
フレッツ光からNURO光へ乗換える方が、以前よりもさらに増えてきています。
NURO光はもともと関東エリアのみでの提供でしたが、2018年ぐらいから少しずつ提供エリアを拡大し、今は下記の都道府県で利用することが出来ます。
NURO光の提供エリア | 都道府県 |
---|---|
北海道 | ー |
関東(1都6県) | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県 |
東海(4県) | 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県 |
関西(2府3県) | 大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県 |
九州(2県) | 福岡県・佐賀県 |
この提供エリアの拡大に伴って、フレッツ光からNURO光へ乗換えの申込みをする方が増えてきている状況です。
基本的に、フレッツ光からNURO光への乗換えは、インターネット速度・月額料金・キャンペーンなど、どの点を取ってもほぼメリットしかありません。
この記事では、フレッツ光からNURO光へ乗換えるメリットやデメリット・乗換え時の注意点や手続き方法などについて、詳しく解説をしていきます。

目次
フレッツ光からNURO光への乗換えは圧倒的にメリットのほうが多い

フレッツ光からNURO光へ乗換えるメリットは主に下記の4つです。
- メリット① インターネットが今よりも高速になる
- メリット② 月額料金が今よりも格安になる
- メリット③ 高額キャッシュバックキャンペーンなどでお得になる
- メリット④ 『おうち割 光セット』でソフトバンクの携帯料金も安くなる
4番目の『おうち割 光セット』が適用できることから、ソフトバンクユーザーの方がNURO光に乗換えるのが一番お得になりますが、ソフトバンクユーザー以外の方が乗換えても非常に多くのメリットを享受することが出来ます。
ここから、それぞれのメリットについて、1つずつ詳しく解説をしていきます。
メリット① インターネットが今よりも高速になる

まず、何と言ってもフレッツ光からNURO光に乗り換える最大のメリットは、今よりインターネットがかなり速くなるという点にあります。
フレッツ光のインターネットの最大速度は1Gbpsです。
それに対して、“世界最速”を売りにしているNURO光のインターネット速度は、倍の最大2Gbpsです。
NURO光は“超高速”のインターネットを実現するため、提供会社のソネット(ソニーグループの通信会社)が、独自の設備や機器を構築して超高速のインターネットを実現しています。
この2つの光回線は最大速度がまるで異なりますが、最大速度が違えば、当然実際に出るインターネット速度(実測値)も変わってきます。
『Radishネットワークスピードテスト』というサイトで、実際にフレッツ光とNURO光を利用している方が速度測定をした結果を見ることが出来ますが、その平均値を計算したものが下記です。
- フレッツ光=150Mbps~200Mbps
- NURO光=350Mbps~400Mbps
※この値は、『Radishネットワークスピードテスト』で、それぞれの光回線の速度測定結果を新しいものから50件抽出して平均化した数値です。
同じ光回線であっても、インターネット速度という点において、フレッツ光とNURO光は完全に別物です。
ツイッターやネットの口コミを見ても、フレッツ光は「ネットが遅い」という口コミが半分近くあるのに対し、NURO光で「ネットが遅い」という口コミはほぼ見当たりません。
フレッツ光からNURO光への乗り換えは、「インターネットを今よりもっと速くしたい」という方に特にお勧めです。

ただ、最大2Gbpsのプランと比べると、最大6Gbpsは月額料金が500円高く、最大10Gbpsは月額料金が1,000円高くなります!
最大2Gbpsのプランでも他の光回線よりも圧倒的に高速なため、ほとんどの方は最大2Gbpsのプランで十分です!

