最近は、携帯電話と光回線をセットにすることで、トータルの通信費が安くなる光回線が増えてきています。
例えば、ドコモの携帯電話利用者がドコモ光を使えば独自の携帯電話料金割引が発生しますし、ソフトバンクの携帯電話利用者がソフトバンク光やNURO光を使えば、同じように独自の携帯電話料金割引が発生します。
auひかりも同様、auやUQモバイルの携帯電話を利用している方がauひかりを契約すると、毎月大きな金額の携帯電話料金の割引が発生します。
携帯電話会社を『ドコモからauやUQモバイル』に変更した場合、光回線も『ドコモ光からauひかり』に乗り換える方が非常に多くいらっしゃいます。
この記事では、ドコモ光からauひかりに乗換える場合のメリットやデメリット・事前の注意すべきポイントなどについて、詳しく解説をしていきます。
目次
ドコモ光からauひかりに乗換える2つのメリット
ドコモ光もauひかりも、インターネットや光電話の月額料金はそこまで大きくは変わりません。
ドコモ光とauひかりの月額料金の違いを記載したのが下記の表です。
料金 | ドコモ光 | auひかり |
---|---|---|
戸建て | 5,720円 (光電話ありなら+550円) | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 (光電話ありなら+550円) |
マンション | 4,400円 (光電話ありなら+550円) | 4,000円~4,500円 (光電話ありなら+550円) |
無料で使えるオプションサービス | ●無線ルーターが無料 (特定のプロバイダーを選んだ場合のみ) | ●無線ルーターが無料 (auスマートバリューを適用した場合) |
備考 | ・auひかりの戸建ての料金は、ずっとギガ得プラン3年契約の3年目以降の料金です。 ・auひかりのマンションの料金は、建物により若干変動します。 |
ドコモ光からauひかりに乗り換えた場合、戸建てか集合住宅かによって、安くなる場合も高くなる場合もありますが、料金が変わってもそこまで大きな差はありません。
ただ、auひかりには、ドコモ光にはない大きなメリットが2つあります。
- auスマートバリューと自宅セット割(UQモバイル)を適用できる
- インターネットが今より高速になる可能性がある
ここから、それぞれのメリットについて、詳しく説明していきたいと思います。
メリット① auスマートバリューと自宅セット割(UQモバイル)で、auとUQモバイルの携帯料金が安くなる
auの携帯電話を利用している方が、特定の光回線を使った場合、auスマートバリューという携帯電話料金割引を適用させることが出来ます。
auスマートバリューは、携帯電話1台あたり平均で月1,100円×家族で利用している台数分の割引が毎月発生する、非常に大きな割引サービスです。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G auマネ活プラン 5G ALL STARパック2 auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P) auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック auマネ活プラン 5G with Amazonプライム auマネ活プラン 5G/4G | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
スマホミニプラン 5G/4G | 翌月から 永年550円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> 使い放題MAX 5G ALL STARパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G/4G LTE ドラマ・バラエティパック データMAX 5G/4G LTE Netflixパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G/4G LTE auデータMAXプランPro auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20N auフラットプラン20 auフラットプラン7プラスN auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE 新auピタットプラン | データ容量 1GB超~7GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE(s) | データ容量 2GB超~20GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~2GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプラン auピタットプラン(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 ※auピタットプラン(シンプル)でデータ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプランN(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10/13/30 | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1 | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10(ケータイ)/13(ケータイ) | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5(ケータイ)/8(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2(ケータイ)/3(ケータイ) | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> タブレットプラン20 | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
