コミュファ光からドコモ光に乗換えるメリット・デメリット・手続き方法

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当サイトの管理人
コミュファ光からドコモ光へ乗換えるメリットやデメリット・乗換え時の注意点などについて、詳しく解説をした記事です。

東海エリアで人気の光回線・コミュファ光。

コミュファ光は中部テレコミュニケーションという中部電力系列の会社が提供しているサービスで、東海エリアでは昔から人気のあるサービスです。

ただ、コミュファ光はここ何年かで、東海エリアでの光回線のシェアをかなり落としている状況にあります。

以前は、東海エリアで光回線を選ぶ場合、「コミュファ光かフレッツ光かauひかりのどれにするか」という、3つの選択肢しか現実的にありませんでした。

今はそこに、

  • ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボレーションサービス(百種類を超えたサービスがある)
  • さらに高速回線のNURO光(ニューロ光)

など、東海エリアで使える光回線が一気に増え、競争が激しくなっている状況です。

こうした状況の中で、東海エリアでは、ドコモユーザーがコミュファ光からドコモ光に乗換えるケースが後を絶ちません。

以前は、ドコモユーザーであっても仕方なくコミュファ光やフレッツ光を契約していたという方が多くいらっしゃいましたが、今、それらの方が続々とドコモ光に乗換えているというのが現状です。

その理由は単純で、ドコモユーザーはコミュファ光よりもドコモ光にしたほうが、料金面で圧倒的にお得になるからです。

この記事では、コミュファ光からドコモ光に乗換えるメリットやデメリット・乗換え時の注意点や手続き方法などを、詳しく解説していきます。

補足:この記事で記載するコミュファ光の契約内容に関して

「ドコモ・au・ソフトバンクといった大手の通信会社の契約が複雑すぎる」という話をよく耳にしますが、コミュファ光の契約内容は、それとは比べものにならないぐらいもっと複雑です。

この記事では、分かりやすく伝えるために、かなり要約したコミュファ光の月額料金や解約金を記載しています。

要約したものではなく、より詳しい情報を知りたいという方は、各箇所にコミュファ光の公式サイトへのリンクを掲載してありますので、そちらもご確認ください。


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コミュファ光からドコモ光に乗換えるとインターネットの月額料金はどう変わる?

コミュファ光からドコモ光に乗り換えた場合、インターネットや光電話の月額料金はどう変わるのでしょうか。

コミュファ光とドコモ光の『インターネット+光電話』の月額料金を比較したのが下記の表です。

月額料金比較(インターネット+光電話)
料金
ドコモ光
コミュファ光
戸建て
5,720円
●2022年6月末までに契約
1年目:3,980円
2年目~:5,215円

●2022年7月1日以降に契約
1年目:2,980円
2年目~:5,170円
集合住宅
4,400円
●2022年6月末までに契約
1年目:3,380円
2年目~:4,000円

●2022年7月1日以降に契約
1年目:2,450円
2年目~:4,070円
光電話
550円
330円
無料で使える機能
●無線ルーターが無料(特定のプロバイダーを利用した場合)
●無線ルーターが無料
●セキュリティソフト1台分が無料

※コミュファ光は最大1Gbpsのプランの他に、最大5Gbpsや最大10Gbpsのプランもありますが、ドコモ光と同じ最大1Gbpsのプランの料金で記載しています。

▲コミュファ光は頻繁にキャンペーンで月額料金が変わるため、申し込んだ時期によっては上記の金額ではない場合があります。

戸建ても集合住宅も、コミュファ光のほうがドコモ光よりもインターネット料金は少し安く設定されています。(1年目はかなり安い)

コミュファ光からドコモ光に乗り換えると、戸建ての場合は2年目以降で約500円・集合住宅の場合は2年目以降で約400円料金が高くなる感じですね。

また、光電話の基本料金に関しても、コミュファ光が月額330円なのに対しドコモ光は月額550円です。

コミュファ光からドコモ光へ乗り換えると、この分も少し高くなります。

ただ、ドコモの携帯電話を利用している方の場合、ドコモ光で大きな携帯電話料金の割引を受けることが出来るため、トータルの通信費で見れば、今より安くなる場合が多いです。

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コミュファ光からドコモ光に乗換えると、インターネットや光電話の料金以外の部分で、今よりもドコモの携帯電話料金の割引で安くなるケースが多くあります!

