中国エリアで光回線といえば、昔からメガ・エッグが有名です。
メガ・エッグは、中国電力のグループ会社である株式会社エネコムという会社が提供している光回線で、中国エリア限定で使えるサービスです。
以前は、中国エリアで光回線を選ぶとすれば、『フレッツ光とauひかりとメガ・エッグのどれにするか?』と、3択でしか選べない時代がありました。
ただ、2015年にドコモ光やソフトバンク光といった光コラボレーションサービスが始まって以降、今はメガ・エッグからこれらの光回線に乗り換える方が後をたたない状況です。
メガ・エッグは、インターネットの月額料金も安く、評判も良いサービスです。
でも、ドコモの携帯を利用している方は、ドコモ光に乗り換えたほうが、ほとんどのケースで毎月の通信費がお得になります。
この記事では、メガ・エッグからドコモ光に乗り換えるメリットやデメリット、乗り換える際の注意点などについて、詳しく解説をしていきます。
目次
メガ・エッグからドコモ光に乗換える3つのデメリット
ここから、メガ・エッグからドコモ光に乗り換えるデメリット⇒メリットの順番で説明をしていきます。
メガ・エッグからドコモ光への乗り換えは、ドコモユーザーにとってメリットがある一方で、少し大きなデメリットも存在しています。
乗り換えを検討している方は、このデメリットも踏まえた上で、「それ以上のメリットがあるかどうか」を見極めて、乗り換えるかどうか決定するのが無難です。
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えるデメリットは、下記の3つです。
- デメリット① インターネットの月額料金が高くなる
- デメリット② auスマートバリューが適用できなくなる
- デメリット③ メガ・エッグからドコモ光への乗換えで多少の費用が発生してしまう場合がある
ここから、それぞれのデメリットについて、1つずつ詳しく解説をしていきます。
デメリット① インターネットの月額料金が高くなる
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えても、基本的なプランのインターネットの最大速度はどちらも1Gbpsと変わりません。
ただ、インターネットの月額料金は少し高くなります。
メガ・エッグは中国エリア限定の光回線ですが、他のサービスと比べてもかなり安い料金設定になっています。
それに対して、ドコモ光のインターネット料金はそこまで安くはありません。
下記の表をご確認ください。
月額料金比較 | ||
---|---|---|
戸建て | 3年目以降:5,170円 |
|
集合住宅 | ※マンションタイプは一部の建物で、下記のメゾンタイプの料金の場合もあります。 初めの2年間:3,740円 3年目以降:4,070円 |
|
オプションサービスの料金 | ●光電話=月額550円 ●無線ルーター=無料 ※一部のプロバイダーを利用した場合 | ●光電話=月額550円 ●無線ルーター=光電話利用で無料 ●セキュリティソフト=3台版が無料 |
備考 | メガ・エッグの料金は、『新規加入割引』と『メガ・エッグでんき割プラス』の割引を含めた料金です。 |
※メガ・エッグは申し込みをした時期によって、月額料金が異なっている場合があります。
上記の通り、メガ・エッグからドコモ光に乗り換えると、
- 戸建ての場合は、毎月のインターネット料金が約500円高くなる(3年目以降)+セキュリティソフトが有料になる
- 集合住宅の場合は、毎月のインターネット料金が約900円高くなる(3年目以降)+セキュリティソフトが有料になる
と、インターネット料金は今までよりも高額になります。(無線ルーターは、ドコモ光でも一部のプロバイダーを利用すれば無料です)
かなり料金が高くなると感じる方も多いと思いますが、ドコモの携帯電話を使っている方は、ドコモ光にした場合のみ、毎月平均で数千円にものぼる携帯電話料金の割引を受けることが出来ます。
それも含めると、トータルで見ればドコモ光にした方がかなりお得になる場合がほとんどです。
デメリット② auスマートバリューが適用できなくなる
メガ・エッグからドコモ光に乗り換える2つ目のデメリットとして、『auスマートバリュー』を適用できなくなるという点があります。
当然のことながら、ドコモ光はドコモの携帯電話料金の割引に対応しているものの、auの携帯電話料金の割引には対応していません。
それに対して、メガ・エッグはドコモの携帯電話料金の割引には対応していませんが、auの携帯電話料金の割引に対応しています。
今、auの携帯を利用している方がメガ・エッグを使っている場合、下記の割引が家族も含めてのau携帯電話に適用されているはずです。(最大10台まで)
auスマートバリューの割引額 | 月あたりの割引額 |
---|---|