割引額はプランにより異なりますが、仮に毎月の割引額が1,100円のプランで家族で4台携帯電話を利用している場合には、毎月4,400円の割引が発生します。
また、UQモバイルを利用している方がauひかりに乗り換えると、下記の自宅セット割(UQモバイル)の割引も適用することができます。
ちなみに、自宅セット割(UQモバイル)の割引はauスマートバリューの割引と併用可能で、auとUQモバイルを合わせて最大10台まで適用することができます。
自宅セット割(UQモバイル)の割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
トクトクプラン | 永年1,100円割引 |
ミニミニプラン | 永年1,100円割引 |
くりこしプラン +5G(L) | 永年858円割引 |
くりこしプラン +5G(S/M) | 永年638円割引 |
このauスマートバリューと自宅セット割(UQモバイル)の割引は、特定の光回線を使った場合にしか適用できないため、ドコモ光にしたままでは適用できません。
auスマートバリューと自宅セット割(UQモバイル)を適用させる為には、以下のいずれかの光回線に乗り換える必要があります。
- auひかり
- (光コラボ)ビッグローブ光・ソネット光・ニフティ光
- (西日本限定)コミュファ光・メガ・エッグ・ピカラ光・eo光・BBIQ
このうち、最もお勧めなのがauひかりです。
月額料金自体は戸建てで約5,500円・マンションで約4,500円とどの光回線も大して変わりませんが、新規申込みをした時に受けられるキャッシュバックなどの特典が、auひかりがかなりお得になっているからです。
それに、auひかりは乗換え時の他社光回線の違約金を負担してくれたり、工事費が実質無料になったりと、特に光回線を乗り換える場合には手厚いキャンペーンを受けることが出来る仕組みになっています。
「ドコモ光からauひかりへ乗り換える場合の費用が心配」という方もいらっしゃると思いますが、auひかりへの乗換えなら、費用面で心配する必要は全くありません。
費用面やキャッシュバックについては、後ほど詳しく説明していきます!
メリット② インターネットが速くなる可能性がある
ドコモ光もauひかりも、インターネットの基本の最大速度は1Gbpsです。
「最大速度が同じならどちらもインターネットの速さは同じでしょ?」
そう考えるのが普通ですが、ドコモ光とauひかりでは、全く異なる光回線の設備を利用しています。
- ドコモ光=NTT東日本・西日本のフレッツ光の設備をそのまま利用
- auひかり=KDDIが独自に構築した設備を利用
最大速度は同じでも、この設備の違いから、実際に出るインターネット速度(実測値)という点で圧倒的に評判が良いのがauひかりです。
実際にツイッターなどのSNSでドコモ光とauひかりの速度の評判について調べてみると、「ドコモ光はネットが遅い」という声がそれなりに見られるのに対して、「auひかりはネットが速い」という口コミが圧倒的に多く見られます。
口コミだけではなく、ドコモ光とauひかりのユーザーが実際に速度を計測した結果を見れるサイトで確認しても、auひかりのほうが、かなり高速なネット速度が出ていることがほとんどです。
上記のサイトで見ると、ドコモ光は平均値で150Mbps程度なのに対して、auひかりは平均値で200~300Mbpsぐらいの速度が出ています。
もし今、「ドコモ光でネットが遅い」と感じている方は、auひかりに乗換えることでネット速度が大きく改善する可能性があります。
ネットの速度(実測値)は、環境により異なってくるため、「確実に今より速くなる」とは言えませんが、少なくても今よりネットが遅くなることはあまり心配しなくていいでしょう。
そして、そのNTT東日本・西日本の光回線の設備に関しては、ユーザー数がとんでもなく多いため、そこまで高速な速度は出ない場合が多いです。
NTTの設備を利用した光回線に関しては、特に、ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーションサービスが始まった2014年ぐらいから、「ネットが遅い」という声が急激に増えてきました。
それに対して、auひかりでネットが遅いという声があまり聞かれないのは、KDDIがNTTに依存せずに独自の設備を構築しているためです。
【参考】auひかりは、最大5Gbpsのプランを1Gbpsと同じ料金で利用できる場合がある
auひかりは最大1Gbpsのプランでも十分に高速ですが、auひかりには、それを超える最大5Gbpsと10Gbpsのプランもあります。
戸建てタイプ限定のプランで、提供エリアも今のところ限られています。
ちなみに、最大5Gbpsのプランに関しては、auスマートバリューを適用する方に限り、最大1Gbpsのプランと同じ料金で利用することが出来ます。
提供エリアがごく一部に限られているのがネックですが、提供エリアの都道府県にお住まいの方は、ご自宅で最大5Gbpsのプランが利用できるかどうか、まずは下記のauひかり公式サイトにてチェックしてみましょう。
最大5Gbpsが使えるエリアの方は最大5Gbpsを、それ以外のエリアの方は最大1Gbpsでも、auひかりは十分に高速です!
