OCN光や主要な光回線の月額料金の違いを記載したのが下記の表です。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
最大速度 | 1Gbps |
|
フレッツ光 | 6,500円~ (プロバイダーにより若干料金は異なる) | 5,000円~ (プロバイダーや住んでいる集合住宅により若干料金は異なる) |
OCN光 | 5,610円 | 3,960円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
auひかり | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 | 4,000円~5,000円 ※建物により異なる |
ソフトバク光 | 5,720円 | 4,180円 |
備考 | フレッツ光はプロバイダー料金を合算した料金・他のサービスはプロバイダー込みの料金です。 |
フレッツ光は、光回線の料金の他に別途プロバイダー料金が発生します。
上記の他の光回線は、全てプロバイダー込みの料金です。
それを加味すると、上記の表の通り、どの光回線もフレッツ光より安い料金設定になっています。
インターネットの月額料金という点では、OCN光も他の主要な光回線も大きな違いはありません。
料金面で大きな違いが出てくるのは、インターネットの月額料金ではなく、
- 『セット割引(携帯電話料金の割引など)』
- 『キャンペーン(キャッシュバックや月額料金割引キャンペーン)』
という2点です。
インターネットの月額料金が他の光回線とほとんど変わらなくても、OCN光をお勧めできない理由はこの2点にあります。
ここから、これらの2つの点について、「なぜお勧めできないのか」1つずつ説明していきます。
お勧めできない理由① OCN光は携帯電話料金のセット割引がごく一部の方にしか適用されない
OCN光にも、ドコモ光やauひかり・ソフトバンク光のように、『携帯電話料金のセット割引』はあります。
ドコモ光やauひかり・ソフトバンク光の場合は、ドコモ・au・ソフトバンクのそれぞれの会社の携帯電話と光回線をセットにして利用した場合、毎月数千円以上の料金割引が発生することが非常に多いです。
平均すると、携帯電話1台あたり毎月千円×家族で利用している台数分の割引(家族で4台利用なら毎月4千円の割引)が発生するのが、大手3社のセット割引です。
それに対して、OCN光のセット割引は、格安SIMのOCNモバイルONEを使っている場合にのみ適用される割引対です。
割引額も大手の光回線と比べると非常に小さく、1台あたりた毎月たった220円×最大で5台までしか割引されません。(最大でも毎月1,100円)
OCN光をお勧めできないのは、このセット割引が適用されるOCNモバイルONEを使っているユーザーが非常に少ないこと・およびOCNモバイルONEを使っていても割引額が極めて小さいという点がその理由です。
ちなみに、ドコモ・au・ソフトバンクの携帯を利用しているにも関わらず、OCN光を使っているという方が非常に多くいますが、この場合は何のセット割引も適用されないため、毎月数千円というとんでもない金額をドブに捨てていることになります。
ドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話を利用している方でOCN光を契約している方は、早めにそれらの携帯電話料金の割引が適用される光回線に乗り換えることを強くお勧めします。
OCN光にしたままだと、この割引を一生ムダにし続けることになります!
お勧めできない理由② OCN光は月額料金割引などのキャンペーンがほとんどない
OCN光をお勧めできないもう1つの理由として、キャンペーンをほとんど行っていないという点をあげることが出来ます。
ドコモ光やauひかり・ソフトバンク光などの大手の光回線は、お得な代理店から申し込みをすると、
- 高額のキャッシュバックキャンペーン
- 月額料金割引キャンペーン
- 工事費無料キャンペーン
- 乗換え時の他社光回線の違約金還元キャンペーン
などの大きなキャンペーンを常に行っています。
それに対して、OCN光はごく稀にしかキャンペーンを行っていません。
以前は工事費無料キャンペーンを行っていましたが、今は行っていません。
今は本当に時々しか、何のキャンペーンも行っていないという状態が続いています。
新規申し込み者向けのキャンペーンもなければ、既存ユーザー向けのキャンペーンもほぼ皆無です。
今OCN光を利用している方は、そのまま利用し続けてもお得になるようなことは一切ないということです。
インターネットの月額料金は他の光回線と大して変わらない・携帯電話料金の割引などのセット割引が圧倒的に小さい・キャンペーンもほとんど行っていない…
そのままOCN光を利用し続けていても、損をしていくだけでお得になることはまずありません。
OCN光からコモ光やauひかり・ソフトバンク光に乗換えている方が多いのは、上記のような理由からです!
