九州エリアで昔からかなり高い人気を誇る光回線のBBIQ(ビビック)。
BBIQは、九州電力のグループ会社であるQTnetという会社が提供しているサービスで、九州エリア限定で利用できる光回線です。
昔は、フレッツ光やauひかりと共に、九州エリアで高いシェアを誇ってきたサービスですが、今はこのBBIQから他の光回線に乗り換える方が非常に多くなってきています。
BBIQは非常に評判も良いサービスです。
ただ、誰にとってもお得な光回線というわけではありません。
BBIQから他の光回線に乗り換えれば、毎月の通信費が数千円近く安くなる場合が多くあります。
この記事では、BBIQから乗り換える方が特に多いドコモ光への乗り換えについて、そのメリットやデメリット、乗り換える手続き方法などについて、詳しく解説をしていきます。
目次
BBIQからドコモ光への乗換えが増えている理由
BBIQからドコモ光への乗り換えが増えているのには理由があります。
最近光回線を使いはじめたばかりという方はご存知ないかもしれませんが、九州エリアでは2015年まで、主に下記の光回線しか選択することが出来ませんでした。
- BBIQ=auの携帯電話料金の割引であるauスマートバリューに対応
- auひかり=auの携帯電話料金の割引であるauスマートバリューに対応
- フレッツ光=何のセット割引にも対応していない
上記の通り、auの携帯電話料金が割引される光回線は昔からありましたが、ドコモやソフトバンクの携帯電話料金が割引される光回線は一切ありませんでした。
そこに対して、2015年以降、全国的に人気のある下記の3つの光回線が九州エリアでも利用できるようになりました。
- ドコモ光=ドコモの携帯電話料金の割引である『ドコモ光セット割』に対応
- ソフトバンク光=ソフトバンクの携帯電話料金の割引である『おうち割 光セット』に対応
- NURO光=ソフトバンクの携帯電話料金の割引である『おうち割 光セット』に対応
2015年までは、ドコモやソフトバンクの携帯料金が割引される光回線がなかったことから、消去法でBBIQを契約したという方が非常に多くいらっしゃいました。
今は、これらの方がBBIQから他の光回線に乗り換えているという状況にあります。
特に、ドコモ光に関しては、ドコモの携帯電話を利用している方がドコモ光に乗り換えると、毎月平均で数千円もの携帯電話料金の割引が発生します。
『光回線+携帯電話』のトータルの通信費で考えると、ドコモユーザーは早めにBBIQからドコモ光に乗換えるほうがお得になります。
BBIQからドコモ光への乗換えでインターネットの最大速度や月額料金はどう変わるか
BBIQからドコモ光への乗換えで、インターネットの最大速度はどう変わるかという点ですが、どちらの光回線も基本的な速度プランは最大1Gbpsです。
乗換えてもインターネットの速度が大きく変わることはありません。
(ただ、ドコモ光はどのプロバイダーを利用するかでインターネット速度が大きく変わってくるため、プロバイダー選びが重要)
BBIQからドコモ光に乗換えた場合、毎月のインターネット料金は若干変わってきます。
BBIQとドコモ光の月額料金を比較したのが下記の表です。
月額料金比較 | ||
---|---|---|
戸建て | 13ヵ月以降:5,500円 |
|
集合住宅 | 2ヵ月目~12ヵ月目:3,410~5,280円 13ヵ月以降:4,510円~6,380円 【3階建て以下) 2ヵ月目~12ヵ月目: 5,280円 13ヵ月以降: 6,380円 |
|
オプションサービスの料金 | ●光電話=月額550円 ●無線ルーター=無料 | ●光電話=月額550円 ●無線ルーター=光電話利用で無料 ●セキュリティソフト=5台版が無料 |
備考 | 〇BBIQで、集合住宅の4階建て以上の建物にお住まいの場合、建物の規模や人数により料金は異なります。 〇BBIQの料金は、電気セット割引である『九電まとめて割』は含めていません。加入すると月100円~300円安くなります。 |
BBIQは初めの12ヵ月だけ安い料金で使えますが、それ以降はそこまで料金が安いわけではありません。