ドコモ光からauひかりに乗換える1つのデメリット
ドコモ光からauひかりへの乗換えは、メリットだけではなくデメリットもあります。
それは、“ドコモ光セット割”が適用されなくなるという点です。
利用しているプランにより割引額は変わるが、家族で複数台のドコモ携帯を使っている場合は、毎月数千円など大きな割引になっていることが多い。
【参考:ドコモ光セット割の割引額】
ドコモ光セット割の割引額 | |
---|---|
下記は1台あたりの割引額です。ファミリー割引グループを組んでいる場合は、最大20台まで下記の割引が全台に入ります。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
eximo | 1,100円 |
irumo 3GB、6GB、9GB | 1,100円 |
irumo 0.5GB | - |
(2023年6月30日新規受付終了) 5Gギガホ プレミアム 5Gギガホ ギガホプレミア ギガホ 5ギガライト/ギガライト<ステップ4:~7GB> 5ギガライト/ギガライト <ステップ3:~5GB> | 1,100円 |
(2023年6月30日新規受付終了) 5ギガライト/ギガライト<ステップ2:~3GB> | 550円 |
(2023年6月30日新規受付終了) 5ギガライト/ギガライト<ステップ1:~1GB> | - |
家族全員が、「ドコモからauやUQモバイルの携帯に乗り換える予定」だとか、「家族のほとんどがauやUQモバイルの携帯を使っている」という場合には、このデメリットは考える必要はありません。
ただ、中には、家族で利用している携帯電話の組み合わせが、下記のようになっている場合もあると思います。
- ドコモとau+UQモバイルの携帯台数が同じ場合
~例:家族で4台携帯を利用。ドコモ2台・au+UQモバイルで2台の組み合わせ
- au+UQモバイルの携帯よりもドコモの携帯台数のほうが多い
~例:家族で5台携帯を利用。ドコモ3台・au+UQモバイルで2台の組み合わせ
上記のように、ドコモとau+UQモバイルの携帯台数が同じ場合や、ドコモの携帯台数のほうが多い場合、auひかりに乗換える料金的なメリットはほとんどありません。
ドコモ光もauひかりも、インターネットや光電話の月額料金はほとんど同じです。
それに加えて、ドコモ光・auひかりのどちらも、携帯電話1台あたりの割引額もほとんど同じです。
そうなると、あとは、「どちらの光回線にしたほうが、より多くの携帯電話料金割引が発生するか」という点になりますが、ドコモとau+UQモバイルの携帯台数が同じという場合には、乗り換えてもほとんど料金は変わりません。
au+UQモバイルの携帯より、ドコモの携帯台数が多いという方の場合には、auひかりに乗換えてしまうと、逆に毎月の料金が高くなってしまいます。
家族で利用している携帯電話会社がドコモとau+UQモバイルで別れている場合には、事前に『auひかりに乗り換えても問題ないか』、家族で話しあっておくことをお勧めします。
そのほうが携帯電話の家族割引も大きくなりますし、光回線のセット割引も大きくなります!