月額料金もフレッツ光よりかなり安く利用することが出来ます。
メリット② 月額料金が今よりも格安になる

NURO光は、他の光回線と比べてもかなり安い料金でインターネットを利用することが出来ます。
特に、料金が高いことで有名なフレッツ光と比べると、その料金差は一目瞭然です。
下記の表をご確認ください。
NURO光 | (プロバイダー料金込み) ●無線ルーターが無料 ●セキュリティソフト5台版が無料 |
|
フレッツ光(東日本) × プロバイダーOCN | (光回線5,500円+プロバイダー料金1,210円) | (光回線4,015円+プロバイダー料金990円) |
フレッツ光(西日本) × プロバイダーOCN | (光回線4,730円+プロバイダー料金1,2100円) | (光回線3,575円+プロバイダー料金891円) |
【補足】光電話の料金に関して | ●フレッツ光の光電話の料金は、全国一律で月額550円です。 ●NURO光の光電話はお住まいの地域によって料金が異なります。 ⇒東海・関西・九州:月額330円 ⇒北海道・関東:月額550円 |
フレッツ光はプロバイダー料金が回線料金とは別に必要になるため、平均的な料金のOCNをプロバイダーとして使った場合の料金を記載しています。
NURO光はもともとプロバイダーがセットになっているため、プロバイダー料金は必要ありません。
フレッツ光は東日本エリアと西日本エリアで料金が異なるため、それぞれ分けて記載をしています。
戸建ての場合、フレッツ光からNURO光に乗換えると、東日本エリアの場合は約1,400円、西日本エリアの場合は約700円、毎月のインターネット料金が安くなります。
しかも、インターネット速度はNURO光のほうが高速の最大2Gbpsです。
それに加えて、フレッツ光では無線ルーターもセキュリティソフトも有料ですが、NURO光では無線ルーターもセキュリティソフト(5台版)も無料で利用することが出来ます。
インターネット速度・月額料金と、あらゆる点を比べても、戸建ての場合は圧倒的にNURO光のほうがお得です。
集合住宅にお住まいの場合、NURO光は集合住宅でも戸建てと同じ料金になることが多いため、今より若干料金が高くなりますが、それでもNURO光でだけ無線ルーターとセキュリティソフトを無料で使えることを考えれば、そこまで料金差はありません。
NURO光が利用できるエリアでフレッツ光を利用するのは、わざわざ遅いインターネットをより高い料金で使っているという状況に他なりません。
NURO光が利用できるエリアにお住まいの方は(特に戸建て住宅の方)、フレッツ光からNURO光への乗換えを一度検討してみることをお勧めします。

NURO光は公式のキャッシュバックキャンペーンページから申込むと、工事費が無料になることに加えて、かなり高額のキャッシュバックを受けとることが出来ます!
このキャッシュバックでかかる費用はほぼ全額回収できます!
NURO光を集合住宅で使う場合、お住まいの建物によって下記のどちらかのプランを利用することが出来ます。
- NURO光G2V(戸建てと全く同じ速度・料金で使えるプラン)
- NURO光 for マンション(格安料金で最大2Gbpsのインターネットを使えるプラン)
NURO光 for マンションは、月額1,900円~2,500円と、かなり格安の料金で最大2Gbpsのインターネットを使えるプランですが、このプランは建物自体にNURO光の集合住宅向けの設備が入っていないと利用できません。

NURO光 for マンションが使える建物かどうかは、下記のNURO光公式サイトにてご確認ください。
【補足】NURO光で無料で使える無線ルーターとセキュリティソフトとは
NURO光では、無線ルーターとセキュリティソフトを無料で使うことが出来ますが、このどちらもかなりハイスペックのサービスになっています。
NURO光の無線ルーターは、設置するONUに内蔵されたものになっていて、最大1.3Gbpsと超高速の無線LAN(Wi-Fi)を自宅で利用することが出来ます。
市販のルーターと比べても、かなりハイスペックな無線の機能を搭載しているものになっているため、無線に不満を感じる方はほとんどいらっしゃらないと思います。
無料で使えるセキュリティソフトに関しては、『カスペルスキー セキュリティ』という、パソコン(WindowsとMAC)・スマートフォンとタブレット(Android)合わせて5台まで使える総合セキュリティソフトになっています。