補足 OCNサービス(OCN光も含む)でdポイントの付与はあるが、ごく少額の還元しかない
OCNのアカウントとdアカウントを連携している場合、OCNの各種サービスの月額料金の支払いで、税抜き100円あたり1ポイントのdポイントが付与されます。
OCN光に関しては、具体的には下記の通りです。
- OCN光のインターネット料金
~戸建て=税抜き5,100円(税込5,610円)⇒51ポイント
~集合住宅=税抜き3,600円(税込3,960円)⇒36ポイント - ひかり電話
~基本プラン=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
~アドバンスプラン=税抜き1,500円(税込1,650円)⇒15ポイント - その他のオプションサービス
~リモートサポートサービス=税抜き500円(税込550円)⇒5ポイント
※税抜きの金額で100円あたり1ポイントが毎月還元されます。
恐らく多くの方が、インターネット+ひかり電話(基本プラン)のみを利用すると思いますが、それだと戸建てで毎月56ポイント・集合住宅で毎月41ポイントにしかなりません。
dポイントは1ポイント1円換算でお買い物に使えますが、金額で言えば、お得になるのは毎月40円~50円分ぐらいです。
はっきり言って、他の光回線が行っているキャンペーンやセット割引に比べると、ほとんど無視していいレベルのちっぽけな還元です。
OCN光からソフトバンク光に乗換える2つのメリット
ここからは、この記事の本題である『OCN光からソフトバンク光への乗換え』でどんなメリットがあるのかという点について、説明していきたいと思います。
OCN光からソフトバンク光に乗換えるメリットは、大きく分けると下記の2つです。
- ソフトバンクの携帯ユーザーは、『おうち割 光セット』で携帯電話料金が大きく割引される
- 大きなキャッシュバックや他社違約金還元キャンペーを受けることが出来る
ここから、それぞれのメリットについて1つずつ詳しく解説をしていきます。
メリット① 『おうち割 光セット』でソフトバンク携帯電話の料金が大きく割引される
ソフトバンクの携帯を利用している方がOCN光からソフトバンク光に乗り換えた場合、『おうち割 光セット』で毎月大きな携帯電話料金の割引を受けることが出来ます。
OCN光からソフトバンク光に乗換える最大のメリットはこの点です。
ちなみに、ソフトバンク光の携帯電話料金の割引(おうち割 光セット)は、家族で複数台ソフトバンクの携帯を利用している場合などは、毎月の割引額が3千円・4千円を超える場合もあります。
ソフトバンク おうち割 光セットの割引額(1カ月あたり) | |
---|---|
下記は1台あたりの割引額です。ソフトバンク光・ソフトバンクエアーなら、ソフトバンクの携帯電話料金の割引(おうち割 光セット)と、ワイモバイルの携帯電話料金の割引(おうち割 光セットA)を合わせて、家族も含め最大10台まで適用可能です。 NURO光はソフトバンクの携帯電話料金の割引(おうち割 光セット)のみ適用可能です。 |
|
利用プラン | 月あたりの割引額 |
データプランペイトク無制限※6/データプランペイトク50※6/データプランペイトク30※6/データプランメリハリ無制限+※6/データプランミニフィット+※6 データプランメリハリ無制限※6,7/データプランメリハリ※7/データプランミニフィット※7 データプラン50GB+※7/データプランミニ※7 | 永年1,100円割引 |
データ定額 50GBプラス※8/ミニモンスター※8 | 永年1,100円割引 |
データ定額 50GB※8/20GB※8/5GB※8 | 永年1,100円割引 |
データ定額(おてがるプラン専用)※7 データ定額ミニ 2GB※8,9/1GB※8 データ定額(3Gケータイ)※8 | 永年550円割引 |
パケットし放題フラット for 4G LTE※8 パケットし放題フラット for 4G※8 4G/LTEデータし放題フラット※7,10 4Gデータし放題フラット+※7,1 | 永年1,100円割引 |
パケットし放題フラット for シンプルスマホ※8 (iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE※7 (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G※7 | 永年550円割引 |