ドコモユーザーにとって、基本的に最も安く使える光回線がドコモ光です!

ここから、ドコモ光ならではのメリットについて、詳しく説明をしていきます!

コミュファ光からドコモ光へ乗換える2つのメリット

コミュファ光からドコモ光への乗換えは、ドコモユーザーにとってかなり大きなメリットがあります。

主なメリットは下記の2つです。

2つのメリット
  • メリット① 『ドコモ光 セット割』でドコモ携帯電話料金が大きく割引される
  • メリット② dカードGOLDのポイント還元等でさらにお得になる

ここから、それぞれのメリットについて、1つずつ詳しく説明をしていきます。

メリット① 『ドコモ光 セット割』でドコモ携帯電話料金が大きく割引される

コミュファ光からドコモ光への乗換えで、最も大きなメリットとしてあげられるのが、『ドコモ光セット割』の存在です。

『ドコモ光セット割』は、ドコモユーザーがドコモ光を利用した場合にだけ受けられる携帯電話料金の割引のことで、割引額が非常に大きいのが特徴です。

割引額は利用している携帯電話のプランにより異なりますが、1台あたり下記の割引を毎月適用することが出来ます。

『ドコモ光セット割』の割引額
ドコモ光セット割の割引額
下記は1台あたりの割引額です。ファミリー割引グループを組んでいる場合は、最大20台まで下記の割引が全台に入ります。
利用プラン月あたりの割引額
eximo1,100円
irumo
3GB、6GB、9GB
1,100円
irumo
0.5GB
-
(2023年6月30日新規受付終了)
5Gギガホ プレミアム
5Gギガホ
ギガホプレミア
ギガホ
5ギガライト/ギガライト<ステップ4:~7GB>
5ギガライト/ギガライト
<ステップ3:~5GB>
1,100円
(2023年6月30日新規受付終了)
5ギガライト/ギガライト<ステップ2:~3GB>
550円
(2023年6月30日新規受付終了)
5ギガライト/ギガライト<ステップ1:~1GB>
-

上記の割引は、ドコモの携帯電話1台だけに適用されるわけではなく、同居している家族・離れて暮らしている家族も含めて、最大20台までそれぞれ適用することが出来ます。

仮に、毎月1,100円割引されるプランで、家族全体でドコモの携帯を5台利用していた場合、毎月の割引額は5,500円にもなります。(家族で3台なら毎月3,300円、家族で4台なら毎月4,400円の割引)

5,500円といったら、光回線の戸建ての平均的な料金と同じですから、実質光回線を“タダ”(無料)で使えてしまうようなものです。

ドコモの携帯電話を使っている方がコミュファ光を使い続けても、この割引は一切適用することが出来ません。

ドコモの携帯電話を利用しているのにコミュファ光を使い続けるのは、この『ドコモ光セット割』の割引をドブに捨て続けているのと同じです。

光回線の乗換えは費用がかかるというデメリットはありますが、ドコモの携帯電話を利用している方は、コミュファ光からドコモ光に乗換えれば、この『ドコモ光セット割』で費用はすぐに回収することが出来ると思います。

『ドコモ光セット割』の割引は、期間限定ではなく一生続く割引になっているため、ドコモの携帯電話を利用しているのにコミュファ光を使っているという方は、早めに乗り換えるのがお勧めです。