『カスペルスキー セキュリティ』は世界最高峰のウィルス検出率を誇るソフトで、市販の物を購入すると年間で約5,000円はかかるセキュリティソフトです。
こちらも性能としては十二分に高性能のセキュリティソフトのため、NURO光に乗換えた後は、セキュリティソフトも無料で使える『カスペルスキー セキュリティ』に切り替えるのがお勧めです。
メリット③ 高額キャッシュバックキャンペーンなどでお得になる
光回線の乗換えと聞くと、費用面を心配する方も少なからずいらっしゃると思います。
フレッツ光を解約した時に発生する違約金やNURO光の開通費用など、多額の費用がかかるイメージを持つ方も多いかもしれません。
ただ、フレッツ光からNURO光への乗換えは、費用面の心配は一切いりません。
というのも、NURO光を公式のキャッシュバックキャンペーンページから申込むと、下記のキャンペーンを受けることが出来るからです。
【NURO光で現在実施中のキャンペーンに関して】
- 新規申込みで45,000円キャッシュバック!
- さらに工事費44,000円も月額割引で実質無料!
- 設定サポートも今なら無料!
- 高速の宅内WiFiを無料で利用可能!
- 5台まで使えるセキュリティソフトも無料で利用可能!
フレッツ光を解約すると、違約金や工事費分割払いの残債が発生しますが、これらの支払いが必要になるかは人それぞれ異なってきます。
フレッツ光で違約金や工事費の分割払いが発生しない方に関しては、ほぼまるまるNURO光のキャッシュバック分がお得になる計算です。
仮に、フレッツ光で違約金や工事費の分割払いの残債が発生したとしても、それらの費用以上にキャッシュバックが大きいため、プラスの収支が発生します。

メリット④ 『おうち割 光セット』でソフトバンクの携帯料金も安くなる
これはソフトバンクの携帯を利用している方限定のメリットではありますが、NURO光はソフトバンクの携帯電話料金割引である『おうち割 光セット』に対応しています。