備考 | ※6 基本プラン(データ)ではお申し込みできません。 ※7 受付を終了しました。 ※8 新規受付を終了しました。 ※9 スマ放題ライトではお申し込みできません。 ※10 Wi-Fiルーター向け料金プラン |
上記は携帯電話1台あたりの割引額です。
この割引を、家族も含めて最大10台までそれぞれの携帯電話料金に適用することが出来ます。
仮に、毎月のプランが1,100円発生するプランで、家族で3台ソフトバンク携帯電話を利用している場合、毎月の割引額は3,300円にもなります。
しかも、割引は期間限定の割引ではなく、永年の割引です。
ソフトバンクの携帯電話とソフトバンク光を利用している間は、この割引が永久に続きます。
仮に、ソフトバンクの携帯電話を利用している方がOCN光のままにしていても、上記の割引は一切受けることが出来ません。
後ほど詳しく説明しますが、OCN光からソフトバンク光への乗換えは、工事不要・電話番号の変更も不要で、かなり簡単に乗り換えることができます。
ソフトバンクの携帯電話を利用していてOCN光を契約しているという方は、すぐにでもソフトバンク光に乗換えることをお勧めします。
メリット② キャッシュバックや他社光回線の違約金還元キャンペーンを受けることが出来る
OCN光からソフトバンク光へ乗換える場合、ソフトバンク光(代理店含む)が行っている大きなキャンペーンを受けられるという点もメリットとしてあげることが出来ます。
OCN光からソフトバンク光への乗換えで『どれぐらい費用が必要なのか』気になる方も多いと思いますが、費用がかかるどころか、むしろソフトバンク光の代理店キャッシュバックなども含めるとプラス収支になることが多いです。
まず第一に、OCN光からソフトバンク光への乗換えは工事自体が必要ないため、工事費用がかかりません。
加えて、ソフトバンク光を代理店から申込むと、下記のキャンペーンを受けることが出来ます。
【ソフトバンクの大手代理店で実施中のキャンペーン】
【公式キャンペーン】
- 他社回線からの乗換えの場合、違約金を全額キャッシュバック(最大10万円まで)
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- 事業者変更・転用の申し込みで1万5千円キャッシュバック
~新規申し込みの場合4万円
~事業者変更・転用の申し込みの場合は1万5千円
OCN光を解約すると違約金が発生しますが、違約金は上記のキャンペーンで還元される上、それとは別にキャッシュバックを受け取ることが出来ます。
ソフトバンク光は代理店からの申し込みで大きなキャンペーンを受けることが出来る為、申込みをするなら代理店からの申込みがお勧めです。
OCN光からソフトバンク光へは、工事不要・電話番号もそのままで乗換えできる
光回線の乗換えと聞くと、「工事が面倒」「電話番号が変わってしまうのがイヤ」と感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、OCN光からソフトバンク光への乗換えの場合、その心配はいりません。
OCN光からソフトバンク光へは、『事業者変更』という手続きで、工事も不要・電話番号もそのままで簡単に乗り換えが出来ます。
簡単に言うと、今の光回線の設備や機器はそのままで、契約だけをOCN光からソフトバンク光へ切り替えるイメージです。
これが出来るのは、OCN光もソフトバンク光も、『光コラボレーションサービス』と言って、どちらも同じNTT東日本・西日本の光回線の設備を借りて提供されているからです。
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
費用面に関しては後ほど詳しく説明しますが、そもそも工事が不要な為、工事費用は発生しません。
ソフトバンク光の新規開通で必要になるのは、OCN光からの転出事務手数料の3,300円とソフトバンク光への転入事務手数料の3,300円となります。(この他にOCN光の違約金等が発生しても、キャンペーンで還元されます)
手続きも非常に簡単で、
- まずはOCNに連絡し『事業者変更承諾番号』を取得