メリット② dカードGOLDのポイント還元でさらにお得になる

ドコモユーザーが、コミュファ光からドコモ光に乗り換える料金的メリットは、『ドコモ光セット割』以外にもあります。

それが、『dカードGOLDによるdポイントの還元』です。

dカードゴールドはドコモが発行しているクレジットカードです。

このカードを契約し、ドコモの料金をdカードゴールドで支払った場合、支払い額の10%のdポイントを毎月受け取ることが出来ます。

例えば、家族でドコモの携帯電話を4台利用=毎月の携帯料金が3万5千円+ドコモ光の月額料金が5千円だった場合、ドコモへ支払うトータルの費用は月4万円です。

このトータル費用の内の10%、つまり、毎月4千ポイントの還元を受けることが出来ます。

1カ月で4千ポイントの還元なら、1年間で4万8千ポイントの還元です。

dポイントは、コンビニや様々な大手の小売り店で1ポイント1円換算でお買い物に充てることも出来ます。

dカードゴールドは年会費が1万1千円かかるというデメリットはありますが、年間で1万1千ポイント以上お得になる場合には、契約しておくほうがお得です。

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コミュファ光からドコモ光へ乗換えるデメリット

コミュファ光からドコモ光への乗り換えはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。

ドコモの携帯電話を利用している方は、ドコモ光にすればドコモの携帯電話料金が安くなりますが、コミュファ光はauの携帯電話料金の割引である『auスマートバリュー』に対応しています。

auの携帯電話を利用している方が、コミュファ光からドコモ光へ乗換えた場合、この『auスマートバリュー』の割引は一切適用できなくなります。

『auスマートバリュー』は、ドコモ光の携帯電話料金の割引と同じぐらい高額の割引が発生するのが特徴で、下記の割引が家族も含めて最大10台まで適用されます。

参考:『auスマートバリュー』の割引額
auスマートバリューの割引額月あたりの割引額
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。
利用プラン月あたりの割引額
使い放題MAX 5G ALL STARパック2
使い放題MAX 5G/4G DAZNパック
使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック
使い放題MAX 5G with Amazonプライム
使い放題MAX 5G/4G
auマネ活プラン 5G ALL STARパック2
auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック
auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック
auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P)
auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック
auマネ活プラン 5G with Amazonプライム
auマネ活プラン 5G/4G
翌月から
永年1,100円/月割引
スマホミニプラン 5G/4G翌月から
永年550円/月割引
<新規受付終了 スマホプラン>
使い放題MAX 5G ALL STARパック
データMAX 5G ALL STARパック
データMAX 5G/4G LTE ドラマ・バラエティパック
データMAX 5G/4G LTE Netflixパック
データMAX 5G Netflixパック(P)
データMAX 5G with Amazonプライム
データMAX 5G/4G LTE
auデータMAXプランPro
auデータMAXプラン Netflixパック
auデータMAXプラン
auフラットプラン30
auフラットプラン25 NetflixパックN
auフラットプラン25 Netflixパック
auフラットプラン20N
auフラットプラン20
auフラットプラン7プラスN
auフラットプラン7プラス
auフラットプラン5(学割専用)
翌月から
永年1,100円/月割引
<新規受付終了 スマホプラン>
ピタットプラン 5G/4G LTE
新auピタットプラン
データ容量 1GB超~7GB:翌月から永年550円/月割引
※データ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。
<新規受付終了 スマホプラン>
ピタットプラン 5G/4G LTE(s)
データ容量 2GB超~20GB:翌月から永年550円/月割引
※データ容量~2GBご利用の月は割引適用されません。
<新規受付終了 スマホプラン>
auピタットプラン
auピタットプラン(s)
データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引
※auピタットプラン(シンプル)でデータ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。
2GB超:翌月から永年1,100円/月割引
<新規受付終了 スマホプラン>
auピタットプランN(s)
データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引
2GB超:翌月から永年1,100円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額10/13/30
翌月以降最大2年間2,200円/月割引
3年目以降永年1,027円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額5/8/20
LTEフラット
翌月以降最大2年間1,551円/月割引
3年目以降永年1,027円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額2/3
ジュニアスマートフォンプラン
シニアプラン
翌月から
永年1,027円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額1
翌月以降最大2年間1,027円/月割引
3年目以降永年550円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額10(ケータイ)/13(ケータイ)
翌月以降最大2年間2,200円/月割引
3年目以降永年1,027円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額5(ケータイ)/8(ケータイ)
翌月以降最大2年間1,551円/月割引
3年目以降永年1,027円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額2(ケータイ)/3(ケータイ)
翌月から
永年1,027円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額1(ケータイ)
翌月以降最大2年間1,027円/月割引
3年目以降永年550円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
タブレットプラン20
翌月から
永年1,100円/月割引
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額>
データ定額5/8/20
LTEフラット
LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m)
翌月以降最大2年間1,551円/月割引
3年目以降永年1,027円/月割引

