光回線の地デジサービスを使う4つのメリットと2つのデメリット

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地デジのアンテナを設置できるのに、光回線で地デジサービスを利用するという選択はあまりお勧めできません。

よほど「どうしても光回線の地デジサービスを使いたい!」という特別な事情がない限り、アンテナを設置することをお勧めします。

フレッツ光の設備を利用した光コラボレーションモデルでは、NTT東日本・西日本のフレッツテレビと全く同じ地デジのサービスを利用することができます。

各光回線によってサービス名は変わりますが、もともとNTT東日本・西日本のフレッツテレビのサービスを各社がNTTから借りて提供している為、中身はNTT東日本・西日本のフレッツテレビと全く同じです。

主要な光コラボレーションモデルの地デジサービス
■ドコモ光=テレビオプションという名称でサービスを提供

■ソフトバンク光=ソフトバンク光テレビという名称でサービスを提供

■OCN光=テレビオプションという名称でサービスを提供

上記では主要な光コラボレーションモデルのサービスをあげましたが、これ以外にもビッグローブ光やソネット光、ニフティ光やエキサイト光など、光コラボレーションモデルであれば、NTT東日本・西日本のフレッツテレビと全く同じサービスを利用することが出来ます。

今回の記事では、この光回線を利用した地デジサービスのメリット・デメリットについて、解説していきたいと思います。

この記事は、フレッツ光とその設備を利用した光コラボレーションモデルの光回線に該当する記事です。auひかりやNURO光、各電力会社の光回線には該当しません。
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光回線の地デジサービスを使うメリットとは?

光回線の地デジサービスを使うメリットは、大きく分けると下記の4つです。

光コラボで地デジサービスを使うメリット
  1. 地デジのアンテナを設置する場合と違い、大雨や台風など天候によって映像が乱れない
  2. スカパー等もアンテナなしで視聴できる
  3. 地デジのアンテナを設置する必要がない為、自宅の外観がアンテナで変わらない
  4. 初期費用がアンテナを設置するよりも安く済む

これらのメリットを1つずつ簡単に説明していきたいと思います。

メリット① 地デジのアンテナを設置する場合と違い、大雨や台風など天候によって映像が乱れない

アンテナを設置して地デジを見る場合、悪天候の際にテレビの映像が乱れるということを経験したことがある方も多くいらっしゃると思います。

アンテナを立ててテレビを受信している場合、飛んでいるテレビの電波を捕まえて映像を映し出している為、どうしても天候によって映像が乱れてしまうことが時々あります。

それに対して、光回線の地デジサービスは光ファイバーの中を通してテレビの信号が流れてくる為、天候によって映像が乱れるということは滅多にありません。

ただ、アンテナを設置して地デジを見る場合、頻繁に映像が乱れるのかというと、台風時などしか乱れないことが多いので、この点はそこまで大きなメリットにはならないと思います。

メリット② スカパー等もアンテナなしで視聴できる

スカパー等の有料放送を見る場合、地デジとは別にアンテナを立てないといけない場合があります。

その点、光回線で地デジサービスを利用する場合は、地デジと同様にスカパーを見る場合もアンテナは必要ありません。

これは地デジもスカパーも見るという方には嬉しい点です。

メリット③ 地デジのアンテナを設置する必要がない為、自宅の外観がアンテナで変わらない

光回線の地デジサービスを利用するメリットの1つとして、地デジのアンテナによって自宅の外観が変わらないという点もあります。

テレビのアンテナを設置すると、どうしても自宅の外観や印象が少し変わってしまいますが、光回線の地デジサービスはアンテナを設置する必要がない為、ご自宅の外観は変わりません。

ただ、ほとんどの家がテレビのアンテナを設置している為、この外観が変わらないという点はそこまで大きなメリットではないと思います。

よほどテレビのアンテナによって自宅の外観が変わるのがイヤという場合か、もしくは、地域によってはテレビのアンテナを立てることを禁じているという地域もごく一部にありますので、その場合は大きなメリットになるのではないかと思います。

メリット④ 初期費用がアンテナを設置するよりも安く済む

地デジのアンテナを立てる場合、アンテナ自体の価格は5,000円~10,000円前後で購入することが出来ますが、これ以外に設置費用が必要です。

その設置費用が平均すると5万円前後。

アンテナの購入代金と設置費用を合わせると初期費用として、6万円前後は必要になります。

それに対して、光回線の地デジサービスを導入する際の初期費用は、平均で2万円程度のことが多い為、地デジのアンテナを設置する場合よりも初期費用は安く済みます。

光コラボレーションモデルの地デジサービスを使うデメリットとは?

