アナログの電話回線から光回線に切り替える場合、いろいろと初期設定を行う必要があります。
この切り替えに伴って、何らかの箇所で通信の不具合が起きる場合も多くあります。
今回の記事では、光回線にきりかえた時に、電話機の子機が鳴らなくなった場合の対応方法について説明をしていきます。
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目次
実際にたまにあるトラブル例 アナログ回線から光回線にした時に電話機の子機が鳴らなくなる
ごくまれにあるトラブルですが、自宅に光回線等のインターネットを導入した後に、電話機の子機が鳴らなくなるという不具合が起きる場合があります。
このケースであてはまる症状は下記の通り。
- 電話機の親機も子機も電源はきちんと入っている
- 着信時に電話機の親機だけが鳴って子機が鳴らない
電話機の子機が鳴らなくなると、「電話機の故障かな?」と考えてしまいがちですが、光回線を導入したタイミングに合わせて電話機が故障するとは中々考えづらいです。
このトラブルの場合、実は意外なところに原因があります。
原因のほとんどは、光回線で利用するWi-Fiと電話機で利用している親機から子機への通信がバッティングしてしまっていること
光回線でWi-fiを利用する場合、ルーターからパソコンやスマホなどの機器に無線を飛ばしてインターネットに接続することになります。
その際にルーターから飛ばしている無線の周波数は下記の通り。
- 基本は2.4GHz帯か5GHz帯の両方
電話機も同様に、親機と子機で発着信を連動させる為に、電話機の親機から子機に無線を飛ばして同期させています。
主に電話機で利用されている無線の周波数は下記の通りです。
- 2.4GHz帯
光回線等を導入した時に、電話機の子機だけ鳴らなくなるという不具合が起きるのは、Wi-Fiで利用している無線と、電話機で利用している無線の周波数が同じ為にバッティングしてしまうのが原因です。
Wi-Fiを飛ばすルーターと電話機の親機をかなり近い距離に並べて置いている時に、こういった不具合が発生する場合があります。
だから電話機の親機は鳴るのに、無線でつながっている電話機の子機だけが鳴らないという不具合が発生するんですね!
解決方法はいたって簡単 Wi-Fiを飛ばしている機器と電話機の親機の位置を少し離すだけ
このトラブルの場合の解決方法はいたってシンプルです。
解決方法は、Wi-Fiを飛ばしているルーターと電話機の親機の場所を少し離すだけ。
1メートルとかそこまで長い距離を離す必要はなく、少しだけ位置をずらせば障害はかなり改善されます。
原因は、この2つの機器があまりにも近い場所に置かれていることで無線がバッティングしてしまうことにあるので、無線がバッティングしないようにすればいいだけです。
それでも解決しない場合は電話機のメーカーに連絡を
電話機の親機は鳴っているのに子機が鳴らないというトラブルは、上記以外の理由だと、光回線の事業者の不具合というよりは電話機側の不具合である可能性が高いです。
上記の対応方法を行っても解決しない場合は、電話機のメーカーに連絡をして相談してみましょう。
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その原因と解決方法について説明していきます。