仮に、毎月1,100円の割引が発生するプランで、家族で3台auの携帯を利用していた場合、毎月の割引は3,300円にもなります。

コミュファ光からドコモ光に乗換えると、ドコモの携帯電話料金が安くなる代わりに、このauの携帯電話料金の割引がなくなってしまうと。

このデメリットは、家族全員がドコモの携帯電話を使っている方の場合、気にする必要はありません。

ただ、中には、ドコモとauの携帯電話を混在して家族で利用しているという方もいらっしゃると思います。

この場合は、トータルの通信費を計算して、コミュファ光とドコモ光のどちらがお得なのか判断するのがお勧めです。

コミュファ光とドコモ光の『インターネット+光電話』の月額料金の違いは下記の通りです。

『インターネット+光電話』の月額料金の違い
  • 戸建ての場合=ドコモ光のほうが約700円高い(コミュファ光の方が、インターネットが約500円+光電話が約200円安い)
  • 集合住宅の場合=ドコモ光のほうが約600円高い(コミュファ光の方が、インターネットが約400円+光電話が約200円安い)

これに加えて、コミュファ光(au携帯電話の割引)とドコモ光(ドコモ携帯電話の割引)のどちらの割引を適用するのがお得か、トータルの金額で一度計算をしてみることをお勧めします。

【メリット・デメリットまとめ】コミュファ光からドコモ光への乗換えでお得になる方とは

ここまで、コミュファ光からドコモ光へ乗換えるメリットやデメリットについて、詳しく解説をしてきましたが、コミュファ光からドコモ光への乗換えが、特にお勧めの方は下記の通りです。

お勧めの方とは
家族全員や家族のほとんどがドコモの携帯電話を利用している方

月額料金自体は、コミュファ光からドコモ光に乗り換えると、戸建てが約500円(2年目以降)・集合住宅が約400円(2年目以降)高くなります。

また、光電話を利用する方は、光電話の基本料金も毎月約200円高くなります。

ただ、ドコモ光に乗換えれば、『ドコモ光セット割』の携帯電話料金の割引で、毎月のトータルの通信費が安くなります。

インターネトの月額料金の差額以上に、『ドコモ光セット割』の割引が発生する方は、ドコモ光に乗り換えるほうがお勧めです。

逆に、コミュファ光からドコモ光への乗換えがお勧めできないのは、下記に該当する方です。

お勧め出来ない方とは
家族全員や家族のほとんどがauの携帯電話を利用している方

この場合、コミュファ光からドコモ光に乗換えてしまうと、『auスマートバリュー』の大きな携帯電話料金の割引を適用できなくなってしまいます。

そのため、「家族でauの携帯電話をメインで使っている」という方の場合は、そのままコミュファ光を継続しておくのが無難です。

単純に、ドコモ光はドコモユーザー向けの光回線で、コミュファ光はauユーザー向けの光回線ということですね。

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以前は、『インターネットはインターネット』・『携帯電話は携帯電話』で、それぞれ別に料金を考えるのが当たり前でした!

でも今は、この2つをセットで考えて、利用している携帯電話の料金が割引される光回線を契約するのが基本です!

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ちなみに、ソフトバンクユーザーの方は、コミュファ光でもドコモ光でもなく、ソフトバンク光やNURO光といった光回線を利用すれば、ソフトバンクの携帯電話料金の割引を受けることが出来ます。
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コミュファ光からドコモ光へ乗換える前に確認しておくべき3つのポイント

コミュファ光からドコモ光への乗り換えでは、デメリットとまでは呼べないものの、事前に注意しておくべきポイントがいくつかあります。

それが下記の3つです。

3つのポイント
  • ポイント① コミュファ光からドコモ光への乗換えは派遣工事が必要
  • ポイント② 光電話の番号は変わる場合がある
  • ポイント③ プロバイダーが変わる場合がある