ドコモ光からauひかり乗換えで事前にチェックしておくべき3つのポイント
ドコモ光からauひかりへの乗換えでは、事前にチェックしておきたいポイントが3つほどあります。
- 工事に関して
- プロバイダーの変更の有無
- 電話番号の変更の有無
ここから、それぞれのポイントについて、詳しく解説をしていきます。
ポイント① ドコモ光からauひかりへの乗換え工事に関して
ドコモ光からauひかりへの乗換えに関しては、基本的に派遣工事が必要になります。(ユーザーの立ち会いが必要な工事)
auひかりへ乗り換える場合、無派遣工事(立ち会いが必要ない工事)での開通は原則できません。
この記事の前の箇所でも説明した通り、そもそも、auひかりはKDDIが独自の設備を構築して提供しているサービスです。
ドコモ光はNTT東日本・西日本の設備を利用したサービスのため、auひかりへの乗換えで光回線の設備自体が『NTTからKDDI』へ変更になります。
auひかりの工事に関する概要は下記の通りです。
- 申込みから開通工事までに必要な期間=2週間~3週間程度
- 工事の内容=ドコモ光からの乗換え時は、原則・派遣工事が必要
- 工事の所要時間=30分~1時間程度
特に注意点はありませんが、下記の条件に合致する方は、事前に大家さんに工事の許可を取っておく必要があります。
- 賃貸の戸建て物件にお住まいの方
- 初めて光回線で派遣工事を行うという方
事前に許可を取っておく必要があるのは、導入工事の際に、建物にビス留めをしたり、小さな穴をあける場合があるからです。
いまどき、光回線の導入工事に許可を出さない大家さんはほとんどいませんが、話を通していないと、後から何かトラブルが起きた時に問題になりかねません。
賃貸の戸建てにお住まいの方は、この点だけ注意するようにしましょう。
というのも、auひかりのマンションタイプが建物で使える場合、そもそも大家さんの承諾した上で建物自体に設備が導入されているからです!
ポイント② プロバイダーの変更の有無
auひかりでは、主に下記の8つのプロバイダーから利用するプロバイダーを選択することが出来ます。
GMOとくとくBB・So-net・BIGLOBE・@nifty・TCOM・AsahiNet・DTI・au one netの8つ。
どのプロバイダーを選んでも基本料金は変わりません。
【サービスの違い】
※スマホの場合、横にスクロールして見ることが出来ます。
So-net | BIGLOBE | @nifty | GMOとくとくBB | @TCOM | AsahiNet | DTI | au one net | |
無料アドレス数 | 最大4アドレス | 最大5アドレス | 1アドレス | 最大15アドレス | 1アドレス | 最大6アドレス | 1アドレス | 最大5アドレス |
メールボックスの容量 | 無制限 | 5GBまで無料 | 5GBまで無料 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 5GBまで無料 | 5GBまで無料 |
ホームぺージの容量 | 10MBまで無料 | 100MBまで無料 | 4GBで660円/月 | ― | 20MBまで無料 | 100MBまで無料 | 100MBまで無料 | ー |
総合セキュリティサービス | 550円/月 | 418円/月 | 550円/月 | 550円/月 | 539円/月 | 550円/月 | 提供なし | 330円/月 |
リモートサポート | 330円/月 | 522円/月 | 550円/月 | ー | 550円/月 | ― | 無料 | 500円/月 |
出張サポート | 無料 | 無料 | 有料 | 2,200円~ | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 |
キャッシュバックやキャンペーン | 大きい | 大きい | 大きい | 大きい | なし | なし | 少しだけ | 少しだけ |
【料金の支払い方法の違い】
※スマホの場合、横にスクロールして見ることが出来ます。
So-net | BIGLOBE | @nifty | GMOとくとくBB | @TCOM | AsahiNet | DTI | au one net | |
口座振替え | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 〇 |
クレジットカード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
窓口払い | × | × | × | × | × | × | × | 440円の手数料が必要 |
KDDIまとめて請求 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※注意=口座振替えの場合は、毎月220円の振替え手数料が必要になります。
それに対して、ドコモ光では23社のプロバイダーから利用するプロバイダーを選択できますが、auひかりへの乗換えで継続できるプロバイダーは下記の6社に限られます。
これ以外のプロバイダーをドコモ光で利用していた場合、プロバイダーは乗換えに伴って変更になります。
※So-netはもともとドコモ光でも提供していましたが、現在はドコモ光でのプロバイダー提供を終了しています。ぷらら(Sコース)で、So-netのメールアドレスを契約していても、ドコモ光を解約した場合にそのメールアドレスは解約に伴い、利用できなくなります。
プロバイダーのオプションサービス(セキュリティソフト等)を利用している場合は、ドコモ光からauひかりへの乗換えでご自宅のインターネット環境がガラリと変わることもある為、プロバイダーを継続できるかできないか・または継続するのかしないのかは事前に検討するようにしておくのがベストです。
プロバイダーによって細かなサービスに違いはありますが、迷ったらかなり評判が良い最大手のBIGLOBEやSo-net・@niftyにしておくのが一番お勧めです!