下記は携帯電話1台あたりの割引額です。au携帯電話料金の割引(auスマートバリュー)×UQモバイルの携帯電話料金の割引(自宅セット割)を合わせて、家族も含め最大10台まで割引を適用可能です。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P) 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G auマネ活プラン 5G ALL STARパック2 auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P) auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック auマネ活プラン 5G with Amazonプライム auマネ活プラン 5G/4G | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
スマホミニプラン 5G/4G | 翌月から 永年550円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> 使い放題MAX 5G ALL STARパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 5G/4G LTE ドラマ・バラエティパック データMAX 5G/4G LTE Netflixパック データMAX 5G Netflixパック(P) データMAX 5G with Amazonプライム データMAX 5G/4G LTE auデータMAXプランPro auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプラン auフラットプラン30 auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン20N auフラットプラン20 auフラットプラン7プラスN auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE 新auピタットプラン | データ容量 1GB超~7GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> ピタットプラン 5G/4G LTE(s) | データ容量 2GB超~20GB:翌月から永年550円/月割引 ※データ容量~2GBご利用の月は割引適用されません。 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプラン auピタットプラン(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 ※auピタットプラン(シンプル)でデータ容量~1GBご利用の月は割引適用されません。 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 スマホプラン> auピタットプランN(s) | データ容量 ~2GB:翌月から永年550円/月割引 2GB超:翌月から永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10/13/30 | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1 | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額10(ケータイ)/13(ケータイ) | 翌月以降最大2年間2,200円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5(ケータイ)/8(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額2(ケータイ)/3(ケータイ) | 翌月から 永年1,027円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額1(ケータイ) | 翌月以降最大2年間1,027円/月割引 3年目以降永年550円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> タブレットプラン20 | 翌月から 永年1,100円/月割引 |
<新規受付終了 ケータイ・タブレット・データ定額> データ定額5/8/20 LTEフラット LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)/DATA(m) | 翌月以降最大2年間1,551円/月割引 3年目以降永年1,027円/月割引 |
仮に、毎月の割引額が1,100円発生するプランでauの携帯電話を家族で3台利用している場合、毎月3,300円もの割引が発生します。
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えてしまうと、この割引は一切適用できなくなります。