『おうち割 光セット』は、ソフトバンクの携帯を利用している方が、ソフトバンク光かNURO光を利用した場合にのみ適用される料金割引で、割引額が非常に大きいのが特徴です。
割引額は利用している携帯電話のプランにより異なりますが、下記の割引が家族も含めて最大10台までそれぞれ適用されます。
ソフトバンクおうち割 光セットの割引額(月) | |
---|---|
下記は1台あたりの割引額。家族も含め最大10台までそれぞれ適用可能。 | |
データプランメリハリ/データプランミニフィット データプラン50GB+/データプランミニ | 永年1,100円割引 |
データ定額 50GBプラス/ミニモンスター | 永年1,100円割引 |
データ定額 50GB/20GB/5GB | 永年1,100円割引 |
データ定額(おてがるプラン専用)/データ定額ミニ 2GB/1GB データ定額(3Gケータイ) | 永年550円割引 |
パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題フラット for 4G LTEデータし放題フラット 4Gデータし放題フラット+ | 永年1,100円割引 |
パケットし放題フラット for シンプルスマホ (iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G | 永年550円割引 |
仮に、毎月の割引額が1,000円のプランで家族で4台ソフトバンク携帯を利用していた場合、毎月の割引額は4,000円にもなります。
1カ月4,000円の割引なら、1年間で4万8千円もの割引になります。
しかも、この割引はNURO光を利用している間、永久に続くことになります。
ソフトバンクユーザーでなくても、フレッツ光からNURO光への乗換えは、
- インターネットが今よりかなり速くなる
- インターネットの月額料金がかなり安くなる(特に戸建ての場合)
- キャッシュバックなどでお得になる
と、かなりメリットが多いですが、ソフトバンクユーザーの方は『おうち割 光セット』でさらにお得になります。
ちなみに、ソフトバンクの『おうち割 光セット』はフレッツ光にしたままでは一切適用することが出来ません。
ソフトバンクユーザーの方は、出来るだけ早めにフレッツ光からNURO光に乗換えて『おうち割 光セット』を適用するのがお勧めです。
【参考】『おうち割 光セット』を適用するなら、ソフトバンク光よりNURO光のほうがお勧め
ソフトバンクの『おうち割 光セット』を適用できる光回線には、NURO光以外にソフトバンク光もありますが、『おうち割 光セット』を適用するならNURO光のほうがお勧めです。
というのも、インターネット速度・月額料金・無料で使えるサービスなど、あらゆる面でソフトバンク光よりもNURO光のほうがお得だからです。
下記の表をご確認ください。
ソフトバンク光 | NURO光 | |
---|---|---|
速度 | 最大1Gbps | 最大2Gbps |
月額料金 | 【戸建て】5,720円 【集合住宅】4,180円 | 【戸建ても集合住宅も同じ】 5,217円 |
光電話 | 550円 | 北海道・関東=550円 それ以外のエリア=330円 |
無料で使える機能 | なし | ・無線(高速WiFi) ・セキュリティソフト(5台版) |
ソフトバンク光とNURO光を比べた場合、
- インターネット速度はNURO光のほうが圧倒的に高速
- 月額料金もNURO光のほうが安い(戸建ての場合)
- NURO光だけ無線ルーターとセキュリティソフトが無料で利用できる
と、ソフトバンク光を圧倒しています。
ソフトバンク光が全国提供なのに対して、NURO光は提供エリアが限られているのがネックな部分ではありますが、NURO光が使えるエリアにお住まいの方は、
- NURO光が提供可ならNURO光
- NURO光が提供不可ならソフトバンク光
上記の順番で選択することをお勧めします。
今、『おうち割 光セット』を適用されている方の中で、ソフトバンク光からNURO光に乗換える方が非常に多くなってきています。
それもそのはず、特に戸建てにお住まいの方の場合は、どこからどう考えてもNURO光にしたほうがお得だからです。
後から乗換えるぐらいであれば、初めからお得なNURO光にしておくほうがお勧めです。
フレッツ光からNURO光へ乗換えるデメリット
ここまで説明してきた通り、フレッツ光からNURO光への乗換えは、ほぼメリットしかなくデメリットと呼べるようなものはありません。
ただ、中には、NURO光ではなく別の光回線に乗換えたほうがいい場合もあります。
それが、ドコモの携帯やauの携帯を家族で利用している方の場合です。
NURO光はソフトバンクの『おうち割 光セット』に対応していますが、ドコモやauの携帯料金割引には対応していません。
ドコモの携帯を利用している方はドコモ光にすれば、ドコモ携帯1台あたり平均1,000円×家族で利用しているドコモ台数分の割引を毎月受けることが出来ます。
(家族でドコモ携帯を4台利用なら毎月4,000円の割引)
auの携帯を利用している方も同様、『auスマートバリュー』に対応しているauひかりや光コラボレーションサービスにすれば、au携帯1台あたり平均1,000円×家族で利用しているau台数分の割引を毎月受けることが出来ます。
(家族でau携帯を4台利用なら毎月4,000円の割引)
インターネット速度やインターネットの月額料金という点だけで言えば、ドコモ光やauひかりよりもNURO光のほうが上です。
ただ、携帯電話料金の割引も含めたトータルコストを重視するのであれば、ドコモユーザーはドコモ光に・auユーザーはauひかりにしたほうが安くなります。
インターネット速度を取るのか(NURO光)、トータルコストが安くなるほうを取るのか(ドコモ光やauひかり)は、人それぞれ価値観が違うと思いますが、コスト面を重視するならドコモユーザーやauユーザーは別の光回線にしておくほうが無難です。
【まとめ】フレッツ光からNURO光への乗換えがお得な方とは
ここまで、フレッツ光からNURO光に乗換えるメリットやデメリットについて詳しく説明をしてきましたが、フレッツ光からNURO光への乗換えがお勧めの方は、下記に該当する方です。
- インターネットを今よりも速くしたい方
- インターネットの月額料金を今よりも安くしたい方
- ソフトバンクの携帯を利用している方
フレッツ光からNURO光に乗換えれば、インターネットは今よりかなり高速になります。(最大1Gbpsから倍の最大2Gbpsになる)
加えて、月額料金も、
- 東日本エリアでフレッツ光を利用している方は約1,400円
- 西日本エリアでフレッツ光を利用している方は約700円
毎月のインターネット料金が安くなり、さらに無線ルーターとセキュリティソフト5台版を無料で使えるようになります。
これだけも十分にフレッツ光からNURO光へ乗換えるメリットはありますが、加えてソフトバンクの携帯を利用している方は『おうち割 光セット』でさらに携帯料金が安くなります。
上記のいずれかに該当する方は、出来るだけ早めにフレッツ光からNURO光に乗換えることをお勧めします。