BBIQを13カ月以上利用している方で、戸建てにお住まいの場合、BBIQが月額5,500円で無線ルーター+セキュリティソフトが無料なのに対して、ドコモ光は月額5,720円で無線ルーターのみ無料と、若干料金が高くなります。
月額料金が約200円高くなる+セキュリティソフトが有料になる点も含めれば、毎月約700円分ぐらいは料金が高くなる感じですね。
ただ、ドコモの携帯電話を利用している方は、ドコモ光にすればそれ以上の割引が毎月発生するため、インターネット料金が高くなっても逆にお得になることのほうが圧倒的に多いです。
集合住宅にお住まいの方の場合は、お住まいの建物によりBBIQの料金が異なりますが、ほとんどのケースでドコモ光に乗換えたほうが『インターネット+光電話』の料金が安くなります。
(13カ月以上BBIQを利用している場合)
その上で、ドコモの携帯電話料金の割引などが発生するため、今よりもグンとお得になる感じです。
インターネットの月額料金は上記のように異なりますが、ドコモユーザーがドコモ光に乗換えた場合の独自のメリットのほうがこの差額よりもはるかに大きいため、それらのメリットについて、ここから解説をしていきたいと思います。
BBIQからドコモ光へ乗換える2つのメリット
BBIQからドコモ光への乗り換えには、主に2つの料金的なメリットがあります。
それが下記の3つです。
- メリット① ドコモの携帯電話料金が大きく割引される
- メリット② dカードGOLDで毎月10%通信費が還元される
どれも、BBIQを利用したままでは受けられないメリット・特典です。
ドコモユーザーがBBIQからドコモ光に乗り換えた場合、これらのメリットを全て合わせると、毎月かなりの金額がお得になります。
ここから、それぞれのメリットについて1つずつ詳しく解説をしていきます。
メリット① ドコモの携帯電話料金が大きく割引される
ドコモの携帯電話を利用している方が、自宅の光回線をドコモ光にした場合、『ドコモ光セット割』という携帯電話料金の割引(セット割引)を受けることができます。
『ドコモ光セット割』は毎月の割引額が非常に大きいのが特徴で、下記の割引を、家族も含めて最大20台の携帯電話にそれぞれ適用することができます。(離れたところに住んでいる家族も対象です)
ドコモ光セット割の割引額 | |
---|---|
下記は1台あたりの割引額です。ファミリー割引グループを組んでいる場合は、最大20台まで下記の割引が全台に入ります。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
eximo | 1,100円 |
irumo 3GB、6GB、9GB | 1,100円 |
irumo 0.5GB | - |
(2023年6月30日新規受付終了) 5Gギガホ プレミアム 5Gギガホ ギガホプレミア ギガホ 5ギガライト/ギガライト<ステップ4:~7GB> 5ギガライト/ギガライト <ステップ3:~5GB> | 1,100円 |
(2023年6月30日新規受付終了) 5ギガライト/ギガライト<ステップ2:~3GB> | 550円 |
(2023年6月30日新規受付終了) 5ギガライト/ギガライト<ステップ1:~1GB> | - |
仮に、毎月1,100円の割引が発生するプランで家族で4台ドコモの携帯電話を利用していた場合、毎月の割引額は4,400円ににもなります。
毎月4,400円の割引といったら、ドコモ光のマンションタイプ(集合住宅向けのプラン)の月額料金が4,400円ですから、実質インターネットを“タダ(無料)”で使えてしまうほどの割引です。
この『ドコモ光セット割』の割引は、BBIQを利用しているままでは一切適用することができません。
ドコモの携帯電話を利用しているのに自宅の光回線をBBIQのままにしておくのは、この割引をドブに捨て続けているようなものです。
この携帯電話料金の割引を含めると、ドコモの携帯電話を利用している方はBBIQよりドコモ光のほうがお得になります。
でも、今は「光回線+携帯電話」でセットで考えて、一番お得になる光回線にするのが基本です!
ドコモの携帯電話料金がお得になる光回線は、ドコモ光だけです!