それを考えると、「家族でauの携帯電話をメインで利用している」という方は、ドコモ光に乗り換えずにメガ・エッグのまま継続しておくほうが無難です。
デメリット③ メガ・エッグからドコモ光への乗換えで多少の費用が発生してしまう場合がある
メガ・エッグからドコモ光に乗り換える場合、乗り換え費用として主に下記の二つの費用が必要になります。
- メガ・エッグを解約するのに必要な費用
- ドコモ光を開通させるのに必要な費用
ドコモ光をインターネット代理店から新規で申し込みをすると、
- 開通費用が実質無料になるキャンペーンに加えて
- 代理店独自のキャッシュバック
を受け取ることが出来ますが、それでも乗換えでかかる費用の全額を回収できない場合が多いです。
メガ・エッグを解約した場合、利用している期間によって下記の支払いが発生してきます。
(メガ・エッグの解約費用は、戸建てで利用している場合と集合住宅で利用している場合とでこなるため、分けて記載しています)
戸建てで利用している方が解約した場合に必要になる費用は下記の通りです。
- 契約プランの解約金
2022年6月末までにメガ・エッグを申し込みした方は下記の金額
※契約をしてから何年利用しているかによって金額が異なります。
1年目:33,000円
2年目:22,000円
3年目:11,000円
4年目:33,000円
5年目:22,000円
6年目以降:11,000円
2022年7月1日以降にメガ・エッグを申し込みした方は、解約時の月額料金の1カ月分です。
- (基本的に支払い不要)撤去工事費:11,000円
※設備撤去をせずに機器のみ撤去する場合は無料です。希望により設備を撤去する場合以外はかかりません。
- (メガ・エッグ光テレビ契約者以外は不要)メガ・エッグ光テレビの設備撤去費用
放送設備撤去工事費9,900円+チューナー撤去工事費1台につき3,300円 - 工事費分割払いの残債(工事費38,500円の内、まだ支払いが終わっていない分)
2022年6月末までにメガ・エッグを申し込みした方=35カ月目までの分割払いです。
2022年7月1日以降にメガ・エッグを申し込みした方=23カ月目までの分割払いです。
- 契約事務手数料の分割払いの残債(契約事務手数料3,300円の内、まだ支払いが終わっていない分)
2022年6月末までにメガ・エッグを申し込みした方=35カ月目までの分割払いです。
2022年7月1日以降にメガ・エッグを申し込みした方=支払いはありません。
撤去工事費は、あくまでも設備を撤去したいと申し出ない限りかかりません。
メガ・エッグの光テレビの設備撤去費用も同様、メガ・エッグ光テレビを利用していない場合は必要ありません。
そうなると、ほとんどの方で必要になってくるのは、『契約プランの解約金』・『工事費分割払いの残債』・『契約事務手数料の残債』の3つです。
このうち、『契約事務手数料の残債』は考えなくていいぐらい少ない金額で済みますが、『契約プランの解約金』と『工事費分割払いの残債』で少し大きな出費が発生してしまう場合があります。
費用は人によってそれぞれ異なってくるため、ご自身が解約した場合にいくらかかるのかという点は、一度メガ・エッグのカスタマーセンターに確認してみることをお勧めします。
次に、集合住宅でメガ・エッグを利用している方が、解約した場合に発生する費用は下記の通りです。
- 契約プランの解約金
2022年6月末までにメガ・エッグを申し込みした方は下記の金額
※契約をしてから何年利用しているかによって金額が異なります。
【4階建て以上の集合住宅でご利用の場合】
1年目:7,700円
2年目:5,500円
3年目:3,300円
4年目:7,700円
5年目:5,500円
6年目以降:3,300円
【3階建て以上の集合住宅でご利用の場合(ホームライト)】
1年目:13,200円
2年目:8,800円
3年目:4,400円
4年目:13,200円
5年目:8,800円
6年目以降:4,400円
2022年7月1日以降にメガ・エッグを申し込みした方は、解約時の月額料金の1カ月分です。
- (基本的に支払い不要)撤去工事費:11,000円
※設備撤去をせずに機器のみ撤去する場合は無料です。希望により設備を撤去する場合以外ははかかりません。
- (メガ・エッグ光テレビ契約者以外は不要)メガ・エッグ光テレビの設備撤去費用
放送設備撤去工事費9,900円+チューナー撤去工事費1台につき3,300円 - 工事費分割払いの残債(工事費がFTTH方式で38,500円・VDSL・LAN方式で2,1000円の内、まだ支払いが終わっていない分)
2022年6月末までにメガ・エッグを申し込みした方=35カ月目までの分割払いです。
2022年7月1日以降にメガ・エッグを申し込みした方=23カ月目までの分割払いです。
- 契約事務手数料の残債(契約事務手数料3,300円の内、まだ支払いが終わっていない分)