auひかりのプロバイダーの違いに関しては、下記の公式サイトに詳しく記載されています!
ポイント③ 光電話の番号の変更の有無
ドコモ光からauひかりへの乗換えの場合、固定電話の電話番号が変わってしまうケースと変わらないケースが出てきます。
必ず電話番号が変わってしまうのは下記の場合です。
上記の場合には、何をどうやっても同じ電話番号のままドコモ光からauひかりに移行することは出来ません。
100%自宅の電話番号は変わります。
固定電話の番号帯は、“光電話で発行した番号”と“アナログの固定電話で発行した番号”で分けられています。
- アナログの電話番号=03-●●●●-1234
- 光電話で取得した番号=03-○○○○-1234
アナログで取得した番号(●●●●)と、光電話で取得した番号(○○○○)は、真ん中の地域番号が全く異なる番号になります。
上記のように“光電話で新しく発行した番号”に関しては、アナログの電話番号帯とは違う番号になっています。
そして、この“光電話で新しく発行した番号”は、『ドコモ光⇔auひかり』のように、設備が違う光回線同士で、直接番号を移すことが出来ない仕組みになっています。
つまり、ドコモ光からauひかりの光電話へダイレクトに番号を移行する方法は一切ないということです。
一方で、固定電話の電話番号を変えずにドコモ光からauひかりに移行できるケースも存在します。
先ほど説明したように、“光電話⇒光電話”で直接番号を移すことは出来ません。
ただ、“光電話⇒アナログ電話”の間と、“アナログ電話⇒光電話”の間でなら、番号ポータビリティが出来る仕組みになっています。
この仕組みを利用して、
- 【ドコモ光電話⇒アナログ電話】
- 【アナログ電話⇒auひかりの光電話】
と、間にアナログをはさむ形で番号ポータビリティをすれば、ドコモ光電話からauひかりへ番号を変えずに乗り換えることは可能です。
ただ、繰り返し言いますが、これが出来るのは、もともとアナログ電話の番号をドコモ光に番号ポータビリティをして継続利用していた場合だけです。
光電話で取得している番号は、そもそもアナログ電話で使えない番号になっているため、アナログ電話に番号ポータビリティをすることは出来ません。
ドコモ光からauひかりへの乗換えでかかる全費用
ドコモ光からauひかりの乗換えでは、下記の2つの費用がかかってきます。
- ドコモ光の解約に関する費用
- auひかりの開通に関する費用
上記の2つの費用がかかると思うと、費用面が心配になる方もいらっしゃると思いますが、auひかりはキャンペーンが大きいため、費用面での心配をする必要は全くありません。
まず、ドコモ光の解約に関する費用を説明していきます。
- (auひかり公式のキャンペーンで実質無料)解約金
~2022年6月末までにドコモ光を申し込んだ方=戸建て14,300円、集合住宅8,800円
~2022年7月1日以降にドコモ光を申し込んだ方=戸建て5,500円、集合住宅4,180円
◎ドコモ光で違約金が発生しても、後ほどauひかり公式が行っている違約金返金キャンペーンで、キャッシュバックで全額返金されます。
※ドコモ光を2年の定期契約で利用している方が対象です。解約金の金額は、ドコモ光をいつ申し込みしたかで異なります。
ドコモ光を2年の定期契約で利用している方は、2年ごとの自動更新の契約になっています。2年契約の契約満了月・その翌月と翌々月の3カ月の間に解約した場合、解約金の支払いは発生しません。