メリット② dカードGOLDで毎月10%通信費が還元される
BBIQからドコモ光へ乗り換えるメリットは、 『ドコモ光セット割』以外にもあります。
それが、dカードGOLDによるdポイントの還元です。
dカードGOLDはドコモが発行しているクレジットカードですが、このカードを使って毎月の『ドコモ携帯電話+ドコモ光』の料金を支払った場合、トータルの金額の10%分を毎月dポイントとして受け取ることが出来ます。
例えば、毎月の通信費として、
- 家族でドコモ携帯電話を4台利用⇒携帯料金がトータルで3万5千円
- ドコモ光⇒5千円
の支払いがあった場合、一カ月でドコモに支払う金額はトータルで4万円です。
この通信費をdカードGOLDで支払った場合、そのうちの10%分として、毎月4,000ポイントのdポイントを受け取ることができます。
一カ月で4,000ポイントの還元なら、一年で48,000ポイントの還元です。
dカードGOLDは年会費が1万1千円かかるというデメリットはありますが、1年で1万1千ポイント以上の還元を受けられる場合は、契約しておくほうがお得です。
BBIQからドコモ光へ乗換えるデメリット
BBIQからドコモ光への乗換えでは、デメリットも1つ存在しています。
それは、『auスマートバリュー』を適用できなくなるという点です。
ドコモ光はドコモの携帯電話料金の割引に対応していますが、BBIQはauの携帯電話料金の割引に対応しています。
『auスマートバリュー』は、ドコモ光の携帯電話料金割引と同じく、割引額が非常に大きいのが特徴で、下記の割引が家族も含めて最大10台のau携帯電話にそれぞれ適用されます。
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G auマネ活プラン 5G ALL STARパック2 auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P) auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック auマネ活プラン 5G with Amazonプライム auマネ活プラン 5G/4G | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
スマホミニプラン 5G/4G | 翌月から 永年550円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> 使い放題MAX 5G ALL STARパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G/4G LTE ドラマ・バラエティパック データMAX 5G/4G LTE Netflixパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G/4G LTE auデータMAXプランPro auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20N auフラットプラン20 auフラットプラン7プラスN auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE 新auピタットプラン | データ容量 1GB超~7GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE(s) | データ容量 2GB超~20GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~2GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプラン auピタットプラン(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 ※auピタットプラン(シンプル)でデータ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプランN(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10/13/30 | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1 | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10(ケータイ)/13(ケータイ) | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5(ケータイ)/8(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2(ケータイ)/3(ケータイ) | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> タブレットプラン20 | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
仮に毎月1,100円の割引が発生するプランで家族で3台・auの携帯電話を使っていた場合、毎月の割引は3,300円にもなります。
BBIQからドコモ光に乗換えると、この『auスマートバリュー』の割引は一切適用できなくなります。