2022年6月末までにメガ・エッグを申し込みした方=35カ月目までの分割払いです。
2022年7月1日以降にメガ・エッグを申し込みした方=支払いはありません。
こちらも同様、撤去工事費はあくまでも希望しない限り支払いは必要ないため、考えなくても大丈夫です。
メガ・エッグ光テレビの撤去費用も、メガ・エッグ光テレビ利用者以外は必要ありません。
そうなると、ほとんどの方で必要になってくるのが、『契約プランの解約金』・『工事費分割払いの残債』・『契約事務手数料の残債』の3つの費用になりますが、利用している年数やいつ解約するのという点によって、額は大きく異なってきます。
そこに加えて、ドコモ光を開通させる費用も別に必要になります。
- 契約事務手数料=3,300円
- 工事費=派遣工事:戸建て19,800円・集合住宅16,500円
~原則、メガ・エッグからドコモ光への乗換えは派遣工事が必要になります。無派遣工事(工事費2,200円)での開通はできません。
~キャンペーンによって、工事費が無料になっている場合があります。
~派遣工事の場合は、12~24ヵ月の分割払いで支払うことも可能です。
契約事務手数料(3,300円)の支払いは必須ですが、工事費に関しては、期間によってキャンペーンで無料になってる場合があります。
今、ドコモ光を人気の代理店から申し込むと、下記のキャンペーンを適用することができます。
このキャンペーンを活用すれば、メガ・エッグからドコモ光に乗り換える費用を、ある程度は回収できると思いますが、全額を回収できない場合もあります。
ただ、ドコモの携帯電話を利用している方は、そこまで費用の心配をする必要はありません。
というのも、ドコモ光に乗り換えれば、毎月大きな携帯電話料金の割引が発生するからです。
いったん乗り換え費用がかかったとしても、長期的に見れば、このお得になる携帯電話料金の割引で、乗り換えにかかる費用以上の金額がお得になります。
メガ・エッグからドコモ光へ乗換える2つのメリット
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えへの乗り換えは、デメリットも多くありますが、ドコモユーザーにとってはそれ以上に大きなメリットがあります。
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えるメリットは、主に下記の2つです。
- メリット① 『ドコモ光セット割』でドコモ携帯料金が大幅に割引される
- メリット② dカードGOLDでさらにお得になる
これらのメリットは、ドコモユーザーがドコモ光を利用した場合にしか受けられないメリットです。
ここから、それぞれのメリットについて1つずつ詳しく解説をしていきます。
メリット① 『ドコモ光セット割』でドコモ携帯電話料金が大幅に割引される
ドコモユーザーがドコモ光を利用した場合、『ドコモ光セット割』というかなり大きな携帯電話料金の割引を受けることができます。
『ドコモ光セット割』は、家族も含めて最大20台の携帯電話に割引が適用される仕組みで、下記の割引がそれぞれの携帯電話に毎月適用されます。
ドコモ光セット割の割引額 | |
---|---|
下記は1台あたりの割引額です。ファミリー割引グループを組んでいる場合は、最大20台まで下記の割引が全台に入ります。 | |
利用プラン | 月あたりの割引額 |
eximo | 1,100円 |
irumo 3GB、6GB、9GB | 1,100円 |
irumo 0.5GB | - |
(2023年6月30日新規受付終了) 5Gギガホ プレミアム 5Gギガホ ギガホプレミア ギガホ 5ギガライト/ギガライト<ステップ4:~7GB> 5ギガライト/ギガライト <ステップ3:~5GB> | 1,100円 |
(2023年6月30日新規受付終了) 5ギガライト/ギガライト<ステップ2:~3GB> | 550円 |
(2023年6月30日新規受付終了) 5ギガライト/ギガライト<ステップ1:~1GB> | - |
割引額は利用しているプランにより異なりますが、仮に毎月1,100円の割引が発生するプランで、家族で4台ドコモの携帯を利用していた場合、毎月の割引額は4,400円にもなります。
この割引はメガ・エッグを利用したままでは一切受けることができません。
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えると、インターネットの月額料金は少し高くなりますが、この『ドコモ光セット割』の割引を含めると、逆にほとんどの方が『光回線+携帯電話料金』のトータルの通信費が安くなるはずです。
この『ドコモ光セット割』の割引があまりにも大きいため、ドコモユーザーはできるだけ早く、メガ・エッグからドコモ光に乗り換えることを強くお勧めします。
家族全員で利用しているドコモの携帯電話台数が多ければ多いほど、割引が高額になるため、「家族でドコモの携帯をメインで利用している」という方は、今すぐドコモ光に切り替えるのがお得です!