NURO光のキャッシュバックキャンペーンで、費用が出るところかプラスの収支が発生します!
費用面に関しては、後ほどより詳しく説明をしていきます!
フレッツ光からNURO光への乗換えで事前に確認しておくべき3つの注意点
フレッツ光からNURO光への乗換えでは、事前に注意しておくべきポイントが3つほどあります。
それが下記の3つです。
- 注意点① NURO光への乗換えは工事が必要+開通まで時間がかかる
- 注意点② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
- 注意点③ ソネット以外のプロバイダーを利用している場合、プロバイダーは変わる
フレッツ光からNURO光に乗換える場合、これらの注意点を把握しておかないと、思わぬトラブルに遭遇してしまう場合があります。
ここから、それぞれの注意点について、1つずつ詳しく解説していきますので、乗換えを検討している方はぜひご一読ください。
注意点① NURO光への乗換えは工事が必要+開通まで時間がかかる
フレッツ光からNURO光へ乗換える場合、必ず派遣工事(立ち合いが必要な工事)が必要になります。
そもそも、フレッツ光はNTTの光回線の設備を利用していますが、NURO光はソネットが独自の設備を用いて提供している光回線のサービスです。
設備そのものが違うことから、他の光回線でよくあるような無派遣工事(立ち合いが不要な工事)での開通は出来ません。
それと、NURO光は独自の設備を用いてインターネットを高速化している関係で、工事が2回必要になります。
その分、他の光回線よりも開通までに長い日数が必要になります。
【戸建ての場合の工事内容】

【集合住宅の場合の工事内容】

NURO光の工事は、まず先に『ソネットによる宅内工事』⇒次に『NTTによる宅外工事』の2段階に別れますが、この2つの工事を経て開通するまでに、平均で1カ月はかかります。
フレッツ光からNURO光への乗換えは、「すぐには開通できない」という点は覚えておくようにしましょう。
注意点② 光電話の番号は変わる場合と変わらない場合がある
フレッツ光からNURO光への乗換えで、光電話の番号は変わる場合と変わらない場合とがあります。
まず先に、一番重要な点を伝えておくと、フレッツ光の光電話からNURO光の光電話へ直接番号ポータビリティをすることは出来ません。
簡単に言うと、『光電話⇔光電話』の間では直接番号ポータビリティが出来ない仕組みになっています。
ただ、『光電話⇔アナログ電話』の間では番号ポータビリティが出来る仕組みになっています。
この仕組みを活かして、下記の手続きを取れば、フレッツ光からNURO光へ番号を変えずに乗換えることは出来ます。
- まず先に、フレッツ光の光電話からアナログ電話に番号ポータビリティ
- アナログ電話に番号ポータビリティが完了するのを待つ
- 次に、アナログ電話からNURO光の光電話に番号ポータビリティ
『光電話⇒光電話』で直接番号ポータビリティが出来ないのであれば、
『光電話⇒アナログ電話⇒光電話』
と、間にアナログ電話を介して番号を移せば、フレッツ光からNURO光へ番号を変えずに乗り換えることが出来ると。
ただし、この手続きはどんなケースでも出来るわけではなく、下記の条件を満たしている場合にのみ、手続きが可能です。
フレッツ光の光電話で利用している番号が、もともとアナログ電話で利用していた番号であること
光電話の番号は、
- 【光電話・アナログ共通で使える番号】
- 【光電話でしか使えない番号(光電話専用番号)】
~もともとアナログで利用していた番号を光電話でも利用している場合
~光電話で新しく発行した番号を利用している場合
この2種類に分けられますが、光電話で新しく発行した番号は、“光電話専用番号”といって光電話でしか使えない番号になっています。
そのため、先ほど説明した『光電話⇒アナログ電話⇒光電話』へ番号ポータビリティをする手続きが出来ません。
加えて、『光電話⇒光電話』でも番号ポータビリティが出来ないため、光電話で新しく発行した番号を使っている場合(光電話専用番号)には、乗換えに伴って必ず光電話の番号は変更になります。