これらのポイントを事前に把握していないと、実際にコミュファ光からドコモ光へ乗り換えを申し込んだ時に、トラブルに遭遇してしまう場合があります。

ここから、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく解説をしていきますので、乗り換えを検討している方は、ぜひご一読下さい。

ポイント① コミュファ光からドコモ光への乗換えは派遣工事が必要

コミファ光からドコモ光への乗り換えは、基本的に立ち会いが必要な派遣工事が必要になります。

今は、

  • 『フレッツ光⇔光コラボレーションサービス(ドコモ光やソフトバンク光など)』
  • 『光コラボレーションサービス同士の乗換え(ドコモ光⇔ソフトバンク光など)』

など、工事不要で乗り換えられる光回線が多くなっていますが、これは、そもそもこれらのサービスが全く同じ光回線の設備を利用しているからです。(全てNTT西日本の光回線の設備を利用)

コミュファ光とドコモ光とでは、利用している光回線の設備そのものが異なります。

ドコモ光はNTT西日本の光回線の設備を使って提供されていますが、コミュファ光は電力会社である中部電力が独自に構築した電力系の設備を用いています。

利用する設備そのものが違う場合、基本的に立ち会いが不要な無派遣工事での開通はできません。

コミュファ光からドコモ光への乗換えでも、ごく稀に無派遣工事で開通できることはありますが、基本的には派遣工事が必要になるということは覚えておきましょう。

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賃貸の戸建て住宅にお住まいの方は、新しい光回線の設備を導入することになるため、事前に管理会社や大家さんに導入許可を取っておく必要があります!

賃貸でも集合住宅(マンションタイプ)にお住まいの方は導入許可を取る必要はありません!

ポイント② 光電話の番号は変わる場合がある

コミュファ光からドコモ光への乗換えで、光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがあります。

コミュファ光からドコモ光への乗り換えで、光電話の番号を変えずに乗り換えるには、“アナログ戻し”という手続きを行う必要があります。

“アナログ戻し”は、簡単に言うと、

  1. NTT西日本に連絡をし、いったんコミュファ光の光電話からアナログ電話に番号ポータビリティをする
    (電話加入権がなくても番号ポータビリティは可能です。加入権を購入する必要もありません)
  2. 次に、アナログ電話からドコモ光の光電話に番号ポータビリティをする
という手続きのことです。

要するに、間にアナログ電話をはさんで、『コミュファ光⇒アナログ電話⇒ドコモ光』の順番に番号ポータビリティをするという内容です。

こうしなければいけないのには、携帯電話のモバイルナンバーポータビリティ(MNP)とは違う、固定電話独特の番号ポータビリティのルールがあるからです。

固定電話独特の番号ポータビリティの制度を『ローカルナンバーポータビリティ(LNP)』と呼びますが、LNPのルールは下記の通りです。

LNP(ローカルナンバーポータビリティ)のルール
  • 事業者が異なる光電話同士の番号ポータビリティは不可
    (コミュファ光⇒ドコモ光の光電話サービスの間で直接番号ポータビリティは出来ない)
  • 光電話とアナログ電話の間での番号ポータビリティは可能
    (コミュファ光電話⇒アナログ電話、アナログ電話⇒ドコモ光電話の間での番号ポータビリティは可能)

上記のような面倒なルールがあるため、光電話の番号を移すには、必ずアナログ電話を経由して番号を移していく作業が必要になるということは覚えておきましょう。

この手続きが面倒という方は、アナログ戻しは行わずに、

  1. コミュファ光を解約し、今の電話番号は廃止する
  2. ドコモ光の光電話で新しい番号を発行する

ということも出来ます。

今の電話番号を廃止したとしても、コミュファ光を解約した後、一定期間は、
『おかけになった電話番号は現在使われておりません。新しい番号は●●番です』
というガイダンスを流すことが出来るため、手続きが面倒な方は新しい電話番号を発行してしまうほうが無難です。

ポイント③ プロバイダーが変わる場合がある

コミュファ光からドコモ光への乗換えで、プロバイダーは変わる場合と変わらない場合とがあります。

コミュファ光は、下記のどちらを契約しているかで、利用するプロバイダーが異なってきます。

コミュファ光の契約内容とプロバイダー
  • プロバイダー一体型(プロバイダーもコミュファ光)
  • プロバイダー選択型(下記のプロバイダーから選択できる)
    ~au one net、So-net、ODN、IIJ、MediaCat、@nifty、BIGLOBE、hi-ho、エディオンネット、TNCのいずれか

