光電話が停電時に使えなくなる理由と対応方法

当サイトの管理人
光電話が停電時に使えなくなる理由とその対策方法について、解説した記事です。停電時には光電話だけではなくネットも使えなくなりますので注意して下さい。

よく光電話を使うデメリットとして言われているのが、『停電時に電話が利用できなくなる』ということ。

2011年に起きた東日本大震災の際には、携帯電話が中々つながらず、災害時における固定電話の重要性というものが改めて見直されました。

この記事では、光電話が停電時に使えなくなる理由とその対策方法について解説をしていきます。

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光電話が停電時に使えなくなる理由

アナログの電話回線だと停電時でも発着信ができますが、光電話だと停電時に発着信ができなくなります。

どちらも利用している電話機は変わらないはずなのになぜこういったことが起きるのか?

それは光電話で発着信をする仕組み上の問題にあります。

光電話で発着信をする場合、必ず『光電話ルーター(もしくは光電話の機能を備えたホームゲートウェイ)』という機械を介して通信をする必要があります。

停電時に光電話で発着信が出来なくなるのは、この光電話ルーターにバッテリーが搭載されておらず電源が入らなくなってしまうことが原因です。

アナログの電話回線が停電時でも発着信が出来るのは、こういった電話の発着信をする為の機器が電話機以外に必要がないからです。

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光電話ルーターの名称に関しては、光回線によってVOIPアダプター(ボイプアダプター)等と言われることもあります!

停電時には光電話だけではなくネットもつながらなくなる

「光電話は停電時に使えない」という部分だけクローズアップされがちですが、停電時には光回線を通したインターネットも利用ができなくなります。

これも光電話と同じ理由で、光回線でインターネットに接続するには『回線終端装置(ONU)』という機器が必要になります。

光電話を利用している場合、この回線終端装置の機能が光電話ルータに内蔵されていることが多いですが(別々になっていることもある)、停電に伴ってこちらも電源が入らなくなります。

その為、停電が起きると自宅の電話もネットもつながらないという状態になります。

停電時でも光回線で電話やネットを使えるようにするには、モバイルバッテリーを利用するか自家発電をするしかない

停電が起きた場合でも光電話やインターネットを利用できるようにするには、光電話ルーターや回線終端装置に『電気を供給』する以外に方法はありません。

停電時にこれらの機器に電気を供給する一番簡単な方法としては、モバイルバッテリーを利用すること。


画像元:NTT東日本 Web116.jp

上記はNTT東日本が公式に販売しているモバイルバッテリーですが、停電時にこのバッテリーと光電話ルータ・回線終端装置をつなぐことで、数時間程度は光電話ルーターや回線終端装置を稼働させることが出来ます。

価格は時期により異なりますが1万円以内で購入可能。

停電対策として、モバイルバッテリーを利用するメリットとしては、比較的安い価格で停電対策が出来るという点がありますが、数時間程度(機器による)しか電気を供給できないというデメリットもあります。

モバイルバッテリーを利用する方法以外で対策を取るのであれば、自宅で自家発電を出来る環境にしておくことです。

自家発電の場合は、光電話ルータや回線終端装置への電源供給だけではなく、いろいろな機器に電気を供給できることに加えて、モバイルバッテリーよりも長い時間電気を供給できるというメリットがありますが、その分大きな導入コストがかかるというデメリットもあります。

自家発電の場合、準備する発電機による異なりますが大体7・8時間以上は電気の供給が可能。もっと長時間できる機器もあります。価格は少し高いですが5万円以上が相場です。

停電対策としてモバイルバッテリーと自家発電のどちらを準備すべきか迷った際は下記の選び方で準備するのが一番シンプルかなと思います。

  1. 数時間程度の停電に備えたい→コストが安いモバイルバッテリー(1万円以内で購入可能)
  2. 長い時間の停電に備えたい→コストは高いが(5万~)自家発電できるよう発電機を準備しておく
マンションやアパートに住んでいる方は要注意!
マンションやアパートで光回線を利用している場合、モバイルバッテリーや自家発電を行っても光電話やネットがつながらない可能性もあります。

というのも、集合住宅の場合には各部屋(ご自宅内)に設置してある機器以外に、集合住宅の共有部分に設置してある『集合装置』という光回線を建物全体で使う為の機器があるからです。