メガ・エッグを利用したままでは、この『ドコモ光セット割』の割引を、毎月ドブに捨てているようなものです!
メリット② dカードGOLDやその他の特典でさらにお得になる
ドコモユーザーがドコモ光を利用した時に受けられる割引・特典は、『ドコモ光セット割』以外にもあります。
それが、dカードGOLDによるdポイントの還元です。
dカードGOLDは、ドコモが発行しているクレジットカードですが、このカードを契約して『ドコモの携帯電話料金+ドコモ光の料金』の支払いに充てた場合、毎月トータルの支払額の10%をdポイントとして受け取ることができます。
例えば、
- 家族でドコモの携帯を4台利用⇒毎月の支払額は3万5千円
- 自宅でドコモ光を利用⇒毎月の支払い額が5,000円
だった場合、家族全体でトータルでドコモに支払う金額は4万円です。
この支払いをdカードGOLDで一括で支払った場合、毎月4,000ポイントものdポイントを受け取ることが出来ます。
1カ月で4,000ポイントなら、1年間で48,000ポイントです。
dポイントは、ドコモの携帯電話料金の支払いにあてることが出来たり、コンビニや様々なお店で1ポイント1円換算でお買い物に使うことができるため、実質毎月支払い額の10%分を現金で返してもらっているのと同じようなものです。
dカードGOLDは、年会費が1万1千円かかるというデメリットはありますが、1年間で1万1千ポイント以上のdポイントを受け取れる場合は契約しておくほうがお得です。
【メリット・デメリットまとめ】メガ・エッグからドコモ光に乗換えるべきユーザーとは
ここまで、メガ・エッグからドコモ光に乗り換えるメリットやデメリットについて詳しく説明してきましたが、具体的に乗換えをお勧めできるのは下記に該当する方です。
メガ・エッグからドコモ光に乗り換えると、
- 戸建ての場合=約500円高くなる+セキュリティソフトが有料になる
- 集合住宅の場合=約900円高くなる+セキュリティソフトが有料になる
毎月のインターネット料金が高くなります。
ただ、ドコモユーザーがドコモ光にした場合は、毎月・家族全員のドコモ携帯電話1台あたり平均で1,100円の割引を受けることが出来ます。(家族で3台ドコモ携帯電話を利用なら、毎月の割引額は3,300円)
インターネットの月額料金が高くなる以上に、『ドコモ光セット割』でトータルの通信費がお得になる場合は、ドコモ光に乗換えるのがお勧めです。
逆に、メガ・エッグからドコモ光への乗り換えをお勧めできない方もいらっしゃいます。
それが下記に該当する方です。
この場合は、メガ・エッグからドコモ光に乗り換えてしまうと、auの携帯電話料金の割引である『auスマートバリュー』を適用することができなくなってしまうため、乗換えるのはあまりお勧めできません。
『auスマートバリュー』も『ドコモ光セット割』と同じく、毎月の割引額が非常に高額なため、auユーザーが下手にドコモ光に乗換えてしまうと、かなり通信費が高くなってしまう場合があります。
「家族でauの携帯電話をメインで利用している」という方は、ドコモ光には乗換えずにメガ・エッグのままにしておくほうが無難です。
メガ・エッグからドコモ光へ乗換える前に事前に確認しておくべき3つのポイント
メガ・エッグからドコモ光乗り換えは、デメリットとまでは呼べないにしても、注意しておくべきポイントがいくつかあります。
それが下記の3つです。
- ポイント① メガ・エッグからドコモ光への乗換えは工事が必要
- ポイント② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
- ポイント③ プロバイダーは変わる
これらのポイントを事前に把握しておかないと、いざメガ・エッグからドコモ光へ乗り換えは申し込んだ後に、トラブルになってしまう場合があります。
ここから、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく説明をしていきますの、メガ・エッグからドコモ光への乗り換えを検討している方は、ぜひご一読ください。
ポイント① メガ・エッグからドコモ光への乗換えは派遣工事が必要
メガ・エッグからドコモ光への乗り換えは、原則派遣工事が必要(立ち会いが必要)になります。
