
NTTグループの会社であるNTTぷららは、ドコモ光やフレッツ光でプロバイダーサービスを提供する以外にも、光回線とプロバイダーがセットになったぷらら光というサービスを提供しています。
ぷらら光はインターネット料金がかなり安く、それなりに評判も良いサービスです。
ただ、ぷらら光には、下記のようなお得な割引がほとんどありません。
- ドコモユーザーがドコモ光を利用すると、携帯電話料金から大きな割引が入る
- auユーザーやUQモバイルユーザーが、『auスマートバリュー』や『自宅セット割』に対応した光回線を利用すると、携帯電話料金から大きな割引が入る
- ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーが、『おうち割 光セット』に対応した光回線を利用すると、携帯電話料金から大きな割引が入る
- 楽天モバイルユーザーが楽天ひかりを利用すると、かなり大きなキャンペーンを適用できる
上記の携帯電話会社を利用している方は、携帯電話料金の割引が入らない分、ぷらら光を利用していることで損をしてしまってる可能性が非常に高いです。
ぷらら光から別の光回線に乗り換える方は非常に多くいらっしゃいますが、楽天モバイルが携帯電話事業に参入してから、ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換える方も多くなっています。
この記事では、ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換えるメリットやデメリット、注意点や手続き方法について、詳しく解説をしていきます。
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目次
ぷらら光から楽天ひかりへは、『事業者変更』で工事不要で簡単に乗り換えられる
光回線の乗り換えと聞くと、
「工事が面倒」
「手続きが大変」
「光電話の番号が変わってしまう」
「高額の費用が発生する」
など、ネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
ただ、ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換える場合、上記のような点を心配する必要はありません。
ぷらら光も楽天ひかりも、NTT東日本・NTT西日本から光回線の設備や端末を借りて提供している、『光コラボレーション』と言われるサービスです。
この『光コラボレーション』同士の乗り換えは、光回線を乗り換えても利用する設備や端末が変わりません。(どちらもNTTから設備や端末を借りて提供されているため)
そのため、『事業者変更』という手続きをとることで、かなり簡単に乗り換えることができます。
事業者変更の手続きとは | |
---|---|
工事の有無 | 不要 |
機器の変更(ご利用のONUや光電話ルータ) | 不要 |
光電話の番号変更 | 同じ番号のまま継続可能 |
事業者変更にかかる費用 | ●転出(解約する)光回線でかかる費用 ~転出事務手数料=平均で3,300円 ~違約金 ●転入(乗り換える)光回線でかかる費用 ~事務手数料=平均で3,300円 ※上記は平均であり、転出する光回線・転入する光回線で費用は若干異なります。 |
手続き方法 | ①変更前の光コラボ事業者に連絡し、『事業者変更承諾番号』を取得 ②その『事業者変更承諾番号』をもって、変更したい光コラボorフレッツ光に申込む |
ぷらら光から楽天ひかりへの乗り換えは、『事業者変更』の手続きさえ取れば、
- 工事不要で乗換えられる
- 光電話の番号も継続可能(特に番号ポータビリティなどの手続きも必要ありません)
- 自宅で利用しているONU(回線終端装置)や光電話ルーターも継続利用可能
と、びっくりするぐらい簡単に乗り換えることができます。
『事業者変更』での光回線の乗り換えは、『光回線の設備を別の光回線の設備に切り替える』のではなく、『利用環境はほぼそのままで、契約だけを切り替える』イメージです。
手続きも非常に簡単で、
- ぷらら光で事業者変更承諾番号を取得する(インターネットから簡単に取得できますし、電話でも取得可能です)
- 楽天ひかりに事業者変更を申し込む(このときに事業者変更承諾番号を伝える)
この二つの手続きを行うだけです。
楽天ひかりに契約が切り替わる日に、ぷらら光は自動で解約されることから、個別にぷらら光の解約手続きを行う必要もありません。
また、工事が発生しないことから、楽天ひかりを開通させる工事費用も発生しません。
そのため、かなり安い費用で光回線を乗り換えることができるのも、この『事業者変更』の特徴の一つです。


