「自宅を新築で建てたけどインターネットが使えない…」
光回線を申込んだけど、待てども待てどもなかなか工事が完了せずに、お困りの方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、新築・戸建てで光回線を申込んだ場合、開通までどれぐらいの時間がかかるのか、ケースバイケースで説明していきたいと思います。
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目次
新築・戸建てで光回線を申込んだ場合に工事内容・開通期間が異なる3つのケース
新築・戸建てで光回線を申込んだ場合、大きく分けると、光回線の業者側で下記の3つのパターンに工事内容が別れ、それぞれにかかる期間が変わってきます。
- 事業者側での住所登録だけで済む場合…開通まで必要な期間の目安は10日~20日
- 現場調査まで必要な場合…開通まで必要な期間の目安は一カ月
- アクセス工事まで必要な場合…開通まで必要な期間の目安は一カ月半~二カ月
それぞれどういった作業が光回線の業者側で必要になるのか、なぜ開通までの期間が変わってくるのかを解説していきます。
パターン① 住所登録だけで済む場合、開通までの目安は10日~20日
光回線を新築・戸建てで申込んで、その住所が新しく付与された番地であった場合、業者側でまずは住所登録の作業を行う必要があります。
光回線の開通工事は、近くの電柱から光ファイバーを引っ張って自宅に導入する工事を行います。
その為、新しい番地の場合、住所と場所を業者側のデータベースに登録して、光回線の近隣の設備がどんな状況かたしかめる必要があるからです。
業者側で住所登録を行う際に、申込みをしている方に必要になってくる手続きは下記の通り。
- 申込み場所の地図を業者にFAXやメールで送信する
もしくは
- 口頭で業者に場所を伝えて確認してもらう
もし「地図を送って欲しい」と言われたら、地図を送らない限り手続きが進みませんので、すぐに送るようにしましょう。
住所登録が必要な場合に、開通までかかる目安は下記の通りです。
- 業者側で住所登録にかかる期間=3日程度
- 光回線の工事日を予約できる日にち=7日~15日程度
⇒合わせると、申込みをしてから10日~20日程度、開通まで必要になります。
参考までにですが、光回線の工事日の予約は、住所登録が完了してからしか出来ません。
住所登録が終わる前にあらかじめ工事日を予約しておこうと思っても出来ない為、まずは業者に地図を送るなり場所を口頭で伝えるなりして、必要な手続きを速やかに終わらせておくことが大切です。
パターン② 現場調査まで必要な場合、開通まで必要な期間の目安は一カ月
先ほどの住所登録の申請だけでは終わらず、業者側で現場調査が必要になる場合があります。
工事をする前に先立って現場を見にくるのは、電柱から自宅に光ファイバーを導入する場合、『どういったルートで導入できるか』・『近くの電柱まできている光ファイバーを利用できるかどうか』を確認する為です。
現場調査時に立ち会いが不要なことも稀にありますが、ほとんどの場合は立ち会いが必要です。
現場調査まで必要になった場合、開通までかかる期間は下記の通りです。
- 現場調査完了まで=約2週間~3週間
- 光回線の工事日を予約できる日にち=7日~15日程度
⇒合わせると、申込みをしてから一カ月は開通まで必要になります。
これも住所登録の時と同様、現場調査が完了してはじめて開通工事日を予約できるようになります。
パターン③ アクセス工事まで必要になる場合、開通までかかる目安は一カ月半~二カ月
ここまで説明してきた『住所登録』と『現場調査』が終わっても、さらに開通工事日を予約できるようになるまで時間がかかる場合があります。
それは、アクセス工事が必要になった場合。
アクセス工事というのは業界用語ですが、簡単にいうと『近くの電柱まで光ファイバーを引っ張って整備する工事』のこと。
光ファイバーは電柱の上を通して整備されていますが、お近くの電柱まで光ファイバーが整備されているとは限りません。
その為、ごく稀にこのアクセス工事が必要になる場合があります。
- アクセス工事完了まで=約一カ月~一カ月半
- 光回線の工事日を予約できる日にち=7日~15日程度
⇒合わせると、申込みをしてから一カ月半~二カ月は開通まで必要になります。
アクセス工事が必要になるケースはそこまで多くありませんが、特に田舎の場合は近くの電柱まで光ファイバーが来ていないこともある為、この工程が必要になる場合もあります。
特殊なパターン 電柱を新設する必要がある場合、開通まで半年はかかることを覚悟しましょう
これはかなり特殊なケースですが、ごくまれに、業者側から『電柱をたてる必要がある』と言われる場合があります。
光ファイバーは電柱から引っ張る形で自宅に導入される為、光ファイバーを自宅まで引っ張ることができる位置に電柱がない場合、新しく電柱をたてる必要が出てきます。
電柱を立てるとは言っても、業者側で費用が発生するだけで、光回線を申込んだ方に電柱をたてる費用が発生するわけではありません。
ただ、この場合は開通まで半年はかかると覚悟しておいたほうがいいです。
電柱を立てる場合、光回線の業者から様々なところに申請を出す必要があること、また電柱を立てる工事にも時間がかかります。
その為、これらの手続きがスムーズにいけば半年もかからずに光回線を使えるようになることもありますが、スムーズに進まない場合は半年以上かかることも想定して、代替えのインターネットサービス(開通までの)を準備することをお勧めします。
新築・戸建てで光回線の開通まで、あまりにも長い期間がかかる場合は代替えのインターネット接続サービスの検討を
新築・戸建ての建物で光回線が使えるようになるまで「インターネットが使えないと困る」という方は、一時的に代替えのインターネット接続サービスを利用することをお勧めします。
代替えとしてお勧めなのはADSLです。
既にほとんどのADSLサービスが新規申込み受付を終了していますが、まだ申込みを受付けていた『Yahoo!BB ADSL』や『GMOとくとくBB ADSL』も2019年2月28日で新規申込み受付を終了しました。
今、申込みができるADSLサービスはありません。
ADSLに関しては、ほとんど全てのサービスが新規申込み受付を終了してしまっているため、代替え手段として考えられるのはモバイルサービスを利用するという方法です。
モバイルルーターやホームルーターですね。
テザリングという手もありますが、通信量がそれでおさまらない場合は、通信量無制限か制限がゆるいモバイルのホームルーターを利用するのが現実的かなと思います。
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新築物件で光回線を申込む場合は、早めに申込みをしておきましょう。