そのため、「家族のほとんどがauの携帯電話を使っている」という方に関しては、ドコモ光に乗換えずにBBIQのままにしておくのが賢明です。
その場合は、 「どちらの携帯電話の台数が多いのか」という点で、ドコモ光に乗換えるのか・BBIQを継続するのかを選択するのがお勧めです!
仮に、決定権者(例えばお父さん)がドコモの携帯電話を利用していても、他の家族が全員auの携帯電話を利用しているなら、当然BBIQのままにしておいたほうがトータルの通信費はお得になります。
乗換えるかどうかは、「家族全体の通信費がどうなるのか」という点を検討してから決めるほうが賢明です。
BBIQからドコモ光への乗換えにかかる全費用
ここではBBIQからドコモ光への乗換えでかかる費用について、詳しく説明をしていきます。
BBIQからドコモ光への乗換えでは、大きく分けると下記の2つの費用が発生してきます。
- BBIQの解約に関する費用
- ドコモ光の開通に関する費用
このどちらも必要と聞くと乗換えを躊躇してしまう方もいらっしゃると思いますが、BBIQからドコモ光への乗換えで費用面を心配する必要は基本的にありません。
というのも、ドコモ光を高額のキャッシュバックを行っている代理店から申込むと、キャッシュバックも含めてかなり大きなキャンペーンを適用することが出来るからです。
ここから、BBIQの解約に関する費用⇒ドコモ光の開通に関する費用の順番で説明をして、最後にドコモ光のキャンペーンについても詳しく説明をしていきます。
まず、BBIQを解約した際に発生してくる費用は下記の通りです。
- 撤去工事費(BBIQをいつ申し込みしたかで異なります)
【2019年11月30日以前にBBIQを申し込みした方】
~支払いはありません。
【2019年12月1日~2022年6月末までにBBIQを申し込みした方】
~設備撤去が必須で、撤去費用は5,500円です。
【2022年7月1日以降にBBIQを申し込みした方】
~設備撤去は任意です。撤去する場合は、撤去費用11,000円が発生します。撤去せずに設備を残す場合は、費用の支払いはありません。
- 利用プランの違約金(BBIQをいつ申し込みしたかで異なります)
【2022年6月末までにBBIQを申し込みした方】
【通常プラン(最低利用期間2年)を利用している場合】
※24ヵ月以上利用していれば、違約金は発生しません
12ヵ月未満:27,060円
12ヵ月以上18ヵ月未満:22,000円
18ヵ月以上24ヵ月未満:11,000円【BBIQつづけて割(3年約束タイプ)を利用している場合】
※3年ごとの契約更新月+翌月に解約すれば、違約金は発生しません
12ヵ月未満:27,500円
12ヵ月以上~24ヵ月未満:22,000円
24ヵ月以上~36ヵ月未満:16,500円
(契約更新月)36ヵ月目+37ヵ月目:無料
38ヵ月以上~72ヵ月未満:13,750円
(契約更新月)72ヵ月目+73ヵ月目:無料
74ヵ月目以上~:11,000円
(契約更新月)108ヵ月目+109ヵ月目:無料【BBIQつづけて割(5年約束タイプ)を利用している場合】
※初めの契約更新月は60ヵ月目とその翌月、それ以降は36ヵ月ごとに契約更新月が来ます。
契約更新月+翌月に解約すれば、違約金は発生しません。
12ヵ月未満:33,000円
12ヵ月以上~24ヵ月未満:27,500円
24ヵ月以上~60ヵ月未満:22,000円
(契約更新月)60ヵ月目+61ヵ月目:無料
62ヵ月以上~96ヵ月未満:16,500円
(契約更新月)96ヵ月目+97ヵ月目:無料
98ヵ月以上~132ヵ月未満:13,750円
(契約更新月)132ヵ月目+133ヵ月目:無料
134ヵ月以上~:11,000円
(契約更新月)168ヵ月目+169ヵ月目:無料【2022年7月1日以降にBBIQを申し込みした方】=解約前月の月額料金1ヵ月分
- 工事費の残債(BBIQをいつ申し込みしたかで異なります)
【2022年6月末までにBBIQを申し込みした方】
~工事費が完全に無料になるキャンペーンが適用されているため、工事費の残債(支払い)はありません。
【2022年7月1日以降にBBIQを申し込みした方】
~BBIQを利用している間は、工事費の支払い分がインターネット料金から割引されて実質無料になっていますが、完全に無料にはなっていません。
~戸建ては39,600円(月1,100円×36カ月払い)、集合住宅は39,600円(月1,650円×24カ月払い)です。この支払いが終わっていない分の工事費を支払い必要があります。
BBIQの解約費用は、BBIQをいつ申し込みしたのか、またBBIQをどれぐらい利用しているのかによって、必要になる費用は人それぞれ変わってきます。
ただ、高額の違約金が発生したとしても、ドコモ光の代理店キャッシュバックでほとんど回収できるため、そこまで気にする必要はありません。
BBIQの解約費用を完全に把握している方は少ないと思いますので、解約費用に関しては、一度BBIQのカスタマーセンターに問い合わせてみることをお勧めします。
次に、ドコモ光を開通させる為に必要な費用は下記の通りです。
- 契約事務手数料=3,300円
- 工事費=派遣工事:戸建て19,800円・集合住宅16,500円、無派遣工事:2,200円
~キャンペーンによって、工事費が無料になっている場合があります。
~派遣工事の場合は、12~24ヵ月の分割払いで支払うことも可能です。
※BBIQからドコモ光へ乗換える場合、ほとんどのケースで無派遣工事ではなく派遣工事が必要になります。