それに対して、楽天モバイルユーザーが楽天ひかりに乗り換えれば、乗り換えに必要な費用よりも圧倒的にお得なキャンペーンを適用することができます!
【補足】光電話の支払い先はNTT東日本・NTT西日本に変わる
現在、ぷらら光を契約している方は、『ぷらら光電話』というサービスを同時に契約している方が多いと思います。
『ぷらら光電話』は、NTT東日本・西日本のフレッツ光の『光電話』のサービスを、『ぷらら光電話』と名称だけを変えて提供しているサービスです。
サービス名は違いますが、中身はフレッツ光の光電話と全く同じです。
ぷらら光から楽天ひかりに乗り換えても、この光電話のサービスは、全く同じサービス内容・全く同じ月額料金で継続利用することができます。
ただ、楽天ひかりに乗り換えると、光電話の契約先と料金の支払い先がこれまでとは変更になります。
- ぷらら光の場合
⇒インターネットも光電話もぷららと契約(どちらもぷららから請求)
- 楽天ひかりの場合
⇒インターネットは楽天との契約(楽天からの請求)
⇒光電話はNTT東日本・NTT西日本と契約(NTTからの請求)
※フレッツ・テレビの契約先・料金の支払い先は、NTT東日本・西日本のまま変わりません。
上記のように、楽天ひかりの場合は、インターネットと光電話で契約先と料金の支払い先が別れます。
現在、ぷらら光で『ぷらら光電話』を利用している方が楽天ひかりに乗り換えると、光電話の契約はNTT東日本・西日本に引き継がれます。
ただ、料金の支払い先が変わることから、後ほどNTT東日本・西日本から、光電話の料金の支払い方法に関する案内が届きます。
その書類から、口座振替えやクレジットカード払いなどの支払い方法の登録が必要です。
【補足】ひかりTVは楽天ひかりでも利用可能


ぷらら光を利用されている方の中には、有料チャンネルやビデオサービスである、『ひかりTV』を契約している方もいらっしゃると思います。
『ひかりTV』は、フレッツ光やフレッツ光と全く同じ設備を利用した『光コラボレーション』の光回線なら、どのサービスでも利用することができます。
楽天ひかりは、ぷらら光と同じ『光コラボレーション』サービスです。
ぷらら光から楽天ひかりに乗り換えても、ひかりTVはそのまま継続利用可能です。
ぷらら光から楽天ひかりに乗り換える2つのメリット
メリット① 楽天モバイルユーザーなら、インターネットの月額料金が1年間(最大12カ月)無料
ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換える最大のメリットは、何と言っても、楽天ひかりの大きなキャンペーンを適用できるという点にあります。
楽天ひかりでは、現在下記のキャンペーンを実施しています。
【インターネットの月額料金が1年間(最大12カ月)無料】
- 戸建て=5,280円⇒1年間(最大12カ月)無料で、最大63,360円お得に。
- 集合住宅=4,180円⇒1年間(最大12カ月)無料で、最大50,160円お得に。
楽天モバイルユーザー限定のキャンペーンですが、なんとインターネットを1年間も無料で利用することができます。
1ヶ月目のインターネット料金が無料になったり、数ヶ月の間インターネット料金が無料になる光回線は他にもあります。
でも、1年間も無料になるキャンペーンを行っているのは、楽天ひかり以外にはありません。
仮に、『インターネット+光電話(月額550円の基本プラン)』で楽天ひかりを契約した場合、この1年間はインターネット料金が発生しないため、光電話の月額550円の支払いだけで利用することができます。
この楽天ひかりのキャンペーンを適用するための条件は、下記の通りです。
- 楽天ひかりを申し込んだ時点で、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VIプラン)を利用していること
- 楽天ひかり申し込みの翌月15日までに、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VIプラン)を申し込みした方
既に楽天モバイルを契約している方か、もしくは、楽天ひかりを申し込みしてから翌月の15日までに楽天モバイルを申し込みする方が対象です。
ちなみに、楽天ひかりの1年間インターネット料金が無料になるキャンペーンに関しては、途中で携帯電話を楽天モバイルから他社に乗り換えたとしても、1年間は楽天ひかりを無料で利用することができます。
楽天モバイルから他社の携帯電話へ乗り換えを検討している方の中には、この仕組みをうまく利用して、
- まずは、楽天モバイルから他社に乗り換える前に楽天ひかりを申し込む
- 楽天ひかりのインターネット料金1年無料のキャンペーンが適用されたら、その後に楽天モバイルから他社の携帯電話へ乗り換える
という方も多くいらっしゃいます。
楽天モバイルを契約していない・契約する予定もないという方に関しては、1年間インターネット料金から少額の割引が入るキャンペーンが適用されます。
この場合は、楽天ひかりに乗り換えてもそこまではお得にならないため、楽天モバイルユーザー以外の方が楽天ひかりに乗り換えるのはあまりお勧めできません。
楽天モバイルを利用していない方・または申し込む予定がない方は、インターネットの月額料金が1年無料になるわけではなく、月額料金から割引を適用することが出来ます。
【インターネットの月額料金から1年間(最大12カ月)割引】
- 戸建て=5,280円⇒1年間(最大12カ月)月額3,080円で利用可能。
月額2,200円×最大12カ月の割引で、最大26,400円お得に。 - 集合住宅=4,180円⇒1年間(最大12カ月)月額1,980円で利用可能。
月額2,200円×最大12カ月の割引で、最大26,400円お得に。
メリット② 楽天市場でのお買い物でポイントが+1倍に


ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換える二つ目のメリットとして、『楽天市場でのお買い物が今よりもお得になる』という点もあげることができます。
通常、楽天市場でお買い物をした場合に付与される楽天ポイントは、税抜きの商品価格で100円あたり1ポイントです。
楽天ひかりを契約している方に関しては、プラス1倍のポイントが付与されるため、税抜きの商品価格で100円あたり2ポイント付与されます。(これ以外にも、楽天カードで支払いをした場合などでポイント付与数は変動します。)
あまり楽天市場でお買い物をしないという方にとってはメリットにはなりませんが、普段から楽天市場でお買い物をする方にとっては、今より少しお得にお買い物ができるようになります。
ぷらら光から楽天ひかりに乗り換える3つのデメリット
デメリット① 集合住宅にお住まいの方は、1年間無料キャンペーンが終了後、インターネット料金が少し高くなる
楽天モバイルユーザーが楽天ひかりに乗り換えれば、大きなキャンペーンを適用することができますが、ぷらら光から楽天ひかりへの乗換えには、いくつかのデメリットも存在しています。
楽天ひかりは他の光回線より比較的料金が安いサービスですが、ぷらら光はそれよりも少し安い料金設定になっています。
ぷらら光から楽天ひかりに乗り換えると、集合住宅にお住まいの方は、2年目以降のインターネット料金が若干高くなります。
- ぷらら光=戸建て:5,280円、集合住宅:3,960円
- 楽天ひかり=戸建て:5,280円、集合住宅:4,180円
※光電話はどちらも月額550円です。
楽天モバイルユーザーの方が楽天ひかりに乗り換えれば、一年間はインターネット料金を無料で利用することができます。
ただ、2年目以降に関しては、集合住宅の場合、インターネット料金が毎月約200円高くなります。
楽天ひかりの最大の目玉は、『インターネット料金が1年間無料になるキャンペーンを適用できる』という点にあります。
違う言い方をすると、1年間の無料期間が終わってしまった後は、楽天ひかりはそこまでお得な光回線ではないということです。
楽天モバイルユーザーの方が楽天ひかりを利用しても、他の光回線のように、携帯電話料金が割引されるような仕組みもありません。
楽天ひかりの1年間の無料期間が終わった後に、楽天ひかりから別の光回線へ、再度乗り換えるというのも一つの手です。


楽天ひかりを1年間無料で使い切った後に解約をする場合、契約解除料が発生します!
ただ、楽天ひかりの契約解除料は戸建てで5,280円・集合住宅で4,180円です!
これぐらいの出費であれば、他の光回線のキャッシュバックなどのキャンペーンでむしろお得になります!


光電話の番号も変わることはありません。
光コラボレーションサービスは、ドコモ光とソフトバンク光を筆頭に100種類以上のサービスがあります。
楽天ひかりを1年間無料で利用した後に、改めて違う光回線へ乗り換えるという方も現実に多くいらっしゃいます。
デメリット② ぷらら光独自のひかりTVのセット割引が適用できなくなる