このうち、『プロバイダー一体型』を利用している方の場合、ドコモ光への乗換えで必ずプロバイダーは変更になります。

『プロバイダー選択型』を利用している場合は、今利用しているプロバイダーがドコモ光でも使えるプロバイダーだった場合のみ、継続が可能です。

ドコモ光では、下記の23社のプロバイダーから利用するプロバイダーを選択することが出来ます。

ドコモ光1ギガのプロバイダー

「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」は2023年6月30日(金曜)をもって新規申込み受付を終了いたしました。

  • ドコモ光以外ですでに「plala」をご利用中のお客さまは、プロバイダ「plala」でドコモ光を新規にお申込みになれます。
  • ドコモ光以外ですでに「OCN」をご利用中のお客さまは、プロバイダ「OCN インターネット(タイプA)」でドコモ光を新規にお申込みになれます。
  • 現在、「ドコモ光」で「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」をご利用中のお客さまは、サービスを継続してご利用いただけます。

【タイプA】月額料金=戸建て:5,720円、マンション:4,400円
ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、BIGLOBE、andline、タイガースnet、エディオンネット、エキサイト、hi-ho、SIS、iC-net、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、@ネスク、TikiTiki

【タイプB】月額料金=戸建て:5,940円、マンション:4,620円
OCN、@TCOM、TNC、AsahiNet、WAKWAK、ちゃんぷるネット

【参考リンク】
ドコモ光公式サイト プロバイダー一覧

プロバイダーによる細かな違いに関しては、こちらのドコモ光公式が発行しているPDFデータでご確認ください。

コミュファ光で『プロバイダー選択型』を利用している場合の、プロバイダーの継続可否は下記の通りです。

プロバイダーの継続可否
  • ドコモ光で継続できる=@nifty、BIGLOBE、hi-ho、エディオンネット、TNC
  • ドコモ光で継続できない=So-net、au one net、ODN、IIJ、MediaCat

仮に、プロバイダーを継続できずに、ドコモ光で新しくプロバイダーを選択しなければいけない場合には、評判が良い『GMOとくとくBB』などのプロバイダーにしておくのが無難です。

ドコモ光の全プロバイダーの中で、『GMOとくとくBB』は、インターネットの高速化という点において、下記の独自の取り組みを行っています。

『GMOとくとくBB』の独自の取り組み
  • 【速度公開】全プロバイダーの中で、唯一地域別の実測値を公開
  • 【速度保証】実測値が100Mbpsを下回る場合には、改善するまで毎月ポイントバックを実施
  • 【機器の高速化】超高速の無線ルーターを永年無料レンタルで利用可能

他のプロバイダーはインターネット速度に自信がないのか、地域別の実測値(速度)も公開していないですし、速度保証も行っておりません。

地域別の実測値(速度)を公開したり、速度保証を行っているのは、ドコモ光の全プロバイダーの中で『GMOとくとくBB』だけです。

ドコモ光は、どのプロバイダーを利用するかでインターネットの実際の速度(実測値)が大きく異なってくるため、インターネット速度を重視したいという方は、『GMOとくとくBB』にしておくのがお勧めです。

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ちなみに、『GMOとくとくBB』が公開している地域別のインターネット速度に関しては、下記の『GMOとくとくBB』公式サイトで確認することが出来ます!