最近では、『フレッツ光⇒光コラボレーションサービス(ドコモ光やソフトバンク光など)・『光コラボレーションサービス同士の乗り換え』など、工事不要で乗り換えられる光回線が多いため、これらの光回線と混同しないように注意が必要です。
メガ・エッグは、中国電力のグループ会社が独自に構築した電力系の設備を用いて提供されています。
それに対して、ドコモ光はNTT西日本の光回線の設備を利用して提供されているサービスです。
そもそも、この2つの光回線は、利用している設備そのものが全く異なります。
設備が異なる光回線に乗り換える場合、基本的に無派遣工事で開通させることはできません。
ドコモ光を派遣工事開通させるまでの納期は、申込みをしてから平均で2週間~3週間です。
申し込みをしてから開通まで、若干の時間がかかるということは覚えておくようにしましょう。
ポイント② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
メガ・エッグからドコモ光への乗り換えで、光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがあります。
光電話の番号は主に下記の2つに分かれていますが、今メガ・エッグでどちらの番号を利用しているかで、番号が変わるかどうかが異なります。
- メガ・エッグの光電話で新しく取得した番号を利用している場合
⇒この場合、ドコモ光への乗り換えで100%番号は変わる
- もともとアナログで利用していた番号をメガ・エッグの光電話でも利用している場合
⇒この場合、一定の手続きをとることでドコモ光でも同じ番号で継続可能
メガ・エッグの光電話で新しく取得(発番)した番号を利用している場合、その番号は“光電話専用番号”といって、メガ・エッグの光電話でしか使えない番号になっています。
そのため、この番号を利用している場合は、100%ドコモ光への乗り換えで番号は変わります。
その場合、
- メガ・エッグを解約するときに今の光電話の番号を廃止
- ドコモ光で新しい光電話の番号を発行する
という流れですね。
一方で、もともとアナログ電話で利用していた番号をメガ・エッグの光電話でも利用していた場合 、“アナログ戻し”と呼ばれる手続きをとることで、ドコモ光でも番号を継続することができます。
“アナログ戻し”の手続き方法は下記の通りです。
- まずNTT西日本に連絡をし、メガ・エッグの光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティを申請(アナログ戻し)
~この手続きは電話加入権を持っていなくても可能です。電話加入権を購入する必要も一切ありません。
- アナログ電話への番号ポータビリティが完了したら、次にアナログ電話からドコモ光の光電話へ番号ポータビリティ
簡単に言うと、
- メガ・エッグの光電話⇒アナログ電話
- アナログ電話⇒ドコモ光電話
と、二段階で番号ポータビリティをして移す手続きのことを“アナログ戻し”と言います。
この手続き方法を見た方の中には、
「メガ・エッグの光電話からドコモ光の光電話に直接番号ポータビリティをすることはできないの?」
と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、メガ・エッグの光電話からドコモ光の光電話に直接番号ポータビリティをすることは出来ません。
そもそも、メガ・エッグからドコモ光への乗換えだけではなく、サービスが異なる光電話同士の間(例:フレッツ光⇔auひかり、ソフトバンク光⇔メガ・エッグ)では、番号ポータビリティが出来ない仕組みになっています。
ただ、光電話とアナログ電話の間でなら番号ポータビリティをすることが出来ます。
この仕組みを活かして、『メガ・エッグ光電話⇒アナログ電話⇒ドコモ光電話』と番号を段階的に移していくのが、“アナログ戻し”の手続き方法です。
“アナログ戻し”を行うには、通常の乗り換え費用の他に、番号ポータビリティの手数料として別途1万円近い費用が必要になります。
そのため、今は“アナログ戻し”の手続きを行わずに、乗換えに伴って番号を変えてしまうことの方が多いです。
そのため、固定電話の番号にこだわりを持つ方は、以前よりかなり減ってきている状況です!