光電話の番号が変わる場合、古い電話番号にかけてきた方に対して、
『おかけになった電話番号はお客様の都合によりおつなぎ出来ません。新しい番号は●●番です』
というガイダンスを一定期間流すことが出来ます!
このガイダンスを聞けば、かけてきた方は新しい番号を知ることが出来るため、そこまで心配はいりません!
注意点③ ソネット以外のプロバイダーを利用している場合、プロバイダーは変わる
フレッツ光では100種類を超えるプロバイダーの中から利用するプロバイダーを選択することが出来ました。
それに対し、NURO光ではプロバイダーを選択することは出来ません。
NURO光のプロバイダーは“ソネット”です。

フレッツ光でプロバイダーをソネットで使っていた場合は、プロバイダーを変更せずにNURO光に乗換えることが出来ます。
ただ、ソネット以外のプロバイダーを利用していた場合、乗換えに伴ってプロバイダーは変更になります。
プロバイダーのメールアドレスやオプションサービスを利用している場合は、乗換え後に新たにソネットのメールアドレスやオプションサービスに切り替える手続きが必要です。

その場合には、多くのプロバイダーでメールアドレスだけを継続して利用できるプランが用意されているため、現在利用しているプロバイダーに相談してみるようにしましょう!
フレッツ光からNURO光への乗換えでかかる全費用
ここから、フレッツ光からNURO光への乗換えでかかる全費用について、詳しく説明をしていきます。
フレッツ光からNURO光への乗換えでかかる費用は、大きく分けると下記の2つです。
- フレッツ光の解約に関する費用
- NURO光の開通に関する費用
それぞれ費用はかかりますが、かかる費用以上にNURO光を申し込んだ場合のキャッシュバックが大きいため、費用の心配をする必要はありません。
まずは、フレッツ光の解約に関する費用を説明していきます。
- 『にねん割』の違約金=戸建て:9,500円、集合住宅:1,500円
- 工事費の残債 =戸建て:月500円×30カ月払いの未払い分、集合住宅:月400円×30カ月払いの未払い分
~『にねん割』は2年ごとの自動更新契約で、契約満了月の翌月と翌々月以外で解約した場合に違約金が発生します。
~フレッツ光を派遣工事で開通し、工事費の分割払いが終わっていない方が対象です。
~下記に該当する方は、工事費の残債はありません。
◎フレッツ光を無派遣工事で開通した方
◎フレッツ光を派遣工事で開通し、工事費を一括払いで支払った方
◎フレッツ光を派遣工事で開通し、工事費の分割払いが終わっている方
フレッツ光の解約に必要な費用は、2年契約の違約金+工事費分割払いの残債の2種類です。
解約をするタイミングやどれぐらい利用しているかによって、どちらも発生しない方もいれば、どちらかだけが発生する方もいらっしゃいます。
ただ、どちらの費用も発生したとしても、NURO光のキャッシュバックで全額回収できます。
次に、NURO光を開通させる為に必要な費用は下記の通りです。
- 契約事務手数料=3,000円
- 【無料】工事費=実質無料(40,000円の工事費が無料)
~工事費として30ヵ月×1,334円の分割払い(計40,000円)が発生しますが、全く同額の月額料金割引が発生する為(月額料金から30ヵ月×1,334円の割引)、工事費は実質無料になります。
NURO光はキャンペーンで工事費が無料になるため、NURO光の開通に関する費用は、契約事務手数料の3,000円のみです。
加えて、NURO光を公式のキャッシュバックキャンペーン応募ページから申込みをすると、下記のキャッシュバックを受け取ることが出来ます。
- 新規申込みで45,000円キャッシュバック!
- さらに工事費44,000円も月額割引で実質無料!
- 設定サポートも今なら無料!
- 高速の宅内WiFiを無料で利用可能!