ここまで、光回線で地デジサービスを利用するメリットを説明してきましたが、ここからデメリットに関して説明をしていきます。

光回線で地デジサービスを使うデメリットは、主に下記の2つです。

光回線で地デジサービスを使うデメリット
  1. 地デジサービスの月額料金を毎月払い続けることになる
  2. インターネット(光回線)を解約すると、テレビも同時に見れなくなる

それぞれのデメリットについて解説していきます。

デメリット① 地デジサービスの月額料金を毎月払い続けることになる

光回線の地デジサービスを利用する上での最大のデメリットは、“月額料金を永久に払い続けなければいけない”という点にあります。

この地デジサービスの月額料金の支払いとは、地デジのアンテナを設置していれば発生しない費用です。

初期費用に関しては、地デジのアンテナを設置するよりも光回線の地デジサービスを利用したほうが平均で4万円ほど安くなりますが、光回線の地デジサービスを利用する場合は、月額料金825円をずっと支払い続けていく必要があります。

その料金は年間で約9,900円。
(光コラボレーションモデルによって地デジサービスの料金が違う場合もありますが、ほとんどの光コラボレーションモデルがこの料金で提供しています)

初期費用が4万円安くなっても、1年ごとに9,900円月額料金を払う必要があるので、長期的に利用すれば利用するほど光回線の地デジサービスを利用すると損をすることになってしまいます。

同じご住所でテレビを利用する場合、初期費用が高くても、アンテナを設置してしまったほうが長期的な観点から見れば安く利用することが出来ます。

デメリット② インターネット(光回線)を解約すると、テレビも同時に見れなくなる

光回線で利用できる地デジのサービスは、あくまでも光回線(インターネット)のオプションサービスという位置づけです。

その為、光回線を解約すると光電話がつかえなくなるのと同様に、地デジサービスも見ることが出来なくなります。

これも光回線で地デジサービスを利用する上での1つのデメリットです。

基本的に地デジ対策はアンテナの設置が可能ならアンテナの設置を

ここまで、光回線で地デジサービスを利用するメリットとデメリットについて解説してきましたが、改めて一覧で記載すると下記の通りです。

光コラボで地デジサービスを使うメリット
  • 地デジのアンテナを設置する場合と違い、大雨や台風など天候によって映像が乱れない。
    ⇒地デジのアンテナでテレビを見ても、台風などの悪天候時以外は基本的に映像が乱れることは少ない
  • スカパー等もアンテナなしで視聴できる
    ⇒地デジもスカパーもアンテナ無しで見たいという場合はお勧め
  • 地デジのアンテナを設置する必要がない為、自宅の外観がアンテナで変わらない
    ⇒ほとんどの自宅がアンテナを設置しているのでそこまで気にする必要はない
  • 初期費用がアンテナを設置するよりも安く済む
    ⇒初期費用は平均で4万円ほど光回線の地デジを使ったほうが安く済むが、毎月料金が発生する
光回線で地デジサービスを使うデメリット
  • 地デジサービスの月額料金を毎月払い続けることになる
    ~月額料金として825円、年間で約9,900円、永久に支払い続けることになる
  • インターネット(光回線)を解約すると、テレビも同時に見れなくなる
    ~インターネットを解約すると地デジも見れなくなる為、この時に地デジのアンテナを立てる等の対策が必要になる

それぞれメリットもデメリットもありますが、アンテナを設置できる場合に光回線の地デジサービスを利用するのは、メリットよりもデメリットのほうが非常に大きい場合が多いです。

特に、月額料金を永久に支払っていく必要があるという点。

長く使えば長く使うほど、損をしてしまうことになります。

それも踏まえれば、基本的に地デジのアンテナを設置できる場合はアンテナを設置して、設置できない場合のみ光回線の地デジサービスを利用するという選択をしておくのが無難だと思います。

安易に光回線の地デジサービスは利用せず、まずは地デジのアンテナが設置できないかどうかを確認してみましょう。