- 次にソフトバンク光を申し込んで、その際に『事業者変更承諾番号』を伝える
この2つの手続きだけで、OCN光からソフトバンク光にさくっと乗り換えることが出来ます。
あとは設定した『事業者変更日』になれば、工事不要で自動的に契約がソフトバンク光に切り替わります。
この時にOCN光は自動で解約されるため、個別にOCN光の解約手続きをする必要もありません。
工事が必要ないことから、乗換えにかかる期間も非常に短く、1週間~2週間程度で契約をソフトバンク光に切り替えることが出来ます。
OCN光からソフトバンク光への乗換えで事前に注意すべき2つのポイント
OCN光からソフトバンク光への乗換えは、
- ソフトバンクの携帯電話料金が大幅に安くなる
- Wi-fi・光電話・ルーターが格安で使える
- キャッシュバックなどのキャンペーンでお得になる
- 工事不要・電話番号も変わらず簡単に乗り換えられる
と基本的にはメリットのほうが圧倒的に多いですが、事前に注意しておくべき2つのポイントがあります。
ここから、この2つのポイントについて解説をしていきます。
ポイント① プロバイダーは継続できない
OCN光からソフトバンク光へ乗換えた場合、プロバイダーは継続できません。
OCN光のプロバイダーはOCNですが、ソフトバンク光のプロバイダーはYahoo!BBです。
要するに、OCN光からソフトバンク光に乗り換えた場合、プロバイダーがOCNからYahoo!BBに変更になると。
このプロバイダーが変わることで注意しなければいけない点は、現在OCNのプロバイダーメールアドレスを利用している場合は、このメールアドレスは基本的に使えなくなるという点です。
厳密に言えば、絶対に使えなくなるというわけではなく、OCNでメールアドレスだけを利用できる『バリュープラン』にプラン変更をすれば、メールアドレスを継続利用することは出来ます。
ただ、この場合は毎月275円の月額料金が必要になります。
メールアドレスを残す為だけに毎月275円(年間で3,300円)支払い続けていくのであれば、光回線の乗換えに伴い、思い切ってメールアドレスを変更してしまうことをお勧めします。
というのも、プロバイダーのメールアドレスは、今回のようにプロバイダーを変更すると使えなくなってしまうからです!
プロバイダーを変更する度にメールアドレスを変えたくないという方は、GmailやYahoo!mail・Liveメールなどのフリーメールアドレスを利用することをお勧めします!
インターネットさえつながる環境があれば、どこででも利用できます。
ポイント② 光電話の番号を変えたくないなら『光電話(N)』を選択
ソフトバンク光には、光電話のサービスとして『光電話(N)』と『ホワイト光電話』の2種類のサービスがあります。
『光電話(N)』の月額料金は550円・『ホワイト光電話』の月額料金は513円のため、ホワイト光電話を選びたくなる方も多いと思いますが、OCN光からソフトバンク光への乗換えの際は注意が必要です。(通話料金はどちらも大して変わりません)
というのも、OCN光からソフトバンク光への乗換え時に、光電話のサービスとして『ホワイト光電話』を選択してしまうと、光電話の番号が変わってしまうことが多いからです。
OCN光からソフトバンク光へ、光電話の番号を変えずに乗り換える為には、『光電話(N)』を選択する必要があります。
この選択を間違ってしまうと、乗換えに伴って、電話番号が変わってしまうという想定外の事態が発生してしまうので、注意するようにして下さい。
『光電話(N)』はソフトバンクが再販しているだけで、NTT東日本・西日本が提供している光電話のサービスを借りて提供されています!
OCN光の光電話も、同じくNTT東日本・西日本が提供している光電話のサービスを借りて提供されています!
それに対して、『ホワイト光電話』はソフトバンクが直接提供しているサービスです!
ただ、OCNの光電話(NTT提供)⇒『ホワイト光電話』(ソフトバンク提供)の場合は、サービスの提供主が異なってくるため、基本的に同じ番号のまま継続することは出来ない仕組みになっています。
事業者変更の手続きとは別に、いったんOCNの光電話からアナログ電話に番号ポータビリティをして戻す手続きをすれば、継続できる場合もあります!