上記の費用をみると、少し高額の費用が必要になると思うかもしれませんが、ドコモ光を高額のキャッシュバックを行っている代理店から申込むと、下記のキャンペーンを全て適用することが出来ます。
【ドコモ光を人気の代理店から申し込んだ場合のキャンペーン】
このキャンペーンを適用すれば、ドコモ光の開通に関する費用はほとんどかからない上に、さらにキャッシュバックでお得になります。
それを考えれば、BBIQからドコモ光への乗換えにかかる費用はほとんど回収できるはずです。
人によっては、マイナスの出費が出るどころか、プラスの収支が発生する場合もあります。
仮に、BBIQからドコモ光への乗換えでマイナスの収支が出てしまったとしても、ドコモユーザーがドコモ光に乗換えれば、『ドコモ光セット割(携帯電話料金の割引)』ですぐに元は取れます。
むしろ、ドコモ光に乗換えた後、『ドコモ光セット割(携帯電話料金の割引)』が永久に続くことを考えれば、かなりの金額がお得になるはずです。
ドコモユーザーはいったん費用がかかってしまったとしても、出来るだけ早めにBBIQからドコモ光に乗換えることを強くお勧めします。
BBIQからドコモ光へ乗換える前に確認しておくべき3つのポイント
BBIQからドコモ光へ乗り換えでは、デメリットとまでは呼べないものの、事前に把握しておくべきポイントが3つほどあります。
それが下記の3つです。
- ポイント① BBIQからドコモ光への乗換えは派遣工事が必要
- ポイント② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
- ポイント③ プロバイダーは変わる
これらのポイントを把握していないと、BBIQからドコモ光への乗り換えを申し込みした時に、戸惑ってしまったりトラブルになってしまう場合があります。
ここから、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく説明をしていきますので、乗り換えを検討している方はご確認ください。
ポイント① BBIQからドコモ光への乗換えは派遣工事が必要
BBIQからドコモ光へ乗換える場合、基本的に派遣工事での開通工事が必要(立ち会いが必要)になります。
BBIQは九州電力のグループ会社が敷設した光回線の設備を利用しています。
それに対して、ドコモ光はNTT西日本が敷設した光回線の設備を利用しています。
この2つのサービスは、そもそも全く異なる光回線の設備を用いているため、基本的に立ち会いが不要な無派遣工事での開通はできません。
今は、
- フレッツ光⇒光コラボレーションサービス(ドコモ光やソフトバンク光など数百種類あり)
- 光コラボレーションサービス⇔光コラボレーションサービス
など、工事自体が不要で乗換えられる光回線が多いですが、これらと混同しないよう注意が必要です。
これらのサービスが工事不要で乗り換えられるのは、これらのサービスが共通してNTT西日本の設備を利用しているからです。
BBIQからドコモ光への乗換えのように、設備が異なる光回線へ乗換える場合には、必ず派遣工事が必要になるということは覚えておきましょう。
先にBBIQの解約を申込んで、ドコモ光が開通する前にBBIQの解約工事が終わってしまうと、インターネットも光電話も一切使えない期間が発生してしまいます!
そうならない為にも、まずは
- 先にドコモ光を申込んで開通工事日を決める
- その後にBBIQの解約を申込んで解約工事日を決める
という流れで手続きを行うほうが一番確実です!
ポイント② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
BBIQからドコモ光への乗換えで、光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがあります。
BBIQの光電話では、主に下記の2つの番号のいずれかを使うことができますが、どちらの番号を使っているかで、番号を継続できるかどうかが変わってきます。
- BBIQの光電話で新しく取得した番号を利用している場合
⇒ドコモ光への乗換えで必ず番号は変わる - アナログ電話の番号をBBIQの光電話でも継続して利用している
⇒ドコモ光へ乗換えても番号の継続は可能
BBIQの光電話で新しく取得した番号を利用している場合、その番号は“光電話専用番号”といって、BBIQの光電話でしか利用できない番号になっています。
この番号を使っている場合は、ドコモ光への乗換えで必ず番号は変わります。
簡単に言うと、
- ドコモ光の光電話で新しい電話番号を取得
- BBIQの光電話の番号は廃止
という流れになる感じですね。
一方で、 もともとアナログ電話で利用していた番号をBBIQの光電話でも利用している場合、“アナログ戻し”と呼ばれる特殊な手続きを行えば、ドコモ光でも番号を継続することができます。
“アナログ戻し”の手続き方法は下記の通りです。
- まず先にNTT西日本に連絡をし、BBIQの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティ
~この手続きは電話加入権がなくてもできます。電話加入権を購入する必要もありません。
- アナログ電話へ番号ポータビリティが完了するのを待つ
- 次に、アナログ電話からドコモ光の光電話へ番号ポータビリティ
上記の手続きの流れを見て、
なぜいったんアナログ電話に戻す必要があるの?