現在ぷらら光でひかりTVを利用している方は、楽天ひかりに乗り換えてもひかりTV は継続して利用することができます。
ただ、ぷらら光以外の光回線でひかりTVを利用する場合、毎月の料金が660円高くなります。
ひかりTVの『にねん割』などの割引は楽天ひかりでも適用可能ですが、ひかりTVは、『ぷらら光×ひかりTV』の組み合わせで利用した場合だけ、それらの割引に加えて、毎月660円独自に割引が入る仕組みになっています。
ぷらら光から楽天ひかりへに乗り換えると、このぷらら光独自の660円の割引は適用されなくなります。
ただ、楽天モバイルユーザーが楽天ひかりに乗り換えれば、インターネットを1年間無料で利用できます。
1年間インターネット料金が発生しないことで、戸建ての場合は6万円以上・集合住宅の場合は5万円以上お得になります。
それを考えれば、この『ひかりTVの料金が毎月660円高くなる』という点は、そこまで大きなデメリットではないかなと思います。
デメリット③ 楽天ひかりでは、自宅で利用する無線ルーターを無料で提供はしていない
ぷらら光を利用している方は、ぷららから無料でレンタルできる無線ルーターを利用している方が多いと思います。
ぷらら光では無線ルーターを無料でレンタルすることができましたが、楽天ひかりでは無線ルーターの無料レンタルは行なっていません。
楽天ひかりで無線ルーターのレンタルして利用する場合、NTT東日本エリアだと月額330円・NTT西日本エリアだと月額110円のレンタル料金が必要になります。
レンタルだとこの月額料金が毎月発生してしまうため、楽天ひかりに乗り換える場合は、家電量販店などで市販の無線ルーターを購入してしまうほうがお勧めです。
ぷらら光が提供している無線ルーターと同じぐらいの機能のものであれば、5千円前後で購入できます。


ただ、ぷららが独自に提供している無線ルーターだけは利用できなくなるため、この点は注意が必要です!


インターネットの接続設定とは言っても、スマートフォンやパソコンで、新しい無線ルーター(Wi-Fi)のパスワードを再入力するだけです。
ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換える前に確認すべき注意点
デメリットとまでは言えないものの、ぷらら光から楽天ひかりへの乗り換えでは、事前に確認しておくべき注意点が1つあります。
それは、ぷらら光から楽天ひかりへ乗り換えると、プロバイダーが変わるという点です。
ぷらら光のプロバイダーは『ぷらら』ですが、楽天ひかりのプロバイダーは『楽天ブロードバンド』です。
プロバイダーが変われば、利用できるメールアドレスも変更になります。
楽天ひかりでは、『●●●@gol.com』のメールアドレスを10個まで無料で利用することができます。
ただ、これまでぷららのメールアドレスを利用していた方は、ぷららのメールアドレスは基本的に利用できなくなります。
厳密に言えば、ぷらら光から楽天ひかりに乗り換えてもメールアドレスを継続する方法はあります。
その場合は、ぷららを完全に解約するのではなく、『ぷらコミ0(月額220円)』というプランに変更をして、契約を残す必要があります。
メールアドレスを使い続けていくためだけに、月額220円・1年間で2,640円も支払い続けていくのは、正直あまりお勧めできません。
今、プロバイダーのメールアドレスを利用する方は、かなり少なくなってきています。
というのも、プロバイダーのメールアドレスは、そのプロバイダーを契約している間しか利用できないという大きなデメリットがあるからです。
そこに加えて、今はGmailやiCloudメールなど、無料で利用できるメールアドレスが豊富にあります。
これらのメールアドレスは、プロバイダーのメールアドレスのように、光回線やプロバイダーを変更しても変わることがありません。
普通に個人利用で使う分には、機能面を見ても、プロバイダーのメールアドレスもそれらの無料のメールアドレスもほとんど差はありません。
もし今、ぷららのプロバイダーメールアドレスを利用している方は、これを機会にGmailやiCloudメールなどの無料のメールアドレスに移行することを強くお勧めします。


キャリアメールも、その携帯電話会社を契約している間しか利用することができないというデメリットがあります!
これだけ無料で使えるメールアドレスが豊富にある状況で、わざわざ契約に縛られるメールアドレスを利用する必要はありません!