ただ、その場合はアナログ電話に戻す費用として、別途1万円前後の費用が発生してきます!
OCN光からソフトバンク光に乗換える場合の全費用
OCN光からソフトバンク光への乗換えには、下記の2つの費用がかかってきます。
- OCN光の解約に関する費用
- ソフトバンク光の開通に関する費用
このどちらの費用もかかると思うと、乗換えを躊躇してしまう方もいらっしゃると思いますが、乗換えの費用はあまり心配はいりません。
というのも、ソフトバンク光を代理店から申込むと、乗換えにかかる費用以上にキャンペーンでお得になることが多いからです。
ここから、それぞれどういった費用が発生して・どんなリターン(キャッシュバックなど)があるのかという点について、詳しく解説をしていきます。
OCN光の解約に関する費用
OCN光を解約すると、下記の2つの費用が発生してきます。
- (ソフトバンク公式の違約金負担キャンペーンで実質無料)解約金
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=2年契約で、11,000円
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=2年契約で、3,600円
◎違約金が発生しても、後ほどソフトバンクから全額キャッシュバックされます。
※違約金は、いつOCN光を申し込みしたかで金額が異なります。
◎2年契約の自動更新で、更新月の当月・翌月・翌々月以外の解約で発生。この3カ月の間に解約する場合は発生しません。 - 事業者変更承諾番号を発行する手数料=3,300円
- 工事費分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)を分割払いにしている方
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=30カ月の分割払い
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=20カ月の分割払い
◎下記に該当する方は工事費分割払いの残債は発生しません。
・工事費を一括払いで支払い済みの方
・工事費の分割払いの期間が終わっている方
・派遣工事ではなく、無派遣工事で開通された方
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつOCN光を申し込みしたかで異なります。
OCN光の違約金は、一度支払いが必要ですが、申請すればソフトバンクから全額キャッシュバックで返金されます。
あと、支払いが必要なのは、事業者変更承諾番号の発行手数料と工事費の残債です。
工事費の残債は、人によって支払いが必要ない場合もあれば、支払いが必要になる場合もあります。
ただ、OCN光は長く利用されている方が多いので、ほとんどの方は工事費の残債は残っていないと思います。
仮に、工事費の残債の支払いが必要になったとしても、ソフトバンク光の代理店が行っているキャッシュバックでほぼ回収できるため、特に心配はいりません。
ソフトバンク光の開通に関する費用
次にソフトバンク光の開通にかかってくる費用は下記の通りです。
- 事務手数料=3,300円
OCN光からソフトバンク光への乗換えは、『事業者変更』の手続きを踏めば、工事自が発生しないことから工事費も発生しません。
要するに、事務手数料のみで開通させることが出来るということです。
ちなみにこれは、OCN光からソフトバンク光への乗換えに限らず、光コラボレーションサービス同士の乗換えであれば、どの光回線からも工事不要で乗り換えることが出来ます。
そのため、この仕組みを利用したドコモ光やソフトバンク光・ソネット光やビッグローブ光などのサービスの間での乗換えは、全て工事不要で乗り換えることが出来ます!