この機器に電源が入らなければ、いくら各部屋(ご自宅)の中にある機器に電気を供給しても光回線で電話もネットも利用はできません。

停電時にこの集合装置に電気を供給できるようにする対策は個人では不可能な為、管理会社や大家さんにお願いするしか方法はありません。

アナログの電話回線であれば停電時でも電話は利用できるが、ADSLを使っている場合はネットはつながらなくなる

盲目的に「光電話は停電時に使えなくなるから、アナログの電話回線にしてネットもADSLを利用したほうが安心」と考える方が時々いらっしゃいますが、そう安易に考えるのは要注意です。

というのも、ネットをADSL×電話をアナログという組み合わせにしている場合には、停電時に固定電話はつながるものの、インターネットは光回線と同様につながらなくなります。

ADSLも光と同様、インターネットの通信をするにはモデムという機器が必要で、停電になるとこのモデムに電源が供給されなくなる為です。

その為、アナログの電話回線×ADSLを利用していても停電対策の為に万全を期すのであれば、コンセントがさせるタイプのモバイルバッテリー等を1つ準備しておくことをお勧めします。

自宅でADSLによるネットは利用せずにアナログの電話回線だけを利用するということであれば、モバイルバッテリー等は特に必要なく電話の発着信は可能です。

『ネットは光回線を利用×電話だけ停電時の為にアナログ回線にする』ということも出来るが、その場合は長期的にどれぐらいのコストがかかるかをチェックしたほうがいい

光電話が停電時に使えなくなることから、『ネットは光回線で利用するけど電話は光電話にせずアナログ回線にしておく』という方も中にはいらっしゃいます。

ただ、この方法は少し長期的な観点から発生してくるコストを考えた上でどうすべきか判断することをお勧めします。

というのも、アナログの固定電話は平均すると月1,700円の基本料金がかかりますが、光電話であれば月500円の基本料金で済みます(一部の光回線を除いてほとんどのサービスで月500円です)。

その差は1月あたり1,200円、年間で14,400円もの差になります。

参考までに、下記にドコモ光でドコモ光電話を利用した場合の料金例と、ドコモ光で電話だけアナログ回線にした場合の料金例を記載します。

月額料金の例:ドコモ光でネット×電話を利用した場合

  • ドコモ光(戸建てタイプ)でネットも電話(光電話)も使った場合
  • ~ネット5,200円+ドコモ光電話500円=計5,700円

  • ネットはドコモ光(戸建てタイプ)にして電話はアナログ回線で利用した場合
  • ~ネット5,200円+アナログ固定電話1,700円=計6,900円

⇒光電話にするよりも料金が月1,200円、1年間で約1万4千円も余分にかかる。

上記の通り、光電話にしておけば浮いていたはずの電話料金を年間で約1万4千円も多く支払うことになります。

1年・2年という短い期間ではなくより長期的なスパンで停電対策のコストを考えた場合、電話も光電話にしてこの余分な額(年間で約1万4千円)を発生させなければ、少し価格が高い発電機(電気を供給できる時間がかなり長いタイプ)を購入することも十分に出来るはずです。

発電機を準備しておけば、停電時に光電話だけではなくネットも利用することが出来ますし、スマホや他の電化製品も利用することが出来ます。

「いくらコストをかけても停電時に必ず電話はつながるようにしておきたい(電話をアナログ回線で導入)」という方もいれば「停電時に電話がつながるようにはしておきたいがコストも重視したいしネットや他の電気機器も使えるようにしたい(光電話にして発電機等を導入)」という方もいらっしゃると思います。

人により判断が別れるところではありますが、『停電時に光電話は使えなくなるから、電話だけアナログの電話にしておく』と安易に決めつけるのはあまりお勧めできません。

停電時に『ネットも必ずつながるようにしたい』という方は、光回線でもADSLでもモバイルバッテリーや自家発電は必須

大規模な停電が起きた時に、外部と連絡を取る通信手段として固定電話がつながったほうがいいのはもちろんですが、現在はネットで情報を得られるかどうかというのも非常に重要になってきています。

少し前のところでも説明しましたが、停電時でも自宅のインターネットを利用できるようにする為には、光回線であれば回線終端装置(ONU)・ADSLであればモデムへの電気の供給が必須です。

その為、停電時に『自宅の電話だけではなくネットも利用できるようにしたい』という方は、インターネットで光回線を利用していようがADSLを利用していようが、モバイルバッテリーを準備するか発電機などを準備しておくことをお勧めします。

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