「おかけになった電話番号はおつなぎできません。新しい番号は●●番です。」
というガイダンスを無料で流すことが出来ます。
このガイダンスを流せば、新しい番号を伝えることができるため、そこまで番号が変わることを心配する必要はありません。
ポイント③ プロバイダーは変わる
メガ・エッグからドコモ光への乗り換えで、プロバイダーは必ず変更になります。
メガ・エッグは光回線とプロバイダーを一体型で提供しているため、プロバイダーも『メガ・エッグ』です。
それに対して、ドコモ光は下記の23社の中から、利用するプロバイダーを選択することができます。
「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」は2023年6月30日(金曜)をもって新規申込み受付を終了いたしました。
- ドコモ光以外ですでに「plala」をご利用中のお客さまは、プロバイダ「plala」でドコモ光を新規にお申込みになれます。
- ドコモ光以外ですでに「OCN」をご利用中のお客さまは、プロバイダ「OCN インターネット(タイプA)」でドコモ光を新規にお申込みになれます。
- 現在、「ドコモ光」で「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」をご利用中のお客さまは、サービスを継続してご利用いただけます。
【タイプA】月額料金=戸建て:5,720円、マンション:4,400円
ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、BIGLOBE、andline、タイガースnet、エディオンネット、エキサイト、hi-ho、SIS、iC-net、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、@ネスク、TikiTiki
【タイプB】月額料金=戸建て:5,940円、マンション:4,620円
OCN、@TCOM、TNC、AsahiNet、WAKWAK、ちゃんぷるネット
【参考リンク】
ドコモ光公式サイト プロバイダー一覧
プロバイダーによる細かな違いに関しては、こちらのドコモ光公式が発行しているPDFデータでご確認ください。
タイプBのプロバイダ―を選んでしまうと、タイプAのプロバイダーを利用する時よりも月額料金が220円高くなってしまうため、タイプAのプロバイダーを利用するのが一般的です。
タイプAのプロバイダーだけでもかなりの数があるため、どのプロバイダーにすればいいのか迷ってしまう方も多くいらっしゃると思います。
そんな時は、タイプAのプロバイダーの中で、『インターネット速度』という点で評判が良い『GMOとくとくBB』にしておくのがお勧めです。
『GMOとくとくBB』は、『インターネット速度の向上』という点において、他のプロバイダーでは行なっていない独自の取り組みを行っています。
- インターネット速度の向上に向けて、高速通信である『IPv6プラス』をいち早く導入
- 自宅で使える超高速の無線ルーターを無料で提供
- 【独自=速度公開】地域別のインターネットの実測値をホームページで公開
- 【独自=速度保証】実測値が100Mbpsを下回る場合は、速度が改善するまで毎月ポイントバックを実施
意外かもしれませんが、ドコモ光の全プロバイダーの中で、地域別の実測値を公開しているのも、速度保証を行っているのも、『GMOとくとくBB』だけです。
他のプロバイダーは、速度に自信がないのか、実測値も公開していませんし、速度保証も行っていません。
実際にインターネットにつなげてみて、速度が遅い場合、プロバイダーに「速度が遅い」と伝えても、「申し訳ありません」と言われるだけで終わりです。
それと、『GMOとくとくBB』は無料で使えるサービスもかなり豊富で、キャンペーンも非常に大きいのが特徴です。
ドコモ光は、プロバイダーによってインターネットの速度が大幅に変わってきます。
ドコモ光でどのプロバイダーにしようか迷ったら、『GMOとくとくBB』にしておくのが無難です。
上記のサイトで、『GMOとくとくBB』が行なっているキャンペーンも確認できますので、気になる方はキャンペーンもご確認ください!