キャンペーンも含めてトータルでどれぐらいの費用が必要になるのか
ここまで、『OCN光の解約に関する費用』と『ソフトバンク光の開通に関する費用』について、それぞれ説明してきましたが、下記に全ての費用をまとめてあります。
- (ソフトバンク公式の違約金負担キャンペーンで実質無料)解約金
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=2年契約で、11,000円
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=2年契約で、3,600円
◎違約金が発生しても、後ほどソフトバンクから全額キャッシュバックされます。
※違約金は、いつOCN光を申し込みしたかで金額が異なります。
◎2年契約の自動更新で、更新月の当月・翌月・翌々月以外の解約で発生。この3カ月の間に解約する場合は発生しません。 - 事業者変更承諾番号を発行する手数料=3,300円
- 工事費分割払いの残債
派遣工事費(戸建て19,800円・集合住宅16,500円)を分割払いにしている方
~2022年6月末までにOCN光を申し込みした方=30カ月の分割払い
~2022年7月1日以降にOCN光を申し込みした方=20カ月の分割払い
◎下記に該当する方は工事費分割払いの残債は発生しません。
・工事費を一括払いで支払い済みの方
・工事費の分割払いの期間が終わっている方
・派遣工事ではなく、無派遣工事で開通された方
※工事費の分割払いの回数(月数)は、いつOCN光を申し込みしたかで異なります。 - 【支払い要】ソフトバンク光の事務手数料=3,300円
OCN光の違約金はソフトバンク光のキャンペーンで後ほど全額キャッシュバックで返金されるため、実質支払いが必要になるのは下記の3つです。
- OCN光の工事費分割払いの残債(額は利用期間により異なる)
- OCN光で事業者変更承諾番号を発行する手数料=3,300円
- ソフトバンク光の契約事務手数料=3,300円
その上で、代理店からソフトバンク光を申込むと、ソフトバンク光の公式キャンペーンに上乗せする形でキャッシュバックが適用されます。
【公式キャンペーン】
- 他社回線からの乗換えの場合、違約金を全額キャッシュバック(最大10万円まで)
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- 事業者変更・転用の申し込みで1万5千円キャッシュバック
~新規申し込みの場合4万円
~事業者変更・転用の申し込みの場合は1万5千円
ここで注意なのは、ソフトバンク光をソフトバンク公式サイトやソフトバンク公式のコールセンター等から申込んでしまうと、この代理店が行っているキャッシュバックは適用されないということです。
OCN光からソフトバンク光への乗換えを申込むのであれば、乗り換えの費用を回収するためにも、ソフトバンク光の代理店から申込みすることを強くお勧めします。
OCN光からソフトバンク光にスムーズに乗換える手続き方法
最後に、OCN光からソフトバンク光にスムーズに乗り換える手続き方法です。
OCN光からソフトバンク光への乗換えは、『事業者変更(再転用)』の手続きを行うだけです。
- まずはOCNに連絡し『事業者変更承諾番号』を取得する
~光コラボレーションサービス同士で乗り換える場合には、事前に乗換える前の光回線の事業者から、上記の番号を取得しておく必要があります。
- 次に、ソフトバンク光を代理店のホームぺージから『WEB申込み』をする
【お勧めの代理店はこちら】SoftBank光キャンペーン
~この時に申込み項目から『事業者変更』を選択すると、『事業者変更承諾番号』を入力する欄が表示されるので、そこにOCN光で取得した番号を入力する。
- 代理店からWEB申込みすると、後ほど担当者から電話連絡があるので『いつ契約を切り替えるのか(事業者変更日)』日程を決める
~あとは決めた日にちに、工事も不要・機器の変更も不要で、自動的に契約がOCN光からソフトバンク光に切り替わります。
- 【該当者のみ】ソフトバンク光に契約が切り替わったら、『おうち割 光セット』を申込む
~ソフトバンクショップかMy SoftBank(ソフトバンク公式オンラインサイト)にて申込みが出来ます。
光回線の乗換えと聞くと、もっと煩雑な手続きが必要であったり・工事が必要というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、光コラボレーションサービス同士の乗換えはかなり簡単です。
事業者変更は工事が必要ないため、開通までの納期も早く、平均で1週間~2週間もあれば開通します。
現在OCN光を利用していてソフトバンク光への乗換えを検討している方は、この『事業者変更』の仕組みを活用して、早めに乗り換えるのがお勧めです。
最後にもう一度お伝えいたしますが、
OCN光はインターネットの月額料金もセット割引もお得な点はありません。
ソフトバンクの携帯電話を利用しているのに、OCN光をそのまま使い続ければ、膨大な金額を損していくだけです。
それと、OCN光からソフトバンク光への乗換えにかかる費用は、ソフトバンク光の代理店でキャンペーンを行っているため、ほとんど心配ありません。
昔は、光回線の乗換えと聞くと「手続きや工事が面倒だ」と躊躇される方も多くいましたが、今は簡単に光回線を乗り換えられるようになっています。
OCN光よりもソフトバンク光のほうがお得だと感じたら、出来るだけ早めに乗換えておくほうが賢明です。
ソフトバンク光のお得なキャッシュバック徹底比較!
- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!