- 工事費分割払いの残債=戸建て19,800円、集合住宅16,500円の内、分割払いにしている残り額
~工事費の分割払いは、2022年6月末までにドコモ光を申し込んだ方は、12回・24回・36回・48回・60回払いのいずれかです。2022年7月1日以降に申し込みした方は、12回か24回払いのいずれかです。
◎以下の方は工事費の支払いはありません。
・ドコモ光を工事費無料キャンペーンを適用して開通した方
・ドコモ光を無派遣工事で開通した方
・派遣工事費を一括払いした方
・派遣工事費の分割払いが終わっている方
光回線を乗り換える場合に違約金が発生するのが一般的ですが、auひかりの場合はこの違約金を全額負担してくれるキャンペーンを行っています。
そのため、ドコモ光の違約金に関しては心配いりません。
工事費の残債が必要になるかどうかは人それぞれですが、仮に工事費の残債が残っていたとしても、auひかりを代理店から申込むと、高額のキャッシュバックを受けとることが出来る為、この点も全く心配する必要はありません。
次に、auひかりの開通にかかってくる費用について説明していきます。
- 契約事務手数料=3,300円
- 【実質無料】工事費=戸建て:41,250円・集合住宅33,000円
~工事費の分割払い(戸建ては35カ月払い・集合住宅は24ヵ月払い)は発生しますが、全く同額の月額料金割引が発生するため、工事費は実質無料になります。
auひかりの初期費用としては、登録料の3,300円と工事費(戸建て:41,250円・集合住宅33,000円)がかかりますが、工事費は実質無料になるキャンペーンを行っている為、必要なのは登録料の3,300円のみとなります。
ドコモ光の解約に関する費用と、auひかりの開通に関する費用をまとめたのが下記です。
- ドコモ光の工事費残債=額はいくら工事費の分割払いが残っているかにより異なる
最大で、戸建て=19,800円・マンション=16,500円
- auひかりの契約事務手数料=3,300円
- 【実質無料】ドコモ光の解約金
~2022年6月末までにドコモ光を申し込んだ方=戸建て14,300円、集合住宅8,800円
~2022年7月1日以降にドコモ光を申し込んだ方=戸建て5,500円、集合住宅4,180円
~ドコモ光は2年間の自動更新契約で、契約更新月・翌月・翌々月の3ヵ月の間に解約をした場合、違約金はかかりません。
~違約金が発生したとしても、後ほどauひかりの公式キャンペーンで全額キャッシュバックで返金されます。
- 【実質無料】auひかりの工事費=戸建て:41,250円・集合住宅33,000円
~工事費の分割払い(戸建ては35カ月払い・集合住宅は24ヵ月払い)は発生しますが、全く同額の月額料金割引が発生するため、工事費は実質無料になります。
仮に、費用がマックスでかかったとしても、ドコモ光の工事費残債19,800円+auひかりの事務手数料3,300円で、計23,100円です。
それに対して、auひかりを代理店から申込むと平均で5万円ほどの高額のキャッシュバックを受け取ることが出来ます。
【公式キャンペーン】
- 工事費無料!(実質0円)
- 高速無線ルーターレンタルが永年無料!(auスマートバリュー適用の方)
- 他社から乗換えで、他社光回線の解約金を最大5万円還元!