そう感じる方も多くいらっしゃると思いますが、光電話の番号ポータビリティの仕組みとして、そもそも光電話同士の間では直接番号ポータビリティをすることが出来ない仕組みになっています。
要するに、『BBIQ光電話からドコモ光電話』へ直接番号ポータビリティは出来ないと。
ただし、光電話とアナログ電話の間では番号ポータビリティが出来る仕組みになっています。
この仕組みをいかして、
- 『BBIQ光電話⇒アナログ電話』
- 『アナログ電話⇒ドコモ光電話』
と、2段階で番号ポータビリティを行って番号を移行するのが、上記の“アナログ戻し”の手続き内容です。
この“アナログ戻し”の手続きを行う場合は、通常の乗換えにかかる費用以外に、“アナログ戻し”の番号ポータビリティの手数料として、別途2,000円~10,000円近い費用が必要になります。
そのため、「光電話の番号が変わってもいい」という方は、無理に“アナログ戻し”は行わずに、乗換えに伴って素直に光電話の番号を変えてしまうというのも1つの手です。
固定電話を使う頻度が少なくなっていることから、そこまで自宅の電話番号にこだわりを持っていないという方が多くなっているのがその理由です!
おかけになった電話番号はお繋ぎできません。新しい番号は●●番です
といったガイダンスを流すことができます。
このガイダンスを流せば、古い番号にかけてきた方に対して新しい番号を通知できるため、番号が変わることをそこまで心配する必要はありません。
ポイント③ プロバイダーは変わる
BBIQからドコモ光へ乗り換える場合、利用しているプロバイダーは必ず変更になります。
BBIQはプロバイダーも一体型で提供しているサービスですが(プロバイダーもBBIQ)、ドコモ光でプロバイダーとしてBBIQを利用することはできません。
ドコモ光では下記の23社のプロバイダーの中から、利用するプロバイダーを選ぶことができます。
「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」は2023年6月30日(金曜)をもって新規申込み受付を終了いたしました。
- ドコモ光以外ですでに「plala」をご利用中のお客さまは、プロバイダ「plala」でドコモ光を新規にお申込みになれます。
- ドコモ光以外ですでに「OCN」をご利用中のお客さまは、プロバイダ「OCN インターネット(タイプA)」でドコモ光を新規にお申込みになれます。
- 現在、「ドコモ光」で「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」をご利用中のお客さまは、サービスを継続してご利用いただけます。
【タイプA】月額料金=戸建て:5,720円、マンション:4,400円
ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、BIGLOBE、andline、タイガースnet、エディオンネット、エキサイト、hi-ho、SIS、iC-net、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、@ネスク、TikiTiki
【タイプB】月額料金=戸建て:5,940円、マンション:4,620円
OCN、@TCOM、TNC、AsahiNet、WAKWAK、ちゃんぷるネット
【参考リンク】
ドコモ光公式サイト プロバイダー一覧
プロバイダーによる細かな違いに関しては、こちらのドコモ光公式が発行しているPDFデータでご確認ください。
ドコモ光では、タイプBのプロバイダーを選んでしまうと、タイプAのプロバイダーを使う場合よりも毎月の料金が220円高くなってしまう為、タイプAのプロバイダーを利用するのが一般的です。
その中でも特にお勧めなのは、タイプAで評判が良い『GMOとくとくBB』です。
ドコモ光のインターネット速度は最大1Gbpsですが、どのプロバイダーを使うかで実際に出るインターネット速度(実測値)は大きく変わってきます。
『GMOとくとくBB』は、インターネット速度の向上という点において、他のプロバイダーでは行っていない独自の取り組みを多く行っています。
- 【速度公開】地域別のインターネットの実測値を公開
- 【速度保証】インターネットの実測値が100Mbpsを下回る場合は、改善するまで毎月ポイントバックを実施
- 超高機能の無線ルーターを無料レンタル
- 高速インターネット接続のIPv6プラスに対応
ドコモ光の全プロバイダーの中で、地域別のインターネットの実測値を公開しているのも『GMOとくとくBB』だけですし、速度保証を行っているのも『GMOとくとくBB』だけです。
他のプロバイダーは、自信がないのかインターネット速度も公開してませんし、速度保証も行っていません。
インターネット速度があまり出ないと、何をするにしてもストレスを感じてしまうと思います。
ドコモ光で快適なネット速度でインターネットを使いたいという方は、『GMOとくとくBB』にしておくのが無難です。
また、『GMOとくとくBB』は無料で使えるオプションサービスもかなり豊富で、なおかつキャンペーンも全プロバイダーの中で最大級に大きいという点も、『GMOとくとくBB』をお勧めする1つのポイントです。
『GMOとくとくBB』が行っているキャンペーンを知りたいという方は、上記のページでキャンペーンも同時にご確認ください!