GMOとくとくBBのドコモ光「速度の秘密」

コミュファ光でプロバイダーをSo-netで利用している方へ

ドコモ光のプロバイダー一覧にSo-netの記載はありませんが、So-netはドコモ光でのプロバイダー事業をタイプAの『ぷらら』に事業譲渡しています。

『ぷらら』がSo-netに代わって、So-netのメールアドレスなどを引き続き提供している状態です。

So-netのメールアドレスを継続したい方は、ぷららのSコースというプランで申し込む必要があります。

コミュファ光からドコモ光への乗換えでかかる全費用

ここから、コミュファ光からドコモ光への乗換えでかかる全ての費用に関して、詳しく説明をしていきます。

コミュファ光からドコモ光への乗り換えでかかる費用は、主に下記の2つです。

  • コミファ光の解約に関する費用
  • ドコモ光の開通に関する費用

まず先に、コミュファ光の解約に関する費用は下記の通りです。

コミュファ光はありえないぐらい、申し込んだ時期によって月額料金も変われば解約費用や変わってきます。

コミュファ光の解約に関する費用
  • 撤去工事費
    ~【設備撤去と支払い必須】2012年6月1日以降の契約=11,000円(コミュファ光テレビある場合は18,700円)
    ~【設備撤去と支払い必須】2016年8月1日以降の契約=13,200円(コミュファ光テレビある場合は18,700円)
    ~【設備撤去するかどうかは任意】2022年7月1日以降にコミュファ光を申し込んだ方は、設備を撤去するか残すか選択できます。設備を残す場合は、設備撤去費用の支払いはありません。
  • 最低利用期間の違約金(2年以内の解約の場合)
    2019年4月~2022年6月で契約=11,000円
    2022年7月以降に契約=インターネットの月額料金の一か月分
  • 機器利用料
    ~2022年6月末までに契約=最大27,500円(1カ月目781円、2カ月目~763円で計36ヵ月の分割払い)※まだ支払っていない機器利用料があれば、この残債も支払う必要があります。
    ~2022年7月以降に契約=機器利用料の支払いはありません。
  • プランの違約金【ほぼ全員が下記のいずれかのプランに加入している】
    長トク割=5,500円 ※3年自動更新
    ステップ割=5,500円 ※3年自動更新
    得得だがね=5,500円 ※2年
    つづけ得=1年未満:8,800円、1年以上~2年未満:17,600円、2年以上3年以下26,400円(3年自動更新)
  • 光テレビの契約解除料
    【3年契約の場合】2年以内の解約で11,770円、2年~3年以内の解約で6,600円、4年目以降の解約で不要
    【5年契約の場合】2年以内の解約で17,270円、2年~3年以内の解約で17,270円、3年~4年以内の解約で8,800円、4年~5年以内の解約で4,400円、6年目以降の解約で不要

※コミュファ光の解約金はかなり複雑なため、下記のコミュファ光公式サイトでもご確認ください。

【公式】コミュファ光の解約費用に関して

先ほども記載しましたが、コミュファ光の解約費用はびっくりするぐらい複雑です。

他の光回線で、ここまで複雑にしている光回線はほとんどありません。

しかも、『いつコミュファ光を申し込みしたか』、要するに契約した時期によって、解約した時の費用がガラリと変わってきます。

これだけ複雑な解約費用を把握されている方はほとんどいらっしゃらないと思いますので、解約した際の費用に関しては、一度コミュファ光のカスタマーセンターに問い合わせをしてみることをお勧めします。

ドコモ光を代理店から申込むとお得なキャッシュバックを受け取ることは出来ますが、コミュファ光の解約費用の全額を補てんすることは出来ない場合も多いため、それなりの費用は発生すると思っておいたほうが無難です。

次に、ドコモ光の開通に関する費用は下記の通りです。

ドコモ光の開通に関する費用
  • 契約事務手数料=3,300円
  • 工事費=無派遣工事:2,200円、派遣工事:戸建て19,800円・集合住宅16,500円

~キャンペーンによって、工事費が無料になっている場合があります。
~派遣工事の場合は、12~24ヵ月の分割払いで支払うことも可能です。

工事費に関しては、時期によってキャンペーンで無料になっている場合があります。

現在、ドコモ光の人気の代理店で行っているキャンペーンは下記の通りです。

このキャンペーンを活用しても、コミュファ光からドコモ光への乗換えは、ある程度の費用が発生する場合が多いです。

ただ、ドコモの携帯電話を利用している方は、ドコモ光に乗換えれば毎月平均で数千円ほどの携帯電話料金の割引が発生します。

いったん乗換えの費用がかかったとしても、長期的に見れば元は取れるはずです。

ドコモの携帯電話を利用している方は、長期的に考えて、出来るだけ早めにドコモ光に乗換えておくことをお勧めします。

コミュファ光からドコモ光へスムーズに乗り換える手続き方法

コミュファ光からドコモ光へスムーズに乗換える手続き方法は、光電話の番号を継続しない場合と継続する場合とで大きく異なります。

『光電話の番号を継続しない場合』の手続きはいたってシンプルですが、『光電話の番号を継続する場合』、手続きの順番を間違えてしまうと、番号が廃止されてしまうこともあるのでご注意ください。