- 5台まで使えるセキュリティソフトも無料で利用可能!
仮に、NURO光の開通に必要な契約事務手数料3,000円に加えて、フレッツ光の違約金+工事費分割払いの残債が発生したとしても、キャッシュバックでその全額を補てん出来るはずです。
補てんできるというよりは、むしろキャッシュバックでプラス収支になる感じですね。
全体でかかってくる費用は、
- フレッツ光の違約金が発生するのかどうか
- 工事費の残債があるのかどうか(いくら残っているのか)
この2つで大きく変わってくるため、詳しく知りたいという方は、ご自身でNTT東日本・NTT西日本に問い合わせてみるようにして下さい。
フレッツ光からNURO光へスムーズに乗り換える手続き方法
フレッツ光からNURO光へ乗換える方法は、光電話の番号を継続する場合と継続しない場合とで異なります。
『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法は簡単ですが、『継続する場合』の手続き方法は少し複雑です。
『光電話の番号を継続しない場合』の手続き方法は、下記の通りです。
- まず先にNURO光を申込む
- NURO光の1回目の工事が終わり、2回目の工事日が決まるまで待つ
- NURO光の2回目の工事日が決まったら、その日に合わせてフレッツ光の解約を申込む
~お得なキャッシュバック申込み先はこちら⇒NURO 光
~1回目の工事が終わった後、NURO光の担当者から電話で連絡が来ます。そこで最終工事日(2回目の工事日)が決定します。
~申込みから開通まで平均で1カ月程度必要になります。
『光電話の番号を継続しない場合』、特にややこしい手続きはありませんが、注意が必要なのは、“NURO光は工事が2回必要”だということ。
NURO光の2回目の工事が終わる前にフレッツ光の解約工事が終わってしまうと、インターネットも電話も一切使えない期間が発生してしまうため、この点だけは注意するようにして下さい。
少し面倒ですが、NURO光の1回目の工事を終えて、2回目の工事日が確定してからフレッツ光の解約を申込むほうが安全です。
次に、『光電話の番号を継続する場合』の手続き方法は下記の通りです。
- まず先にNTT東日本・西日本に連絡をし、フレッツ光の光電話からアナログ電話へ番号ポータビリティを申請する
- アナログ電話への番号ポータビリティが終わるのを待つ
- 次にNURO光を申込む(同時にアナログ電話からNURO光の光電話へ番号ポータビリティを申請)
- NURO光の1回目の工事が終わり、2回目の工事日が決まるまで待つ
- NURO光の2回目の工事日が決まったら、その日に合わせてフレッツ光の解約を申込む
~お得なキャッシュバック申込み先はこちら⇒NURO 光
~1回目の工事が終わった後、NURO光の担当者から電話で連絡が来ます。そこで最終工事日(2回目の工事日)が決定します。
~申込みから開通まで平均で1カ月半程度必要になります。
『光電話の番号を継続する場合』、
- NURO光の新規申込み・フレッツ光の解約の手続きに加えて
- 『光電話(フレッツ光)⇒アナログ電話⇒光電話(NURO光)』への2段階の番号ポータビリティ
も同時に行っていく必要があります。
先ほど説明した通り、フレッツ光からNURO光へ光電話の番号を変えずに乗換えるには、間にアナログ電話をはさんで番号ポータビリティをする、上記の手続きをする以外に方法はありません。
この時に注意なのが、手続きの順番を絶対に間違えないということ。
手続きをする順番を間違えてしまうと、利用している光電話の番号を継続できなくなってしまう場合があります。
特に、『フレッツ光からアナログ電話に番号ポータビリティが完了する前にフレッツ光を解約する』ことは絶対にしないよう注意して下さい。
これをやってしまうと、光電話の番号が廃止されてしまい、同じ番号は二度と利用できなくなります。