BBIQからドコモ光にスムーズに乗り換える為の手続き方法
BBIQからドコモ光へ乗換える手続き方法は、『光電話の番号を継続しない場合』と、『同じ番号を引き継ぐ場合』とで異なります。
『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法はかなりシンプルですが、『光電話の番号を継続する場合』の手続きに関しては、やり方を間違えると番号が廃止されてしまうことがあるため、注意が必要です。
まず、『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法に関しては下記の通りです。
- まずは先にドコモ光を申込んで開通工事日を決める(原則、派遣工事が必要)
~ドコモ光のお得なキャッシュバック申込み先はこちら⇒ドコモ光キャッシュバックキャンペーン
- 次に、ドコモ光の開通工事日に合わせてBBIQの解約を申込む
~BBIQの解約申込み先は、こちらのBBIQ公式サイトでご確認ください。
『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法はこれだけです。
注意すべき点としては、先にBBIQに解約を申込んでからドコモ光を新規申込みしてしまうと、BBIQの解約工事日前にドコモ光を開通できない場合があるということ。
(ドコモ光の開通工事は基本的に派遣工事になるため、最低でも申込みから開通まで2週間程度は必要です)
もしそうなってしまった場合、インターネットや光電話が一切使えない期間が出てしまうので、この点だけは注意するようにして下さい。
次に、『光電話の番号を継続する場合』の手続き方法は下記の通りです。
- まず先に、NTT西日本に連絡をし、BBIQの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティを申請する
~この手続きは電話加入権を持っていなくてもできます。電話加入権を購入する必要も一切ありません。
- アナログ電話への番号ポータビリティが完了するのを待つ
- 次に、ドコモ光を申込んで開通工事日を決める(この時に同時にアナログ電話からドコモ光の光電話へ番号ポータビリティを申請)
~原則、派遣工事が必要です。
~ドコモ光のお得なキャッシュバック申込み先はこちら⇒ドコモ光キャッシュバックキャンペーン
- 最後に、ドコモ光の開通工事日に合わせてBBIQの解約を申込む
~BBIQの解約申込み先は、こちらのBBIQ公式サイトでご確認ください。
『光電話の番号を継続する場合』は、
- ドコモ光の新規申込み
- BBIQの解約申込み
と同時に、
- BBIQの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティ
- アナログ電話からドコモ光の光電話への番号ポータビリティ
この手続きを同時に行っていく必要があります。
この手続きを行う上での注意点としては、絶対に手続きの順番を間違えないということ。
手続きの順番を間違えてしまうと、光電話の番号が廃止されてしまい、継続できなくなる場合があります。
特に絶対にやってはいけないのは、“BBIQの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティが完了する前に、BBIQを解約”してしまうこと。
これをやってしまうと100%番号を継続できなくなってしまうので、注意するようにして下さい。
その場合は、先にドコモ光を申込んで、ドコモ光の担当者と確認しながら『BBIQの光電話⇒アナログ電話』『アナログ電話⇒ドコモ光の光電話』と二段階の番号ポータビリティを進めていくことも可能です!
絶対にやってはいけない“BBIQの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティが完了する前に、BBIQを解約”ということさえ行わなければ、手続きの順番は多少前後しても問題ありません!
【注意】ドコモ光は公式サイトやドコモショップで申し込まないよう注意
ドコモ光は様々な場所から申し込みをすることができます。
どこから申込みをしても、ドコモ光の契約内容自体は変わりません。
ただ、どこから申し込みをするかで、適用されるキャッシュバックやキャンペーンが変わってきます。
- 【キャンペーン小さめ】ドコモ光公式サイト
- 【キャンペーン小さめ】ドコモ公式のインフォメーションセンター
- 【キャンペーン小さめ】ドコモショップ
- 【キャンペーン少しだけ大きい】家電量販店
- 【キャンペーンが一番大きい】特定の代理店やプロバイダー
これは他の光回線にも言えることですが、公式サイトや公式のインフォメーションセンター・またはドコモショップなどからドコモ光を申込みしてしまうと、小さなキャンペーンしか適用することが出来ません。
家電量販店の場合は、これらの申込み先よりはもう少し大きなキャッシュバックや商品券を受け取ることができますが、一番大きなキャッシュバックを受け取れるのは特定の代理店やプロバイダーです。
光回線を乗換える場合、多少なりとも出費が必要になります。
BBIQからドコモ光への乗換えを検討している方は、その費用を回収するためにも、代理店からドコモ光を申し込むことを強くお勧めします。
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