まずは、『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法は下記の通りです。

『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法
  1. まずは先にドコモ光を申込んで開通工事日を決める
    ~ドコモ光のお得な申込先はこちら⇒ドコモ光キャッシュバックキャンペーン
  2. ドコモ光の開通工事日が決まったら、その日程に合わせてコミュファ光に解約を申込んで解約工事日を決める

~開通までの日数は平均で2週間程度です。

『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法はこれだけです。

特に大きな注意点はありませんが、ドコモ光の開通工事日より前にコミュファ光の解約工事が終わってしまうと、インターネットも光電話も使えない期間が出てしまうため、先にドコモ光を申込んでおくほうが無難です。

次に、『光電話の番号を継続する場合』の手続き方法は下記の通りです。

『光電話の番号を継続する場合』の手続き方法
  1. 【アナログ戻し】まずは先にNTT西日本に連絡をし、コミュファ光の光電話からアナログ電話への番号ポータビリティを申請する(番ポ・アナログ復活)
    ~この手続きは電話加入権がなくても出来ます。加入権を購入する必要もありません。
  2. アナログ電話への番号ポータビリティが完了するのを待つ
  3. 次に、ドコモ光を申込んで開通工事日を決める。この時、アナログ電話からドコモ光電話への番号ポータビリティを同時に申請
    ~ドコモ光のお得な申込先はこちら⇒ドコモ光キャッシュバックキャンペーン
  4. ドコモ光の開通工事日が決まったら、その日程に合わせてコミュファ光に解約を申込んで解約工事日を決める

~開通までの日数は平均で3週間程度です。(通常、開通まで2週間程度だが、アナログ戻しにプラス1週間程度必要)

『光電話の番号を継続する場合』、

  • ドコモ光の新規申込み+コミュファ光の解約申込み

と同時に、

  • 『コミュファ光電話⇒アナログ電話⇒ドコモ光電話』

と、二段階で番号ポータビリティの手続きを行う必要があります。

先ほど注意点のところでも説明した通り、コミュファ光電話からドコモ光電話へ番号を直接移すことは出来ません。

必ず、間にアナログ電話を介して、二段階での番号ポータビリティが必要です。

『光電話の番号を継続する場合』、この手続きを怠ってしまったり、手続きの順番を間違えてしまうと、番号が廃止されてしまう場合があるので、十分注意するようにして下さい。

【補足】ドコモ光を申込むなら、特定の代理店のキャッシュバックが最もお勧め

ドコモ光は、主に下記の場所から申込みをすることが出来ます。

  • 【還元額少なめ】ドコモ公式サイト
  • 【還元額少なめ】ドコモインフォメーションセンター(電話)
  • 【還元額少なめ】ドコモショップ
  • 【還元額少なめ】家電量販店
  • 【還元額が多い】ドコモ光のインターネット代理店
  • 【還元額が多い】ドコモ光の一部のプロバイダーの公式サイト

どこから申込んでも、ドコモ光の公式キャンペーンは適用することが出来ますし、ドコモ光の契約内容自体が変わることもありません。

ただ、どこから申込みをするかで、ドコモ光の公式キャンペーンにプラスした独自キャンペーン(独自キャッシュバック等)の内容が変わってきます。

一番大きなキャッシュバックを受け取れるのは、ドコモ光の特定のインターネット代理店からの申込みです。

コミュファ光からドコモ光への乗換えは、コミュファ光の解約金がバカ高い分、一定の費用が必要になります。

ドコモ光を申込むなら、最もお得な代理店のホームぺージから申込みをして、少しでもキャッシュバックで費用を補てんすることを強くお勧めします。

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