今はフリーメールアドレスで登録・利用できないサービスは、ほとんどありません。
何かしら『プロバイダーのメールアドレスを利用したい』という特殊な事情がない限りは、無料のメールアドレスを利用するのが今は一般的です。
ぷらら光から楽天ひかりへの乗り換えがお勧めの方とは
この記事ではここまで、ぷらら光から楽天ひかりに乗り換えるメリットやデメリット・注意点などについて説明をしてきましたが、乗り換えがお勧めなのは下記に該当する方です。
- インターネットの月額料金が1年間(最大12カ月)無料で、戸建ては最大63,360円・集合住宅は最大50,160円お得になる。
- 楽天市場でのお買い物で楽天ポイントを+1倍でもらえる。
何度もお伝えしてきた通り、楽天モバイルを契約している方が楽天ひかりを契約すれば、『インターネット料金が1年間無料』という、とてつもなく大きなキャンペーンを適用することができます。
楽天ひかりで1年無料のキャンペーンを適用した後、携帯電話を楽天モバイルから他社に乗り換えるのは全く問題ありません。
それでも、楽天ひかりのインターネット料金が1年無料になるキャンペーンは継続して適用されます。
楽天モバイルを契約している方は、楽天ひかりのこのキャンペーンが実施されている間に、楽天ひかりを契約しておくのがお勧めです。
逆に、楽天ひかりをお勧めできないのは下記に該当する方です。
- 楽天モバイルを契約していない方
楽天ひかりは、あくまでも『楽天モバイルの契約者のみがお得になる光回線』です。
ドコモ・au・UQモバイル・ソフトバンク・ワイモバイルなど、楽天モバイル以外の携帯電話を利用している方には全くお勧めできません。
ドコモユーザーはドコモ光・auユーザーはauスマートバリューに対応した光回線・ソフトバンクやモバイルユーザーはソフトバンク光にしておけば、携帯電話料金から毎月かなりの金額の割引が適用されます。
今は、利用している携帯電話と光回線をセットで契約するのが一般的です。
この組み合わせを間違えてしまうと、毎月かなりの金額を損してしまう場合が多いため、この点は注意するようにしてください。
ぷらら光から楽天ひかりへの乗り換えでかかる全費用
ぷらら光から楽天ひかりへの乗り換えでは、下記の二つの費用が必要になります。
- ぷらら光の解約費用
- 楽天ひかりの開通費用
この二つの費用が必要と聞くと、費用面を心配される方もいらっしゃると思いますが、基本的に費用面はそこまで心配をする必要はありません。
まず、ぷらら光の解約に関する費用は下記の通りです。
- (転出)事業者変更承諾番号の発行手数料=3,300円
- ぷらら光の工事費分割払いの残債=発生しない方のほうが多い
~ぷらら光を派遣工事で開通・なおかつ工事費を分割払いにしている方の場合、戸建ては月660円×30ヵ月払い・集合住宅は月550円×30ヶ月払いで、まだ支払いが終わっていない工事費の支払いが発生します。
~下記に該当する方は、 工事費の残債は発生しません。
○ ぷらら光を無派遣工事で開通した方
○ 派遣工事で工事費を一括で支払い済みの方
○ 派遣工事で分割払いが終わっている方
- ぷらら光は違約金の設定のないサービスのため、解約しても違約金の支払いはありません
『事業者変更』でぷらら光から別の光回線に乗り換える場合、事業者変更承諾番号を発行する手数料の3,300円は支払い必須です。
それ以外に工事費の分割払いの残債がありますが、ぷらら光を無派遣工事で開通した方や、派遣工事でも工事費を一括払いしている方は支払いはありません。
ぷらら光で派遣工事費を分割払いにしている方でも、31ヶ月以上利用している方は工事費の残債はありません。
ぷらら光はそれなりに長く利用している方がほとんどだと思います。
恐らく、ほとんどの方は、事業者変更承諾番号の発行手数料のみの支払いで済むと思います。
次に、楽天ひかりを開通させるのに必要な費用は下記の通りです。
- (転入)新規登録費=1,980円
※工事が必要ないため、工事費用は発生しません。
『事業者変更』で楽天ひかりに乗り換える場合、工事が発生しないため工事費用の支払いもありません。
楽天ひかりを開通させるために必要な費用は、新規登録費の1,980円だけです。
ぷらら光で工事費の分割払いの支払いが発生しない方は、ぷらら光の解約費用+楽天ひかりの開通費用を合わせても、5,280円の支払いで済みます。
- (ぷらら光)事業者変更承諾番号の発行手数料=3,300円