【代理店キャンペーン(公式に上乗せ)】
- キャッシュバック最大7万2千円!
~インターネットと光電話の申し込みだけで7万2千円!(他のオプションサービスの申し込みは不要)
~振り込み時期も他の代理店よりかなり早い!
ただ、注意なのが、auひかりは悪質な代理店も存在していて、そういった代理店から申込みをしてしまうとキャッシュバックを受け取れる確率がかなり少ないという点です。
当サイトがお勧めしている代理店のように、キャッシュバック還元率100%の代理店があるのに対して、そういう代理店もあるので、申込み先には注意するようにして下さい。
一番お勧めなのは、キャッシュバック還元率100%の高額キャッシュバックを行っている代理店からの申込みです!
ドコモ光からauひかりにスムーズに乗り換える為の手続き方法
ここまで、ドコモ光からauひかりに乗り換える際の注意点等を説明してきましたが、ドコモ光からauひかりにスムーズに乗り換える為の手続き方法は、
- 光電話の番号を同じ番号のまま乗り換える場合
- 光電話の番号が変わる場合
とで、2つのパターンに分けられます。
まずは、光電話の番号を同じ番号のまま継続して乗り換える場合の手続き方法です。
- まずドコモ光電話からアナログの固定電話に番号ポータビリティをして工事を終わらせる(NTTに連絡)
~これを出来るのはもともとアナログで使っていた固定電話の番号をドコモ光電話で利用していた場合に限られます。
~番号ポータビリティに伴い別途費用が必要になります(3,000円~1万円前後) - auひかりを申込む
~キャッシュバック額が大きくなる為、代理店からの申込みがお勧めです。
~【お勧め代理店はこちら】【auひかりキャンペーン】
- auひかりの開通工事日が決まったら、ドコモ光を解約する
- auスマートバリュー(au)および自宅セット割(UQモバイル)を申し込む
~auスマートバリューは、auショップかau総合案内で申し込み可能です。
~UQモバイルの自宅セット割は、インターネットから申し込みするか、auショップやUQスポットで申し込み可能です。
次に、光電話の番号が変わる場合の乗換え方法です。
- auひかりを申込む
~キャッシュバック額が大きくなる為、代理店からの申込みがお勧めです。
~【お勧め代理店はこちら】【auひかりキャンペーン】
- auひかりの開通工事日が決まったら、ドコモ光を解約する
- auスマートバリュー(au)および自宅セット割(UQモバイル)を申し込む
~auスマートバリューは、auショップかau総合案内で申し込み可能です。
~UQモバイルの自宅セット割は、インターネットから申し込みするか、auショップやUQスポットで申し込み可能です。
光回線の乗換えは、「手続きが面倒」というイメージを持っている方が多いですが、手続きはそこまで複雑ではありません。
ポイントとしては、インターネットを使えない期間を出さない為に、auひかり開通後にドコモ光を解約するということ。
あとは、auひかりは公式サイトやauショップ・家電量販店でも申込むことが出来ますが、それらからの申込みはキャッシュバック等が極めて小さくなる為、代理店から申込むのがお勧めです。
【注意】auひかりは申込み先によってキャッシュバックがガラリと変わる
auひかりは、公式サイトやauショップ、家電量販店やインターネット代理店などから申し込みができますが、どこから申し込むかで特典内容がガラリと変わってきます。
一番お勧めできないのは、公式サイトやauショップから申し込む方法です。
公式サイトやauショップから申し込んでしまうと、たった1万円~2万円前後のキャッシュバックしかもらうことができません。
家電量販店からの申し込みの場合には、3万円~4万円前後のキャッシュバックを受け取ることができますが、インターネット代理店と比べるとそれでもキャッシュバック額は少なくなります。
最も高額のキャッシュバックを受けられるのは、インターネット代理店から申し込みをした場合です。
この場合は、平均で6万円~7万円前後のキャッシュバックを受け取ることができます。