NURO光をネット申込すると、後日必ず担当者から電話が来るので、その際に相談してみるようにして下さい!
『おうち割 光セット』を適用する方は、その手続きも忘れずに
これは、ソフトバンクの携帯を利用している方限定ではありますが、『おうち割 光セット』を適用する方に関しては、個別に『おうち割 光セット』の申込みも必要です。
NURO光で『おうち割 光セット』を申込む手続き方法は、下記の通りです。
- NURO光と『NUROひかりでんわ』を申込む
- 『おうち割 光セット確認書』をダウンロード
- 『おうち割 光セット確認書』をNUROへ送付
- 最寄りのソフトバンクショップにてお申込み
~ダウンロードはこちらから出来ます⇒NURO光公式・ダウンロードぺージ
~送付先は『おうち割 光セット確認書』に載ってます
少し手間はかかりますが、一度手続きをしてしまえば、後は永久にソフトバンク携帯の割引が続くことになります。
『おうち割 光セット』は、家族で利用しているソフトバンクの携帯台数によっては、月4,000円~5,000円以上の割引が発生することも珍しくないため、面倒でも出来るだけ早めに手続きを済ませておくようにしましょう。
手続き方法をより詳細に知りたいという方は、下記のNURO光公式サイトをご確認ください。
【注意】NURO光のキャッシュバック申込みは悪質な代理店に注意
NURO光のキャッシュバック申込み先には、主に下記の2つがあります。
- NURO光公式のキャッシュバックキャンペーン応募ぺージから申込み
- NURO光の代理店から申込み
このうち、NURO光の代理店からキャッシュバックを申込みするのは、あまりお勧め出来ません。
というのも、NURO光の代理店には『キャッシュバックを宣伝するだけしておいて、キャッシュバックを渡さないようにしている』悪質な代理店が少なからず存在しているからです。
悪質な代理店の特徴は下記の通り。
- やたらと高額のキャッシュバックを宣伝している
- NURO光が開通してからかなり遅い時期に、利用者側からキャッシュバックを申請しないとキャッシュバックが無効になる仕組みになっている
- キャッシュバックの申請手続きが複雑
- キャッシュバックを受け取れる時期が遅い
(実際は、工事費無料キャンペーンの金額なども含めて高額に見せているだけで全く高額ではない)
~例えば、開通から半年後の1カ月のみキャッシュバックの申請が可能で、それ以外の期間は受け付けないようにしている代理店も多い
(何度も書面のやり取りが必要など)
上記を見てお気づきの方も多いと思いますが、悪質な代理店は、“出来るだけキャッシュバックを受け取らせないよう”、わざと手続きを複雑にしています。
なぜこうしているのかと言えば、本来は申込者に渡すはずのキャッシュバックを受け取らせなければ、その分まるまる代理店の儲けになるからです。
例えば、
NURO光の開通から半年後の1カ月間の間に、利用者側からキャッシュバックの申請が必要
と言われた時に、忘れずに手続きを行える自信はありますか。
もちろん代理店側から「キャッシュバックが申請できる時期になりました」なんていう連絡はありません。
必ずこの特定時期に自身で忘れずに手続きを行わないと、キャッシュバックは無効になってしまいます。
キャッシュバックを受け取れない可能性が高い代理店から申込むのであれば、“確実にキャッシュバックを受け取れる”NURO光の公式サイトから申込みをすることを強くお勧めします。
それに、代理店は「友達紹介キャンペーン」や「モバイル同時申込み」などでキャッシュバックを高額に見せているだけで、実際に一番高額のキャッシュバックを行っているのはNURO光の公式サイトです。
NURO光のお得なキャッシュバック徹底比較!
公式&代理店キャッシュバックどこがお勧め!?

- ドコモ携帯料金の割引あり!
- au携帯料金の割引あり!
- ソフトバンク携帯料金の割引あり!
- 光回線が使えない方向け!