- (楽天ひかり)新規登録費=1,980円
そこに対して、楽天ひかりを公式サイトから申し込みすれば、下記のキャンペーンを適用することができます。
- 1年間インターネットの月額料金が無料
~戸建て5,280円、集合住宅4,180円が最大12カ月無料 - 楽天市場でのお買い物で、ポイントが+1倍(計2倍になる)
ほとんどの方は、乗り換えにかかる出費よりも、キャンペーンでお得になる金額の方が圧倒的に大きくなると思います。
楽天ひかりのインターネット料金が1年間無料になるキャンペーンは、いつまで実施されるのかは分かりません。
他の通信事業者でもよくあるように、いきなりキャンペーンが打ち切りになる可能性もあります。
楽天モバイルを契約している方は、このキャンペーンが実施されている今のうちに、楽天ひかりに乗り換えておくことをお勧めします。
ぷらら光から楽天ひかりにスムーズに乗り換える手続き方法
ぷらら光から楽天ひかりに乗り換える具体的な手続き方法は、下記の通りです。
- 【転出】ぷらら光で事業者変更承諾番号を取得
〜事業者変更承諾番号の取得はこちら:ぷらら光公式サイト 事業者変更承諾番号の取得
~もしくは、ぷらら光のカスタマーサポートに電話して取得することもできます。 - 【転入】楽天ひかりを公式サイトからWEB申し込みする
~申し込みフォームで必要事項を入力し、『事業者変更承諾番号』の項目に、取得した事業者変更承諾番号を入力
公式サイト: 楽天ひかり公式
上記の通り、ぷらら光で事業者変更承諾番号を発行して、あとは楽天ひかりを申し込みするだけです。
光電話の電話番号は自動で継続されることから、番号ポータビリティなどの手続きを行う必要はありません。
また、事業者変更が行われる日程でぷらら光は自動で解約されるため、個別にぷらら光の解約手続きを行う必要もありません。
手続きを行う上で大きな注意点はありませんが、いくつか小さな注意点があります。
楽天ひかりは、『事業者変更承諾番号』の取り扱いについて、楽天ひかりだけの独自のルールを設けています。
- 事業者変更承諾番号の有効期限は、払い出し日を含めて15日間
- 【楽天ひかり独自ルール】楽天ひかりの申し込みには、事業者変更承諾番号の有効期限が4日以上残っている必要がある
⇒4日未満の場合は、現在利用しているサービスで、改めて新しい事業者変更承諾番号を取得する必要があります。
(事業者変更承諾番号は何度でも取得できますが、取得するたびに番号は変わります)
参考リンク:楽天ひかり公式 『事業者変更承諾番号の有効期限』
上記の注意点に加えて、楽天ひかりは申し込んでから開通するまで少し時間がかかります。
- 毎月5日までの申込分⇒翌月1日開通
- 毎月15日までの申込分⇒翌月10日開通
- 毎月25日までの申込分⇒翌月20日開通
申し込みをする日程によっては、楽天ひかりを申し込みしてから開通まで、1ヶ月ちょっとかかる場合もあります。
開通まで時間はかかりますが、楽天ひかりが開通するまでは、今まで通りぷらら光でインターネットや光電話など全てのサービスを利用可能です。
楽天ひかりの開通とぷらら光の解約は同じ日に行われますので、インターネットや光電話が利用できなくなる心配をする必要はありません。
【まとめ】楽天モバイルユーザーは、ぷらら光から工事不要で切り替えるのがお勧め
この記事ではここまで、ぷらら光から楽天ひかりに乗り換える詳細を説明してきました。
最後に結論として言えるのは、楽天モバイルを契約している方は、早めにぷらら光から楽天ひかりに乗り換えた方がいいということ。
楽天モバイルを契約している方がぷらら光を利用し続けても、特にお得になるような点はありません。
でも、楽天モバイルを契約している方が楽天ひかりに乗り換えれば、『インターネット料金が1年間無料になる』という大きなキャンペーンを適用することができます。
ぷらら光から楽天ひかりへの乗り換えは、工事も必要ありませんし、光電話の電話番号が変わることもありません。
楽天モバイルを契約している方でぷらら光を利用している方は、一度乗り換えを検討してみることを強くお勧めします。


- ドコモ携帯電話料金の割引あり!
- au携帯電話料金の割引あり!(全国エリア対応)
- au携帯電話料金の割引あり!(西日本エリア限定)
- ソフトバンク携帯電話料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!