- 公式サイトやauショップ=1万円~2万円前後
- 家電量販店=3万円~4万円前後
- ネット代理店=平均6万円~7万円前後
ただし、インターネット代理店ならどの代理店から申し込んでもお得かというと、本当にお得になる代理店はごく一部に限られています。
このサイトで紹介している代理店NNコミュニケーションズに関しては、キャッシュバック還元率が100%を誇る(全員がキャッシュバックを受け取れている)超優良代理店です。
それに対して、キャッシュバック還元率がかなり少ない悪質な代理店も存在しています。
優良代理店 | 悪質代理店 | |
---|---|---|
キャッシュバック還元率 | 基本100% | 40%~50%程度 (半分の人しか受け取れていない) |
キャッシュバックの金額 | 実際に受け取れる金額は悪質代理店より大きい | 実際に受け取れる金額より誇大な金額を提示している |
申請手続き | 申請手続き自体がほとんど不要 ~申込み後に振込先の口座番号を確認される、ため、それに答えるのみ。一部代理店とプロバイダーに手続きが別れる場合はプロバイダー側のキャッシュバックは申請が必要 | 何度も書類のやり取りなどが必要 自分から申請をする必要あり |
申請時期 | 申込み後すぐ。一部代理店とプロバイダーに手続きが別れる場合は、少し遅れてプロバイダー側の申請が必要 | 半年後~12カ月後、24カ月後など遅い時期に申請が必要 |
申請が漏れるリスク | なし (代理店側から口座番号を聞いてくるので、それに答えるのみ) ※一部代理店とプロバイダーでキャッシュバックが別れる場合は、プロバイダーの手続きは別に必要 | 高い ~特定の期間中(例えば開通から10カ月の1ヵ月の間)に手続きを忘れると、キャッシュバックがなくなる |
上記の表に記載した通り、優良代理店は出来る限り全員がキャッシュバックを受け取れるようにしているのに対して、悪質な代理店はキャッシュバックを振りこませないように、手続きを煩雑化しているのが特徴です。
受け取れないキャッシュバックは、いくら高額でも何の意味もありません。
auひかりを代理店から申込みするのであれば、確実にキャッシュバックを受け取れる代理店から申込みをすることをお勧めします。
【補足】もしauひかりが提供不可だったら
もし、auひかりが提供不可だった場合、auスマートバリューと自宅セット割(UQモバイル)を適用できる光回線は他にもあります。
特に代表的な光回線は、ビッグローブ光とソネット光プラスです。
この二つの光回線は、『光コラボレーションサービス』といって、NTT東日本・NTT 西日本の光回線の設備を利用しているため、au ひかりよりも提供エリア・使える建物が圧倒的に多いのが特徴です。
ビッグローブ光 | ソネット光プラス | |
---|---|---|
auスマートバリュー | ||
戸建て | 5,478円 | 6,138円 |
集合住宅 | 4,378円 | 4,928円 |
無料で使えるサービス | なし | ●無線ルーター ●セキュリティソフト(7台版) |
キャンペーン | ●5万円~6万円前後のキャッシュバックあり | ●5万円~6万円前後のキャッシュバックあり |
この2つのサービスを比べると、月額料金はビッグローブ光のほうが安いですが、ソネット光プラスは、無線ルーターとセキュリティソフトが無料で使えるようになっています。
auひかりが提供不可の際に、代替えとしてauスマートポートやWiMAXを申込む方がいらっしゃいますが、それはやめておくことをお勧めします。
auスマートポートやWiMAXは、あくまでも“モバイル”サービスのため、通信量制限などがあって、光回線の代わりにはなりません。
ビッグローブ光とソネット光プラスに関しては、下記に公式サイトへのリンクを貼ってありますので、気になる方はそちらで詳細をご確認ください。
- ビッグローブ光公式:ビッグローブ光
- ソネット光プラス公式:【So-net 光 コラボ】
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