ただ、中にはどうしてもメガ・エッグのメールアドレスを使い続けたいという方もいらっしゃると思います。
その場合は、メガ・エッグを単純に解約するのでなく、『ダイヤルアッププラン(月額330円)』のプランに変更すれば、メールアドレスだけを継続することは可能です。
メガ・エッグからドコモ光へスムーズに乗り換える手続き方法
メガ・エッグからドコモ光に乗り換える手続き方法は、『光電話の番号を継続しない場合』と『光電話のバンクを継続する場合』とで異なります。
『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法はかなりシンプルですが、『光電話の番号を継続する場合』の手続き方法は少し複雑なため、注意が必要です。
まず、『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法は下記の通りです。
- まず先に、ドコモ光を申し込んで開通工事日を決める
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- 次に、ドコモ光の開通工事日に合わせて、メガ・エッグの解約を申し込む
~メガ・エッグの解約は、『0120-505-898』で出来ます。(営業時間10時~19時)
この場合の開通納期は、申込みから平均で2週間~3週間程度です。
『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法は、これだけです。
特に大きな注意点はありませんが、先にメガ・エッグに解約を申し込んで解約工事日を決めてしまうと、ドコモ光の開通工事日がその日までに間に合わない場合が出てきます。
メガ・エッグの解約工事が終わるまでにドコモ光が開通していないと、インターネットも光電話も一切使えない期間が出てしまうため、この点だけは注意が必要です。
次に、『光電話の番号を継続する場合』の手続き方法は下記の通りです。
- まず先に、NTT西日本に連絡をし、メガ・エッグの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティを申請
~この手続きは電話加入権を持っていなくても出来ます。電話加入権を購入する必要もありません。
- アナログ電話への番号ポータビリティが完了したら次に、ドコモ光を申し込んで開通工事日を決める(この時に同時にアナログ電話からドコモ光の光電話へ番号ポータビリティを申請)
~ドコモ光を申し込むならこちらのキャッシュバックがお勧めです⇒ドコモ光キャッシュバックキャンペーン
- 最後に、ドコモ光の開通工事日に合わせて、メガ・エッグの解約を申し込む
~メガ・エッグの解約は、『0120-505-898』で出来ます。(営業時間10時~19時)
この場合の開通納期は、申込みから平均で3週間~4週間程度です。
『光電話の番号を継続する場合』、
- ドコモ光新規申し込み
- メガ・エッグの解約申し込み
と合わせて、
- 『メガ・エッグの光電話からアナログ電話の番号ポータビリティ』
- 『アナログ電話からドコモ光の光電話への番号ポータビリティ』
この手続きを同時に進めていく必要があります。
この時に絶対にやってはいけないのが、“メガ・エッグの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティが完了する前に、メガ・エッグを解約してしまう”こと。
これをやってしまうと、番号自体が廃止されてしまい、メガ・エッグの光電話からアナログ電話への番号ポータビリティが出来なくなってしまいます。
アナログ電話への番号ポータビリティが出来なくなってしまった場合、当然ドコモ光へ同じ番号のまま移すことも出来なくなります。
不安な方は、先にドコモ光を申し込んで、ドコモ光の担当者に相談をしながら、「メガ・エッグ光電話⇒アナログ電話」への番号ポータビリティを進めていくこともできます。
むしろ、そのほうが確実かもしれません。
【注意】ドコモ光は一部の代理店からの申込みが一番お得
ドコモ光には、大きく分けると下記の二つのキャンペーンがあります。
- ドコモ光の公式キャンペーン
- 一部の代理店やプロバイダーなどが行っているキャッシュバックなどの独自キャンペーン
このうち、ドコモ光の公式キャンペーンに関しては、どこから申込みをしても適用することが出来ます。
ただ、一部のプロバイダーや代理店が行っているキャンペーンに関しては、ドコモ光を一部のプロバイダーや代理店のホームぺージから申し込んだ場合にしか適用することが出来ません。
ドコモ光の申込先として、一番お得なのはインターネット代理店や一部のプロバイダーのホームぺージからの申込みです。(各代理店や各プロバイダーによっても額は異なってきます)
メガ・エッグからドコモ光への乗換えは、多少の乗換え費用が発生してきます。
ドコモ光を申込むなら、少しでも乗換え費用を回収できるよう、一番お得なインターネット代理店や一部のプロバイダーのホームぺージから申込むようにしましょう。
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